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BAM鉄道乗車記

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    旅行時期 2010/10/08 - 2010/10/17 (2011/07/31投稿

    2010年10月からアジア大陸横断の旅に一人で出かけてきました。ロシアのサハリンからトルコのイスタンブールまで、2月半をかけて陸路移動の旅でした(一部飛行機での移動あり)。

    以前から一度は乗ってみたかったBAM鉄道全線乗り継ぎ、残念ながらサビアツカバガーバーニとワニノ間は乗らなかったので全線とはなりませんでしたが、ワニノとタイシェット間は乗ることが出来ました。

    この路線は先の大戦後多くの日本将兵が捕虜として建設に当たり、多数の犠牲者を出した所です。

    日本人にとってあまり知られていないこの鉄道、今後この鉄道に乗ってみたいと興味の有る方に参考になるようになるべく参考データーを公表しながら写真をアップしています。

    写真 65枚

    交通手段 : 
    • 現地移動 :  鉄道 / 高速・路線バス / 船 / タクシー
    エリア:
    ロシア > シベリア
    エリアの満足度:
    4.5
    • Ванино
      ワニノ市街、鉄道駅のホームから見る。

      ワニノ市、人口18.900人。サハリン(樺太)の対岸に位置し、日本海最北部のタタール海峡(間宮海峡)に面した重要な港である。BAM鉄道は1943年に工事が始まり1945年にコムソモリスクナアムーレまだつながった。始発のタイシェットまで全線つながったのは1974年であった。

      私は2010.10.06日、新千歳空港からサハリンのユジノサハリンスクまで飛行機で移動し、翌07日西の港町ホルムスクにパスで移動、此処からフエリーで対岸のワニノに移動するつもりであったが、フエリーの出航が15時間も遅れ、08日午前3時に船は出たためワニノに着いたとき1日1本しかないコムソモリスクナアムーレ行き列車は既に出ていて仕方なくワニノ駅のホテル(дом отдых)に1泊して09日ワニノ発17:15コムサモリスクナアムーレ行きの列車に乗った。
      列車は4等、オープン型の寝台車576P約2,886円だった。3等以上のクーペは売り切れで乗車できなかった。

    • ワニノ市庁舎とその前の広場。

      BAM鉄道。バム鉄道(バイカル。アムール鉄道Байкало-Амурская Магистраль、また第2シベリヤ鉄道とも言われることが有る)。

      シベリア鉄道の西シベリア、タイシェット駅から北へ分かれ、終点はソビアツスバカーバニー駅まで4,287Km、おおむねシベリア鉄道の北600〜700Kmを走っている。基本的に貨物輸送が主で、客車はソビアツカバガーバニーからコムソモリスクナアムーレ間は1日1本(この列車はウラジオストック行き)。

      コムソモリスクーナアムーレからテンダ間1日1本(2泊3日)、2等クーペ2.668p、9,340円。
      テンダからは1日数本、モスクワ、ノボシビルスク等に発車している。BAM鉄道の始発駅タイシェットからシベリア鉄道に入りそのまま西へ向かう。ノボシビルスクまでは3泊4日、2等クーペ、6,353P、21,600円だった。
      切符購入はパスポートが必要、ルーブルのみ。カードはビザまたはマスターでの購入可。タイシェットとタクシモ間は電化済み。ただし私が乗ったテンダ発モスクワ行きだったのでデイゼル機関車がそのままモスクワまで牽引のようだった(ノボシビルスク以西の状態は不明)。

    • ワニノ駅前の駐車場。

    • ワニノ駅、貨物用ジーゼル機関車が入線してきた。

    • ワニノ駅舎。
      BAM鉄道の終点ソビアツカバガーバニーからワニノまでは43Km離れている。2007年にロシアに行ったときハバーロフスクからソビアツカバガバニーに飛行機で移動して、BAM鉄道の始発から乗車するつもりだったがキップが売り切れでワニノまで車で移動して、ワニノからコムサモリスクナアムーレを経由してハバーロフスクまで列車で移動したことがある。
      この2007年の時はホルムスクからのフエリーはソビアツカバガーバニーへ運行していたが、今はワニノに入港している。
      09日は夕方まで時間があったのでソビアツガバガーバニーに移動してここから列車に乗ればBAM鉄道全線乗り継ぐ事が出来たのであるが、ワニノ駅でキップを買ってしまったので、全線乗り継ぎとはならなかった。

    • ワニノ駅舎。
      ロシアの鉄道は始発駅または終着駅には駅名があるが、途中の駅には名前がない、ただ駅というだけである。
      駅舎の表には駅(вокзал)の表示だけ、ホームから見ると駅舎にはその町の名前が表示されているのが普通である。

      この駅のホテル。1部屋6ベットのドミ、1ベット385p1.386円。

    • ワニノ駅のホームにたむろする不振な一団。
      一部のものを除いて非常に小柄、やせている、眼光が鋭く、他の乗客から離れて固まっている。襟元には金日成のバッチ。??

    • ワニノ駅ホームから見たワニノ港。

      2010.10.09日、16:46分列車がホームに入ってきた。17:15分過ぎコムサモリスクナアムーレに向け列車は静かに発車した。

    • 10.10日、07:20分予定より幾分早くコムサモリスクナアムーレ(Комсомольск-на-Амуре)駅に列車はついた。

      コムサモリスクナアムーレ駅舎。 ワニノから434Km。

    • コムサモリスクナアムーレ駅ホーム。



    • 駅前から見たコムサモリスクナアムーレ駅舎。

      07:20分窓口で、コムサモリスクナアムーレ、テンダ間、テンダ、ノボシビルスク間のキップを買う。現金が少し足りなかったのでカードを利用した。

    • テンダ行きの列車は19時過ぎ発なのでそれまでホテルを利用することとした。550p1,980円。12時頃まで寝る。ドミートリー、1ベットの値段。

      13:30アマチュア無線の知人アレクサンドルが娘を連れてやって来た。2時間程度街中を見て回った。

      駅前通りを進んだところにあったロシア正教の教会。

    • コムサモリスクナアムーレはアムール川の下流部の左岸に作られた街である。川岸の公園にて。

    • 市内の道路は広々としている。片側3車線。古い型のトラムが走っていた。

    • テンダまで列車を牽引していく巨大ディゼル機関車。19:45分テンダに向け列車は発車した。

      テンダまで2泊3日の列車の旅だ。

    • 10:11日07:40分、ノーブゥィウルガル(Новый ургал)着。列車は30分停車した。この時間で夜が明けだし外は明るくなってくる。

      このBAM鉄道は貨物輸送を主として建設されたもの。時々西から東に向かう貨物列車を駅構内で一時停車をしてやり過ごすため長時間停車をすることが多い。

      ワニノから941Km。

    • 同室だった若者2人はここで降りた。ホームに出てみる、外は朝日を浴びて綺麗に輝いている・

    • 列車は西へ西へとタイガの中を進む。17両編成だ。

      2007年にもロシアの汽車に乗ったがその頃に比べ客室管理が改善されつつある。廊下、トイレの清掃も頻繁にあり清潔だ。1車両に女2名男1名の客室乗務員が乗っていて交代で勤務している、こまめに掃除をしている。愛想も良くなってきていた。

    • シベリアの名も知らぬ村。車窓から。

      現地時間08:30分頃、このあたりは延々とタイガが続いている。3.4時間に1度くらい村が表れるがタイガの木々を切り出している村のようだ。畑は全くない、永久凍土地帯だからだ。木々は細く鉛筆の芯の様に見える、シラカバと唐松がたまに見える。地面一面に焼け焦げた木の根が見える。シベリアの野火の後が1日中続く。

    • 10:43分アロンカ(Алонка)着。 ワニノから1,006kM。

    • エトゥィルケン(Этыркен)か? 12:30分頃。

    • 木材積み出しの駅。半日に1度程度このような駅が現れる。

    • シベリアのタイガの中にあった裏寂れた村。木材を切り出すための工場が見えていた。

      この集落のど真ん中に北朝鮮の国旗がへんぽんと翻っていた。北朝鮮から送り込まれた労働者が働いているようだ。

    • シベリアの疎林帯。木々は極端に細い、地面には焼け焦げた木の根が累々と。

    • 17:19分、ドーグダ(Дугда)着。

    • テンダ駅出口。10.12日07:30分テンダ(Тында)に着いた、この時間まだ薄暗かった。

      コムサモリスクナアムーレから乗り込んだ列車は此処が終点。この間は1日1本しか旅客列車は走っていない。
      テンダから西へは1日数本の列車が発着している。私がが乗り込むモスクワ行きの列車はこの駅を12:46分発なので駅のホテルで休むことにした。1部屋2ベットのドミ、330p1,188円。外は積雪2〜3cm程度。2時間程度寝る。

    • テンダ駅。

      10:30分頃街へ出てみる。歩いて10分程度緩やかな坂をあがって行く。

    • 現金が少なくなっていたので銀行へ行って両替した。
      商業センター(Торговый центр)に寄って食料を仕入れた。

      駅のレストランで久しぶりの野菜サラダを食べた。パン、卵焼き、サラダ、コーヒーで97p350円。外の気温は−5度。街の歩道はアイスバーン状態だった。

    • 街の中に建っていたロシア正教の教会が美しい。

    • 12:30分列車に乗り込む。13:10分少し遅れてテインダ発車。

    • 列車の廊下。クーペは4人で1部屋。乗車券の番号奇数が下段、偶数が上段となる。以前マクラカバー、シーツ代が別料金になっていたが、今は乗車券の代金に含まれていた。列車後方のトイレの隣が今でも喫煙スペースになっていた。

    • 通りすぎだ村。

    • 17:40分、チリーチ(Чильчи)着。

    • 19:45分、ユクターリ(Юктали)着。ホームには雪。

    • 10.13日09:40オクシカン(Окусикан)着。

      この日まだ夜が明けていない07:15タクシモに着いた、此処から西の区間は電化されている。只私が乗っている列車はそのままジーゼル機関車が西へ牽引していくようだ。

      オクシカンを過ぎてすぐトンネルがあった、このあたりから頻繁にトンネルがある。

    • 11:55分、ノーブゥイウオヤーン(Новый Уоян)着。

      このあたりバイカル湖に近くなったのか、オームリの燻製を車内に売りに来た。
      シベリア鉄道では一般的に列車が停車するとホームに近くの農民達が手作りの食品を売る屋台を広げて商売をしているが、ここBAM鉄道では鉄道沿線に人は住んでいなく、また住んでいても永久凍土地帯で畑は全くなく、列車はタイガの中を進むので、列車が停車してもホームには屋台が全く並ばない。
      従って列車に乗り込む前に食料を十分に準備して車内に持ち込む必要がある。列車にはレストランがつながってはいるが非常に高い。

    • ホーム向かいの車線には電気機関車が停車していた。

    • バイカル湖の名物オームリの燻製。

    • 13:53分、キチェーラ(Кичера)着。降り続いていた雪がやんで太陽が少し顔をみせだした。

    • 14:00分、行く手左側にバイカル湖が見えだした。

    • 湖畔には雪がほとんど見えない。湖畔の村。

    • 14:25分ニズニアンガルスク(Нижнеангарск)着。暖かく昼下がりの村。

    • 14:00セーベロバイカルスク(Севербайкальск)着。此処から時差のため時間を1時間遅らせる。

    • 此処では50分の停車があったので街に行ってみた。スパーマーケットで食料を仕入れた。

    • セーベロバイカルスクの街でみた、猛烈に直接的、刺激的看板。このあたりに来る日本人はほとんど居ないので中国人向けのものか?

      14:50分、列車は発車した。

    • 17:45分、キレンガ(Киренга)着。

    • ロシアの列車には廊下の突き当たりに湯沸かし器があり、いつもお湯が沸いている。お茶、コーヒー、インスタントラーメンなど、用意しておけばいつでも利用出来る。

    • キレンガ駅構内。

    • 巨大なタンク車が東に向けて移動している。

    • 21:05分レェナ(Лена)着。

    • 10.14日10:30分タイシェット(Тайщет)着。ここでBAM鉄道は終わり、こり以後シベリア鉄道に入っていく。

    • タイシェット駅舎

    • 1度くらい経験してみようとレストランに行ってみ。やはり高い。一般の乗客は寄り付かない。

    • 食事の計算書。おもしろい、下の料理の請求書の中身は魚何ルーブル、ごはん何ルーブル。豆何ルーブル、サラダ何ルーブルとなっている。

    • 此処で食べたもの、ビール1本、サラダ、魚、キャベツサラダ、ご飯、コーヒ、これで600p50k約2,186円。べらぼうだ。

    • 11:55分イランスカーヤ(Иланская)着。

    • クラスノヤルスクが近くなってきてダーチャの集落が現れてきた。

    • 大河エニセイ(Енисей)川の鉄橋を渡る。

    • 16;35分クラスノヤルスク(Красноярск)着、時計は時差で修正す。

      クラスノヤルスク駅舎。

    • クラスノヤルスク駅出口から見る市街。

    • プラットホームの電光掲示板。やはり大都市だけあり列車も沢山出入りしているようだ・

    • クラスノヤルスク駅の出口。

    • 西シベリアのタイガに夕日が沈む。

    • 10.15日04.12分、ノボシビルスク(Новосибирск)に到着する。ここはノボシビルスク時間で1時間遅らせる。

      ロシアは全土で9時間の時差があって(今年になって8時間に変更するとしていたが反対運動が起き現在どうなっているか不明)、列車の時間表はモスクワ時間で表示されている。現在地との時差を常に気をつけていなければならない。
      この写真の向かって右側上部の時間がモスクワ時間、左側の時間が現地時間。

    • ノボシビルスク駅の待合室。

      長かったBAM鉄道シベリア鉄道の旅はここでひとまず終わった。

      この後10.17日ノボシビルスク発でカザフスタンのアルマトゥィに列車で移動した。

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