曲松でバードウォッチング [2002](1)

2002/10/14 - 2002/10/14

以前、潮来市曲松の前川にガンの仲間のオオヒシクイが一羽だけ、迷子？になってきていました。
今では潮来では見られなくなった、貴重？なオオヒシクイを見に行った時の写真を掲載しました。

表紙写真は、オオヒシクイが飛来してきていた潮来市曲松の前川の風景です。

エリア 潮来(茨城)

• 同行者: 友人
• 交通手段: 自家用車

オオヒシクイが一羽だけ、潮来市曲松の前川に飛来してきました。

近くの人達は、クロちゃんという愛称をつけて、パンの耳などを与えていました。

亜種オオヒシクイ

オオヒシクイは、ガンの仲間のヒシクイの亜種です。
日本には冬鳥として渡来します。

環境省レッドリストの準絶滅危惧種に指定されています。

オオヒシクイ

今では茨城県の稲敷市江戸崎の稲波干拓地に毎年飛来するオオヒシクイが、越冬するオオヒシクイの南限として国の天然記念物に指定されています。

この子は、江戸崎のオオヒシクイの群れとは別の群れから迷子になってきたようです。

オオヒシクイ

この子は、翌年の３月頃まで見られましたが、その後、見られなくなりました。
無事に仲間の繁殖地であるシベリアに辿り着いたのでしょうか。

オオヒシクイ

前川にいるコブハクチョウと仲が良く、一緒に餌を食べたりしていました。

こちらが、前川のコブハクチョウです。

コブハクチョウです。

コブハクチョウと、オオヒシクイのクロちゃん。

コブハクチョウと、オオヒシクイのクロちゃん。