熊本遠征で天草と南九州周遊の旅【その１】天草へ

2011/06/11 - 2011/06/12

ロアッソ熊本との対戦で熊本へ遠征しました。ちょうど梅雨時で遠征の時は梅雨前線の影響で熊本市内には避難勧告が出るくらいの大雨、観光プランなども変更を余儀なくされましたが試合に勝ったので良しとします。そしてせっかくなので一度入ってみたかった天草へ行ってみることにしました。帰りはケータイ国盗りも兼ねて南九州をぐるっと宮崎まで。そんな２泊３日の遠征でした。

エリア 天草諸島(熊本)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス 観光バス 船 JALグループ JR特急 JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝、出かける前に準備をしていたら携帯にメールが入りました。なんとこの日から熊本に行くのですが天候調査、実は過去かなりの数に飛行機に搭乗していますが天候調査になったのは２回目です。

行きはJALの熊本行き、8:05の便でスタートです。

最近のJALではB737が多かったのですがひさびさにMD90でのフライトとなりました（写真は熊本空港到着後に撮影）

座席はクラスＪの真後ろのエコノミー席。以前、クラスＪで隣に変な人が乗ってきたことがあってから、どうもクラスＪに乗る機会が意図的に減らしている感じです。

朝ご飯は空港で買った空弁ならぬ空パンです。バンズパンに挟まったサンドイッチが２つ入っていました。朝ご飯にはちょうどいい量です。

熊本空港に到着しました。なんでも熊本空港は開業40周年なんだそうです。試合会場はここから近いKK WINGなのですが、試合は翌日なので一旦、そこを離れます。

空港からシャトルバスで熊本駅へ。ここに来るのは１年半ぶりくらいですが立派な駅舎に変わっていました。

熊本駅 駅

せっかくなのでお昼ご飯を食べることにします。熊本と言えば熊本ラーメン、駅から徒歩１０分くらいの所にある黒亭に行きました。

熊本ラーメン 黒亭 本店 グルメ・レストラン

豚骨の香りがプンプンする熊本ラーメン。やっぱり豚骨の豚臭いのはあんまり得意ではありませんでした。ここでは生卵を落として食べるのがおすすめと言うことで生卵を落としてみました。

お腹も一杯になったところで移動です。熊本駅からJR三角線に乗って終点を目指しましたが、折しもかなりの激しい雨で列車が遅延。単線の三角線は対向列車とのすれ違いで網田という駅で１時間近く足止めになってしまいました。

網田駅 駅

終点の三角駅には予定より１時間遅れで到着しました。
三角駅と言えば駅の名前にちなんでなのか、三角屋根の建物が有名です。歩道橋のような展望台も建物の一部かと思ったのですが、実は別なんですね。

三角駅 駅

三角西港というところがあって、そこを世界遺産にしよう、という運動があるようです。帰りに時間があれば寄ってみることにします。

実はＪＲ九州の企画切符、天草・熊本2枚きっぷ、をつかったのですが、ＪＲの遅延で船に乗れませんでした。そのため、救済措置としてこのような高速バスに振替乗車できるキップをもらえました。

駅から少し歩いたバス停から高速バスに乗って天草の本渡を目指します。意外とお客さんも乗車していました。

天草はイルカが有名と言うこともあり、バスのシートにはイルカの絵が描かれていました。

途中雨がひどくて窓の外の景色をなかなか見ることができなかったのですが、天草の島々を結ぶ橋を渡っていきます。

水滴が邪魔ですが天草の本渡瀬戸を渡る天草瀬戸大橋を通過すれば本渡に到着です。ちなみに写真の橋は人が渡るための橋です。

本渡バスターミナルに到着です。ここで本日の目的地である下田温泉行きのバスまで１時間弱あったのでちょっと周りをぶらぶらすることにしました。

バスターミナルにとまっていたバス。意外と派手なデザインです。

バスターミナルからちょっと街中へ出てみました。意外にと言ったら失礼ですが街中が開けていて驚きました。交通量も多かったのもちょっとびっくりです。

九州のコンビニと言えばエブリワンですね。関東などにはありません。

ドライブスルーのあるマクドナルド。おもしろい建物だったので取ってみました。

町の中を流れる川。さすがに朝から雨が降っているせいか茶色く濁っていました。

なんだかレトロな看板を集めた居酒屋がありました。

そうこうしているうちに乗るべきバスがやってきました。途中、ジャスコの前を通ったりして目的地へ。それにしてもここのジャスコ、マクドナルドとケンタッキーが同じフードコートにあってちょっとびっくりしました。ライバルじゃないのかな。あと、若者がすごくたくさんいました。このあたりのプレイスポットなのでしょうか。

バスに揺られて約１時間、目的の下田温泉に到着しました。白い鳥が休んでいるところから温泉がわき出たという伝説のある温泉です。

下田温泉 温泉

下田温泉はこのような足のオブジェや絵が描かれているのを多く見ます。

下田温泉 温泉

それは与謝野鉄幹、北原白秋などがこの地を訪れた俗に言う「五足のくつ」に由来しているからだそうです。

天草と言えばキリシタン。ということで外壁がこのようなキリスト教風の装飾をしているのがありました。

さすがに19時近くだったので入っている人はいませんでしたが、足湯もありました。かなり広くて立派な造りでした。

少し迷ってしまいましたが今宵の宿に到着。大正ロマンを感じさせる建物、内装の宿、群芳閣 ガラシャ　というところです。

天草下田温泉　群芳閣　ガラシャ 宿・ホテル

チェックインすると早速、夜ご飯です。天草は車エビの日本一の産地だそうで、夕食にもエビフライが出てきました。その他、お魚があったり、なかなかのボリュームでした。

陶板の中にもエビが。バターで野菜などと一緒に焼く単純な料理でしたがこちらもおいしくいただきました。

館内はこのように大正ロマンを感じさせるたたずまい。お風呂温泉でもステンドガラスがはめられていたりこちらも同じような雰囲気でした。
部屋は昔ながらの造りでトイレは和式だったりしましたが、レトロな感じで懐かしかったです。