2011/04/21 - 2011/04/21
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junichiaさん
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ラスベガスで開催されたカンファレンスに出張したついでに、エリア51に行ってみました。
全走行距離約800KM(480マイル)!
何もないとは聞いていましたが、本当に何もありませんでした(笑)。
しかし、あの満点の星空は感動モノでした。
【行程】
13:30 95号線をひたすら西へ
15:00 Beatty 着、さらに95号線を北上
18:00 Goldfield 着、さらに 95号線を北上
18:30 Tonoph 着、6号線に入って西へ
19:00 Warm Springs 着、375号線(ET Highway)に入って南下
20:00 Alien Cafe のある Rachel 着、食事後 さらに375号線を進む
00:00 Las Vegas に帰着
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
今回の行程です。全行程、800KM!
中央にArea51と表示されていますが、どうやら赤で塗ったハイウェイの内側全体がArea51と呼ばれる地区のようです。 -
13:30、カンファレンス会場となったRed Rock Casino を出発。
このときはまだ元気満々でした(笑) -
ひたすら何もないハイウェイを進みます。
どこまでもつづくハイウェイは感動的です。 -
1時間程走ると、ドライブインに「Area51」の文字が。
ここでガスを入れないと、この先Beattyという街まで何もありません。 -
後ろの山の地層に感動してつい写真を。
-
Beattyに到着。
昨年ラスベガスを訪れた時は、この街から Death Valley 方面に進みました。今回は逆方向に進みます。 -
空が広い!
-
途中、Area51方向に入っていく側道が。
こわごわ側道に折れてみます。 -
5分ほど走ると、例の看板が。
なんてことない看板ですが、「これが噂の!」と盛り上がります。
いい歳してなにやってんだか...。(笑) -
向こう側にも同じような看板が。
-
側道からハイウェイに戻り、再度95号線をひたすら進みます。
たどりついたのは GoldFieldという、かなりさびれた街。
これ、完全にゴーストタウンだよ...。歩いている人も、映画で見るような田舎町の住人...という雰囲気。外に出てみると、かなり寒い...。標高が高いのだろうか?
日本に戻ってきて調べたところ、ここは標高1800メートルで、かつて金の採掘で栄えた町だそうな。うーん、納得。どうりで寒かったはずだ。
(参考サイト)http://www.newsmag-jp.com/tag/%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89
写真の建物には Goldfield Trading と書かれていますが、完全に廃墟です。
ゴーストタウンといえば、Beattyから東に5キロ程離れた Rhyolite(ライオライト)という街もありますが、Goldfieldのほうが栄枯盛衰を肌で感じられる気がします。お勧めです。 -
こうした廃墟には、写真のようなラベルが打ちつけられています。
ラベルにはHISTRICAL MARKER の文字が。
保存地区にもなっているんですね。
この街、とても雰囲気があってよいです。見た限り、1件だけですがCafeもやってました。
なかなか来る機会なんて無いと思いますが、ラスベガスのネオンに飽きたら、ちょっと足を延ばしてみると面白いです。 -
廃墟となった住宅。
-
これはホテルかなぁ。やはり廃墟です。
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この建物は生きていたと思います。これなんだったかな...。
ちなみに、この町で一番立派だったのは、真新しい消防署でした。 -
さて、再び95号線に戻って走り始めます。
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Tonopah に到着。なんとこの街にはMACがある!
でも腹一杯なので寄り道はせず。 -
6号線をELY方面(西方向)に折れます。
-
おぉ、これが噂の「牛(馬?)」かぁ。
というのも、Area51の周辺には野生なのか家畜なのか、馬や牛が多く生息しています。でもって、これがどこから連れてこられたものか?という謎があるらしく(笑)。
Area51の正体を隠すために、牧場を装っているのではないかとか。
んな馬鹿なw -
6号線をひたすら進むと、Warm Springsという町に到着します。
といっても、何もありません。
唯一の建物は、かつてカフェだったらしき廃墟。 -
ここからはいよいよ 375号線。そう、有名な ET Highway です。
-
111マイル(180KM)先までガスステーションが無いという標識。
以前はこの辺りに「ET Hightway」の看板があったようですが、いまは見当たらないですね。 -
どこまで進んでも何もないorz。
あたりは暗くなり始めています。
遠くのほうに雨雲でしょうか?雨のカーテンが見えますね。
雷も雲の中で激しく光っていました。 -
何もない道路をひたすらひたすらひたすら走り続け、やっと出ました!ET Hightway の看板です!
テンションが上がりますねぇ。
なんか、いろいろシールとか貼られていて汚いです(笑)。
ちなみに、375号線に入ってすれ違ったのは、車2台とバイク1台です。
車に追い越されることは全くありませんでした。
アメリカ一さびれたハイウェイというレッテルに偽りなしです。
途中、砂漠の中でヨガ的なポーズをとっていた男性がいたのですが、あれはきっとUFOを呼んでいたのだと思われます(知らんけど)。
看板の先には、なんかピカピカ光る物体が見えています。それがパトカーの赤色灯に見えますが、こんなところで、こんな時間にスピード取締?そんなばかな...と思いつつハイウェイを進むと.... -
なんと、看板から見えたあの灯りは!!
ラスベガスを出てから6時間30分!
ひたすら走り続けて、やっと今回の目的地、Little Alien...もとい、Little A'le'inn に到着!
いやー長かったぁ。
UFOなんて見れるわけないし、Area51の目的地と言ったらここしかないわけで...あたりが暗くなり始めた時にはどうしようかと思いました。
でも、これほど明るければ、375号線さえ見失わなければ見逃すことは無いでしょう。
ここ、カフェだけでなく、ホテルもあるんです。といっても、どうやらトレーラーハウスのようですが。だから 'inn なんですね。 -
あたりはすっかり真っ暗。
どれくらい真っ暗かといえば、「漆黒」がふさわしいほどの暗さ。
カフェの看板だけがコウコウと光っています。 -
なぜかクレーンにつるされたUFOが。
-
カフェの外観です。
-
おっと、UFO!
手前はバーベキューのコンロですな(笑)
そっか、このUFOはキャンプファイアーがわりなのでしょう。 -
カフェの中には、家族連れが1組、カウンターで酒を飲む男性が2人。
家族連れは、どうやら inn の宿泊客の模様。
カフェに入って頼むのは、当然 エイリアンバーガー。
確か5ドル程度でした。案外安い。
むかしロッテリアで売っていた、なんだっけ...リブサンド?
アレに似ています。 -
どうです?なかなかうまそうですよね。
-
これは、映画インディペンデンスデイのプロデューサーが設置したというタイムカプセルのようです。2050年に開封されると、書かれていました。
-
全然話は変わるのですが、Google Earthで上空からリトルエイリアンを見てみると、なんとすぐそばにカーネルサンダースいました。
近くで見たかった...でも夜だから無理か。
もしリトルエイリアンに行かれる方がいらしたら、日中に到着してカーネルおじさんもチェックしてみてください。
KFCが広告のために作ったものらしいです。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0611/15/news033.html -
リトルエイリアンを出て、あとはひたすらラスベガスの灯りを目指すのみ!
ここからが、また長いのなんのってorz。
相当走って、相当疲れた頃に、ラスベガスの灯りが!
綺麗ですなぁ。
写真は車内から撮ったため、ピンボケで失礼...
結局ラスベガスの街に到着したのは午前0時!
途中休憩らしい休憩もせず、ひたすら走り続けました。
収穫と言えば、Goldfieldの寂れた街並み、エイリアンバーガー、ET Highwayの看板、そして、リトルエイリアンがあるRachelの街で見た、満点の星空!!星空はですね、ほんとすごかったです。
なんたって360度すべてが星でしたから。
私は、あんなに明るい北極星は初めて見ました。
日本だと、離島とか山頂じゃないと見られない景色でしょう。
残念ながら、日が暮れてしまって有名なポストは見ることができませんでしたが、とても思い出に残るドライブでした。
ただ、くれぐれもこんなドライブのためにラスベガスに来ようなんて思わないでください(笑)。
見るべきところは他にもっとあります。ストリップ周辺で楽しむのは基本としても、足を延ばせばグランドキャニオンだってあります。ドライブがしたければデスバレーに行ったほうが、もっと有意義な経験ができるかもしれません。
ベガスも飽きたなぁ〜とか、男同士で無茶するか!ってときには、是非リトルエイリアンを目指してみてください。
ちなみに、リトルエイリアンのみをめざすのであれば、我々の工程を逆にたどったほうがはるかに早く着けます。
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