旭川上流の滝群（二重滝・布引の滝・出合滝）◆奈良県十津川村の滝めぐり【その２】

2011/05/04 - 2011/05/04

大塔の「宮の滝」から次に向かったのは、十津川の支流・旭川の上流にある滝群です。
「谷瀬の吊り橋」の少し北にある林道を東進すると「旭ダム」があり、その奥に幾つかの滝が点在しています。
「旭ダム」から先の林道はとても狭く、途中からは未舗装道になっています。
その分、訪れる人も少なく、水の透明度は抜群！
元々奈良県南部の川はどこも透明度は高いのですが、その中でも群を抜いているように感じました。

エリア 十津川温泉(奈良)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 自家用車

旭ダムのところには、簡単な休憩施設がありました。

その建物の裏に咲いていたヤマザクラ。

その周りには、多くの発電用施設が設置されています。

旭ダムまでは林道もそんなに狭くなく走りやすかったのですが、その先は段々と道幅も狭くなりカーブも多くなってきます。

道路から見える位置に「布引の滝」があるというのでゆっくり走っていると見つけました！
えっ！？
どこに滝があるの？
この写真で滝をみつけられますか？

wifeの４倍ズームのカメラではこれが精いっぱい...

Photo by wife

JOECOOLの24倍のズームカメラでようやくその姿を捉えることができました。

「布引の滝」は落差が80mもある大きな滝ですが、この位置からの遠望しかできないのが残念です。

さらに林道を上って行くと、視界が開けた場所を発見。

若干違ったアングルから「布引の滝」が見えています。

さらに林道を上がって行きます。

この旭川上流で最も美しいと言われる『二重滝』が見えるスポットまでやって来ました！

三脚は立てにくいし、どうやって撮ろうか...
ガードレールにカメラを固定して遠望を撮ることにしました。

Photo by wife

ズームした『二重滝』です。

おおっ！
何と素晴らしい風景なのでしょう！！

総落差は20ｍ程度ですが、白い岩肌の峡谷を流れるエメラルドグリーンの澄んだ水、美しい姿の滝、深そうな滝壷...
どれをとっても一級品の滝です！

滝の上流部分をズーム。
薄めのグリーンが綺麗です。

そこから最初に落下する部分。

一段目の滝壷と二段目の滝壷。
二段目の滝壷は濃いグリーンです。かなり深そうな滝壷ですね〜。

滝壷の水の色がとても綺麗です！

もう一枚！

その滝壷から二段目が流れ落ちます。

二段目の滝壷。

少し位置を移動しました。
そうするとさらに上流に滝が見えてきました。

この上流部分にも二〜三段の段瀑が形成されています。下流側の滝とよく似た姿をしています。

このアングルだと、下流側の一段目の様子がはっきりと見えます。

遠望でしか見られないのが残念ですが、こんなに美しい滝風景を見ることができて、はるばる十津川まで来たカイがあったなあと実感しました。

「二重滝」からさらに林道を上って行きます。
その林道も奥に行くにしたがってガードレールもなくなり、ついには未舗装道になってしまいます。
途中に「不動滝」という滝があったはずなのですが、見つけられず...
もしかして水が枯れていたのかもしれません。

ということでたどり着いたのが『出合滝』です。

『出合滝』は二つの沢が出合うところにかかる滝で、それぞれ別の滝がかかっています。

写真は、（木々に隠れて見え辛いですが）支流の沢から落ちてくる滝です。

その左手を見ると、本流にかかる滝が見えます。
やはり、流れる水は澄みきっていますね〜。

本流にかかる滝の方は、滝口の上から見下ろすこもできます。

向こうに、支流にかかる滝が見えていますね〜。

少し下りてみると、２つの滝の位置関係がよくわかりました。

少し場所を移動すると、別の滝も発見しました。
こちらは本流にかかる方の上流に当たります。

ではそろそろ次の目的地に向かうことにしましょう。

"to be continued"