いわき・ひたちなかの旅　前編

2011/10/09 - 2011/10/09

鉄道の日記念切符を利用しての、いわき湯本のスパハワイアンリゾート、ひたちなか市のひたち海浜公園を巡る旅

エリア いわき湯本温泉(福島)

１０月９日（日）
　京浜東北線、常磐線を乗り継ぎ、10:37に常磐線湯本駅到着。わずか3分の連絡で、スパハワイアンズ行きのシャトルバスに乗り込む。

殆どの人は特急列車・スーパーひたちで来ているのだと思う、鈍行列車からシャトルバスに乗り込んだのが私一人だったから。

　山の方へ10分ほどバスが行くと到着。建物自体は被災していて、半年間営業停止。今月から営業再開、それまでの間ダンサーの女性たちは全国巡業や、避難所回りをしていたらしい。「フラガール全国きずなキャラバン」という名のもとに。

　屋内では半年間のキャラバンの様子がパネルで展示され、またその時の寄せ書きも張り出されていた。

　時間になるとフラガール達の公演になったり、あるいは子供たちと一緒にフラダンスを踊るダンス教室になったり、している。その間は、温泉プールなり、温泉につかることができる。

　プールは屋内、屋外ともにあり、温泉を利用している。プールエリアは基本的に水着着用である。また、温泉エリアは普通の温泉であり、こちらは水着着用不可である。

　フラガール自身も、自宅が津波で流されたり、あるいは原発による警戒区域に入ってしまったため自宅ごと避難せざるを得なかった人たちも沢山いるという。

それでも全国ツアーや、避難所の巡業で、笑顔いっぱいで元気づけたり、あるいはショーを見に来てくれたお客さんに笑顔を見せたりと、ものすごいプロ意識だと思うし、偉いと思った。

　結局プールや温泉に入ったり、時間になったらショーを見たりで、夜九時近くまでいた。

ハワイアンズのホテルで宿が取れなかったので、湯本駅に戻り、いわき駅まで出て、駅前のビジネスホテルに宿泊。湯本駅のプラットフォームは、地震のものと思われる亀裂が未だに残っていて、修復工事中だった。電車は動いていたが。いわき駅も、駅周辺に建物ごと傾いているような所もあり、一部まだ亀裂も残っていて、改めて震災のすごさを感じた。それでも少しずつ、平静は取り戻しているようである。