2010/02/28 - 2010/02/28
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mogu miyauchi さん
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信じられない災害が日本を東北を襲った・・
何回も訪れ知人も多い、東北のリアス式海岸の漁村、
その豊かな水産資源は全国に素晴らしい海の幸を供給し、
村を子供を育てた。
その漁村が消えた。
海は豊かな幸を、与えるが時に悪魔のような行動をとる。
私の故郷枕崎でも何回も何回も台風で船も家も破壊され、
絶望のふちで泣いてきた。
しかし
それでも また沖にでて鰹を追うのである。
かってのカツオ船の黒島沖の遭難は、いちどに多くの男衆の命を奪い
残った婦人達は 「ぶえん(魚)はいらんかえ〜」という少し悲しいひびきとともに魚の行商で 子供を育てた。
海は嫌いだろうが・・それでも海の恵みで生きていくしかなかった
のである。
行方不明だった某水産会社の知人より連絡があった。
「命あり・・またいつか再開する・・手伝ってくれ」
当たり前だろ・・・今は残酷な言葉かもしれないけれども
・・・「頑張れ・・」 ・・
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この漁村 坊津は 日本3大津の一つで、
昔は中国大陸などとの貿易の拠点であった。
かっては 多くのカツオ船が存在し
日本有数の漁村であった。
最近は大型カツオ船はいなくなったが、
今もキビナゴ漁や釣り鯖漁などを営む若者が多く住んでいる。 -
今回 地域の漁業青年部の研修講師として 訪れた。
しばしの間 歩いてみる。
・・・久しぶりである・・・
沖に「双剣岩」という奇岩があり
この地の素晴らしい「首オレ鯖」は
「双剣さば」と呼ばれている。 -
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この漁村の特長はとにかく坂が多い事で、
平地は少なく、崖に寄り添うように家が存在している。 -
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三陸の海岸にも
こんな 漁村がいっぱい存在し、
三陸の友がこの地を訪れると
「なにか 懐かしい」と言ってくれた。 -
この地も何回も何回も
災害にあった。 -
陸地はわずか、はるかに海の方が存在感がある。
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海の神へ
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甘い甘い薩摩揚げを作っています。
「THE さつまスタイル」
焼酎のお湯割と、甘い薩摩揚げに生姜醤油を少しつけ、
NNN・・・ -
雰囲気のいい木造家屋が多く
焼酎「薩摩白波」などのCMにも登場し、
なぜか懐かしくなる町である。 -
夕暮れにまた訪れてみたい。
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厳しい自然にこの地を離れ
新世界を目指す人も多かったのでしょう。 -
迷路のような坂道は
どこまでも・・どこまでも
入って行きたくなる。 -
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坂道
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額縁にいれて保存しておきたい風景
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坂の上の・・・
生きていく為の自然の要塞 -
イチオシ
幕末 この漁村の隣りの村「秋目」で私の祖先 miyauchi heizouは
薩摩藩より呼び出しをうける、
・密貿易を行っていたheizouは死罪を覚悟し、藩邸へ行くと・
・なんと日本最初の洋式軍艦「昇平丸」の船頭(キャプテン)を命じられ
江戸へ回航することとなる。
・・・その 航海中heizou翁は 日本の印として 船に「日の丸」を掲げるのである。・・日本人として誇りを胸に・・・
今回の地震災害に立ち向かう日本人を世界は称え
「日本は一人ではない」と応援している、
久しぶりに 日本人であることに 誇りをもつ人が増えている。
三陸の漁村でも 悲しみを乗り越え
また 花が咲き乱れ・魚が沸き・子供達が笑い、
猫がのどかに堤防で昼寝をするような日が戻るだろう
いや 戻る・・きっと・・・戻る
そして 生きていく・・
http://www.youtube.com/watch?v=IxUsgXCaVtc
http://blog.goo.ne.jp/flower-wing
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この旅行記へのコメント (8)
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- 前日光さん 2011/04/01 00:30:21
- 美しくて厳しい自然
- こんばんは。
明日、いやもう今日ですね、
今日から新しい年度が始まります。
春はもともと苦手なのですが、それが今年は更に憂鬱な気分です。
新しく切り替わるということが苦手でして。。。
慣れるまでに疲れてしまうんです。
その上今年の春は、気分が落ち込んでなかなか立ち直れません。
長い時間、何度も、不気味に大地が揺れ、綺麗だった海が、突然牙をむいた、あの恐ろしい日の記憶が、いつまでも頭から離れません。
坊津は坂の多いところなのですね。
度々の台風被害にも負けずに、雄々しく自然に対峙する人々。
今回も被災した町の小学生が、やっぱり海が好きだと言っていました。
やっぱりここでやり直したい、ここに住みたいとおっしゃるお年寄りの方々、故郷って、そんなものですよね。
今回の災害は、原発事故が絡んでいるため、出口が見えません。
いつになったら安全が確保されるのか、安心して野菜が食べられるのか等々、ストレスのたまることばかりが続いています。
きのう、私は茨城の苺を買いました。
「紅あずま」というサツマイモもたべました。
両方とも、信じられないくらい安い値段がついていました。
どちらもおいしかったです。
ほうれん草だって、牛乳だって、売っているなら買います。
負けるな!被災地の食べ物たち!
そして生産者たち!
今、そんな気分なんです。
きっとまた笑顔が戻ってくると信じています。
かつて、坊津の人々がそうであったように。
気仙沼の岸壁に、猫が長閑に寝そべっている岩合さんの写真がありましたが、きっと、またあの風景が戻ってくると、信じています。
前日光
- mogu miyauchi さん からの返信 2011/04/05 07:27:14
- RE: 美しくて厳しい自然
- >
> 前日光 さん おはようございます。
ここ何日で 桜もいっぺんに咲いてきました。
本当なら 新年度が始まり わくわく感に満ちた日になるのでしょうが、
さすがに 今回の地震は「さあー ・・・」という感じではありません。
自然は本当に素晴らしく、感動・幸を与えてくれますが、
時に起こる災害は どうしようもない強烈な被害を与えます。
しかし・・自然はまた何もなかったように
また 囁くのです
「さあ また 頑張りなさい
幸を与えますよ・・手伝いますよ・・ ほら・・」
塩釜の水産市場は今日から再開します。
・・・負けないで・・・海は手伝ってくれるはずです。
-
- 天星さん 2011/03/27 01:01:24
- Heizouさま
- ご先祖さまは
大偉人さんですね〜
三陸のあのきれいな海岸が
いつか蘇る...時間がかかっても
同じ日本人として応援させていただきます。
わたくしにも仕事関係上
最近、大震災の影響が出ています〜
対処に追われる毎日であります!
試練でございます!
猫の手も借りたいありさま!
天☆
- mogu miyauchi さん からの返信 2011/03/28 08:02:49
- RE: Heizouさま
- >
> 天☆さん おはようございます。
ご先祖さんは 偉大だったのか?・・
何もなければただの密貿易をやっていた悪党だったのかもしれませんが、
歴史は 信じられない ストーリーを作ってしまうのですね・
ただ言えることは 生きていくことに精いっぱいの
田舎の漁村の船頭が
僅かな時間で
村から 丸に十の字の薩摩を意識し、
すぐに 日本人を意識する 変化を体験したということです。
今回の災害も 生活している地域から
日本を 日本人ということを あらためて 確認し
「自分が 日本人として 何ができるか ?」
を 強烈に考え始める 機会となっているのですね・・
で・・何ができるか ?・・・考えています。
>
>
-
- kuritchiさん 2011/03/26 19:43:02
- 再び… を信じて
- mogu miyauchiさん、こんばんは
美しい穏やかな入り江に坂の多い道…。
そんな坊津の町を拝見しながら、mogu miyauchiさんの被災地への優しいお気持ち、心配りが伝わってきました…。
「生きる」ということは、時にはとっても辛くなるもの…。残酷な時もある…。
でも「生きられる」って、とっても素晴らしい!
そうですとも! きっと、きっと。。。
でも、周りの人間には何も出来ない…。
慰めの言葉すらも浮かばない…。
昨日ロンドンより戻って来ました。
イギリスでも被災した日本の悲劇が日に何度もテレビ画面いっぱいに報道されていました。
すれ違う人々にも「日本の様子はどうか?」とよく尋ねられました。
道では、義援金も集められていました。
日本にいる私達にも出来ること…。
それは、支え合うこと…。
私も、ささやかながら義援金に協力させていただこうと思っています。
きっと、被災地、東北や日本の国はまた、甦られますとも!
時間はかかるかもしれませんが…、きっと。。 きっと。。。
その日を信じて…。
kuritchi
- mogu miyauchi さん からの返信 2011/03/28 07:50:04
- RE: 再び… を信じて
- >
> kuritchiさん おはようございます。
今回の地震・津波にあった知人と話しはじめています・・
今までは 混乱と悲しみの中で
まだ 明日のことなど考える余裕もなかったと思われますが、
そろそろ 今後についての 生きていく為の
どうしようもないくらいの現実・不安が増しているようです。
国が何のためにあるのか?・・・
こんな時の 国ですよね・・
被災者の為に・・全員で 汗・知恵・資金をださないと、
そこから 初めて
東北だけでなく日本も 再生していくのだと思います。
もしかしたら 日本人は
経済的には 戦後から立ち直ったのですが
この残酷な災害を乗り超えて やっと
進化していくのかもしれません。
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- yukibxさん 2011/03/25 07:58:57
- 坊津の漁村
- ありがとう、mog miyauchiさん。
心が癒されました。
自分の国というものが、自分の存在の本質を
成しているということを、東北地方大地震以来はじめて
知りました。すべての日本人にとってつらい日々です。
そんな時にmog miyauchiさんのやさしさに満ちた
旅行記が、どんなにこころよいものだったか。
ほんのちょっとでも安らぎを感じたのはあの日以来
のことです。
感謝します。
今年は短期間でも日本に帰らないといけないと
思っています。
yukibx
- mogu miyauchi さん からの返信 2011/03/28 07:33:57
- RE: 坊津の漁村
- >
> yukibxさん おはようございます。
日本人が 日本人であることを 自覚し
「自分にできることは 何 ?」と
真剣に考えはじめています。
人は幾度も自然に打ちのめされてきましたが、
必ず また 克服してきました。
たまたま 日本に生まれ彼の地に住んでいなかっただけです。
一緒に 再建していかなくては ならないのです。
できることは ・・・何だろう・・・
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