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 鎌倉市佐助2にある佐助トンネル西側は鍛冶谷であり、民家の裏山の崖には大きなやぐらが残る。佐助トンネルは鍛冶谷と無量寺谷を結び、鍛冶谷の一つ北にある谷戸が法性寺谷と呼ばれている。また、佐助谷西側にある新佐助トンネルの東側の谷戸が松ガ谷と呼ばれている。<br /> 道路から見えるやぐらの中には屋根を掛け、自転車置場になっている大きなやぐらもある。このあたりの地層は傾いているために、天井の一方はこの地層に沿って斜めに掘り、天井のもう一方も対称になるように掘ってある。したがって、やぐらの入口のかたちが5角形の家型になっている。こうした天井を持つやぐらは珍しい。地層に沿って岩を剥がした天井面に対し、地層を斜めに削った天井面は剥がれ易く、落石が多いために、やぐらの中に屋根が掛かっているのだろう。<br />(表紙写真は佐助トンネル西側(鍛冶谷)のやぐら)

鎌倉・佐助トンネル西側(鍛冶谷)のやぐら

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2010/05/08 - 2010/05/08

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ドクターキムル

ドクターキムルさん

 鎌倉市佐助2にある佐助トンネル西側は鍛冶谷であり、民家の裏山の崖には大きなやぐらが残る。佐助トンネルは鍛冶谷と無量寺谷を結び、鍛冶谷の一つ北にある谷戸が法性寺谷と呼ばれている。また、佐助谷西側にある新佐助トンネルの東側の谷戸が松ガ谷と呼ばれている。
 道路から見えるやぐらの中には屋根を掛け、自転車置場になっている大きなやぐらもある。このあたりの地層は傾いているために、天井の一方はこの地層に沿って斜めに掘り、天井のもう一方も対称になるように掘ってある。したがって、やぐらの入口のかたちが5角形の家型になっている。こうした天井を持つやぐらは珍しい。地層に沿って岩を剥がした天井面に対し、地層を斜めに削った天井面は剥がれ易く、落石が多いために、やぐらの中に屋根が掛かっているのだろう。
(表紙写真は佐助トンネル西側(鍛冶谷)のやぐら)

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  • 佐助トンネル西側(鍛冶谷)のやぐら。

    佐助トンネル西側(鍛冶谷)のやぐら。

  • 佐助トンネル西側(鍛冶谷)のやぐら。自転車置場になっている。

    佐助トンネル西側(鍛冶谷)のやぐら。自転車置場になっている。

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