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ロシアへの個人旅行 モスクワ−黄金の環−キジ島−サンクトペテルブルク

旅行時期 2011/09/06 - 2011/09/13 (2011/09/18投稿

 2011年の9月上旬、2人連れで7日間のロシア旅行を楽しんできました。ビザ、ロシア国内の交通、宿を全て自分で予約する個人旅行形式です。旅行計画にあたっては、こちらのサイトに本当にお世話になりました。ご恩返しになるかどうかは分かりませんが、旅行記を投稿いたします。<br /> なお、これは2011年秋の時点の情報であり、私たちの滞在中も、制度の変更や改修などしょっちゅうありましたので、参考としてご覧頂き、実際の旅行時には、最新情報をチェックしてお出かけになってくださいね。<br /><br />1日目 (このページ)東京(成田)−モスクワ<br />2日目 モスクワ(M)−ウラジミール(V)−スズダリ−V-M<br />3日目 モスクワ−ペトロザヴォーツク(車中泊)<br />4日目 ペトロザヴォーツク(PZ)−キジ島−PZ(車中泊)<br />5日目 ペトロザヴォーツク−サンクトペテルブルク<br />6日目 サンクトペテルブルク−モスクワ乗り継ぎで帰国へ(機中泊)<br />7日目 東京(成田)着<br /><br />本日の続きは、こちらをご覧下さい<br /><br />モスクワ−ウラジミールへの特急サプサン号編<br />(http://4travel.jp/traveler/silverspoons/album/10604667/)<br />ウラジミール〜スズダリ編<br />(https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/10605205/)<br />ウラジミール編<br />(http://4travel.jp/traveler/silverspoons/album/10605687/)<br />ペトロザヴォーツク〜キジ島編<br />(http://4travel.jp/traveler/silverspoons/album/10606123/)

 2011年の9月上旬、2人連れで7日間のロシア旅行を楽しんできました。ビザ、ロシア国内の交通、宿を全て自分で予約する個人旅行形式です。旅行計画にあたっては、こちらのサイトに本当にお世話になりました。ご恩返しになるかどうかは分かりませんが、旅行記を投稿いたします。
 なお、これは2011年秋の時点の情報であり、私たちの滞在中も、制度の変更や改修などしょっちゅうありましたので、参考としてご覧頂き、実際の旅行時には、最新情報をチェックしてお出かけになってくださいね。

1日目 (このページ)東京(成田)−モスクワ
2日目 モスクワ(M)−ウラジミール(V)−スズダリ−V-M
3日目 モスクワ−ペトロザヴォーツク(車中泊)
4日目 ペトロザヴォーツク(PZ)−キジ島−PZ(車中泊)
5日目 ペトロザヴォーツク−サンクトペテルブルク
6日目 サンクトペテルブルク−モスクワ乗り継ぎで帰国へ(機中泊)
7日目 東京(成田)着

本日の続きは、こちらをご覧下さい

モスクワ−ウラジミールへの特急サプサン号編
(http://4travel.jp/traveler/silverspoons/album/10604667/)
ウラジミール〜スズダリ編
(https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/10605205/)
ウラジミール編
(http://4travel.jp/traveler/silverspoons/album/10605687/)
ペトロザヴォーツク〜キジ島編
(http://4travel.jp/traveler/silverspoons/album/10606123/)

写真 31枚

テーマ:
特になし・その他
交通手段 : 
エリア:
ロシア > モスクワ
エリアの満足度:
5.0
  • 500_23205794

    【はじめに】
    節電で恐ろしく暑かった2011年の夏、旅行の計画を立てるにあたって考えたことは、とにかく涼しいところに行きたい…ということでした(爆)

    ロシアに関する芳しくない噂はあれこれ聞いていました。
    いわく、
    ・何もかもが非効率的で待たされる
    ・人が不親切
    ・町はスリだらけ
    ・警官や公務員が悪徳
    ・夜遅くに出歩けない。店もやっていない
    ・人種差別的な人たちに狙われる…etc.etc…

    それらのマイナス要素も、「涼しい旅行先」の魅力を覆すことは出来ませんでした(笑)。これまでにも社会主義国・元社会主義国には旅行したことがあるので、まぁ不便には慣れてるからいいや、と腹を括って実際行ってみると、これらの噂の多くは改善されているか、私たちの運が良かったかで、一つも該当しなかったばかりか、いままで旅行した中でも珍しく、一度も不愉快な思いをしませんでした。

    それには、このサイトを通してそれなりに準備していったということも大きいと思います。改めて先輩トラベラーの皆さんに感謝です!残念ながら写真をあまり撮れなかったので、ビジュアルがしょぼい旅行記で申し訳ないのですが、記録として、何かのお役に立てばと思います。

    ロシアでの訪問先は最初に「まっぷる」(昭文社)を参考にしました。それぞれの場所での所要時間は「ララチッタ」(JTBパブリッシング)を見ました。都市間の移動は「地球の歩き方」の最新版を見たのですが、情報が古く、実際にはあまり当てになりませんでした…。

  • 500_23206304

    【旅行の準備−ビザ】
    ロシアを旅行するには、現在のところ、短期でもビザが必要です。ビザ申請には政府に登録した旅行会社の発行する「インビテーション(招聘状)」と「バウチャー(途中の移動やエクスカーションの予約書)」の2種類の書類を揃えなければなりません。

    そのため、最初はフリーツアーを申し込むつもりでした。ところが、旅程の一部を変更しようとすると、(当然ですが)ツアー価格ではなくなってしまいますし、できればB&Bに宿泊したかったのですが、そういう選択肢はほとんどありませんでした。

    残念に思いつつ、泊まりたいB&BのHPを見たら、ビザ申請のお手伝いサービス、という項目が目に止まりました。これは、自分でビザが取れるかも…?と、キーワードを英語にしてあれこれ検索してみると、ビザ申請書類を代行してくれる旅行社もあることが分かりました。

    そういうところには、実際予約していないにもかかわらず、適当に申請書類を作ってくれる会社もあるみたいなのですが、私たちは日程も限られているし、万が一のトラブルは避けたかったので、先に宿を予約し、行き先の都市名を決めた上で、それらを記入した書類をロシアの旅行社に50ドルくらいで作ってもらいました。

    PDFで送られてきた2枚の書類(名前や行き先、ホテル名などがロシア語の簡単な箇条書きになっている以外、ほとんど何も書いてないので不安でした…)に日本のロシア大使館のHPからダウンロードした書類を添えて申し込むと、2週間後にあっさりビザが下りてきました。

    有効期間何日、というようなザックリしたものではなく、旅程が○月○日〜○月○日なら、その通りの日付がビザに書いてあります。

    こんな有名無実のビザなら(申請は無料なのですが、ロシア側には経費がかかってることでしょう)廃止しても良いのでは?とすら思いましたが、あちらにはあちらの理由があるんでしょうね…。

    ただ、ビザを現地で延長するのは難しいと聞いていたので、飛行機のトラブルに備え、帰国日を実際よりも1日遅く申請しました。入国審査のときに航空券を見せろとか、出国のときに日にちが違うともめないか心配していましたが、特に何も言われませんでした。

    【旅の準備〜交通】
    行きのフライトは東京−モスクワ、帰りはサンクトペテルブルク−モスクワ−東京にしておき、中は基本的に列車で移動しました。列車の予約はロシア鉄道のHPから行いました。サイト内には英語表記もあるのですが、肝心の列
    車の予約ページはロシア語表記しかありません。

    予約ページでは、行きたい場所の地名と日にちを入力すると、選択できる列車が表示されます。車輌も選べますし、残りの座席数も表示されます。寝台の場合は上段か下段かも選べます(下段の方が出入りには便利ですが、他の乗客が起きている間は座席代わりに使われてしまうので寝づらいかも)

    英語でロシアの列車予約を代行しているHPを探すと、ロシア鉄道と内容がまったく同じなので、それを参考にしました。

    ロシア語予約ページで一番のハードルは乗客名(自分の姓名)をキリル文字で入力することです(これも、検索すればネットでやり方が見つかります)。ロシア語が出来なくても、キリル文字が解読できると旅行が格段にやりやすくなるので、それだけは特訓しておくようにオススメします。

  • 500_23207058

    【旅行の準備−宿】
    宿はネットでB&B限定で探しました。予約だけ入れ、宿代は当日現金で支払いました。モスクワの中心地近くにあるアパートメントの部屋を貸し出すタイプのもので、台所とバスルームは共有です。

    モスクワ市内はほとんど地下鉄で用が足りるので、予定が決まっているなら、そこに近い場所の宿が便利だと思いますが、そうでない場合は、地下鉄駅になるべく近い宿がいいと思います。

    サンクトでは、おうちの人がロシア式の朝食を作ってくれるというB&Bにぜひ泊まりたかったのですが、2泊以上でないと予約できなかったので今回は見送りました。

    ロシアでは、一時滞在の外国人でも外国人滞在証明(レジストレーション・写真参照)というものが必要です。今は滞在が7日以下の場合、不要になったとのことですが、それでも念のため、泊まったB&Bに手数料を払って登録をお願いしました。

    民宿の場合、係の人がパスポートを持って郵便局で手続きするらしいのですが、宿のすぐ近くに郵便局があったためか、10分くらいでパスポートを返してもらえました。

  • 500_23207437

    【旅行の準備−持ち物・服装・お金】
    持ち物はデイパックに詰め、往復とも手荷物にしました。最高気温16度−最低気温7度、東京の11月程度とのことでしたが、海辺を歩いたり、深夜の列車に乗ることがあれば、初冬くらいの体感温度になります。女性なら以下の組み合わせがベストかと思います

    ・きれいめの半袖(1枚でも着られるもの)+寝間着兼の半袖(ヒートテックとかうっかり着ていくと途中で脱げず、茹で蛸になるので注意)
    ・その上に羽織れる薄手のカーディガン
    ・きれいめの長いスカート(モスクワはパンツルックが主流だったのでそれでも良いかも)
    ・足首までのレギンス
    ・レインコートになる薄いコート(ゴアテックスがオススメ)
    ・小さくたためるブルゾン丈のダウン
    ・きれいな色か模様のショール(いずれも現地調達可)

    実は、出発当日ちょっと寒かったので7分袖を着ていったのですが、モスクワは屋内に暖房が入っていて地下鉄も暑い!結局、モスクワのユニクロで速乾性の半袖を買い足す羽目に…。重ね着できる服が基本ですね。

    また、道行く女性はスタイルも良くとてもオシャレで、ヨレヨレの服・靴はすごく恥ずかしかったです。列車でも皆きれいにしていますし、街で汚い格好をする必要は全くありませんので(却って目立つ)、外食したり劇場に入るつもりならなおさら、きちんとして行った方がいいと思います。

    持ち物は
    ・パスポート、航空券、各種予約、ビザ申請時の書類のコピー
    ・海外旅行傷害保険(楽天カードの保険にバラがけでプラスしました。ただ、楽天カードの保険の使用開始には、同カードで航空券かツアーを買うか、出発時に日本での移動の料金を同カードで払う、という条件があり、現地の交通機関をカードで払ったらOKなのかと思っていた私は、成田まで載る気のなかった特急に乗る羽目になり、ホント余計な出費でした)
    ・軽い折りたたみ傘(秋は雨が多いらしく必需品)
    ・歯ブラシ、携帯用スリッパ(寝台車なら、あるので不要)
    ・濡れティッシュ(市内でも買える)
    ・携帯と充電器
    ・ペンとメモ紙
    ・ロシア語の会話帳(すごく役に立ちました)
    ・荷物が増えたときのために手荷物最大サイズの折りたたみバッグ

    24時間営業の店も多く、日用品を買うのは全く困りません。

    街中ではルーブルしか使えませんが、至るところにATMがあるので、シティバンクに円口座を作っていって銀行ATMで引き出すか、カードでキャッシングすれば両替さえ必要なし(いずれもカード会社に手数料は取られますが)。今回出かけたモスクワ、ウラジミール、スズダリ、ペトロザヴォーツク、サンクトペテルブルクにはATMがありました(さすがにキジ島では見なかった)。

    クレジットカードは日本と同じくらいの利用可能度です。

    物価はほぼ東京並みでした…。念のために小額紙幣のドルを持っていくと、帰国時の空港などで少しだけ使いたいとき、役に立ちます。

  • 500_23208973

    ということで、やってきましたモスクワ、シェレメーチエヴォ国際空港。

    座席が早く乗った者順とか(いつの話…?)、スッチーが絶対笑わないとか、着陸すると拍手が出るとか、ほとんどコワイものみたさで乗ったアエロフロートでしたが、機体は各座席にスクリーンとUSBジャックの付いたエアバス330。

    最近、機体前方のカメラで、離着陸の様子を撮って機内で流すサービスがありますが、アエロフロートは離陸前から離陸後しばらくと、高度を下げてから着陸の瞬間までとぎれることなく映像がありました。

    客室乗務員の皆様は日本語が堪能で「お紅茶になさいますか」だって。

    これは幸先良いかもね!と思いつつ、「パイレーツ・オブ・カリビアン」なぞ見ながらくつろいでいると、予定より40分も早く空港に到着です。

    ちなみに機内誌には、最近話題のレストランなど観光に役立つ情報が載っているので、こちらもお見逃しなく。

  • 500_23209180

    愛想のよい入国管理官がたったか手続きを済ませてくれ、あっという間に空港の外へ。この時点で夕方5時20分。市内までの電車に乗るためエレベーターで3階に進み、通路をどんどん歩いていくと、途中に検問所??のようなものがありました。

    駅ビルの中にもセキュリティチェックのゲートがあるのね…?と驚いていると、ゲートの脇に座っている女性の係官が「アエロエクスプレス?」と聞いてきます。「ダー」と答えると、ゲートの隣の入り口から進むように手招きします。じゃ、一体何のためにゲートがあるの??とさらに戸惑う私に追い打ちを掛けるようにいきなり英語で「Welcome to Moscow」とにっこりされてさらに謎は深まるばかり。

    取りあえず、30分に1本は電車があるみたいなので、5時半発の電車は見送って、駅ビルの商店をまず探検してみることにしました。

  • 500_23214794

    アエロエクスプレスの改札前はずらりとショップやカフェが並ぶモールになっていました。改札すぐそばのスタバには、こんな看板が…。

    他にも土産物屋がいくつかあり、キリル文字の書かれた付箋なんかが売っていました。初日に買い物なんて…と思って買いませんでしたが、文房具屋では見つからなかったので、あのとき買っとけば良かった!

    このモール内に売店を出していたアイス屋さん、とっても美味しかったのですが、100ルーブル札(日本円で約300円)出したらお釣りがなく、お店のおばさんは、後ろに並んでる人にあんた小銭ある?小銭ある?と(想像)聞いて回ったあげく呆然とする後ろのお客さんを待たせたまま、よその店まで両替しに行ってくれました。

    その間、後ろに並んでた人にコメツキバッタのように謝ると、向こうは苦笑いして「ニチエヴォ…」と言いました。日本に帰って調べてみたら、Never Mind、という意味でした。

  • 500_23239041

    さて、そろそろAeroexpressに乗って市内に向かいましょう。

    日本にいるときにwww.aeroexpress.ruのサイトから、320ルーブルの前売り券も買ってプリントアウトして来たし楽勝です!

    おや、改札の前に自動券売機が。別にすぐチケット買えるじゃないですか…
    (しかし、後でクレジットの請求をみたら、直接ルーブルで買うより、カード決済の方が、日本円からは有利だったようです)

    チケット上のバーコードを改札にタッチして、いざ入場。モスクワ市内Belorussky駅まで35分の列車旅です。

  • 500_23245952

    ベラルースキー駅は、地下鉄2号線、5号線(これは環状線)のベラルースカヤ駅と隣接しています。ここから、宿のある市中心のツヴェルスカヤ駅までは2駅です。

    今日の宿は管理人さんが外から通うタイプのB&Bのため、到着時刻を打ち合わせてありました。どうせ入国で相当待たされるだろうと思い、8時半頃行くと言ってしまったので、大幅に時間があります。

    駅の周りをうろついてみましたが、東京でいえば山手線圏内に相当するはずなのに、なぜか微妙に寂れていて、大○みたい…(○塚ファンの皆さん、ごめんなさい)。

    駅前にたむろしてるどこから来たのかよく分からないような人たちとか、量り売りタイプのお菓子屋さんとか、場末感漂うスーパーとか、モスクワに求めていたものが揃っていて、私的には大満足でしたが…。

    写真は、駅前からちょっと外れた通り。

  • 500_23245982

    懐かしや、これはロシア車・ラダじゃないですか?

  • 500_23239420

    写真のこの店、キリル文字を解読するに、「イル・パティオ」という名前らしい。この後も、街のあちこちでイタリアンらしき店をよく見かけました。外食といえば、イタリアンなのかしら。

  • 500_23245068

    イチオシ

    地下鉄乗車に挑戦です。帰宅ラッシュにかかったのか、どんどん人が増えてきました。

    ちなみに、出口側のドアから無理やり入れる駅もありますが、入れない(出る方向にしか開かないゲートが設置されている)駅もあり、入り口を探すのも一苦労です。

    しかし、そこはモスクワ。入り口が分からなくて困っているのは海外からのお上りさんだけじゃございません。しばらく待って、出口から入れず道を聞いている田舎の人の後ろをこっそり付けていくと、だいたい首尾良く入り口に辿り着きます。また、地下道の上にMの標識が出ていると、入り口に通じています。

    入り口のドアをくぐると、すぐ切符売り場が見えます。皆さん定期券なのか、売り場に並んでいる人はいません。

    自動販売機は見あたらず、いよいよ行きの機内で(映画鑑賞の後に)特訓した付け焼き刃のロシア語を試す機会が訪れました!

  • 500_23245098

    ああっ、しかしッ!値踏みするような窓口のおばさんの視線を前に、10回券ください、という単語が思い出せないッ!指で1と0を作ってみせる私にあじーん?と聞いてくるおばさん…そ、それは「1」ですよね?(それくらいは知っていた)

    とっさに、手にしていたロシア語のイラスト会話帳を開いて「10回券」という箇所を指さすと、重々しい表情でうなずいて、←写真のカードをくれました。はじめてのおつかい成功に、とても嬉しい私。

  • 500_23245175

    カードはSuica方式で、改札にタッチすると、残り回数が表示されます。利用した駅が割合浅い位置にあったのか、エスカレーターは(チェコに比べると)早いというほどでもありませんでした。入り口とホームの内装は豪華ですが、通路は防空壕っぽく、ゲーム『メトロ2033』の世界そのままだぁ〜、とオタクな感動に襲われました。

    いまは構内の写真撮影も自由だそうです。ですが、残念ながら駅や車内の写真を撮るのは断念しました。実は、ケータイのカメラで撮るからいいでしょ、充電器も重いし、という連れの意見で、今回はカメラを持っていかなかったのです…。

    どうせ街中でウォッカ呑んで放吟高歌しているに違いないから、シャッター音は気にならないはず、と思いこんでいたら(いつの時代の話?)、車内や街中などロシアの公共の場所はどこも思いのほか静かで、とてもとてもケータイカメラで写真を撮る雰囲気じゃございませんでした。この計算違いは痛かった…。

    さて、地下鉄の車輌は古いタイプと新しいタイプが混在しており、新しいのだと、車内の電光掲示板で今どこの駅に止まっているか表示されたりします。しかし、乗って嬉しいのは断然旧式のもの。運良く旧式の車輌にあたると、まるでタンクに乗ってるような、鋼鉄に囲まれてる感じが味わえます。サンクトに行くと、ホームドアが設置されている駅があるのですが、それもカーキ色で無骨そのもの。重工業国のイメージは健在です。

    そして、駅内の全ての表示はキリル文字オンリー。駅名は何とかなったものの、出口が2つある以上ある駅では、最寄りの道路名か建物名を調べておかなければならないと悟りました。

  • 500_23245330

    いつもだと、情報交換も兼ねて1日目はホステルや宿泊者が交流できるサロンがあるタイプの宿にするのですが、今回は2日目の「日帰りで黄金の環に行く」という無謀な計画のため、早寝早起きしなければならなかったので、セルフサービスのB&Bにしました。

    Vanilla Bed&Breakfastという宿で、繁華街のツヴェルスカヤ駅から徒歩5〜6分にもかかわらず、とても閑静な雰囲気の街角にある、アパートメントの地階部分を貸し出している所です。

    最初、日本の旅行会社から紹介された宿はVDNX(キリル文字表記だとBDHXなのですが、BはアルファベットでいうとV、HはNの字にあたるそうです。これでヴェデンハーと読む)駅にあるコスモスホテルでしたが、ちょっと街中から遠いし、一般ホテルに泊まるのは好みでないので、お断りしてしまいました。

    しかし、後から考えると、翌朝使う鉄道駅・クールスカヤにはVDNXの方が近いし、ソ連時代の建物満載の産業博覧会場や航空博物館の最寄りだし、何より、このホテルは映画『デイウォッチ』のロケ地なんですよ!!帰国して、DVDを見返してみてガックリ…。行かないでどうする!!それに今気がついたけど、VDNX駅は訳せば「博覧会」駅。ってことは、『メトロ2033』の舞台そのものですよ。惜しいことしたわ…次は絶対泊まろっと。

    もちろん、今回の宿も、居心地は良かったです。天井は高く、窓は向かいのアパートメントとの間の緑道に面していて、建て付けの悪さも含めて、モスクワのアパートメント暮らしってこんな感じなのかなーと楽しめました。

    管理人さんが常駐じゃないのが不便といえば不便でしたが、掃除や備品補充も行き届いていたし、レジストレーションやサーカスチケットの受け取りも嫌な顔ひとつしないで引き受けてくれて助かりました。

    無線LANも使い放題だったので、パソコンがある人には便利ですね(逆に、全ての連絡はメールと携帯で済ませてるらしく宿に固定電話がないので、滞在中管理人さんに連絡できなくて困りました)。

    写真は宿の共用バスに備えられていた液体ソープ。ハチミツとカモミールのすごく良い香り&洗い上がりで、できれば買って帰りたかった。ロシアの製品なのでしょうか?

  • 500_23246216

    翌朝は早起きだから、早く寝ないと…と思いつつ、少ない滞在日数だからとつい、夜の街に繰り出してしまいます。

    宿の近くの通りは、1階をお店に改装している建物が多く、子ども用品とか、インテリア小物のショップなど、オシャレ(で高そう)なものを扱っているお店が並んでいました。

    大きなテラス席を設けたシックなレストラン、高級24時間スーパー(東京で言うと、成城石井っぽい感じ)などもあり、車の行き交う表通りとはまた違う印象です。

    今回は初めてだったし、モスクワでの滞在日数が正味1日しかなかったので仕方なかったのですが、観光名所なんかに行かないで、宿の近くやオシャレな裏通りなどを散策したほうが良かったな〜と思います。

    やたら規模の大きいマクドナルドに行き当たると、その向かいは写真のツヴェルスカヤ通りとなります。

  • 500_23246342

    通り沿いの美術館では、ソ連時代のポスター展をやっていたらしい。時間がなくて見られず、本当に残念。

  • 500_23246343

    ところどころにカッコいいレリーフが残っています。

  • 500_23246345

    せっかくだから夜ご飯にしようと出てきたものの、大通りは外資系のレストランばかり。やっとのことで、管理人さんが「安くて旨いロシア料理」と勧めてくれたガイドブックにも紹介されているM○M○というお店(敢えて名は秘す)にたどりつきました。

    基本、セルフサービスで、陳列された料理を選べば良く、値段はお手頃、お店の人は外人慣れしていて、英語も少し分かってくれたし、店員さんの愛想も良かったのですが、お料理は冷え切っていて、全く口に合いませんでした。

    地元の人がたくさん来ていたのでそんなに悪くないお店なのかと思いますが、正直に感想を言えば、これを毎日食べてたら、ロシア料理が嫌いになりそう…でした。

    今にして思えば、外食の高いモスクワでは、安いお店でも東京のファミレスで高い料理を注文したくらいの金額は取られるし、せっかく本場のロシア料理が食べられるのですから、1000円、2000円を惜しむのは却ってもったいないです。

    ただ、店構えから美味しいレストランを見分けるのは難しいです。帰国便で機内誌を見たら、モスクワの美味しそうなレストランがたくさん載っていて、かなり悲しかった。

  • 500_23246848

    さて、翌日は朝6時45分のウラジミール行き列車に乗るため、早朝にモスクワを起ちましたが、そちらは旅行記の項を改めることとしましょう。列車の運行時間は実に正確で、時刻表通り、19時5分にクールスカヤ駅へ戻ってきました。

    駅は2階でショッピングセンターとつながっており、ちょうど雨が降り出してきたので入ってみました。

    中は、そうですねー、東京でいったら表参道ヒルズ…ほど気張っていなくて、駅前のアトレとか、ルミネみたいな感じですかね。モスクワじゅうのワカモノが集結してるのではないかと思うほど賑わっていました。

    若者向けの衣類やカバン、おしゃれ小物などを扱っていて、お土産を買うようなところではありませんが、ユニクロがあったので半袖を買い足しました。特別価格でなんと50ルーブル!安い、安すぎる…。でも、冬服はほぼ東京と同じお値段でした。

    フードコートも充実していて、ここで食べれば良かったなーとのちほどかなり後悔。

    続いては、赤の広場の夜景を見るため、1号線で4つめのオホートヌィ・リャート駅へ向かいました。写真は赤の広場近く。

    1号線は、途中「ルビャンカ」という駅を経由します。車内放送で駅名がコールされたとたん、何だか妙に引っかかる地名だな…(来たこともないのに…)とモヤモヤしていましたが、目的地に着く頃、思い出しました。そうです、ルビャンカとは、KGB本部ビルのある場所で、霞ヶ関といえば中央省庁というのと同じく、KGBの異名なんでした。まったく、くだらないこと覚えていたもんだ…。

  • 500_23247103

    赤の広場の周辺は、夜も賑やか(写真)。お土産もの屋さんも遅くまでやっています。駅を探してうろうろしていたら、Gym(グム;キリル文字ではyは「ウ」の発音になります)百貨店の前に出ました。

    せっかくだから入ってみましたが、私たちには縁のなさそうなブランドショップばかり。1階食料品ショップも大したことはなかったので、3階のフードコートに行ってみました。

    しかしここも、○y○yに負けず劣らずダメでした…。日中、列車やスズダリでおいしいものにありつけたので、ロシア料理に幻滅しないで済みましたが…

  • 500_23247227

    翌日は夜19時55分の寝台列車でペトロザヴォーツクに向かう予定でしたので、朝起きてから、正味11時間の攻防です。気分はすでにRPG…いや、スタンプラリー。

    いちおう初ロシア、初モスクワなので、クレムリンには行かないと…という、半ば義務感に駆られつつ、入り口を目指します。降りた駅が悪かったのか(駅のせいにするか?)、なかなか辿り着きませんでしたが、入場開始から30分くらい経っていたので、並ばないで切符を買い、すぐ入れました(詳しくは「クレムリン」のクチコミをご覧下さい)。

    レトロっぽいイラスト入りが嬉しいチケット。このままおみやげ物の包装紙にしても良さそう。お値段350ルーブル。こっちは嬉しくない…。

  • 500_23247171

    しかーし!入ってみると、なかは見所豊富で350ルーブルでは申し訳ないほどの充実度。どの建物に入っても、面白いものが見つかります。特別展をやっていましたが、それも入場料に込みでした。

    恥ずかしながら、私は実際に行ってみるまでクレムリンが何か、というのを知りませんでした(爆)。国会議事堂みたいなところかと思っていたのです。

    入ってみると確かに行政関係の建物は同じ敷地内にありますが、そちらには観光客は入れず、隣り合ったエリアの教会群を見物することになります。クレムリンとは「城壁」の意味だと聞いていましたが、なるほど、城壁に囲まれたエリアでもあるわけです。

    後で列車に乗ったときに、相席になったロシアの人が言うには、もともとロシアの街は規模が小さくて、クレムリンは街を守る要塞のようなものだった。街の人はみなクレムリンの中に住んでいたんです。2重、3重に城壁のある街もあったんですよ、とのこと。

    その説明で、私の頭の中にはマンガ『進撃の巨人』のビジュアルが…(違いますって)

    教会はどこもドアが閉まっているので、入れないのかとおもったら(普通、教会のドアとは、迷える子羊のために開け放しておくものなのですよ…)、BXOD(フホート)というサインが出ているドアは勝手に開けていいらしい。冬寒いからこういう風にしているのでしょうか。

    最初に入った木のドアの内側ではイコンの展示があり、写真でみるのとは全く違うその質感、色合いにすっかり虜になってしまいました。これに味をしめ、片端からばんばんドアを開けて入っていく私たち。気づくとすでに3時間を消費…!あわててクレムリンを後にしました。

    写真は、入り口から入ってすぐ突き当たりに見える大統領府(だったかな?)。工事中なので、よく見るとこれは工事現場の外側に描かれた「かきわり」です。おかしかったなー。

    この写真を撮っているポイントの近くに、別棟のミュージアムショップがありました(必ず通る場所なので絶対分かる・笑)。色石を使ったオシャレなアクセサリやポストカードなどを置いていました。値段は街中と同じような感じでした。

    ここに行くまでの途中にトイレがあり、ロシアの少数民族と思しきおばさんが番をしていました。私を見るとしきりに靴とトイレの床を指さします。靴の泥を落とせということかしら…???と思っていると、連れがやってきて、すぐにおばさんの言わんとすることがわかりました。連れも同じように、舗装してある小道を通らずに芝生を横切って来たからです。

    ただ、おばさん的には芝生に入るな、より、トイレのタイルを汚すな、というのがポイントだったようです。プラスティーチェ(あいすいません)。

  • 500_23247184

    午前中の大イベントをこなしたので、ここで休憩。昨晩、夜景を眺めてさっと通り過ぎた赤の広場に戻りました。あいにくの小雨で少し肌寒かったのですが、広場を見渡せるカフェのテラス席に陣取り、コーヒーを注文。

    と、隣をみると、何だかおいしそうなものを食べているではありませんか。
    ロシア語会話帳をちょちょっとカンニングして、ウェイターさんに「あれと同じものをください」と注文(ホントこの会話帳は使える!)。

    続けて英語メニューを吟味していると、聞きかじったことのある料理の名前がズラリ。全部単品の値段なので迷ったものの、結局、アレコレ注文してしまいました。

    ボルシチ、ビーフストロガノフ(写真奥)、サーモンのブリヌイ、ロシアンティー、等々で、お値段ビックリお一人さま約3000円、銀座価格!!

    ロシアの高級レストランのランチは特別オトクでコスパが良いと聞いていたので、そういうお店を探す手もあったんでしょうが、とりあえずこのカフェは(ホントはイタリアンだったみたいだけど)とてもおいしかったです。っていうか、この値段でマズかったらいくら私でも怒りますって。

    それより何より、ここはロケーションでしょう!赤の広場のど真ん中でランチ。おとといプーチン首相が演説をぶったであろう台を真ん前に見ながらお茶するなんて、最高だと思いませんか?

  • 500_23247185

    続きましては、赤の広場のとっぱずれに位置する、聖ワシリイ教会へ。外観もすごいですが、内装も相当エキゾチック。

    ちょうどこの柱の裏側で、男声5人の合唱団がアカペラで歌を披露していました。日本ならリサイタルが出来るであろうレヴェルです。

    1曲終わってお話を聞いてみると、彼らはモスクワ音楽院で教鞭をとった作曲家、パヴェル・チェスノコフの合唱曲を記念するために演奏活動をしているとのことでした。

    いつ頃の作品ですか、と尋ねたのですが上手く伝わらず、1944年に亡くなった作曲家だということだけ分かりました。それでは、活動時期がほぼスターリンに重なるのでは…なぜそれで教会音楽を書くことができたのでしょう?

    不思議に思いつつも、続けて演奏を聴かせてもらいました。どれも素晴らしい合唱曲です。

  • 500_23247186

    残念なお天気にもかかわらず、街のあちこちで結婚の記念写真を撮るカップルに出会いました。

    花嫁さんたちは皆きれいで、観光客の格好の被写体になっていましたが、花婿はたいていしょぼくれていて、撮影のジャマだとばかり、フレームからどかされていました。カワイソ〜。

    この写真でも、奥に立っている人はSPなんかではなく、花婿さんなんですよ。どうしてこんな遠くに…

    地方の教会へ行くと、挙式したばかりのカップルが親戚、友人に取り囲まれ、ワイワイ囃されています。

    ガイドブックに、そんなときは「ゴーリカ、ゴーリカ(苦いぞ)」と囃して新婚カップルにキスを迫る…と書かれていましたが、実際、何度もそんなシーンを見ました(お幸せにね!)。

    帰りの飛行機で見た映画でも同じようなシーンが出てきて、こんな豆知識でも知ってると面白いもんだなぁと妙な感慨に浸ってみたり…

  • 500_23247188

    実はこのあと4時から猫のサーカスを予約していたため、実質1時間くらいしか時間がありません。しかし、私にはどうしても行きたい場所が、あと2つありました。

    1つはアルバート通りにある、リネン製品の専門店。

    そしてもう一つが、アルバート通りにほど近い場所にある、ロシアアヴァンギャルド建築の傑作、コンスタンティン・メーリニコフ邸でした。

    地下鉄アルバーツカヤ駅を出ると、大きな幹線道路があり、地下道を通って渡ると歩行者天国の道があり、そこがアルバート通りです。いかにも観光客向けのショッピング街という感じはしましたが、入り口で変わった楽器で演奏しているのが目にとまりました(そんなところも含めて、原宿の竹下通り風でした。もっと道幅は広いけど)。

    左右に渡した棒にサイズ違いの金属の板を吊し、それを叩くのです。中国の出土品にある「編鐘」のような見た目なのに、現代音楽っぽい響きで、そのギャップがとても面白かったです(うっかり写真を撮るとお金を要求されそうな気がしたのでやめました)

    中国といえば、ここで初めて、ロシア語以外でお店の客引きに話し掛けられました。

    たいていはまず「ニーハオ!」といい、無反応とみるや、「アンニョンハシムニカ!」。そういえば、街のATMではほとんどがVISA、Masterと中国の銀聯カードが使えるようです。中国人観光客がよっぽど多いのでしょう。

    旅行関連のネット情報では、ロシアでは中国人に間違われないように気をつけろ…みたいな記述を見かけますが、空港やショッピングセンター、レストラン、ホテル、美術館などで私の見た範囲では、むしろ中国人ツーリスト大歓迎といった印象でした(どこかの時点で、大きな変化があったのでしょうか)。今や、日本人ツーリストより金払いがいいのかなー?

    さて、リネン専門店はちょっと思惑違いだったので、すぐ次の目的地、メーリニコフ邸に向かいます。スモーレンスカヤ駅方面に歩いていくと(本当はスモーレンスカヤからの方が近い)、通りの左側にクランクに曲がるクリヴォアアルバーツキーという小道があります。

    ここはちょっとしたオシャレ建築通りらしく、変わった建物がいくつもあります。写真のこの建物もオシャレよねー…とよく見ると、これがめざすメーリニコフ邸でした(裏側があまりに特徴あるんで、オモテ側がどんな風か忘れてた)

  • 500_23247187

    イチオシ

    隣の建物との間に小道があったので、思い切って進んでみました。すると、特徴ある裏側を間近に見ることができました。今は誰も住んでいないように見えますが、公開もされておらず、とても残念でした。

    この建築のことは、2002年にギャラリー間で行われた展覧会と、その時作られた本「コンスタンティン・メーリニコフの建築」(TOTO出版)で知りました。当時はまさか本物が見に来られるとは夢にも思っていませんでしたが、ロシアに来ようという強い動機の一つになったことは確かです。

    今回、旅行を計画するときに何気なく買った「まっぷる」にこの建物の写真が出ていて、とてもビックリすると同時に、絶対行かなくちゃ、と心に決めていました。いつか内部が公開されることがあれば、また来たいです。

  • 500_23247236

    さて、そうこうしているうちに時間はぎりぎり。4号線のスモーレンスカヤ駅から3つ先のクトゥーゾフスカヤ駅を目指します。ホームに電車が来ていたので飛び乗ると、何とそれは反対行き(おいおい…)。そういえば4号線は途中で枝分かれしている路線でもあるのでした。気をつけないと。

    振り出しに戻って、冷静に確認してから地下鉄に乗ります。クトゥーゾフスカヤは環状線の外にあり、途中から駅間の間隔がいきなり長くなって焦りました。

    キエフスカヤ駅からは地上を走ります。大きな河を渡るとき対岸をみると、スチームパンク映画にでも出てきそうなモスクワの街が…。映画ロケ地の好適地ではないでしょうか。

    駅に降りると、例によって通りの名前が全然わかりません。道行く人を捕まえて聞くと、いま居る陸橋の上が目指す通りで間違いないらしいのですが、どっち方向へ行けばよいのか…。目的地も英語だと分かってくれません。とっさに、コーシカ、コーシカ!と叫びながらチケットを見せるとああ〜猫劇場ね、こっち向きにまっすぐですよ、2個か3個くらい信号を渡りますよ、と身振りで教えてくれました。

    ロシアの人ってパントマイムでコミュニケーション取るの上手いですよね。
    これも一種の才能かも。

    小走り10分強で、何とか劇場に辿り着くと、早速そのコミュニケーションの妙を見せてもらいました。正直、猫に出来ることは大したことないのですが、猫が言うこと聞く時点でスゴイ。その後、子どもを舞台に上げてアシスタントをさせようとするのですが、こっちは猫と違って思い通りに動かすのは難しいらしく、とんちんかんな事になって大笑い。猫の芸より、こっちの方がウケました。

    ネットから奮発して一番良い席(何と1500ルーブル)を取ったため、かぶりつきの席だったうえ、連れは舞台に上げられていろいろと芸(?)をやらされました。後でどぉ?と聞いたら「ロシアの猫は重かった…」だって。あ、そう。

    猫劇場のホームページから席は予約できるのですが、チケットは取り置きの形になります。HPには1時間前までに取りに来ないとキャンセル扱いと書かれており、どうしようかと思いましたが、300ルーブルで市内配達サービスがあるというので、メールでB&Bの住所を知らせて届けてもらいました。やりとりはすべて英語でOKです。

    舞台がはねて劇場の外へ出ると、黒塗りの車が待っていました。一番高い席に座っていた子を迎えにきたようでしたが、お付きの人も、車から迎えに出てきた人の風体も、どう見てもマフィアっぽい雰囲気でした…

  • 500_23247189

    6時終演後、列車まで少しだけ余裕があったので、最後に新アルバート通りまで戻り、行ってみたかったモスクワ最大の書店、ドーム・クニーギ(書物の家)に寄りました。20分だけね、という約束でしたが、後ろ髪ひかれまくり。

    特に、奥にあった貴重書、旧籍のコーナーはもっとゆっくり見たかったです。連れに「重くなるから」と注意され、ついに1冊も買いませんでした。カッコイイ本がいっぱいあったのに〜!

    このあと、あちこち移動しましたが、お土産関係はやはりモスクワが一番充実していました。荷物になるから、最後のサンクトで買おう、と思って買い物しなかったのは大失敗。いつもはお土産が増えると郵送してたのですが、今回すっかり失念していました。あんなに郵便局が近かったし遅くまで開いてたんだから、送ればよかった…。

    郵便局といえば、赤の広場近くの郵便局で、使用済み切手の可愛いのを種類別に集めてパックにし、番号をふって陳列しているのを見ました。お値段もひとパック500円くらいだったので、買おうと思って欲しいものの番号を控え、お願いしたら、窓口のおばさんが必死に何か言っています。

    ジェスチャーから判断するに、「売れませんよ」「鍵持ってる人がいないんですよ」「しょうがないんです」ということらしい。

    「鍵持っている人は何時に来ますか?」と聞いてみましたが、「鍵がない」「残念よ(すごい悲しそうな顔)」のジェスチャー。ま、これが見られただけでも見物でした。

  • 500_23560597

    帰国してから、改めて『ナイトウォッチ』と続編『デイウォッチ』のDVDを見てみました。物語の舞台となっている1995年のモスクワは今よりもずっと暗く、いかにも異形の者が闊歩しそうな雰囲気だったことでしょう。

    地下鉄や街の様子、市場に当たり前のようにいる野犬、夜景に何気なく映る聖ワシーリ教会など、モスクワに行ってから見ると懐かしく、主人公たちが何気なく食べる料理がペリメニだったことに気づいたりと、少しでもロシアやモスクワのことを知れば、さらに楽しめるツボなシーンも満載です。

    そして、『デイウォッチ』の重要なシーン、チョークで登場人物たちが願い事を書くのですが、その文字が読める嬉しさと言ったら…。

    モスクワに行くと、サバイバルのため、どうしてもキリル文字を読まなければならないので、たった2時間程度の予習でばんばん読めるようになります。後ほどサンクトに行きましたが、こちらはバイリンガル表示になっているので、ついついアルファベットの方を読んでしまい、キリル文字はさっぱり印象に残っていません。

    モスクワに行って本当に良かった。

    そして、黄金の環編に続きます。

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