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芭石鉄道は、中国四川省の成都から南に200kmほどの犍為(チェンウェイ)県にひっそりと走る、ナローゲージの炭鉱鉄道です。C2型蒸気機関車に小さな、小さなマッチ箱客車を従えた列車は、岷川沿いの街「石渓」から炭鉱のある「黄村井」までの20?ほどの路線を1時間あまりで走破します。ナロー蒸機と小さな客車というだけでも十分嬉しいのですが、それに加えて、開業当初の1950年代からまったく変わっていないのでは?と思わせる沿線の風景に接し、ここを訪れるマニアは皆、涙します。芭石鉄道(中国名芭石鉄路)は1957年開業の石炭運搬用の専用鉄道です。芭溝で算出する石炭を、岷江沿いにある石渓まで運び出すために作られたため、芭溝と石渓から一字づつ取って芭石鉄路と呼ばれています。全線19.8km、軌間762mmの軽便鉄道で国鉄線との連絡のない孤立した路線となっています。このうち電化区間は石渓から躍進橋までの4.4km。電化区間では電気機関車も貨物用に使用されていますが、主力として全線に渡って使用されているのはC2形という小型の蒸気機関車で、現在4両が在籍しています。<br />

四川省の健為(チェンウェイ)県・芭石鉄道・壱

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2009/06/20 - 2009/06/20

231位(同エリア984件中)

旅行記グループ 四川省の旅・九寨溝・成都

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中国の風景

中国の風景さん

芭石鉄道は、中国四川省の成都から南に200kmほどの犍為(チェンウェイ)県にひっそりと走る、ナローゲージの炭鉱鉄道です。C2型蒸気機関車に小さな、小さなマッチ箱客車を従えた列車は、岷川沿いの街「石渓」から炭鉱のある「黄村井」までの20?ほどの路線を1時間あまりで走破します。ナロー蒸機と小さな客車というだけでも十分嬉しいのですが、それに加えて、開業当初の1950年代からまったく変わっていないのでは?と思わせる沿線の風景に接し、ここを訪れるマニアは皆、涙します。芭石鉄道(中国名芭石鉄路)は1957年開業の石炭運搬用の専用鉄道です。芭溝で算出する石炭を、岷江沿いにある石渓まで運び出すために作られたため、芭溝と石渓から一字づつ取って芭石鉄路と呼ばれています。全線19.8km、軌間762mmの軽便鉄道で国鉄線との連絡のない孤立した路線となっています。このうち電化区間は石渓から躍進橋までの4.4km。電化区間では電気機関車も貨物用に使用されていますが、主力として全線に渡って使用されているのはC2形という小型の蒸気機関車で、現在4両が在籍しています。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
2.0
グルメ
2.0
ショッピング
2.0
交通
2.0
同行者
一人旅
交通手段
鉄道 高速・路線バス
旅行の手配内容
個別手配

PR

  • 成都の南にある楽山大仏観光の後、バスにて健為へ、途中沙咀で下車、対岸へ渡し舟で渡る、対岸を平行して走るバスに乗り嘉陽駅入口下車、坂道を登れば石渓駅です。<br /><br />

    成都の南にある楽山大仏観光の後、バスにて健為へ、途中沙咀で下車、対岸へ渡し舟で渡る、対岸を平行して走るバスに乗り嘉陽駅入口下車、坂道を登れば石渓駅です。

  • 成都から楽山に着いたバスターミナルでは健為へは行きません。このバスターミナルから?墓為行が出ている。バスしか無いがバスターミナルを探すが大変です。<br /><br />

    成都から楽山に着いたバスターミナルでは健為へは行きません。このバスターミナルから?墓為行が出ている。バスしか無いがバスターミナルを探すが大変です。

  • 15元、途中道路工事中で揺れもひどく、時間も余分に掛かりました。沙咀まで1時間と少し。<br />

    15元、途中道路工事中で揺れもひどく、時間も余分に掛かりました。沙咀まで1時間と少し。

  • 道路から川岸へ下ると船着き場に出る。バス、トラックを乗せるフェリーがやってくる。この河は岷江です。岷江は都江堰から成都、楽山、健為を下り長江へと合流する河です。石炭もこの河で運びます。<br />

    道路から川岸へ下ると船着き場に出る。バス、トラックを乗せるフェリーがやってくる。この河は岷江です。岷江は都江堰から成都、楽山、健為を下り長江へと合流する河です。石炭もこの河で運びます。

  • バスの乗客は歩いて下船、陸上で再びバスに乗車する。<br />

    バスの乗客は歩いて下船、陸上で再びバスに乗車する。

  • 人間とバイクはこちらの客船に乗る。船の中で話しかけて来た人にバイクで石渓駅(3km)まで乗せてもらう事になる。親切ですが久しぶりのバイクに乗るのは怖い。20歳代はホンダドリーム(250cc)に乗っていたライダーでした。<br />

    人間とバイクはこちらの客船に乗る。船の中で話しかけて来た人にバイクで石渓駅(3km)まで乗せてもらう事になる。親切ですが久しぶりのバイクに乗るのは怖い。20歳代はホンダドリーム(250cc)に乗っていたライダーでした。

  • やっと着きました。成都からバスで4時間程南の郊外(山のなか)にある嘉陽小火車起点駅(石渓駅)です。ここで昼食を採り、お茶と単三電池を買って準備完了。<br />

    やっと着きました。成都からバスで4時間程南の郊外(山のなか)にある嘉陽小火車起点駅(石渓駅)です。ここで昼食を採り、お茶と単三電池を買って準備完了。

  • 今回の計画は石渓で3便(14時発)に乗り芭溝まで、芭溝で4便を撮影。芭溝に泊り。早朝蜜蜂岩まで10kmを歩いて撮影。途中池で1便を撮影、Ωカーブで2便を撮影、蜜蜂岩でスイッチバックを撮影し,2便の戻りに乗り石渓駅(12時着)に到着する予定です。<br /><br />

    今回の計画は石渓で3便(14時発)に乗り芭溝まで、芭溝で4便を撮影。芭溝に泊り。早朝蜜蜂岩まで10kmを歩いて撮影。途中池で1便を撮影、Ωカーブで2便を撮影、蜜蜂岩でスイッチバックを撮影し,2便の戻りに乗り石渓駅(12時着)に到着する予定です。

  • 駅舎は線路側が入口です。キップ売り場、待合室、隣は土産もの売り場です。<br />

    駅舎は線路側が入口です。キップ売り場、待合室、隣は土産もの売り場です。

  • 待合室の観光案内、地元の足でもあり、観光の目玉でもある。中国で唯一の蒸気機関車で旅客車を引き、定時運行している。沿線風景は懐かしい昭和初期の景色が見られる。(筆者は生まれていない)<br /><br />

    待合室の観光案内、地元の足でもあり、観光の目玉でもある。中国で唯一の蒸気機関車で旅客車を引き、定時運行している。沿線風景は懐かしい昭和初期の景色が見られる。(筆者は生まれていない)

  • 一日4便、6時、9時30分、14時、17時30分発車です。石渓駅、14・00発 躍進駅、14・15 蜜蜂岩駅、14・32采子埧駅 14・47 仙人脚駅、14・57 焦埧駅、15・05芭溝駅、15・10 黄村井駅、15・15着 折り返し運転で石渓駅着、16・30 往復2時間30分の乗車<br />

    一日4便、6時、9時30分、14時、17時30分発車です。石渓駅、14・00発 躍進駅、14・15 蜜蜂岩駅、14・32采子埧駅 14・47 仙人脚駅、14・57 焦埧駅、15・05芭溝駅、15・10 黄村井駅、15・15着 折り返し運転で石渓駅着、16・30 往復2時間30分の乗車

  • 普通列車 片道5元 観光車両片道10元 往復20元 一駅5元途中下車無効、座席指定5元、2駅以上10元 車内発券可能観光列車 往復50元 片道行き30元 返り20元 一駅10元<br />

    普通列車 片道5元 観光車両片道10元 往復20元 一駅5元途中下車無効、座席指定5元、2駅以上10元 車内発券可能観光列車 往復50元 片道行き30元 返り20元 一駅10元

  • 石渓駅に後進で出発を待つ蒸気機関車。芭石鉄道には方向転還する回転台はありません。<br />

    石渓駅に後進で出発を待つ蒸気機関車。芭石鉄道には方向転還する回転台はありません。

  • 終点の黄村井は炭鉱です。石炭が豊富にあるので蒸気機関車を走らせる事が出来ます。<br />

    終点の黄村井は炭鉱です。石炭が豊富にあるので蒸気機関車を走らせる事が出来ます。

  • 09年6月20日(土)ですので観光客も多く、写真を撮る人も大勢います。<br />

    09年6月20日(土)ですので観光客も多く、写真を撮る人も大勢います。

  • 動輪は小さな車輪が4つある。<br />

    動輪は小さな車輪が4つある。

  • ここから石炭をくべる釜口です。蒸気機関車の釜焚きは重要でかつ重労働です。<br />

    ここから石炭をくべる釜口です。蒸気機関車の釜焚きは重要でかつ重労働です。

  • 新しく出来た観光客向けの客車、窓も広く椅子の並びもボックスシート。後で出てくる従来型と比べてください。でも照明、エアコン、も無くトンネル内は真っ暗で機関車の排煙が入ってきます。そこが良い所です。<br />

    新しく出来た観光客向けの客車、窓も広く椅子の並びもボックスシート。後で出てくる従来型と比べてください。でも照明、エアコン、も無くトンネル内は真っ暗で機関車の排煙が入ってきます。そこが良い所です。

  • さあ!出発です。今日は観光客が多く観光客車をもう一両連結したので8分遅れで出発した。最初の駅は躍進駅、その名の通り急速に発展した街で高層住宅が見えます。<br />

    さあ!出発です。今日は観光客が多く観光客車をもう一両連結したので8分遅れで出発した。最初の駅は躍進駅、その名の通り急速に発展した街で高層住宅が見えます。

  • 大きな街なので乗降客も多い。<br />

    大きな街なので乗降客も多い。

  • 窓の多い観光客車は明るい。満員の乗客。揺れもあります。<br /><br />

    窓の多い観光客車は明るい。満員の乗客。揺れもあります。

  • ここはスイッチバックの駅、後進の機関車が前進に変わります。側線を使い、付け替えもあっと!言う間に完了。<br />

    ここはスイッチバックの駅、後進の機関車が前進に変わります。側線を使い、付け替えもあっと!言う間に完了。

  • 駅と言ってもホームなどありません。柵も無いので出入自由、写真も撮り放題、無料です。<br />

    駅と言ってもホームなどありません。柵も無いので出入自由、写真も撮り放題、無料です。

  • 列車はどんどん山の中へと入って行きます。<br />

    列車はどんどん山の中へと入って行きます。

  • 向い側の山の中段に棚田が見えます。急な山の斜面に田んぼを維持するのは大変な重労働です。<br />

    向い側の山の中段に棚田が見えます。急な山の斜面に田んぼを維持するのは大変な重労働です。

  • 畑の脇に停車します。これが駅です。後で駅の全景が出てきます。<br /><br />

    畑の脇に停車します。これが駅です。後で駅の全景が出てきます。

  • かなり山奥と言う感じです。乗降客も少ない。<br />

    かなり山奥と言う感じです。乗降客も少ない。

  • 前の駅と同じ感じです。乗降客も少ない。<br /><br />

    前の駅と同じ感じです。乗降客も少ない。

  • <br />途中遅れを取り戻して芭溝駅に定時に到着、急いで降りて前方に廻り、前向きの蒸気機関車を撮影。<br />


    途中遅れを取り戻して芭溝駅に定時に到着、急いで降りて前方に廻り、前向きの蒸気機関車を撮影。

  • 芭溝駅に停車中の蒸気機関車<br />

    芭溝駅に停車中の蒸気機関車

  • 3便の石渓行を待つ人々、列車に乗るか、線路脇をバイクで行くか、歩いて行くしかない。タクシーや自動車は見えない。<br /><br />

    3便の石渓行を待つ人々、列車に乗るか、線路脇をバイクで行くか、歩いて行くしかない。タクシーや自動車は見えない。

  • 1950年前後に建てられた家。炭鉱に従事した人々が住んだ家が並びます。屋根の景色が懐かしい。<br /><br />

    1950年前後に建てられた家。炭鉱に従事した人々が住んだ家が並びます。屋根の景色が懐かしい。

  • 乗客の数で連結する客車が側線に待機しています。住宅の脇をすり抜けて行きます。<br /><br />

    乗客の数で連結する客車が側線に待機しています。住宅の脇をすり抜けて行きます。

  • 更に走って前方へ行き、芭溝駅を出発した蒸気機関車を撮影。住宅の脇をすり抜けて行きます。<br />

    更に走って前方へ行き、芭溝駅を出発した蒸気機関車を撮影。住宅の脇をすり抜けて行きます。

  • 更に走って前方へ行き、芭溝駅を出発した蒸気機関車を撮影。<br /><br />

    更に走って前方へ行き、芭溝駅を出発した蒸気機関車を撮影。

  • 貨物の側壁に窓の枠を開けた客車。窓ガラスは無い、鉄板の窓があるが閉めることは無い。  <br /><br />

    貨物の側壁に窓の枠を開けた客車。窓ガラスは無い、鉄板の窓があるが閉めることは無い。  

  • 客車内部、照明も無く暗い、もちろん空調などとんでもない。私が通勤を始めた昭和40年代、首都圏の電車に空調はありませんでした。特に地下鉄の空調は遅かったように覚えてます。<br /><br />

    客車内部、照明も無く暗い、もちろん空調などとんでもない。私が通勤を始めた昭和40年代、首都圏の電車に空調はありませんでした。特に地下鉄の空調は遅かったように覚えてます。

  • 3便が後進の蒸気機関車で芭溝に帰ってきました。<br /><br />

    3便が後進の蒸気機関車で芭溝に帰ってきました。

  • 芭溝駅に停車中の3便。<br />

    芭溝駅に停車中の3便。

  • 芭溝駅を出発しトンネルに入る3便。<br />

    芭溝駅を出発しトンネルに入る3便。

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