山形のさくらと足利の藤

2011/05/04 - 2011/05/06

連休中の５月4日、車で山形に桜を見に出かけました。日帰りの予定でしたが、帰路、大渋滞にあったため福島市で１泊し、翌日６日の早朝に足利市のフラワーパークに立ち寄ってから、午前中に帰宅しました。

エリア 山形市(山形)

５月４日　早朝５時前に東京を出発
高速道路には、大震災の支援に向かう自衛隊の車両が沢山いました。
渋滞もなく１１時に頃には山形の天童付近に到着（休憩を除くと約５時間ほど）。

なお、高速道路は復旧していますが、ところどころに
段差等がありますので、制限速度を守った慎重な運転が必要です。

天童市の八重桜　満開でした。

川は、散った花びらでピンク色に覆われていました。

天童市　満開の八重桜

白水川堤防の桜並木を探しウロウロしている途中で桜を発見しました。

堂の前公園と書かれていました。

堂の前公園

家族連れやカップルが、桜吹雪の下でお弁当を広げていました。
のどかで、地震の影響は全く感じられませんでした。

学校の校庭脇にあった、樹齢１０００年以上と言われるけやきの巨木
国の天然記念物に指定されているそうです。
右端の人と比べると大きさがわかります。
圧倒的な存在感で周囲を威圧していました。

東根市郊外

天童市、東根市とも、さくらの花に代わり、サクランボの白い花がいたるところに咲いていました。山形の町並みはキレイで落ち着きがあり、豊かさを感じます。
人々も皆親切ですし、思った以上に美人が沢山いました。

渋滞がないときにゆっくりと訪れたいと思っています。

白水川を北上し、ダム近くで見つけた桜
満開の桜を見ることはできませんでした。そこで地元の人に尋ねると、山寺なら桜が残っているかもしれないと聞き、お昼もとらずに、立石寺がある山寺に向かいました。

山寺の桜並木
満開時期を過ぎていました。

立石寺の境内

ここは、「閑さや岩にしみいる蝉の声」の名句で有名なお寺です。
この近くで遅いお昼をとってから、境内を散策しました。

松尾芭蕉の銅像　

皆、記念写真を撮っていました。

頂上まで階を上っていくと、一段ごとに煩悩が消えると言われています。
必死になって急な階段を上りました。片道3０分以上かかります。

山頂付近　桜の木が１本残っていました。
売店とトイレがあり、すこし休憩もできます。

立石寺の頂上　どことなく中国的な雰囲気があります。
下の方に山寺の町並みが見えます。

山頂付近からみた山寺の門前町

桜が咲いているのが見えます。

山寺をくだり、車で５分ほどのところにある松尾芭蕉記念館にいきました。
そこに咲いていた若い八重桜（上の写真で見た桜です）

その後、近くの高速道路から東京に向かいました。すでに時計は５時を回っていました。

しかし、東北道に入った時点で高速道路は大渋滞、午後１０時頃に福島で下りて駅前のホテルに１泊しました。

翌日の５日、渋滞を避けるため朝４：３０分に起きて東京に向かいました。

写真は早朝の福島市内の風景

朝早く起きたためか、高速道理はガラガラ。
佐野藤岡インターでおりて、藤の花で有名な、足利フラワーパークに立ち寄りました。

満開の藤がいたるところで咲き誇っていました。
入園料は大人１７００円と高め。

このような大きな藤が何本もあります。

ここでも、美しさは世界一とパンフレットに書かれていました。

牛島の藤（春日部市）も世界一の美しさとアナウンスされていました。
世界一がいくつもあることに驚きますが、でも美しいことには間違いありません。

いろいろな花が植えられています。

確かにに、沢山の花や藤が、園内にところ狭しと植えられていて、見ごたえはあります。しかし、雰囲気的にはどちらかと言うと、人口的な遊園地内の大きな花壇というイメージ。この写真が、比較的公園のイメージをあらわしていると思います。
家族連れやカップル向けの公園という印象です。

春日部市にある「牛島の藤」の方が、どちらかというと静かで自然な感じをうけました。

東京に５日の午前中に帰ってきたため、自転車に乗って都内文京区にある根津神社のつつじを見にいきました。
ここも花の盛りはすきていました。

狭い境内にはつつじが密集して植えられています。
境内には沢山の出店も並びとてもにぎやかです。

２日間で、桜、藤の花、つつじと三種類の季節の花を見ました。
日本が南北に長い国であることを実感しました。