2011/07/21 - 2011/07/23
77位(同エリア451件中)
モモタさん
今年に入ってから、この北アルプスの双六の山行計画に向けて、体力をつくり、道具をそろえ、着々と進めてきました。
当初一緒に行くはずの友人はいけなくなり、知り合いの (社)日本山岳ガイド協会認定登山ガイド 纐纈 具幸。トモ君を個人ガイドでおねがいした。詳しく知りたい方はホームページをどうぞ。
http://www.cs-two-one.jp/~gero-tozanguide/しかし日程で息子がどうしても、行けなくなり、いくことを迷ったが、思い切って、娘と2人で行くことを決定!
しかし今度は台風が・・・・・。大型でフラフラ台風といわれた台風に、阻まれそうでしたが、トモ君のGOサインで行くことに決定
しかし、山ガールになるのは、そんなに甘くなかったです。それ以上の素晴らしい体験はできましたが。
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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家を4時に出発。6時40分ごろ、まだ、薄暗い新穂高ロープウェイに到着。
7:00出発!!これから7時間以上歩くとは思わず・・・ルンルンと親子は歩き始めました。 -
途中山側の岩の間から、凄く涼しい風が吹き出して、ほてり始めた、体に心地よく感じました。
でも、だんだん暑くなるし、ダラダラとした、単調な林道にまた娘の機嫌が悪くなりそうで、心配でした。
こういう変わったポイントでテンションが上がるので助かります。 -
わさび平小屋まであと少しの所で、水場があり、
水をくんだり、飲んだり、ここも大切なアゲアゲポイントです -
出発して、2時間間もなくわさび平小屋です。
普通のタイムテーブルならここまで1:10ということらいしいので、かなりのゆっくりな感じなのが分かります。 -
娘はも「もう、ついた?」なんて言ってましたが。これからが本番なんだよね。
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でもこの小屋で、ほっとでき、朝食をとることに。ラーメン好きな私たちは、今回ラーメン食べ比べもしようと、このとき決めました
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ラーメンと一緒に大量のソイジョイを買い込んだ、のをを見て、娘はビックリ!山男は体力が大切なんでしょうね。
ここのラーメンは私が一押しです。 -
30分の休憩のあと、また歩き始めます。9:40出発
林道もだんだん狭くなり、山歩きっぱくなり始めました。
しかし、彼のリュックでかい!小屋泊なのになぜこんなに大きく、私では持てないほど、重かったので、何が入っているか尋ねると、
何かあったらのための、テントや、ロープ、コンロみたいのなど入っているのだそうです。何もないことを願うばかりですが。 -
わさび平から1時間ほどいくと、暑さと単調な道に、心がおれ始めるころ、残雪が見え始めました。
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まさに、アゲアゲポイント!!!ザックを下ろし 残雪に近寄ってみると、
大きな穴から流れだす、川と、そこで息を「はーー」っとはくと、白くなるんですよ。
なんだか楽しい〜〜(^v^) -
そこから秩父沢までは大きな岩の上を乗り越えていきます。
娘にストックとられた!
次行くなら私はダブルストックがいいな〜。 -
何度も休憩をとりながら進んで行きました。
ザックを下ろすと、ザックにハチやチョウ、ハエなど沢山止まるのが面白い。
塩分によってきているのか、男のフェロモンに来ているのか、それとも加齢臭か??? -
グラつく岩の道を、一生懸命一歩一歩進んでいきます。
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わさび平から1時間50分
秩父沢に到着。 凄い水量できれいな雪解け水です。
触ると頭まで、キーンとするほど冷たい水。 -
各々、水を汲んだり・・・
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飲んだり・・・・。
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遊んだり・・・・。
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たたずんだり・・・。
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その後も、小さな沢も見つけると必ず寄ってしまう、娘。
なぜか無償に顔が洗いたくなるらしい。
http://www.youtube.com/watch?v=5RJwtTwyIZk&feature=channel -
小池新道に入り、イタドリケ原をぬけ、だんだん口数も少なくなっていく。
娘が何度も「あと何時間?」 と聞くたびトモ君が3時間だな・・・・2時間30分だな・・・2時間だな・・・
歩いても歩いてもなかなか減らない時間に心が折れそうになる、私でした。 -
このころ、あちこちに高山植物も目を楽しませてくれ始める。
キヌガサ草。
物覚えの悪い私に何度も何度も教えてもらいました。
これは野球の衣笠さんを関連ずけて覚えたので、この花を見るたび、ちょっと髪の薄い衣笠選手も一緒にその後も浮かんでしまいました。 -
最後の結構段差のある岩の道をぬければ、ようやく到着しました。やった=!
15:00鏡平です。わさび平から5時間20分。曇っていたので池には何も映っていませんでした。
でもしーずかな池もなんだかいいな。 -
鏡平山荘はかなり空いていました。私たち含め15人ほどでした。個室に3人という贅沢な使い方ができ、どんな方と一緒になるのかな?と思っていたのでよかった。
しかしこの夜、夜中から気分が悪くなり一人うずくまり、救助ヘリでも呼ばないといけないかも、高いかな?とか考えて夜を明かすのでした。
翌朝はなんともなかったのですが。よかった==。 -
洗面台もトイレもお部屋も想像以上にきれいでとても快適でした。
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夕食もかなりのボリュームで申し訳ないですが残してしまうほどでした。
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今回であった花の紹介
チングルマ。 -
イワカガミ。
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黒ユリ
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・・・・・・。わすれた
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・・・・・((+_+))
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小屋についてしまえばゆっくりした時間が楽しめます。
夕食後はオコジョを探しにいったり、お花をみたり、 -
夕焼けを待つ間、外でトランプ。
今回何度もやったトランプ。これは7並べかな?
結局夕焼けも☆空も期待できず、寝るまでトランプ大会でした。 -
毛布一枚で調度くらいでした。
私は変な寒さで布団をかぶりまくっていましたが。 -
翌朝、ガ〜〜ン。雨だ。
なるべく雨の中歩きたくなかったのですが、実際はこれが、暑くなく、気持ちよくて、」意外でした。 -
私も娘も、初めての雨の日スタイル。
カッパ、足のカバー。ザックかばー・・・・。
7:30出発!
双六に向かいます。 -
朝からのやさしい雨はミストのような雨になり、
心地の良い山歩きでした。 -
娘も山歩きにだいぶ慣れたようで、お花や景色を楽しむ余裕もでてきました
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トモ君に助けられてグングン進みます
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弓折乗越に9時10分着
すれ違う人たちに娘は「いくつなの?」 「山ガールね」 「かわいいね〜」と何度も言われ、その言葉もテンション維持に関係あったように思う。
助けられました。 -
雪の上をザクザクと歩くのも凄くたのしい。
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花見平のあたりです。こんな感じなのにすぐ横にはコバイケイソウ、チングルマ、白や黄色のお花畑が。本当にきれいです。
黒ユリのベンチをぬけてハイマツのみちを進むと見えてきました。双六!!!! -
きた====!!見えてきた!
でも、見えてからが、結構とおかったな・・・・。 -
グングン近くなり、双六池やお花畑、とうとう来たのです。
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ひろーく開けて、気持ちのいい場所です。
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なるほどなるほど。ここが、父がこよなく愛した場所。生前、何度も、何十回も足しげく通った場所。12年してようやくこれました。
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結構大きな双六小屋です。
到着して、ラーメンをいただきました。
ちょっとお昼寝をして、体を休め。縦沢岳にのぼってみることに、 -
頂上で、槍がみえないかだいぶねばっていたけど、霧のなかでした。
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遊びながらおりてきて、しっかりしたのができました。
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だいぶ、太陽がではじめ・・・。「ブロッケン現象になるかもしれない、あの岩まではしれ〜」というので、私と、娘は訳がわからずついていくと、縦沢の山肌の岩にたつと、ずーとしたに私たちの影が映り、すると、したから、濃い霧がふああ〜〜〜と登って、影と霧と太陽がかさなってなんと!!!!!
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影の周りに、虹が出たのです。
これがブロッケン現象というらしく、なんだかよくわからないけど、この虹にめっちゃテンションがあがり、楽しかったな〜〜〜。
http://www.youtube.com/watch?v=UUpvxN1k-Nk&feature=endscreen&NR=1 -
これが、双六小屋の夕食。
山小屋はどこもすごくボリュームあるのですね。
夜も、星空は期待できず、2日目も、トランプ大会で、もりあがり、就寝。 -
3日目。
4:30起床。
小屋をでて、思わず息をのんだ!!綺麗。凄い!
雲海と、まだ夜と、朝の境。静寂の朝に感動。 -
だんだん空が赤くなる。横にいたおじさんが「焼けてからがかかるんだな~」といった。
ここから、日の出までが時間がかかると初めて知った。
でもこの時間が一番私は好きかもしれない。 -
30分まって、キターーー!!
美しく光輝く太陽です。
ご来光なんて25年以上ぶりかも。 -
登りはじめると、イッキです。
でも本当に、きれい、言葉にならない感動と、パワーをもらえました。心が洗われるようって、こういうときに使うのかも・・・・。 -
記念に。
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日の出を見せてあげれなかったけど、6時くらいでも雲海は綺麗。娘も感動していました。
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6:00.双六岳に登り始める。
最高の天気。
http://www.youtube.com/watch?v=_nt_WnKeflg&context=C3d828d8ADOEgsToPDskLGg89ty-2vxU22YPDXXjJy -
青い空、可憐な花、白い雪、
別天地です。ずっとここにいたくなってしまった。父でなくてもここはとりつかれてしまいます。 -
まだまだ、雪ものこっています。
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坂道が終わると、なだらかな道で、ここで、ライチョウの親子にも遭遇。
振り返ると、昨日は見えなかった槍もくっきり。 -
ここからは360度山々。そして山。
ここから見えるすべての山を父は登ったと、母から聞きました。
確かに、ここにいると、あっちにもいってみたい、こっちにもってなりました。
いつか私もいってみたい。 -
父の魂がやどるこの山で、ビールで乾杯!
パパ来たよ! -
父と昔一緒に仕事もしてくれていたね。飲めないのに、乾杯してくれた。サンキュ!
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いい飲みっぷりだね
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黒部五郎をバックに、みんなで、ハイポーズ。
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天気がいいと、うれしいです。
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帰りも、助けてもらいつつ、下ってきました。
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7時半には帰ってきました。
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いよいよ、帰りです。二日間かかったところを一気に下ります。
帰りはやはり体はとても楽でした。
まだ、このあたりは・・・・。」 -
これ、ウサギギクだったかな??
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弓折乗越11:30到着。
ここで、またライチョウに。7匹も子供を連れて、キョロキョロ。人間を全く警戒してない。
いいのかな? -
でもかわいい。
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15:00ようやく秩父沢
おきまりの、川遊び。 -
お決まりの、顔洗い。
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私はここで、かなりぐったり、残りの3時間は
カメラをとる気力が薄れはじめる・・・・((+_+)) -
しかし、この人は元気だ!
20も違うのに。
今回の旅は、やはりプロのガイドと一緒でよっかたとおもった。
安全に楽しく、最高の山行になったのもトモ君のおかげだと感じた。
バスターミナルに到着したのは暗くなり始めた18:00
よくがんばったね。娘。そして私、自分で自分をほめてあげよっと。
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この旅行記へのコメント (7)
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- ホーミンさん 2011/08/11 11:55:35
- ブロッケン現象まで
- モモタさま
こんにちは。
双六岳、素晴らしいところですね。
お花畑あり、雪渓あり、ブロッケン現象にご来光まで見られて、パーフェクトではありませんか!
お互いすごい所(北アルプス)に魅せられてしまいましたね。
夏山はあと一ヶ月は楽しめそうなので、もう1〜2回は楽しめそうですね。
- モモタさん からの返信 2011/08/11 12:12:14
- RE: ブロッケン現象まで
- ホーミンさんへ
本当に私は山に魅せられてしまいました。
ホーミンさんのようにご夫婦で行かれるのがとってもうらやましいです。
また、わたしも是非いきたいです。
今度はどちらの予定ですか?
私はいつか槍が岳にいってみたいです。
雲の平というところも気になります。1週間くらいかけて、あちこちいってみたいですね。
いつか、どこかでバッタリなんて・・・・。(^v^)
モモタ
- ホーミンさん からの返信 2011/08/11 12:28:09
- RE: RE: ブロッケン現象まで
- > 本当に私は山に魅せられてしまいました。
うんうん、よ〜〜〜くわかります。
> ホーミンさんのようにご夫婦で行かれるのがとってもうらやましいです。
夫婦で登ると、何らかの形でさらに良い夫婦の関係が築けるようになると思いますヨ。
それも楽しみの一つですね。
> 今度はどちらの予定ですか?
今月の25・26日に、先月台風でお流れになった、とある山にリベンジするつもりです。
> 私はいつか槍が岳にいってみたいです。
うんうん、行ってみたいですね。
主人の部下のお義母さん(多分70代、登山経験はごく浅い、しかも数年前に大病をしている)が、去年槍ヶ岳に登られたそうです。
ベテランしか登れない山だと思っていたのですが、そうでもない様で、そうとわかると俄然登りたくなってしまいました。
でも予定は今のところありません。
> 雲の平というところも気になります。1週間くらいかけて、あちこちいってみたいですね。
雪の平も双六岳も、知らない山でした。
またいろいろと情報交換が出来たらいいですね。
> いつか、どこかでバッタリなんて・・・・。(^v^)
ありうる (^m^)
-
- hot chocolateさん 2011/07/27 23:39:34
- すごい、山ガール!
- モモタさま、初めまして。hot chocolateと申します。
夕食の時、明日、奥穂高岳に行く予定の息子と、地図を見ながら山の話をしていました。
その時、なにげなく見た地図の双六岳の文字が印象に残りました。
そして、食後「新着お知らせメール」を見ると、双六岳の文字が・・・
モモタさんのお父様が何度となく登られた双六岳に、お嬢さんとガイドのトモさんと登られた旅行記に感動です。
親切なトモさんと頑張ったお嬢さんとモモタさんに拍手を送りたいです♪
hot chocolate
- モモタさん からの返信 2011/07/28 13:04:12
- RE: すごい、山ガール!
- >hot chocolat1さんへ
コメントありがとうございます。
もう奥穂にいかれてしまったかな?
今回はいろいろなものに感動して、自分へのルーツも感じてしまうほど、奥が深い旅になりました。
hot chocolateさんの息子さんはおいくつくらいでしょうか?やはり親子でいろんな体験ができるというのは、その時の楽しさだけでなく、何十年とたったとき、また違う意味をもつということを知りました。
きっと、息子さんの掛け替えのない宝になりますね。
また、奥穂の様子、アップされることを期待しております。
モモタ。
-
- saikai99さん 2011/07/27 18:03:49
- 素敵な山ガールですね
- モモタさん 初めまして♪
暑中お見舞い申し上げます
本日の「新着お知らせメール」からお邪魔しました
かってご主人が何度も登られた北アルプスの双六岳?への
母娘での登山。。。拝見していて感激しました
娘さんは小6位でしょうか?
お父さんの「血」を受け継いでいる様ですね 間違っていたら済みません
元気有り過ぎ!!!です事
朝焼けがとても素晴らしく撮れています
こちらまで手を合わせたくなるほどでしたょ(*^o^*)
親友のガイドさんも 自分の娘を手助けするかの様な姿には
感心しました
娘さんはきっと将来。。。あの女性登山家田部井淳子さんみたいに
なるかもですね。。。
そして、5〜6年先はベテラン山ガールで 「お母さん もぅ疲れたの?」って
お尻叩かれますょ(笑)
素敵な母娘さんの登山便りでした
今後ともよろしくお願いします。
saikai99
- モモタさん からの返信 2011/07/27 18:22:13
- RE: 素敵な山ガールですね
- > saikai99さんへ
はじめまして、コメントいただきありがとうございます。
今回ははじめての本格登山で心配でしたが、見る物、聞こえるもの、かんじるもの、ふれるもの、すべてに感動しました。
これから、機会をみて回数を重ねてみたいです。
亡くなったのは私の父ですが、生前、孫といつか登山をしたいと言っていたので、あわせることができたようにおもいました。
saikai99さんあたりです、6年生です。
次回も一緒にきてくれるかな?
また
saikai99さんの旅行記ゆっくりお邪魔したくおもいます。
よろしくおねがいします
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