2011/09/06 - 2011/09/06
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flatsunさん
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震災の影響が色濃く残る2011年の夏休み。
会社から「出来るだけ長期の休みを取るように」とお達しがありまして
(と言っても別に特別な休暇が与えられたわけではないのですけどね…)
この機会に久しく活用していない「青春18きっぷ」の旅に出てみました。
1日目は都内より高崎線で北上。水上温泉を経由して、[日本三大薬湯]の1つに挙げられる松之山温泉に泊まります。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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[01]湘南新宿ライン:新宿駅〜高崎駅
まずは新宿より、08時08分発の湘南新宿ライン高崎行きに乗り込みます。
PASMOにグリーン券を記録して、お約束のグリーン車2階席。思ったよりもサラリーマンの皆様で混雑しておりました。
朝食をいただきつつ高崎駅へ向かいます。 -
(グリーン券は休日だと750円なのですが、平日は950円と少々割高なのを失念しておりちょっと損した気分…)
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徐々に車内の乗客も減り、田園風景に移り変わる車窓を眺めながら高崎駅には10時02分着です。
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[02]上越線:高崎駅〜水上駅
高崎駅では30分ほどの乗り換え時間。駅併設の本屋で、18きっぷの旅に欠かせない時刻表を購入。これで予定外の事象が起こってもリカバリー出来ます。
10時30分高崎駅発の水上行きは懐かしい色合いの列車。こちらも出発時はおばちゃんグループや若者達で割と混んでいました。 -
車窓からは利根川の清流…のはずなのですが、先週襲来した台風の影響で「濁流」となっています。
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各駅に停車して、11時35分に終点水上駅着。
水上駅から更に北、越後湯沢方面に向かう列車は極端に本数が少ないので注意が必要になりそうです。平日は1日5本しかありません。我々の乗り継ぐ予定の列車も、2時間待ちの13時42分発となっております。 -
2時間となると結構な待ち時間ですが、特に先を急ぐ旅でもありません。そしてここは温泉郷水上です。列車が来るまでの間、ひとっ風呂浴びに行く事にいたします。
水上の温泉街は、水上駅から徒歩15分ほど。そちらに向かってみても良かったのですが…。
駅から北方2,3キロの所に谷川温泉という所もありましてそこに日帰りで入れる「湯テルメ谷川」という温泉施設があるという情報も掴んでましたので、そちらに向かってみることにします。
歩いていけないこともないらしいのですが、「水上温泉シャトルバス」というコミュニティバス的なものが運行していたのでそちらを利用する事に。
http://www.enjoy-minakami.jp/event/event.html?165 -
駅近くの観光案内所にて1日乗車券500円を購入できます。
駅前を12時ちょうどに発。(列車の到着時刻に合わせてもらえると、なお使いやすいと思うんですけどね)
車内には、一人旅と思しき方と地元の方。そのお二人がおしゃべりしていたのを何とはなしに聞いていたのですが
・昔は路線バスがあったけどなくなってしまった
・このバスは手を挙げればどこでも乗せてくれる…と運転手さんが「いや、ちゃんと停留所に行ってくださいね」と突っ込み(笑)
・日帰り温泉は、水上温泉街にある施設より湯テルメのほうがお勧め
との情報をゲットいたしました。 -
そんなバスは坂を登って最初に谷川温泉に到着します。時間は10分程度。ずっと登りで、写真から見える通り歩道もそんなに広くなかったので徒歩で行くのはちょっと辛そうな印象…。
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こちらが目的の「湯テルメ谷川」です。
http://www12.wind.ne.jp/tanigawa-onsen/yuterume.htm
案内所で貰ったクーポンを見せると、550円のところ100円引きの450円で入場できました。パスワード式の小さな貴重品ロッカーが受付の所に、更衣室には100円ロッカー。
受付ロッカーに財布を入れてしまったので、更衣室ロッカー使えませんでしたけどね…。
肝心の温泉ですが、3種類の源泉がそれぞれの湯船に注がれていて、源泉浴び比べが出来ます。
湯温も熱め・ぬるめ・もっとぬるめとなっており、いい感じで温冷交互浴も可能、とてもすっきりいたしました。
(熱めのお湯だけ循環/ぬるめの2湯はかけ流しとの掲示あり)
2階の休憩所でしばし休んだ後、1時間後のシャトルバスに乗車。道の駅などを経由して水上駅へ戻ってきました。 -
駅前の商店で地ビール「月夜野ビール」と「こんにゃくジャーキー」などを購入して、電車に乗り込みます。
(ちなみに先ほどのチラシでアルコール類以外は10%オフとなりました)
月夜野ビール・ピルスナー
http://www.vidro-park.jp/tsukiyono/beer/syouhin/index.htm -
こんにゃくジャーキー。
http://www.kuroho.com/kunsei.html
これ、凄く美味しかったです。 -
[03]上越線:水上駅〜越後湯沢駅
1日5本のうち、3本目となる各駅停車長岡行きは3両編成で入線しておりました。
…が、なんと既に座席は全て埋まっているほどの混雑ぶり。18きっぷのシーズンは割と混み合うのでしょうか…。地ビールの栓は既に抜かれてしまっておりますので、やむなく立ち飲みと相成りました。
13時42分に出発。水上の次の湯檜曽駅はループ状になっている線路で有名…らしいのですが、乗っているとよく分かりませんでした。それもそのはず、ループなのは東京方面行きだけなんですね…。
googleマップでも線路がくるっと回っているのが分かります。
http://g.co/maps/feqq4
その次の土合駅、こちらは「地上に出るまで階段を10分くらい登らないといけない」という事で有名だそうです。ここで降りている方もちらほらいらっしゃいました。そんな駅に停まりつつ、列車は新潟県へ。
14時17分に到着した、越後湯沢駅にて一旦下車します。 -
越後湯沢では、2時間ほど待ち時間があります。
改札を出た駅内に、色々と時間を潰せそうなお店がありました。水上では昼食を取る時間がなかったので、ここで遅めのランチとすることに。
越後湯沢駅ビル「CoCoLo湯沢」にはいくつかレストランがあります。
http://www.ekipara.com/building/KB010R03.html
「うおぬま食堂 雪ん洞」というお店に入ってみました。
http://ponshukan.com/eat/index.html
新潟と言えばお米と日本酒。卵かけご飯のセットと、日本酒飲み比べ3点セットをまずオーダーです。 -
一緒に頼んだおつまみの小皿。
「今日のお総菜」という1品(奥の茄子の煮浸し)、100円と嬉しい値段設定。 -
料理を美味しく頂きつつ、飲み比べセットをもう1種。
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等身大の酔っぱらい人形のインパクトが大。金曜日の新宿渋谷あたりでよくみかけますね(笑)
うっかり「トイレどこですか」と聞きそうになってしまったのは秘密…。 -
さてお腹も膨れたところで…「利き酒コーナー」に行ってみます。
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500円でコイン5枚と引換、そのコインで少量の日本酒を試飲する事ができます。この品揃え!
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コインを入れてボタンを押すと1杯分のお酒が注がれる仕組みです。いやー、飲み過ぎてどれが美味しかったのか覚えてません(笑)
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[04]ほくほく線:越後湯沢駅〜まつだい駅
そうこうしているうちに、出発時間が迫ってきました。また改札を通って、16時43分発、北越急行ほくほく線直通の直江津行き普通電車に乗り込みました。
越後湯沢から途中の六日町まではJR管轄、そこから先はほくほく線管内となります。18きっぷが有効なのはJR線のみですので、残念ながらほくほく線内は別料金。 -
列車は時間柄、地元の高校生を乗せて走っていきます。
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窓の外の新潟らしい風景を眺めながら、予定の17時39分から少々遅れて目的のまつだい駅に到着しました。
駅員さんはいないようで、六日町からの運賃520円を運転手さんに支払って降車。 -
ここまつだい駅からは「東頸バス」で、宿泊地の松之山温泉に向かいます。
バスは1日7本。先ほど越後湯沢で2時間ほど待ち時間があったのは、まつだい駅でのバス乗り継ぎを考えての事でした。
(時刻表:http://www.marukei-g.com/busgroup/rosenzu/toukamati.pdf)
17時45分発松之山温泉行きのバスは、既に駅前のロータリーに停車中。急いで乗り込みます。バスの運転手さんが松之山までの運賃は510円と教えてくれました。
バスは夕闇に包まれていく里山を、縫うように走っていきます。
途中で乗客もみんな降りてしまい、終点の松之山温泉バス停まで乗っていたのは我々だけでした。
18時過ぎ、バスの運賃箱に二人分1,020円を支払い、運転手さんにお礼を言って、1日目の終着地に無事に降り立ちました。
松之山は小さな温泉街です。バス停から数分歩くと、本日の宿「玉城屋旅館」さんが見えてきました。宿の方が外で待っていてくれました。
http://www.tamakiya.com/
今回はじゃらん経由で、1泊朝食のみ1名8,400円のプランを予約。
最近は温泉旅館でも、夕飯は外で済ませたい時向けの1泊朝食プランが多くなってきましたね。選択肢が増えるのはいい事です。 -
とりあえずチェックインを済ませたらば、早速温泉に。
ここ松之山温泉は「日本三大薬湯」の1つと称されている、効能高い温泉を湧出しているとのこと(ちなみに残りふたつは草津と有馬の超有名どころです)。
山深い土地でありながら、そのお湯はしょっぱくて、かつにがりのような苦みが特徴的。
浸かった後の肌はしっとりできめ細かくなる感じで、湯上がりもべたつきませんでした。確かにいいお湯です!
とっても満足したところで、夕飯を食べに外出しました。写真は夜の温泉街の様子ですが、静かで落ち着いた雰囲気。いわゆる歓楽街的な要素がないのがまた良いですね。 -
というわけで夕飯は、「お食事 寿々木」さんにお邪魔しました。
http://www.osyokuji-suzuki.com/
「寿々木さんおいしいですよ」と宿の方もおっしゃってましたので、期待が膨らみます。 -
お酒はまたもや日本酒飲み比べ。
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おつまみは自家製塩辛300円、などで…
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メインには、「つなんポーク」のタレかつ。肉質柔らかく、甘めのタレがしっかりと染み込んでいて美味。
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さらに魚もいただきます。
新潟間瀬産の「レンコ鯛」のお刺身、600円。ほのかに甘みのある味わい、これも美味しかった。 -
山の中とはいえ、そこは新潟、漁港が近いという土地柄もあるのでしょう。肉・魚・野菜と美味しくいただきました。
日本酒も含めて大満足な1日目夜となりました!
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