ＳＬの旅シリーズ第18回目,JR東日本の３機目の蒸気機関車、復活の汽笛Ｃ６１形２０号機　w（☆o◎）w

2011/06/05 - 2011/06/05

ＳＬの旅シリーズ第18回目はＪＲ東日本が誇る３機目の大型蒸気機関車Ｃ６１形２０号機です。
今回の旅行記は乗り鉄編と撮り鉄編両方を含めてです。また重連については、９月の重連が終了したら掲載する予定です。
撮影は運行開始から約３ヶ月間で５回行きました。晴れ、曇り、小雨のバラエティにとび、主に景色の中に溶け込むＳＬを撮影しております。

　Ｃ６１は当初７月の群馬ディスティネーションキャンペーンから運行開始する予定でしたが、急遽１ヶ月前倒しで運行する運びとなり、その為時刻表には記載されておらず、ＪＲのホームページで告知となりました。
　６/４（土）から運行開始で、私が乗車したのは翌日の６/５（日）ですが、チケットは発売当日２０秒で売り切れたそうです。当日、日曜日と重なり大混雑しておりました。Ｃ６１が高崎駅に入線する様子を撮影したい為に、上越新幹線の始発で高崎まで行きましたが、東京駅でこんなに早い時間（午前６時）鉄ちゃんはいないだろう？と思いきや。。。数名の三脚担いでいる鉄を見かけたので、ただ事ではないな〜〜あ！と思いながら乗車しました。
　私はＣ６１に乗車する為に高崎駅のホームにおりましたが、水上行きの各駅停車に（午前７時半）大勢の鉄ちゃんが各撮影地まで行くため乗り込んでおりました。

　私はＣ６１の高崎ー水上間で座席指定券を持っておりましたが、全線乗車は必要ないので（何回もＤ５１で乗車している為）、高崎ー渋川間を乗車して、渋川から各駅停車で先回りをして岩本駅でＣ６１を待つ事にしました。ただ岩本駅の待機時間が電車の遅れを含めて１０分しかなっかったので、希望の撮影ポイントへ行く時間がきついと判断してホームから撮影しました。岩本駅で大勢２０名以上の鉄ちゃんは走って行きましたが、私は疲れるので止めました。結論から言えば煙は今イチ！スカでした。もしかしたら後閑の築堤か諏訪峡まで行った方が良かったかなあ？残念でした。

今回のＣ６１の撮影はヘッドマーク付きとヘッドマークなしの２タイプで尚且つ旧型客車を連結した車両です。

ＪＲ東日本高崎支社のホームページ
http://jres.jp/jres/season_train/

群馬ディスティネーションキャンペーンのホームページ
http://gunma-dc.net/

エリア 高崎(群馬)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 新幹線 JRローカル 私鉄 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

Ｃ６１運行２日目の早朝の高崎駅。６/５の午前７時半頃。まだ構内に鉄ちゃんの姿はまばらでした。しかし、この後９時半過ぎから構内は大混雑！ＳＬが入線するとホームはお祭り騒ぎでした。

午前９時反対側のホームに大勢の鉄ちゃんが屯していたのでカメラを向けたらなんとＥＨ２００系貨物列車（ブルーサンダー）が高崎駅を発車しました。

ＥＨ２００系（ブルーサンダー）が高崎駅を発車しました。

高崎駅２番線ホーム９時１９分Ｃ６１が入線してきます。

高崎駅２番線ホーム９時１９分にＣ６１が入線してきます。雑誌では見ていたが初めて本物を見て胸もどきどき！ちなみ２番線ホームの東京よりのホームの端の場所に、一番乗りのかぶり付きでおりましたしたが、入線５分前には私の後ろに２０名ほどの鉄ちゃんがおりました。写真ではわかりませんが、これから凄い事になりました。

一度複線に入りバックで２番線ホームに入線して旧型客車と連結させます。

２番線ホームにバックで入線中のＣ６１

Ｃ６１がホームに到着後、乗車する客、鉄ちゃん、マスコミ（報道関係）で大混雑、キャブの周りは凄い事になりました。

カメラを広角レンズに取り変え、機関士さんに許可を取りキャブ内（機関室内）を撮影。

Ｃ６１と旧型客車の連結部

ホーム内で駅弁を販売しておりました。個人的感想として（過去に食べましたが）、Ｄ５１弁当の味は今一です。竹炭を入れて焚いたご飯で色は真っ黒。。。。。おまけに冷えているのでやや炭の匂いもします。駅弁通から言わせて貰えば、できれば普通のご飯にして欲しいです。ただ弁当箱が丸い容器で黒のＤ５１と印刷されているので、記念に持って帰って家ではキャンディが中に入っております。個人的には「だるま弁当」を駅構内で購入して乗車する事をお勧めいたします。横川の釜飯も美味しいのですが、食事後容器の処分に困るためお勧めは致しません。持ち帰りなら可です。

旧型客車を撮影。窓の中央に私の姿が見えておりますが、当日、カメラバックに三脚、背中のリュックの中に脚立を入れて重装備で来ました。

車体にはワックスがかけられ、室内も新品並みに綺麗でした。

乗客が入る前に急いで室内を撮影！乗客の大半は大混雑しているＳＬを撮影しておりました。私はその逆で室内に荷物を置いてからの撮影。

私の席は３号車１０番Ｄ席。とりあえず重たいカメラバックと三脚と脚立を置いて身軽になってからの撮影。そうしないと一般人、報道関係者、強豪の鉄ちゃん達がＳＬ周辺に陣取っているため撮影ができなくなるためです。

最後尾の客車。客荷合造車オハニ３６１１　この先関係者以外立ち入り禁止です。

Ｃ６１の出発。高崎駅の松本駅長さんも見送りをしていただきました。

車窓から見た鉄ちゃん達。

Ｃ６１の車窓から見た高崎駅。この写真はカメラのライブビューモードで撮影しており、窓から体を乗り出して撮影はしておりませんので、あしからず！

Ｃ６１のキャブ（運転室）機関士側からの撮影で、男の仕事場です。

渋川駅の停車時間を利用して最後尾の客車まで行きました。客荷合造車オハニ３６１１。乗客のほとんどはＳＬの周辺に集中しておりますが、穴場は最後尾の客車なのです。２０分以上停車しているので車掌さんも少しは時間があるので記念撮影の許可を取りました。

車掌さんにお願いをして記念撮影。車掌さんに私が旧客と一緒に撮影依頼を申し込んだら、車内からプレート２枚持って来ていただき、このプレート、Ｃ６１２０復活を出して貰いました。ありがとうございました。
私が現地でこの様な事をすると、観光客の方が真似をして許可を取らずに撮影する方大勢おりますが、ＪＲの職員の方は仕事中なので、必ず撮影許可を取ってから撮影してくださる事を願っております。

渋川駅で下車して各駅で先回りをして岩本駅構内で撮影しましたが、煙が出てなく失敗に終わりました！

水上駅の転車台風景

水上駅の転車台風景

多くのギャラリーの中停車位置につき、これから灰落としと給水の補給が始まります。

時間は１５時過ぎ。水上駅の発車を撮影ですが、小雨、雷がなり初め不安になりました。周りの鉄ちゃん達も撤収するか迷っていましたが、ここまで来たので踏ん張ることにしました。カーボン三脚を使用している為、カーボンは電気を通すので雷がなったら注意する必要があります。まれに落ちる可能性があるので危ないのです。

煙モクモク！ドレインも吹いてました。

岩本駅の失敗もあったので少し不安でしたが、１００名以上の鉄ちゃん達が（カメラの砲列）いたので、機関士さんがサービスで良い煙をはいていただき感謝です。

Ｃ６１と旧型客車のコンビは最高です。できれば単線の非電化区間を走って欲しいです。

水上駅発車シーンを撮影後、次の各駅（高崎行き）に乗車して渋川駅で追いつき、返しの渋川駅の発車を撮影しました。下車後走って渋川駅の線路の反対側まで行き少し高台からの撮影、時間にして５分くらいしか余裕がありませんでした。

翌週、車で本格的に撮影。この日はヘッドマークなしの車両の為大勢の鉄ちゃんが上越線に訪れました。早朝５時に家を出発して、まずは渋川周辺の八木原の定番撮影地へ行きました。

八木原の撮影後、すぐ様撤収して関越自動車道路の渋川伊香保ＩＣから水上ＩＣまで移動して、諏訪峡とＣ６１を撮影。追っかけ組なので先発隊の後方からの撮影の為上からの見下ろしなってしまいました。カメラアングルの高さは２ｍくらい脚立を利用しております。

ヘッドマークなしのＣ６１

水上駅の転車台付近は毎度大勢のギャラリーが詰め掛けております。

水上駅の発車シーン

水上駅の発車シーン。水上駅の発車は人気があり早めにオキサン（三脚を置いて場所取り）しないと、良い撮影ポイントの場所を確保できないので大変なのです。

水上駅の発車シーンを撮影する為にはこのくらいの高さを必要とします。線路が道路から１ｍ近く高いため、脚立と高さの高い三脚を必要とします。私の三脚で最大2.5mまで上がります。

水上駅の発車シーンを撮るために多くの鉄道ファンが昼飯を満足に食べずにおります。私もコンビニのおにぎりです。

８/２７の撮影。この日は後閑あたりでＣ６１とＤ５１が交差する日でした。結果は失敗！深読みしすぎて撮影ポイントの選択を間違えました。当初この場所で交差すると予測を立てて山の上から俯瞰撮影しておりました。ところがＤ５１が１３：３９分に通過し、その３分後にＣ６１が１３：４２に通り過ぎました。津久田の第３利根川橋梁で撮影中、１本前の水上行きの各駅が５分遅れで通過したので、たぶんＳＬも５分程度遅れることを見越し、余裕を持たせて山の上から俯瞰撮影！これが失敗に終わりました。この周辺に鉄ちゃんは４０名近くおりました。

高崎行きのＤ５１が通り過ぎ奥に煙が見えるのがＣ６１の煙で、場所は後閑駅の付近です。

Ｃ６１を確認。後閑駅から右カーブをしてこれから１０パミールの勾配に入ります。１３：４１分

場所は上毛高原駅から１キロくらい先の山の高台からの撮影。１３：４２分。Ｃ６１が通過！この場所で交差して欲しかったです。

目の前を通過後三脚からカメラを外して、手持ちで勾配を上るＣ６１を撮影

この写真を撮影後、水上の発車を取らずに、車の車検の事もありそのまま撤収して関越で所沢まで行き、車を車検に出して電車で帰宅しました。

この旅行記へのコメント （2）

• zzr-cさん 2011/09/04 16:40:37

  綺麗な客車

  Medinaさま　こんにちは！
  
  ご無沙汰してます。
  
  とっても綺麗にワックスが掛っている客車ですね。
  
  今の電車よりも光り輝いているんじゃないですか？
  
  Ｃ６１も綺麗にされていますね！
  
  三脚、２．５メートルにもなるんですか！
  
  凄い高さになりますね。
  
  ってか皆さん出発シーンの為にこれだけの人たちが並んでる^^;
  
  確かに単線非電化区間を走ってくれたら様になるでしょうね^_^
  
  じぃ〜

  Medinaさん からの返信 2011/09/08 15:51:10

  RE: 綺麗な客車

  zzr-c様
  
  こんにちはご無沙汰しております。
  ご返事遅くなりました。
  
  > とっても綺麗にワックスが掛っている客車ですね。
  > 今の電車よりも光り輝いているんじゃないですか？
  
  この日の為、旧型客車の外装、内装とも修理したみたいです。
  とくにトイレは昔なら落とし！お分かりですか？
  便器の下はそのまま線路に。。。！
  これが水洗のタンク式になりました。
  
  我々鉄道写真ファンが撮影中、風で糞が飛んできたらたまりませんよね！
  ですから凄く助かります。
  
  > Ｃ６１も綺麗にされていますね！
  ＪＲ東日本このＣ６１に約３億円かけたそうです。
  
  > 三脚、２．５メートルにもなるんですか！
  > 凄い高さになりますね。
  
  そうなんです。水上駅は線路が高いためにどうしても高さを必要とします。
  私はカメラとこの三脚と脚立を担いで、地下鉄、山手線、新幹線とＳＬに
  乗車しました。帰りも同じですが。。。。
  帰宅したらかなり疲れました。
  
  > ってか皆さん出発シーンの為にこれだけの人たちが並んでる^^;
  
  普通で７０〜８０人くらい。重連の時は１００人を軽く超えました。
  凄いことでした。
  
  > 確かに単線非電化区間を走ってくれたら様になるでしょうね^_^
  そうですね！これを期待して磐越西線を走ってもらいたいですね。
  
  これからも宜しくお願い致します。
  
  Medina