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6月11日の午後7時に広島を出発し、熊本県の田原坂~熊本城~地獄温泉~下田城温泉~白川水源~阿蘇山を横断し~黒川温泉~瀬の本高原~牧の戸峠~飯田高原~やまなみハイウエー~湯布院を通過して昨日は別府に宿泊し、今日は国東半島の杵築市に訪れます。<br /><br />杵築は松平3万2000石の城下町で、街の東端の高台に3層の天守閣がそびえています。城の中は藩主の遺品など数多くの展示品があり、周辺の城山公園内には市内に散在していた国東塔などの石造物を集めた石造物公園があります。城から北に1キロ弱いったところに北台武家屋敷があり、途中に“勘定場の坂”があります。この坂の周辺のたたずまいも昔の風情が残っており、なかなか良い場所です。“勘定場の坂”を登った所が“北台武家屋敷”で、“藩校の門”や“大原邸”などがあり、道の両脇は昔ながらの土塀などがあり、いかにも武家屋敷といったたたずまいです。ここが杵築一番の観光名所となっている場所です。そこから南には“南台武家屋敷”、少し離れて寺町などがあります。この杵築には消えかけた日本の城下町の面影がよく残っています。<br />

漫遊おおいた・夢紀行⑦!(杵築その1)

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2010/06/11 - 2010/06/13

245位(同エリア313件中)

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風遊

風遊さん

6月11日の午後7時に広島を出発し、熊本県の田原坂~熊本城~地獄温泉~下田城温泉~白川水源~阿蘇山を横断し~黒川温泉~瀬の本高原~牧の戸峠~飯田高原~やまなみハイウエー~湯布院を通過して昨日は別府に宿泊し、今日は国東半島の杵築市に訪れます。

杵築は松平3万2000石の城下町で、街の東端の高台に3層の天守閣がそびえています。城の中は藩主の遺品など数多くの展示品があり、周辺の城山公園内には市内に散在していた国東塔などの石造物を集めた石造物公園があります。城から北に1キロ弱いったところに北台武家屋敷があり、途中に“勘定場の坂”があります。この坂の周辺のたたずまいも昔の風情が残っており、なかなか良い場所です。“勘定場の坂”を登った所が“北台武家屋敷”で、“藩校の門”や“大原邸”などがあり、道の両脇は昔ながらの土塀などがあり、いかにも武家屋敷といったたたずまいです。ここが杵築一番の観光名所となっている場所です。そこから南には“南台武家屋敷”、少し離れて寺町などがあります。この杵築には消えかけた日本の城下町の面影がよく残っています。

同行者
友人
交通手段
自家用車

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  • 別府から約45分で杵築駅に到着です。<br />杵築市の資料を求めてまずは駅に!

    別府から約45分で杵築駅に到着です。
    杵築市の資料を求めてまずは駅に!

  • 杵築市は国東半島の丁度、南に位置します。

    杵築市は国東半島の丁度、南に位置します。

  • 杵築城山門

    杵築城山門

  • 法政大学の創立者(金丸鉄)は杵築の出身です。

    法政大学の創立者(金丸鉄)は杵築の出身です。

  • 金丸 鉄<br />1852年(嘉永5年)豊後国杵築藩士の家に生まれ、19歳で上京、独力で出版社時習社を興し、日本最初の法律専門誌のひとつ『法律雑誌』を創刊しました。<br />この頃、郷里の先輩で浅草に法学塾・法律学舎を開いていた元田直と親交を結び、同時に青年法律学徒の薩曙柏ウ邦と知り合いました。明治13年、元田の助力を得て、元田のもとにいた代言人・伊藤修とともに東京法学社を創設する(資料参照)

    金丸 鉄
    1852年(嘉永5年)豊後国杵築藩士の家に生まれ、19歳で上京、独力で出版社時習社を興し、日本最初の法律専門誌のひとつ『法律雑誌』を創刊しました。
    この頃、郷里の先輩で浅草に法学塾・法律学舎を開いていた元田直と親交を結び、同時に青年法律学徒の薩曙柏ウ邦と知り合いました。明治13年、元田の助力を得て、元田のもとにいた代言人・伊藤修とともに東京法学社を創設する(資料参照)

  • 城内にある石造仏公園

    城内にある石造仏公園

  • 杵築城は、室町時代初期に木付氏によって八坂川の河口にある台山(だいやま)の上に築かれた。台山は、北は高山川、東は守江湾に囲まれた天然の要害である。連郭式の平山城で、台山を空堀により4区画に区切られていた。 当初は台山山城に主郭部が設けられたが、慶長元年(1596年)の震災と、慶長2年(1597年)の暴風雨によって天守などが損壊したため、台山北麓に居館が移され、正保2年(1645年)以降は松平氏により山上の郭群が廃止されている。<br /><br />戦国時代には大友氏と島津氏の戦いの舞台となり、江戸時代には杵築藩の藩庁が置かれた。城跡は、公園として整備され、山上の天守台跡に博物館と展望台を兼ねた模擬天守が建てられている。<br /><br />

    杵築城は、室町時代初期に木付氏によって八坂川の河口にある台山(だいやま)の上に築かれた。台山は、北は高山川、東は守江湾に囲まれた天然の要害である。連郭式の平山城で、台山を空堀により4区画に区切られていた。 当初は台山山城に主郭部が設けられたが、慶長元年(1596年)の震災と、慶長2年(1597年)の暴風雨によって天守などが損壊したため、台山北麓に居館が移され、正保2年(1645年)以降は松平氏により山上の郭群が廃止されている。

    戦国時代には大友氏と島津氏の戦いの舞台となり、江戸時代には杵築藩の藩庁が置かれた。城跡は、公園として整備され、山上の天守台跡に博物館と展望台を兼ねた模擬天守が建てられている。

  • 杵築藩主が使用した甲ちゅう

    杵築藩主が使用した甲ちゅう

  • 天守閣からの南北台武家屋敷方面

    天守閣からの南北台武家屋敷方面

  • 杵築城には周辺の石造を集めた石造仏公園があります。

    杵築城には周辺の石造を集めた石造仏公園があります。

  • マンホールはカブトガニです。

    マンホールはカブトガニです。

  • 北大武家屋敷

    北大武家屋敷

  • 北台武家屋敷からの酢屋の坂。<br />酢屋の坂 北台武家屋敷から南台武家屋敷に通じる石畳の坂道。坂道の城下町・杵築を代表する光景の一つです。この坂を下りきると谷町商店街。その角の織部味噌店の前身が酢屋だったことからそう呼ばれ始めました。手前が『酢屋の坂』、向こうが『志保屋の坂』。志保屋の坂を登って南台武家屋敷へ至ります。

    北台武家屋敷からの酢屋の坂。
    酢屋の坂 北台武家屋敷から南台武家屋敷に通じる石畳の坂道。坂道の城下町・杵築を代表する光景の一つです。この坂を下りきると谷町商店街。その角の織部味噌店の前身が酢屋だったことからそう呼ばれ始めました。手前が『酢屋の坂』、向こうが『志保屋の坂』。志保屋の坂を登って南台武家屋敷へ至ります。

  • 北台武家屋敷からの酢屋の坂。<br />

    北台武家屋敷からの酢屋の坂。

  • 北台武家屋敷からの酢屋の坂。<br /><br />向こうの坂が、志保の坂。坂と坂の谷間に商人の街並みがあります。

    北台武家屋敷からの酢屋の坂。

    向こうの坂が、志保の坂。坂と坂の谷間に商人の街並みがあります。

  • 酢屋の坂から綾部味噌の蔵。

    酢屋の坂から綾部味噌の蔵。

  • 酢屋の坂から大原邸

    酢屋の坂から大原邸

  • 綾部味噌蔵の壁にはこの様な鍵状のものが幾つもあります。<br /><br />何なのか?・・・・結局解りませんでした。<br /><br />竿など長いものをヒッ掛けるものですかね〜?

    綾部味噌蔵の壁にはこの様な鍵状のものが幾つもあります。

    何なのか?・・・・結局解りませんでした。

    竿など長いものをヒッ掛けるものですかね〜?

  • 谷町の商家 北台と南台の2つの高台に挟まれた谷町の通りは商店街です。古い商家が建ち並らび往年の佇(たたず)まいを残しています。酢屋の坂の登り口にある織部味噌店では、手作りの味噌の醸造が今も続けられています。 <br />     <br />     <br />     <br /><br />

    谷町の商家 北台と南台の2つの高台に挟まれた谷町の通りは商店街です。古い商家が建ち並らび往年の佇(たたず)まいを残しています。酢屋の坂の登り口にある織部味噌店では、手作りの味噌の醸造が今も続けられています。




  • 綾部味噌店

    綾部味噌店

  • 志保の坂から酢屋の坂と綾部味噌店

    志保の坂から酢屋の坂と綾部味噌店

  • 志保の坂(南台武家屋敷)

    志保の坂(南台武家屋敷)

  • 志保の坂からの酢屋の坂の風景

    志保の坂からの酢屋の坂の風景

  • 南・北台武家屋敷には現在も幾つもの武家屋敷が現存しています。

    南・北台武家屋敷には現在も幾つもの武家屋敷が現存しています。

  • これほどの武家屋敷群が現存しているにも関わらず、あまり地名度がないのは、何故なんでしょうかネ?<br />

    これほどの武家屋敷群が現存しているにも関わらず、あまり地名度がないのは、何故なんでしょうかネ?

  • 着物の姿がよく似合う町並みですが、残念にも雨の為、一人も見かけません。

    着物の姿がよく似合う町並みですが、残念にも雨の為、一人も見かけません。

  • きつき城下町資料館

    きつき城下町資料館

  • 天神まつりに使われている御所車。

    天神まつりに使われている御所車。

  • 坂のある城下町のテーマで城下町復元ジオラマなどが展示されている。<br /><br />

    坂のある城下町のテーマで城下町復元ジオラマなどが展示されている。

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