2011/07/09 - 2011/07/09
90位(同エリア396件中)
ころっつさん
二日酔いで美咲の生卵かけごはんを2杯かきこみ満腹になった後、向かったのは高梁市成羽町吹屋の古い伝統的なまちなみ。2年前の7月に訪れて以来の訪問になります。
◎2年前の訪問記
http://4travel.jp/traveler/password/album/10360038/
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車
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吹屋までの道のりは遠い…。高梁市街地からも結構な時間がかかり、道路事情もよくないこともあり、大型の観光バスもあまり入ってきません。
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案内看板に示されていた吹屋のキャラクター「べんがらくん」。
ベンガラのまちなみが続くのでこのキャラクターなのでしょう。 -
まちなみを抜けて、駐車場に車をとめることにします。
無料のまちなみ散策観光客用の駐車場が何箇所かあります。 -
まちなみ北部に駐車場に車をとめ、夏空の下、まち歩きをはじめます。
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中国地方に多くある赤色系の石州瓦の屋根にベンガラを練り込んだ赤茶色の土壁でできた家並みが続いています。
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まちなみの北部にある片山家住宅。国の重要文化財に指定されており、かつてベンガラ製造を行っていた屋敷で、今は内部が公開されています。
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赤が基調となっている妻入の家並みが続いています。
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醤油を販売しているお土産物屋の軒先に吊るしてある徳利。
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吹屋は標高500mを超える山間に忽然と姿をあらわす集落です。右手にある重厚感のある建物は現役の郵便局です。
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江戸時代中期から吹屋銅山を中心とする鉱山町へと発展しました。閉山後の今も昔日のにぎわいを伝える静かなまちなみが残っています。
銅の採掘とともに、副産物である赤茶色の酸化鉄、ベンガラの国内唯一の産地として繁栄をきわめました。 -
まちなみの中央部付近には国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されたことを示した石碑が建っています。
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まちなみから少し東に外れたところに、木造の吹屋小学校が建っています。国内最古の現役の木造小学校舎ですが、児童数の減少のため、今年度末で閉校するとのことです。
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校庭に咲くあじさいの花とともに…。
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こちらはユリの花とともに…。
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校舎の玄関前での記念撮影。校舎をよく見てみると、建物が微妙にひずんでいるのがわかります。隣接してこの校舎をモチーフにした宿泊施設もあります。
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校庭にあった考える少年像。少年を怒る親父のイメージとともに…。
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少年に恋をする女の子のイメージとともに…。
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小学校からまちなみに戻る途中の風景。山間の一本道である街道に沿って細長く家並みが続いているのがわかります。
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町家の軒先にツバメが巣を作り、小さな子どもたちが親鳥からのエサを待っています。
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軒先には七夕の飾り付けが置かれています。
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ベンガラを練り込んだ土壁が通りに沿って続いています。
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町家のいくつかは土産物屋や食堂になっていますが、土曜や日曜日に来ても比較的人が少ないまちなみです。
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昔ながらの製氷機が玄関前に出ていて、カラフルなシロップのかき氷が売っています。
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軒先にあるネコの置物。ユーモラスな表情。
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まちなみ散策を終え、向かったのはベンガラの取引で財をなした広兼邸です。山の斜面に石垣を擁壁にして、城のような大邸宅が建っています。以前に見学したので、今回は内部見学はしませんでした。
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ここは「八つ墓村」の映画化された際に撮影の舞台ともなった屋敷です。そう言えば、八つ墓村のモチーフとされる事件があったのも岡山県の山間部でした。
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広兼邸のすぐそばにある喫茶・お土産店でひと休みすることにしました。
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店内の様子。むせかえるような暑さの夏空の下、冷たい飲み物をいただき、生き返りました。
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この旅行記へのコメント (4)
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- morino296さん 2011/08/08 23:26:37
- 独特の雰囲気
- ころっつさん
こんばんは。
ベンガラの町、吹屋、なかなか遠いところですよね。
細い山道もあり、この道でいいのと心配になってしまいますね。
ころっつさんが最初に行かれた時の旅行記を参考にさせていただき、
はなかみの王子さんからのお誘いで、同じ年の10月に行ってきました。
街中がベンガラ色で、独特の雰囲気ですね。
あの小学校が閉校してしまうとは残念ですね。
ところで、2年前と今回の写真を比べると、ベンガラの色が随分違って見えますが、
カメラが違うのでしょうか?
morino296
- ころっつさん からの返信 2011/08/14 13:55:30
- RE: 独特の雰囲気
- morino296さん、こんにちは。お盆ですね。
いつもご訪問いただき、ありがとうございます!
吹屋は遠い…というか、アクセスが悪いのが難点です。
小学校の閉校は確かに残念ですね。使われている校舎というのが値打ちだったのですが、過疎化と少子化、そして自治体財政の悪化といった時代の波には勝てなかったのでしょうね…。
カメラは2年前とは違っています。当時はEOS10Dでしたが、今は50Dを使っています。それよりも当時はホワイトバランスをほぼオートで使っていたのですが、今は外の風景を撮影する際は晴れモードを使い、10Dにはなかったピクチャースタイルの設定も風景にしているので、彩度などが鮮やかなものになっていると思います。
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- ぺでぃまるさん 2011/08/08 00:43:13
- 青い空とベンガラ
- ころっつさん、こんばんは。
青空にベンガラの色が映えますね〜
吹屋は確かに高梁に入っても更に奥でアクセス悪いですよね。
一回吉備路に行った後におじゃましようと思ったんですが、距離見て断念しました。
ココしか見られないと思うくらいの、なんとも言えない雰囲気のある赤茶色の家屋が素敵です。
赤い和傘もアクセントになっていいですね。
ぺでぃまる
- ころっつさん からの返信 2011/08/14 13:36:46
- RE: 青い空とベンガラ
- ぺでぃまるさん、こんにちは〜。暑〜いお盆ですね…。
吹屋はこれまでにも何回も訪れているのですが、特産のベンガラを使った赤茶色の情緒ある静かなまちなみがいつも楽しめます。昔よりもお土産屋さんとかが増えているように思います。
言われるとおりアクセスが悪く、いまだにどのルートが一番良いのか…あまりわかりません…。
ぺでぃまるさんも、ぜひ一度訪れて、まちなみを歩いてみてください。
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