2011/04/29 - 2011/04/29
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annakさん
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長期休暇を利用しての九州訪問車中泊の旅も4回目である。
ただ今回はいつもと違い女房殿と二人旅、女房殿のリクエスト「くじゅう連山と花公園に行きたい」「黒川温泉街を歩きとお立ち寄り湯」「熊本城が見たい」というもの、annakは「開聞岳が見たい」「知覧の武家屋敷を歩きたい」「篤姫のふるさとめぐりがしたい」ふむふむなんとなく見えてきたぞ(笑)
とまあ大まかなイメージを持って出かけることにした。
ただ4月29日〜5月5日まで7日間の長丁場で女房殿が耐えられるかという問題を残したまま二人の珍道中は始まった。
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車
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関門橋を通過するまでは順調に来たものの、小倉南あたりでの情報によれば、福岡手前、鳥栖は相当な混雑らしい。当初少し大周りになるが九重までは高速の予定であった。ムムム困ったぞ・・・・
こうなれば平尾台〜田川を経由し日田周りで黒川に入ろう、幸いなことに車中泊であり自由旅だ。
田川という地名の響きに何やら魅力を感じていたのも後押しした。 -
「平尾台」は、標高400〜600メートルのところにある九州最大のカルスト台地。草原の中に、無数の白い石灰岩が散在している光景が広がっており、まるで草原で遊ぶ羊のように見えることから「羊群原」とも呼ばれている。ハイキングコースや、見晴台、平尾台自然観察センターがあるほか、千仏鍾乳洞、牡鹿洞、目白洞などの鍾乳洞も点在している。(ガイドまる写し)
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なるほどね・・・・・
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平尾台自然の郷できれいな花木に癒されたのち田川に向かった。
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田川市石炭歴史博物館へ・・・・ここに炭鉱産業の歴史、近代労働史としての遺産が残る。
画像は当時の労働者住宅を忠実に復元したものだ。 -
annakはこの一枚の写真を見てとても強い衝撃を受けた。
女性が腰に一枚の布を巻き、上半身裸で作業をしている写真である。
しばし言葉が出なかった。
こんな環境でも働かねばならなかった時代は、今からそう遠い昔ではない。 -
annakこんな労働条件であれば1日も持たないな・・・・
こんなこと言えるのも現在一応安定して暮らしているからであり・・・・・ -
そしてここは近代労働史の原点ともいえるところだ。
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今から見れば当時の闘争が正しかったか否かなんて考えてしまいますが、間違いなく近代史の史実として残っており、我々はその延長線上に居る。
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こういった旗も最近は見なくなりました。
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同じ写真で恐縮だがあえて今一度。
劣悪な労働条件下ではあるが、労働者に与えられたいわば社宅である。
それまでの住宅環境から一変し、近代的生活が始まったのも事実である。 -
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このような炊事場も当時としては画期的であったと記されている。
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炭鉱の産業遺産が残る町田川。
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大空へとそびえる大煙突。
伊田抗開設時に、捲揚機および付属施設の動力用として蒸気汽缶が設置され、この汽缶の排煙用として2本の大煙突が築造されました。
煙突は丸形、耐火煉瓦製で高さ45.45m、耐火煉瓦数は総計213,000枚使用しています。(ガイドまる写し) -
ちょっと違いますが、「キューポラのある街」なんて思ってしまいました。
同世代の方でも映画ファンか吉永小百合ファンでなければわかる方少ないですかね(笑) -
如何にも田川と思いパチリ
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そして田川といえば香春岳
香春岳は異様な山である。
決して高い山ではないが、そのあたえる印象が異様なのだ。
と書きだされる「青春の門」ご存知五木寛之氏の代表作である。 -
主人公・伊吹信介が幼少時代を過ごした田川の街、そして繰り返し繰り返し、しつようなまでに描写される香春岳がこれである。
伊吹信介は五木氏自身ではないが、まぎれもなく筑豊は五木氏にとっての原風景といえるのではないか?
この作品はannakに大変大きな影響を与えた一つでもある。
そしてannakのルーツは小倉にあることもまた感慨ひとしおである。
小倉の人々という本に実名で曾祖父が記載されているが、良いことしか書かれていない。
「私財をなげうって難事業を行い現在は何も残っていない」という事実は誰も知らない過去の出来事だ。 -
さて先に進みましょう。
途中お立ち寄りした日田の街並みです。 -
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内部の写真はありませんが(撮影禁止)草野本家はちょうど公開中でした。
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やはりお醤油屋さんへ
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お薬も
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おっ・・・
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素敵な意匠がありました。
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そして当初の予定地黒川温泉へ・・・・
寄り道しながらやっと到着しました(笑) -
共同混浴風呂・・・
ここはちょっと女房殿は・・・無理・・・ですね -
どこかお立ち寄りのお風呂へ行きましょうと街歩き開始
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いい感じです、黒川温泉。
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男女別湯の公衆浴場ですが・・・今日はパス
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雰囲気が出てきましたね
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如何ですか?
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そして選んだ「やまびこ温泉」の露天風呂
あぁっさっぱりした。 -
黒川温泉は雰囲気のある素敵な温泉街ですが、近年はちょっと秘湯という感じではなく、どこかないかと一考。
そうだ筋湯温泉に行こう・・・・
筋湯温泉詳しくは→http://www.sujiyu-onsen.com/hotspring/ -
打たせ大浴場・・・独特な雰囲気で大満足、是非一度どうぞ。
ふうっ初日からいきなり大きく予定変更でしたが、まあこんなもんでしょう。女房殿大丈夫だよ(笑)
そして一気に道の駅竹田まで走り「おやすみなさい」
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