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中国国境のカジノタウン① 不夜城 ラオカイの過ごし方 (ミャンマー、老街、南傘)

旅行時期 2011/03/14 - 2011/03/16 (2011/11/05投稿

 中国人は根っからのギャンブル好き民族。彼らの中には、日ごろの賭けマージャンに飽き足らず、国外に出てカジノに精を出す人たちもいます。そんな需要の受け皿になっているのが、ミャンマーやラオスと雲南省の国境沿いにある経済特区。ぶっちゃけカジノ特区です。そんなカジノタウンのひとつ、ミャンマー・ラオカイの様子をレポートいたしましょう。 <br /><br /><br />** 1元=12.4円で計算。<br /><br />==中国国境のカジノタウン シリーズ一覧==<br />① 不夜城 ラオカイの過ごし方 (ミャンマー、老街、南傘) &lt;==<br />http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10573770/<br />② 桃源郷 モンラーの今 (ミャンマー、打洛) &lt;==<br />http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10574121/<br />③ 発展途上カジノ ボーテンで途中下車 (ラオス、モーハン)<br />http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10574274/<br /><br />==中国カジノ関係==<br />[雲南] 瑞麗の向こう側② 姐告 - スルッとミャンマー裏カジノ<br />http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10537957/

 中国人は根っからのギャンブル好き民族。彼らの中には、日ごろの賭けマージャンに飽き足らず、国外に出てカジノに精を出す人たちもいます。そんな需要の受け皿になっているのが、ミャンマーやラオスと雲南省の国境沿いにある経済特区。ぶっちゃけカジノ特区です。そんなカジノタウンのひとつ、ミャンマー・ラオカイの様子をレポートいたしましょう。


** 1元=12.4円で計算。

==中国国境のカジノタウン シリーズ一覧==
① 不夜城 ラオカイの過ごし方 (ミャンマー、老街、南傘) <==
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10573770/
② 桃源郷 モンラーの今 (ミャンマー、打洛) <==
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10574121/
③ 発展途上カジノ ボーテンで途中下車 (ラオス、モーハン)
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10574274/

==中国カジノ関係==
[雲南] 瑞麗の向こう側② 姐告 - スルッとミャンマー裏カジノ
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10537957/

写真 38枚

テーマ:
カジノ・ギャンブル
エリア:
中国 > 雲南省
エリアの満足度:
評価なし
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    [目次]

     南傘
     国境越え
     ラオカイ
     カジノ
     街外れを散策
     宿
     夜のラオカイ
     地図
     まとめ

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    [南傘]

     ラオカイといっても、ベトナムのラオカイではありません。ラオカイ(老街)はよくある地名で、この場合、雲南省南傘から国境を越えた先にあるミャンマーのラオカイを指します。この辺り(シャン州東北部)は、地方の軍閥が支配していることもあり、ミャンマーでもちょっと特殊な地域になります。ラオカイ一帯を支配しているのが、コーカン軍と呼ばれる軍閥。このエリアは、シャン州第一特区と呼ばれています。

     そのラオカイへの中国側ゲートウェイになるのが、雲南省臨滄市鎮康県にある南傘鎮。瑞麗からだと、がんばって一日(105元=1300円、11時間)で行ける距離です。ちなみに南傘(ナンサン)は、タイ語からの音訳です。


    写真: 雲南省の地図。青い点 - 下から景洪、孟定、南傘、瑞麗、昆明

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     バスに長いこと揺られて、南傘に到着です。南傘は国境ゲート付近の旧市街と、3kmほど離れた新市街に分かれています。新市街のほうが店やホテルが多く、何かと便利。バスターミナルや市場があるのも新市街です。

     どちらの市街も小規模で、これといった見所はなし。そもそも、南傘はもちろん、その周辺もガイドブックに載るような観光地はありません。ふらりと立ち寄るような国境ではないのです。

    写真: 新市街の様子。黄色い点 - 右からバスターミナル、市場。

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     新市街と旧市街の間に、町を見下ろす展望ポイント(写真矢印)があるので登ってみます。

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     そこからは、新市街、旧市街の街並みに加え、国境を越えた先にあるミャンマーの集落も確認できます。写真の青い線が国境で、黄色い点が国境ゲート。線の向こう側がミャンマーの領土になります。

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    [国境越え]

     それでは早速、国境ゲートに行ってみます。新市街からオート三輪(4元=50円)で7、8分。一直線に伸びた道路を走り、あっという間に到着です。写真手前に見えているのが中国のゲート。奥に見える伝統スタイルのものが、ミャンマー側のゲートになります。2つのゲートは橋でつながっています。

     南傘の国境は、外国人の通れない二類口岸。普通の観光客なら、写真だけ撮って引き返すところです。しかし、私はあきらめません。

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     ミャンマー側にカジノがある以上、絶対裏口があるはず。まずは、ゲート近辺をチェックしてみましょう。国境前の道を左手方向に進んだ所に、オート三輪やバイクタクシーがたむろしている場所があります。

     近くに行ってみると、バイタクでの越境を勧められました(50元=620円)。どうも、奥に見えるジープ道(矢印)がミャンマー側につながっているようです。

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     それとは別にすぐそばに看板があり、以下のようなメッセージが書かれています。

     「皆さんこんにちは、現地の警察です。最近、悪いやつらが投資話を持ちかけ、我が国民を密出国させた後、賭博を口実に軟禁したりする事件が起きています。何かあったら110番してね。」

    うーん。わざわざ、こんな原っぱに看板を立てるということは..。

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     しばらくすると、現地人がやってきて、看板そばの小道をミャンマー方向にスタスタと歩いて行くではありませんか。どうも、ここが非公式の越境ポイントのようです。バイタクが、客待ちしていた理由がわかりました。

     基本的に、国境ゲートを自由に行き来できるのは、通行証を持っている周辺住民だけ。それ以外の人は、ミャンマー人(シャン人)も中国人も、それなりの手続きが必要です。それが面倒な人は、こうして抜け道を利用するわけです。

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     私も彼らに続いて、ミャンマー側に行ってみます。途中、丘の上にガラの悪そうな連中(写真)がいて、通行料(10元=120円)を要求してきました。前の人も払っていたので、ここまでは想定内です。門番役に20元札を差し出すと、男は知らんぷりしておつりを返しません。「おつりは?」「実は20元だ」。えっ?

     ところで中国では、裏商売にかかわる人でも、サービスや信頼を大切にする傾向があります。つまり、違法なことをしているだけで、対応自体はフェアーなのです。そのため、ここまでタチの悪い奴はあまり見かけません。ちょっと油断していました..。国が変われば、いままでの常識も修正しなくてはなりません。

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     丘を下り、道沿いに進むと、今度はミャンマー側の集金小屋(写真左)に到着します。ここでもさらに10元(120円)徴収。さっき払った、という理屈は通用しません。こちらはビジネスライクな感じで、さっきのチンピラ連中がモグリの料金所だった可能性もあります。

     この越境ルート付近では、「道がわかりにくいから、案内するよー」とか「私についてくれば安全安心!」とか言って有料(10元=120円)で道案内する女性がいます。一種の保険にはなりますが、道は短く単純なので、基本的には不要です。

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     この密入国ルートをまとめるとこんな感じです。水色の線が国境で、青い線が移動ルート。黄色い点が右から、ミャンマー側集金小屋、中国側のバイタク客待ちポイント、丘の上の集金ポイント。帰りも同じ場所で、それぞれ10元(120円)支払います。

     後で気づいたのですが、工場のほうにある道(赤の線)から行けば、一つ目の集金ポイントをバイパスできます。 また、丘を下った後、目の前の畑を突っ切れば2つ目の小屋も迂回できます。ただし、小屋の視界に入っているのであまりオススメしません。

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    [ラオカイ]

     集金小屋から30メートルほど歩くと、ミャンマー側ゲートの裏側に出ます。

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     国境手前の道路沿いには、食堂や小さなカジノ、宿泊施設などがあります。基本的に国境のためだけの集落なので、少し歩けばすぐに建物はなくなります。

     道路のすぐ先に、ちょっと気になる看板(写真中央)がありました。「散路偸渡登記処」。文字通り解釈すると、「密出入国登録所」。なんじゃこれは。よく見ると、車で国境まで来た人が、ここで何か記入しています。これは困りました。同じ密入国でも、私の場合、よりタチの悪い三国人の密入国。どう処理されるか見当もつきません。

    写真: 登記所。帰りの時わかりましたが、身分証のない人は、小額の定額賄賂(2,3元?)で通過できます。

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     国境からラオカイまで約9キロ。一番安い交通手段は乗り合いタクシー(12元=150円)ですが、このとき近くに見当たりませんでした。一刻も早く登記所を通り過ぎたい私は、近くにいたバイタク(15元=180円)を捕まえ、一目散にラオカイに向かうことにしました。

     バイクはすぐに国境の集落を抜け、山に囲まれた一本道をズンズン進んでいきます。密入国の不安をよそに、順調に飛ばすバイク。もう後には引けません。

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     15分ほど走り、ラオカイの市街地に到着です。初めて訪れたラオカイの印象は、「なんじゃこりゃ?」。 中国でもミャンマーでもない、何か不思議な感じのする街並みです。田舎なのに派手な建物が多く、無機質な南傘とは対照的です。

     この町に住んでいるのは、主に中国人。ほとんどが、本土から出稼ぎに来た人たちです。そのせいか、街にはあまり生活臭が感じられません。また、現地人であるコーカン族は、昔雲南から移住してきた漢民族を源としているため、外見上見分けがつきません。

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     街のメインストリートを歩いていくと、7階建ての塔が出てきます。ここはラオカイのランドマークと言える場所で、中心街のへそに当たります。街の道路は中国と同じ右側通行。でも、車は特区ナンバーで右ハンドル。左ハンドルなのは、街を巡回する中国製電動バス(写真)くらいです。

    写真: 街の中心にある塔。一階が店舗、屋上に携帯アンテナ。

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     通りに並ぶお店は中国とほとんど変わりません。携帯電話ショップに洋服屋、スーパー、レストラン、果物屋、床屋、ネットカフェ、診療所など。本土でおなじみのアパレル・チェーンも普通にあります。ないのは銀行くらい。その代わりに、中国の銀行口座からの現金引き出しや送金を代行するお店があります。

     この町のカジノは、いちおう合法的に営業しているはずですが、街全体に少しピリピリした雰囲気があります。道路でバシバシ写真を撮っていたら、カジノの隣の店の女性から、こっぴどく怒られました。また、たまに見かける兵士や警察も、あまり関わらないほうがいいでしょう。

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    [カジノ]

     塔の近辺にいくつかカジノがあるので、行ってみます。塔を過ぎ、そのまま真っ直ぐ進んでいくと、左側に百勝賓館(写真)というホテルが出てきます。あまりに地味なので最初は気づきませんでしたが、ここの一階がカジノになっています。中にはバカラを中心にテーブルが20台ほど。昼でも多くの客で賑っていました。最低ベットは20元(250円)か50元(620円)が主流。数は少ないですが、10元(120円)のテーブルもあります。

     ラオカイのカジノは、なんと言うか敷居が低くて気さくです。客は中国からの旅行者だけでなく、地元の人も大勢います。中には高校生くらいの女の子も。まわりの野次馬には、客の子供や赤ん坊を背負ったオバサンとかもいて、「本当にここカジノかよ!」って感じです まるでスーパーや公園のような、出入り自由の気楽さがあります。ここラオカイでは、ゲーム用のチップではなく現金をそのまま置いて賭けるのが主流です。その辺りも、庶民的な雰囲気に影響しているのかもしれません。

    写真: 百勝賓館。ホテル正面に大きな市場があり、屋台で食事することもできます。

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     百勝賓館の次の道を左に曲がると、同じグループの百勝国際酒店(写真)というホテルが現れます。この大型ホテルも一階にカジノになっていて、その外観にふさわしい洗練された内装になっています。さっきの賓館よりは客層が良さそうですが、やることは同じ。ゲームは主にバカラで最低ベットも大差ありません。

     ここに限らず、ラオカイのカジノはどこも洗練されています。バカラの各テーブルには、パソコンの液晶画面が備え付けられており、これまでのゲームの結果や統計が表示されます。これを見て、「直近4回連続ディーラーが勝ってるから、そろそろプレイヤーが勝つころだな」とか予想の参考にするのです。ベテランの人は今でも紙に書いて記録するのがお好きのようですが..。

     「シェーン、ジュアン、シェーン、ジュアン、シェパーーイ」(子~親~子~親~捨てパイ)。各テーブルで新しいゲームが始まる度に、若い女性の掛け声がホールに響きます。基本的にディーラーやアシスタントなどのスタッフはすべて女性。主に地方から出てきた十代の女の子です。彼女らの存在が、カジノを明るく楽しいものにしている気がします。

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     一般的なカジノとは別に、ゲームセンター式のカジノもあります。このタイプの店は街のあちこちにあり、中にゲーム機が並べられているだけの小さな店がほとんどです。どの店も、壁には賞金の一覧表が張ってあります。遊んでないので詳しい仕組みはわかりませんが、たぶんカードゲームや、スロット、マージャンなどで、特定のパターンや一定のポイントが出れば現金と交換できる仕組みだと思います。あらかじめ一定の賭け金を払っておけば、長時間、ゲーム台を占有できる決まりもあります。

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    [街外れを散策]

     メイン通りから離れて町を散策してみます。百勝ホテルから少し東に歩いたところに、ラオカイのバスターミナル(写真)があります。ここから、清水河 石園子 大水塘など特区内の他の町へ乗り合いワゴンが出ています。さらには、清水河(30km)の口岸を越えて、中国の孟定鎮まで行く車もあります。

     私が最も気になったのは、臘戌(ラーショー)の看板。ここからラーショー(約170km)に行く便があるようです。ということは、ミャンマー側からラオカイに来る公共交通手段があることになります。実際に外国人の通行が許可されているかどうかは、わかりません。

     南傘の国境へ向かう乗り合いタクシーもここから出発します。一人12元(150円)で、5人揃えば出発。私も中国に戻る時に利用しました。途中、検問所のようなところがありますが、IDチェックはなし。単に、運転手から通行料を徴収しているだけのようです。状況は変わる可能性があるので、乗る前に運転手に確認しておくと安心です。

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     バスターミナル隣の道を南に進むと、橋の先にストゥーパ(写真)のある小さな丘が見えてきます。この丘の上からは、ラオカイの街とその周辺の山が見渡せます。

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     南傘方向を見ると、高い丘の上にストゥーパがあるのがわかります(写真中央)。国境からバイクで来た時は、この丘の麓の道を通りました。気がつけば周りはストゥーパだらけ。やはり、ここはミャンマーなのです。

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     ラオカイ中心部から二キロほど南東に行った所にも、新しく区画整理された街とカジノがあります。電動バス(写真、3元=38円)のルート上なので、簡単に移動できます。この辺りは東城と呼ばれているようです。

     東城にある福利来大酒店内(写真中央)のカジノに入ってみました。ここのカジノは大規模で、テーブル数が多く高級感もあります。各テーブルの下には電話線が用意されており、業者のプレイヤー(代行?)がヘッドセットをしながら、客や会社と常にやりとりしていました。

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    [宿]

     時間も遅いので、そろそろ宿を探さなければなりません。ホテルはカジノ付きの立派なホテルから、中級ホテル、招待所などたくさんあります。問題は、私が外国人で、本来越えてはいけない国境を越えて来ていることです。ホテルにチェックインするというのは、自首するに等しい行為です。でも、ここは中国ではなく、ミャンマーの特区。大目に見てもらえる可能性もあります。何しろ、大半の中国人も私と同じように違法ルートを通ってきている訳ですから。とはいえ、余計なリスクは取りたくありません。

    写真: ある招待所の看板。一ヶ月の家賃が150元(1800円)。これは極端な例ですが、月500元(6200円)も出せば、まともな部屋に泊まれます。

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     そこで、ある招待所にぶらりと入り、主人と交渉してみることにしました。私の筋書きはこうです。「私はマレーシア華僑だけど、パスポートを南傘に置いてきたから、記帳だけで泊めてほしい」。幸い、私のストーリーは疑われることなく受け入れられ、今晩の宿を確保することができました。めでたしめでたし。やはり、家族経営の招待所は、ホテルと違い融通が効きます。

    写真: 20元(240円)の部屋。

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     チェックインした後、部屋のテレビをチェックしてみました。ここはミャンマーなので、もちろんMRTVなどのビルマ語チャンネルが見れます。その他、中国や台湾のチャンネルもあります。ここのケーブルテレビは、特区ということもあってか、やりたい放題。中国の人気番組の上に勝手に地元の広告を流したりしています。さらには、砂嵐の中、うっすらとアダルトビデオが見られる中途半端なチャンネルもあります(音声は普通に聞こえる)。一体、何がし・た・い・ん・だ!

    写真: タナカの化粧品CM。

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    [夜のラオカイ]

     宿で一休みした後、夜のラオカイを探索してみます。私が日帰りせずに、わざわざ一泊したのも夜のラオカイをチェックするためです。夜は店のネオンサインが点灯するため、昼間見逃していたカジノに気づいたりします。塔の手前、坂を下ったあたりにも4軒ほど中規模のカジノがあるのを発見しました(写真看板)。どこも、それなりに客が入っています。

     ところで、この町で遊んでいる人たちは一体どこから来ているのでしょうか。南傘の近辺には人口の多い都市はありません。景洪ならもっと近いカジノタウンがあるし、ひょっとして昆明からわざわざ来てるとか..。恐らく、雲南西南部の中規模都市を中心に、いろんなところから来ているのだと思います。

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     さらには、塔のすぐそばの路地を入った先に、カジノが7軒ほど集まる場所を発見しました。灯台元暗しです。これで合計14軒。

     ここにあるのは、1軒を除きホテル付属ではない独立したカジノ。どこもレストランみたいな外観で、庶民的な感じです。この一帯の店は、最低ベット10元(120円)のテーブルが多く、ある店では5元(60円)のテーブルさえあります。店が隣り合わせにあるので、比較やはしごが簡単にできるのが魅力です。結局11時過ぎまでここで遊びました。

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     お腹がすいたので、百勝賓館向かいの屋台街に行ってみます。食環境も中国と何ら変わらず便利です。

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     屋台通りの奥では、サイコロ賭博が行わていました。中国南部やミャンマーで人気のある遊びで、魚蝦蟹の一種です。サイコロの目は数字ではなく亀や鶏などの絵柄で、この絵柄は地方によってばらつきがあります。

     ルールは簡単。3つのサイコロを振り、1つでも自分が予想した目が出ればお金が倍になって返ってきます。サイコロは3つあるものの、同じ目が複数出ることもあるため、勝率は50%以下になります。隣り合わせた2つの絵柄に賭けてることもでき、両方出れば賭けた金が6倍になる計算です。賭け金は、たった1元(12円)からと激安。10元バカラよりもさらに安い「貧者のばくち」です。

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     おっと、風俗を忘れていました。カジノあるところには、必ず風俗もあります。塔から東に続く細い道を進んだところに、置屋が並ぶ一角(写真)があります。夜9時ごろに行ってみましたが、ほとんど人がいませんでした。デリバリー中心なのかもしれません。ということで、料金は不明。おそらく快餐で100-200元(1200-2500円)くらいでしょうか。

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     その他、東城の大通り沿いにカラオケ・パブが何軒かあります。ピンクのライトが怪しげですが、普通のお店のようです。

  • 500_22284165

     宿でくつろいだ後、眠れないので再びカジノに行ってみました。深夜2時半、この時間でも遊んでいる客はいて、店は普通に営業しています。おそらく24時間やっているのでしょう。

     あるカジノの前では、若い女性達が列を作り、点呼のようなものをとっていました。従業員シフトの引継ぎです。こうして、眠らないカジノタウンは今日も走り続けるのでした。

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    [地図]

     ここまでの情報を地図にするとこんな感じです。

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    [まとめ]

     ラオカイはカジノの数が多く、最低ベットも安め。町も中規模で、不自由なく過ごせます。私が知っている中では、最も庶民的で居心地のいいカジノタウンといえるでしょう。下流ギャンブラーの方々に激しくオススメしたいところですが、いくつか問題もあります。まず、アクセスの悪さ。次に不法入国というリスクです。そうなると、ラオカイに食いつきそうなのは、国境マニアくらいでしょうか。ネットを探しても、南傘・ラオカイの国境越えを果たした旅行者はほとんどいないようです。次はあなたの番です..でも自己責任で。以上、中国国境カジノ・レポートでした。

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