2011/03/14 - 2011/03/15
101位(同エリア444件中)
アリヤンさん
アチコチに散らばる、バナウエの棚田群、緩やかでゆったりしたミドリの絨毯のバンガ・アン棚田、そして、まさに「天空を駆け上る天国への階段」のようなバタードの棚田でした。
このバタードの棚田を見て、ワタクシたちはもう満足です。
コレだけ一杯、世界遺産を見せていただいて、ありがとうございます、デス。
バナウエからのトレッキング途中に出会った、切れ切れの棚田も、それはそれで、世界遺産だ。
バナウエの棚田群も、ミドリの絨毯のバンガ・アンも、みんな世界遺産だ。
ワタクシの使い古したソニー・サイバーショット DSCーU30(200万画素)も、とうとう、力尽きたか?
この度の紀行紙芝居を最後に、液晶画面が真っ暗となり「モウ、コレイジョウ、シャッターがキレマセン!」っと言うかの如く、息切れました。
それほど素晴らしい、棚田でした。
*(ただ、古すぎて、寿命で壊れただけナノニ、、、)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 2.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
バタード・サドル
峠になっており、ここには休憩所と売店があります。
ジプニーやトライシクルが駐車していますが、ここからバタード村までは、徒歩しか移動手段はありません。
覗き込むと、そりゃあ急峻な階段が目に入ってきて、一瞬ゾッとしますよ。
後で分かったことですが、石段でなく緩やかな山道コースもあります。
売店に向かって右側のほうから、その道は出ているようです。
ガイドのセザールがワタクシたちに「ココから降りるのじゃ」と示したのが、急な石段だったので、ワレワレは下に降りるのは石段しか無い、と思っていた。
でもセザールが連れたフランス人カップルが後で言うには、石段を使わずに降りてきた、だって。
*ここまで(バタード・サドル)なら、バナウエの町から一日一便(3時PMころ)のジプニーがあります。(150ペソ) -
さて、問題の石段ですが、斯様なもの。
パートナーが何段あるか数えた。
石段は400段あります。
行きは下りなのでヨイヨイ、帰りはコワ~イですよ。 -
難儀な石段が終わると、斯様な道。
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途中の休憩所。
たいてい子どもがジュースを売ってたり、ちょっとしたみやげ物を売ってたりします。 -
ドンドン降りて行きます。
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途中に見える棚田。
これはバタードのメインのものではありません。
メインのものと反対側にある棚田です。 -
-
これが、メインの棚田。
まさに「天空を駆ける天国への階段」?
これが見えるくらいの所まで来ると、もう汗だくになっています。 -
イチオシ
村に着くと、階段状に色んな宿があります。
ワタクシたちは、もうシンドイので、最上段にあったこの宿にしました。
最上段のところで「登録所=Registration」があった。
「この村に入るには、登録が必要です」っぽいことを言われて、ノートに名前や日付を書き込んだ。
書き込みながら、「こんなコト、これで2回目だな。マニラのサンチャゴ要塞の中のナントカ・ミュージアムでも署名を求められ、結局は金集めだったナ」ともう一人のワタクシ。
このレジストレーションも金集めが目的でした。
イヤになって、「ノー・マネー!」と言って寄付を断った。
ホント、だまし討ちなやり方には腹が立ちます。 -
RITA'S MOUNT VIEW INN & RESTAURANT.
ツイン、トイレ・温シャワー共同 で300ペソ/一泊。
どことも同じようなものだろうから、最上段に近いココに泊まることにしました。 -
まあ、設備はホント、山小屋?
イヤ山小屋以下? -
コレ、ワタクシたちの部屋。
部屋から棚田が見える部屋もあるが、食堂に面しているので、ひょっとしてヤカマシイかも、と思い、一番奥の部屋にした。
この貧しい設備を見て、思わず値切った。
(ナニワ商人はどこでも値切るのが趣味)
すると、イヤイヤ250ペソになった。
(ここの食堂で3食すること条件で) -
食堂兼展望台にでると、宿のゴンタ坊主がいました。
ガイドのセザールが連れてきたフランス人カップルも同宿となった。
彼らは、ジャンクションから歩いてきて、クタクタなのに、これから滝を見に連れて行かれる、と言うのだ。
ガイドの言うがママに動くのは、ちょっと可哀想に見えた。 -
ここの棚田はスケールが大きく、荒々しい。
やっと田植えが終えたところで、まだミドリの絨毯にはなっていない。
もう少しあとになると、この天国への階段全てがミドリの絨毯階段になるのだろう。
個人的には、昨日見た、緩やかでやさしくミドリのジュウタンのバンガ・アンの方が好きだ。 -
宿の奥にはワラ葺き屋根の伝統家屋が立っており、その横壁にはおびただしい動物のホネがぶら下がっていました。
バタード地方では、先祖のホネを家の中に保存するようなことはしていない。
あくまで、動物のホネのみ飾っている。 -
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これはお祭りの時の正装らしい。
まるで、お相撲さんのフンドシ!?です。 -
イチオシ
泊り客へのサービスか?
ゴンタ坊主がポーズをしてくれました。
大きなスケールの棚田をバックに良く似合っています。 -
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せっかく来たのだから、ちょっと棚田の付近まで行こうか?
っと降りはじめましたが、その急なコト!
とても、もう足がついていけません。
途中で辞めて戻った。
「棚田は離れて見るが、ベストじゃ」 -
ここにもコーヒーが花を咲かせていた。」
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ちょっと角度を変えて、、、
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イチオシ
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イチオシ
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このオジサン、コメ袋を担いで宿に帰ってきました。
ガイドのセザールが「オッ!お父ちゃんが帰ってきたぞ」と言うので、てっきりあのゴンタ坊主の父親か?っと思った。
それにしても、ゴンタ坊主のママは若い。
それに比べ、このオヤジはえらい年寄りだ。
64歳と言う。
しばらくして、腰の曲がったオバアチャンが出てきた。
それを見て、ワタクシはこのオジサンの母親だと思った。
それなのにオッチャン、「アレはワシのワイフじゃ?」
と言う。
ワタクシ、???っとなって、「なるほど、アレはアンタの一番目のワイフなのか。そうすると、ゴンタ坊主のママはアンタのセカンド・ワイフじゃな」って言った。
そうすると、「何を言っとるか!ワシャ、ワイフは一人ジャ。アレはワシのムスメジャ!」
以上の様子を見ていたパートナー、フランス人カップル、ガイドのセザール、みんな一同、大笑いでした。
そう、ここはフィリピン、カトリックの国。
一夫一婦制です。
イフガオの人たちも一夫一婦制なのでした。
ちなみに、このオヤジ、バナウエまで往復歩いて来たと言うのです。
しかも行きは10キロのコメ袋を担いで!
バナウエで半分売って、帰りは5キロのコメ袋を担いで帰ってきた、と言うのです。
さすが、イフガオの民。
上には上があるものです。 -
イチオシ
日が暮れ始めました。
ワタクシたちは、じいっと食堂に座ったまま、暮れなずむ天国への階段を飽きずに眺めていました。
(他にすることがナイ!) -
田んぼ仕事を終えて、アチコチから草を焼く煙が昇ります。
-
とうとう暗くなりました。
真っ暗になって何も見えなくなるまで、ワタクシたちはソコにじっとして、棚田を見ていました。 -
素晴らしい棚田を満喫して、ワタクシたちは帰国の途に着きました。
3月16日(水)の夜8時のフロリダ・バス(450ペソ)でマニラ翌朝6時着。
すぐにタクシーでマニラ国際空港T3へ(150ペソ)移動。
3月17日(木)15:20発の関西空港行き、セブパシフィック828便に乗って帰国しました。
約100日間の今回のタビの終わりです。
東南アジア、見落としてきたアチコチの世界遺産を見て周り、満足なものでした。
リタイア後5年の間、5回にわたって東南アジア、中国、インドなどを「足を地に付けて」パートナーと巡ってきましたが、これで一応東南アジア方面は卒業することとして、次回からはイヨイヨ「ユーラシア大陸自由自在」の旅を始める一歩としたい。
拡大版⇒http://www.geocities.jp/ariyan9912/BangaanMap3.jpg
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