はじめての等々力

2011/05/03 - 2011/05/03

サッカー場はいくつ行ったか分からないけれど、
はじめての場所はやっぱわくわくする。
首都圏で行ったことがない場所があるというのは、
灯台なんとかであるけれど、
徐々につぶしていかなければなぁ〜。

エリア 溝の口・武蔵小杉(神奈川)

はじめてのスタジアムは楽しみ、、、
なんだけれど、等々力は駅ですでに萎え〜。
湘南新宿ラインから来ると、
駅構内だけで10分くらい歩かされる。
むりやり繋いだ感がありありで、
これなら渋谷で東横線を使ったほうがいい。
ま、湘南新宿ラインは渋谷駅もでたらめだけど。

駅前でちょっと気になったのが、この看板。
手書きで「チケット格安で販売中」…。
格安ってのは、前売りより安いのかなぁ。
ダフ屋？
看板を出しているくらいだから、
あんま後ろ暗いものではないんだろうけれど、
ちょっと気を引かれてしまった。

バス停の一角には、こんな表示。
バスのなかで案内放送が流れるのだそうだ。
こういう小さな努力って、すごくいい感じがする。
公共交通だけど、どうせファンしか乗らないし、
ならば、こういう遊びもOKだろう。

で、乗ったのは川崎市バス。
東急と共同運行しているようだ。
大人200円で子ども50円という設定も手ごろ。
ただ、ちょいとバスの数が足りない気がした。
1台出たら5分待って…みたいな感じで、かなり待つ。
帰りのバスは、遠くを路線バスがばんばん行き交うのに、
シャトルバスはぜんぜん来なかったし。。。

さて、スタジアムだ。
この日は「イッツァスモウワールド」だそうで、
スモウ＝相撲である。
かなりレベルの低いオヤジギャグで、
ちょっと怪しげな雰囲気がただようのである。

でも、しょうもないネーミングのわりに、
やっていることは、かなり本格的で、
なかなか楽しめる内容であった。
500円の塩ちゃんこなんかは、
相撲部屋の直伝だから本場物だし、
力士の方々もエンタメ精神にあふれていた。
川崎はこうした細工がうまいそうだが、
なるほど客を楽しませてくれる。

選手のサイン会も毎度のことだそうだ。
こいつは予約が必要だそうだけれど、
なんか選手が近しい存在のように感じられる。
子どもを引きつけておけば、その家族が巻き込まれる。
子どものファンが増えるのは万々歳だろう。

込んでて、まともなメシは食えなかったが、
時間があれば食いたいなと思ったのは、コレ。
フロンタンメン。
とにかく、オヤジギャグが好きなようで、
馬鹿だなぁ〜と思いつつも、気は引かれる。
みごとに策略に嵌っている自分がいる…。

チケットはホーム自由を取ったけれど、
一角にはこんな表示がある。
ファンならば試合終了まで応援するのは当然だから、
90分間ずっと飛び跳ねる体力がある方ということだろう。
どんなチームでも、このエリアは特別だから、
一見さんが入れるようなところではないし、
体力もないし、静かに試合を見たいから、ここはパス。

ふらふらしてたら、こんなのがあった。
これはかなり笑えた。祀られているのはマスコット。
どんな御利益があるのは知らないけれど、妙に和む。
川崎には質のいいアイデアマンがいるのだろう。

どうにか席を見つけたら、
その後にこんな表示が出た。
席ツメTIMEになると、荷物でキープされて、
人がいない席を開放するのだそうだ。
等々力は収容力がないから、これもグッド。
ファンも分かっているようで、
立ち客がどんどん減ったのは驚いた。

さて選手入場。
選手はまず例のエリアにご挨拶に行く。
これは当然なんだけれど、
試合後はこっちも来てほしかったなぁ〜。
いちおうホームの席なんだし。

試合もちょっとストレスが溜まってしまった。
どんだけ打っても入らないイライラの展開。
よほどの贔屓チームでない限りは、
ホームがすっきり勝ってほしいから、
ちゃんとやれよぉ〜という気分。
と文句を言ったら、1点取って勝った。。。
なんとも中途半端な試合だったが、
まぁ勝ったし、終わりよければ…って感じか。