0泊2日岡山遠征弾丸ツアー【その３】ファジアーノ岡山との試合をカンコースタジアムで観戦

2011/06/29 - 2011/06/30

3月12日に開催予定だったJリーグが東日本大震災の影響で延期になり6月に開催。ちょうど株主総会などが重なる時期の月末の水曜日に開催ということで連続で休暇は取れないので時刻表とにらめっこして弾丸ツアーを敢行することとなりました。せっかくなので試合前に四国に入り、中止になったときに行こうと思っていた直島にも行くことにしました。

エリア 岡山市(岡山)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス 船 JALグループ JR特急 JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

フェリーは直島を出航して対岸の宇野港を目指します。
天気も良かったので展望デッキで眺めながらの船旅です。

瀬戸内海の島々が点在しているので船で移動している間も景色を楽しむことができました。

先ほどまで見てきたベネッセや本村、宮浦などの景色が直島の表の顔だとすると、ちょうど島の半分を占める三菱マテリアル(株)直島製作所はもう一つの顔です。船からもその姿を見ることができました。

早くも岡山側の陸地が見えてきました。

ちょうど宇野港に着く直前で直島に向かう船とすれ違いました。意外と便数が多いようです。

宇野港へ到着しました。かつては宇高航路という本州と四国を結ぶ連絡船の拠点でしたが、今はこんな感じの殺風景な港になっていました。ここからすぐ目の前にあるJRの駅に向かいます。

ＪＲの宇野駅に到着しました。昔はここから連絡線に線路が延びていたらしいですが、今はちょっと南欧風の駅舎があるだけでした。

宇野駅 駅

宇野駅からはＪＲ宇野線に乗りました。ちょうど下校時間に重なったのか学生がたくさん乗っていました。

茶屋町に到着しました。ここで四国から来る瀬戸大橋線と合流します。

茶屋町駅 駅

ＪＲ西日本エリアでうらやましいのはこの鷹の爪団のマナーポスター。

続いては岡山まで四国からやってきたマリンライナーで向かいます。茶屋町から今日の対戦相手のファジアーノ岡山のサポーターを発見しました。

※写真は反対方面に向かう電車の写真です。

岡山駅に到着。駅を降りると駅前のビルにファジアーノの装飾が。こういうのがアウェイ感を感じますね。ちょうど19:30試合開始だったので仕事帰りのビジネスマンなどもファジアーノを試合見に行く人でけっこうな人でした。

岡山駅 駅

スタジアムに向かう道すがらにあったのがファジアーノのショップ。スタジアムに向かう途中にグッズが買えるのはいいですね。

駅から20分くらい歩いたでしょうか。到着したのが試合会場のカンコースタジアムです。ちなみにネーミングライツでカンコーとついていますが、このカンコーはカンコー学生服のカンコーだそうです。

スタジアムのＦＣ東京側つまりアウェイ側の入口にあった看板。Ｊ２のスタジアムでは頻繁にこのようにアウェイサポーターを迎えようという気持ちを感じることができました。ありがたいことです。

試合前のお楽しみと言えばスタジアムグルメ。ファジアーノ岡山は「日本一のスタグル」を目指すということで、ファジフーズと題してたくさんの屋台を出していました。早速いろいろ物色しました。

目移りしてしまうのですが悩んだ末、このお店で買うことにしました。

お目当ては穴子とタコのファジ丼。穴子と串に刺さったタコ、そしてかぼちゃの天丼です。まさかスタジアムで天丼が食べられるとは思いませんでした。普通に街などで出てもおかしくないレベルです。穴子も容器からはみ出るくらいでした。

もう一つ、気になったのがこれ。この日からスタートしたファジバー。なんとスタジアムのフードコートにカクテルのバーが登場。これはＪのアウェイにいろいろ行きましたがはじめてみました。
しっかりスクリュードライバーやジントニックなど定番カクテルがある本格的なものでした。ファジアーノ岡山の本気を感じました。

この日は平日のナイターにもかかわらず８０００人以上が入りました。Ｊ２でこれだけ入るのはすごいです。

試合は2-0で勝利をおさめることができました。
岡山まで来た甲斐がありました。

試合が終わって徒歩で岡山駅へ。この日、泊まる人もいたようですが、月末の週中と言うことで会社もなかなか休めない、ということで、その日帰りをするサポーターが多くいました。私もその一人でした。試合が終わったのが21:30なので飛行機は当然のこと、新幹線の東京行きの最終も出た後なので、選択肢は２つでした。

岡山駅 駅

高速バス組もいましたが私も含めかなりの数の人が選んだのがこちら。寝台列車で帰京するというルート。ちょうど、試合終了後の1時間後になる22:30すぎに出発するサンライズがあるのです。時間的には駅でお土産なども買う時間もありぴったりでした。

ちょうどこのサンライズは岡山駅で山陰方面から来たサンライズ出雲と四国から来たサンライズ瀬戸とが連結するのです。混んでいるかなと思ったら意外と３日前でも普通にシングルが取れました。

自分はサンライズ出雲の車両での乗車となりました。

車内に入ります。車内は列車の中とは思えない木目調の内装、昔の寝台車とはずいぶんイメージが変わりました。

今宵の寝床、シングルの客室です。

別の角度から。男性だとちょうど何とかかろうじて寝返りができるくらいの幅がある部屋でした。

お酒の力も借りて爆睡、目が覚めたときには夜明け、既に品川を過ぎて東京駅に向かう途中でした。既に朝のラッシュが始まっているようで、それを横目に東京駅に向かいました。

定刻通りに東京駅に到着しました。
この後、家に帰ってシャワーを浴びて着替えて会社に何事もなかったように出社したのでした。しかしさすがに０泊２日の弾丸ツアーは疲れました。