ミシュラン認定観光名所「市之倉さかづき美術館」と「幸兵衛窯」と石窯ピッツァ

2011/05/09 - 2011/05/09

あまり知られていませんが、まったりと過ごし、芸術に触れて、
気にいればそれが買える。
そして本格的な石窯ピッツァが食べられる場所です。

愛知県瀬戸市から248号で多治見に向かう道、岐阜県に入って
700m行ったところの右にある「市之倉さかづき美術館」、
その敷地内にある石窯ピッツァの店「Moon」

そして、そこから徒歩５分の「幸兵衛窯」ここは窯元であると
同時にとんでもなくすばらしいコレクションが見られます。

「市之倉さかづき美術館」の入場券は400円、
「幸兵衛窯」の入場券は300円

前者はＪＡＦで10%引きになりますが、両方の共通入場券は
600円ですのでJAF割引を使わず共通券にしたほうが得です。

「市之倉さかづき美術館」
http://www.sakazuki.or.jp/menu.html

市之倉さかずき美術館とか、市野倉さかづき美術館、
市野倉さかずき美術館では検索できない？

「幸兵衛窯」
http://www.koubei-gama.co.jp/index.html


石窯ピッツァの店「Moon」
http://www.cheek.co.jp/newopen/1105/gourmet/index.html

エリア 多治見(岐阜)

• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

共通入場券

えっと思うくらい大きな駐車場。
入ってすぐは美術館ではなく銀行なんだけど、
すでに美術館そのもの

中は、
・石窯ピッツァmoon
・市之倉さかづき美術館（２階建て）
・売店とおしゃれなトイレ
・陶磁器体験
・五平餅、みたらしの店
がある。

美術館入り口

この売店は、ここだけでなく岐阜一帯のみやげもの、
この美術館オリジナルの酒、幸兵衛窯の焼き物以外に
地元の作家もしくは作家のたまごが持ち込んだ焼き物
も売っているので、自分だけの一品が見つかることもある。

観光名所でミシュランの２つ星認定です

ミシュラン認定!!!!

何???これ????

けっこう、あちらこちらにあります

全景

なんとなく落ち着き雰囲気でしょ！？

さて、今年３月にオープンしたばかりの、
石窯ピッツァ「Ｍｏｏｎ」へ

気付きづらいですが、ここが入り口

レトロな雰囲気

この石窯で本当に焼いています。

ピザまたはパスタ何通りから1品とサラダ、ドリンクが
ついたランチＡが1200円

そこにオードブルとデザートを加えたランチＢが1500円
でした。

もちろん、ランチＢを注文

右にあるのがオードブル

なんとソーセージです

生ハムのピサ゜

さすが石窯（？）パリパリでおいしい!!!

パスタを選択するとこうなります。

これはトマトソースのパスタ

ドリンクと手作りデザート

紅茶は桃の紅茶です


すでにお気づきかもしれませんが、器はここで作っている
ものばかりです
もちろん、1つ1つ手作りです。

たとえば、このコーヒーカップは加藤卓男デザインのもので
7500円くらいで実際に売っているものです。

石窯で焼いてクッキーをおみやげにもらいました、
これもおいしかった!!!

さて、食事をいっぱいしましたので食後の運動として
「幸兵衛窯」まで歩きます。もちろん、車でも行けます。
ちゃんと駐車場があります。

美術館の裏の道を進み右折して広いとおりの斜め右の
坂道の上です。

この坂道の前にある巨大な邸宅。塀に焼き物が飾ってあります。
加藤卓男邸です。

行き止まりが「幸兵衛窯」です。

正面が工房で非公開

左が本館で、まずはここでパンフレットをもらいます。
(さかづき美術館から来ていない人はここで入場券を買います)

本館は６代目加藤卓男の作品や、ペルシャ研究の渡航で手に
入れたガンダーラ、ペルシャのお宝があります。

また、ここの窯で焼いた手作りの焼き物の売店もあります。

お茶が無料で飲めます。まわりは芸術品
芸術品に囲まれて日本茶でくつろぎます

右が資料館、これはすごい!!!!芸術品、美術品の宝庫です。
とんでもない急勾配の階段の３階建だけど、こちらの
展示物もすごいです!!!

となりに自分でコーヒーを入れて(200円)勝手にくつろぐ
サロン「壺中洞」があります。

また、このうちの奥には窯があります。

その右横が工芸館といって５代目と７代目幸兵衛
の作品が展示販売されています。
もちろん、冗談で買える金額ではありません。

なお、この付近一帯は撮影自由です

工房

1804年の創業で200年

資料館

本館

本館入り口

ここの２階から探索します

階段の踊り場にガラスにも入れずにさりげなく
置いてありますけど・・・・

本物です!!!

お子様連れの方は十分気をつけて・・・
というか、子供連れがここをおとづれる場合は
ハラハラものですからね!!!!

このステンドグラス
いいですね!!!!

あっここにも無造作に置いてありますけど・・・・

けっこう高台にあります

じつは私の部屋にもなぜかある古代〜中世のペルシャ、
アッシリア、インド付近のコインたち

これも誠実から我が家に仲間入りした楔形文字の石版

こちらは本物のようです

本当にこんなものをガラスにもいれず置いてあっていいのか????

ガンダーラ仏像です

六代目加藤卓男の工房を再現したもの

本物のイコンです


イコンとは、聖像と訳される、狭い意味では一枚の板に描かれたキリスト
の絵のこと

次は資料館へ

こんなのがお出迎えしてくれます

１階はペルシャがテーマです

ラスター彩です。

幸兵衛窯では、現在もラスター彩の陶器を実現しています。

何も書いてありませんが、奥の和室へ靴を脱いで上がります

縄に窯があり、実際に火を入れて焼きます

これまた、何も書いていませんが二階に上がる方法は・・

そう、通常の観光施設の古民家では「上ってはいけません」
という危険な階段が、唯一、２階への道です

２階からみた1階の風景

２階のテーマは日本の陶磁器です

窯を上から眺められます

３階

韓国の古い陶器です

ここの展示空間はすごく狭いし、すれちがいも困難な
ところだけど、展示物はすごい!!!

なんだか、世界史の古代史の教科書の挿絵の写真をみている
ようですね

となりのサロン「壺中洞」

コーヒーはコーヒーサーバーに200円いれて、好きな器
(と言っても、みんな手作りの高級食器)にいれて、
壁の焼き物と置くの庭を眺めてまったりすごす場所です

中はこんな感じです

瀬戸のまねき猫の原型のようなデザインです

ここの奥から窯へ出られます

工芸館入り口

すべて売りもの

数万円から数十万円・・・・・

でも、デパートで買うよりは安いはず

奥の庭園

本館１Ｆの右売店のレジ台はさりげなく置いてありますが
漢方薬のたんすですね。

なお、ここで買い物をした場合は、入場料分300円は
値引きされます。

というまで買ってしまいました。

これらのものは数量が限られていますが、
「楽天」でも買えるようです

http://item.rakuten.co.jp/koubeigama/c/0000000101/

さっそく飾ってみました

こんなものも買ってみました。

これも1つ1つ手作りなのでまったく同じものはありません。

ほとんど知られていませんが、駐車場もダダだし、
入場料もあわせて600円。買い物すれば300円は戻ってくる。

通常は写真が取れないところでも取れるし、ガラスに
入っていない!!!

ということで、大人だけの旅には本当にお薦められる場所です。

お子様連れの場合は、割ったら取り返しのつかない芸術品
ばかりですので最新の注意が必要。

また、階段が多いのでお年寄りにも注意が必要です。

食事は、私の行ったピザ、もしくは五平餅とかみたらしとか、
それがいやなら道路の向こうに喫茶店で軽食がとれます。

トイレはすごくきれいです。