2010/11/15 - 2010/11/15
1069位(同エリア1665件中)
フラワーさん
この旅行もいよいよ後半に入ります。
来るまでは長いと思っていましたが、毎日をメンバーの皆さんと楽しく過ごしていると、時間はいつもより早く進んでしまいます。
今日は11月15日(月)です。大人気のカッパドキアを観光します。
表紙の“スリーシスターズ”は実は昨日のものです。というのもカイマクル観光の後に、コースの関係で奇岩のうち代表的な三姉妹だけを見ておいたのです。
ここは砂状になった石灰石が母岩の上に薄く堆積していて、少しでも傾斜があると滑りやすいのでとても危ないところです。周りの景色を見るときは止まって、先を急ぐことなく慎重に歩いてください。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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ホテル前の坂道から朝の眺め。
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坂の上から私たちの部屋のある方向。
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昨日のディナーと同じレストランで、美味しそうな朝食を前にカシャ。
スキあり。 -
大昔のダイハツ・ミゼットみたいな三輪車。ミゼットをご存知の方は還暦を越えた方だと思いますが。
この三輪車でスーツケースを運んでいました。狭い石畳の道を我がもの顔で走り回っています。 -
ホテルの向かいのこんな場所にも奇岩が二本。キノコでいえばてっぺんの傘の部位がちょっと変ですね。これは下にあるレストランの煙突でした。
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私たちの部屋から出て坂を上ったところには3つの部屋があります。
そのうちの一つが添乗員さんのお部屋でしたので、拝見しにいきました。
こじんまりとかわいらしいお部屋でした。 -
気球を楽しんだ方達もホテルに戻られ、ギョレメとゼルベのオプションが9:00に出発です。
カッパドキアに気球屋さんは何軒もあるのですが、信頼性、安全性の面を考慮するとどこでも同じではないようです。ノリさんお薦めの気球屋さんで空中散歩をされました。 -
トルコ風呂の看板。歴史は古くビザンチン帝国に進入したトルコ人は、ローマの公共浴場を取り入れて、ハマムと呼ばれる熱気浴の一種を作りました。一般的に岩盤浴とサウナがあるところがトルコ風呂だそうです。
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ギョレメ野外博物館に入ります。
黄葉が見事です。 -
入場券ももらいました。
ギョレメはAD3〜4世紀にローマの支配下で広まったキリスト教の修道場です。
このころは明確な宗派は存在しない時代で、カトリックでもなくギリシャ正教でもなくもちろんプロテスタントでもない、自然の中の生活から出てきた信仰でした。
まず宗教ありき、というものではありませんでした。 -
早速その岩がありました。いくつもの穴があいていますが、どこからどうやって
出入りしていたのでしょうか。危険で不便でしたでしょうに。
ギョレメには今も35世帯が洞窟で生活しています。 -
リンゴの教会だったと思います。
壁には赤土で描いた十字架や幾何学模様や、色彩豊かなフレスコ画が見られます。
混みあっていたので見学は時間制のようで、時計を見ながら「あと何分だ?」などと話し合っていたのでしょう。 -
待っている間に向かいの岩壁を眺めていました。
この岩にも人が住んでいたのですね。 -
ズームで見るとなにやら小さい穴が3個セットで、いくつか並んでいます。人が入れるサイズではありません。
ノリさんの説明によると、これは狼や狐から鳩を守るために人が作った巣で、逆に
鳩からの恩恵としてフンを集めて肥料にしていたそうです。 -
ここが多分、蛇の教会です。
入口が崩れたので補修してありました。
中のフレスコ画は馬に乗って蛇を退治する、聖ゲオルギウスと聖テオドロスが描かれています。13世紀の作。 -
岩には住居跡の穴がいたるところにあいています。
観光客も多いです。 -
この土地柄では、日本の竪穴式住居よりもこのように岩を掘った方が、寝起きする場所が簡単に作れたのかもしれません。
冬は暖かく、夏は涼しく感じるという利点もあります。 -
日本語の説明はありません。
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下にも累々とした奇岩が群れをなしています。
近隣の町の人口は12000人です。 -
岩窟の食堂の入口です。
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岩窟の食堂です。
長いテーブルとベンチで大人数で肩を寄せ合って仲良く食事していたのでしょうか。 -
ここにも登ってみましたが、平らなところは広くて大きかったです。
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観光客が登って行きますが、ノリさんが「行っても何もないよ」と言うのでやめました。
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トカル キリセという教会です。キリセは教会の意味。
フレスコ画はラピスラズリの粉末が使われています。とてもきれいです。
ギョレメでは最大級の教会で拝廊はAD10ごろに造られました。 -
お土産物屋さんの元看板娘とツーショット。
ビーズのネックレスを作って売っている方でした。 -
イヤホンガイドの窓口です。ここには日本語がありました。
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帰り際に世界遺産の証明ボード。
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商店街の向こうにラクダが待機しています。
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バスからの眺めです。
アメリカ西部劇に出てきそうな景色です。 -
つぎはゼルベ野外博物館です。
手前に“商店街”があり、階段の上におしゃれな“カフェ”がありました。 -
入場券。
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ここには谷が3つあります。入って行けないことはないが奥が深く、落石や転倒など危険なので少しだけにしてくださいとの注意がありました。
ゼルベには1956年以来、崩壊危険のため住人はいません。
住むこと禁止です。 -
石臼のある住まいがありました。
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火を燃やした跡、ススが岩にこびり付いています。
ここにもロウソクたてがあります。 -
谷はずうーとおくまで伸びています。怖いからすぐ引き返してきました。
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谷から出てきたところで撮りました。
いかがでしょうか。 -
ギョレメ・ゼルベ観光は荷物をホテルに置いていきました。
11号室に戻り荷物を出します。
思い出深いホテルでした。不満な点を記しておきますと、地階バスタブはお湯がしみでてきました。あと一点は壁を触ると白い粉がパラパラと落ちますし、天井からも自然に落ちてきていました。「改善要す」だと思います。
従って総合評価は4、0です。 -
これからの旅の安全を願って、ピッチャーの水を撒く習慣があるそうで、ホテルの
お嬢さんが見送ってくれました。昔の日本で言えば火打石のようなものでしょうか。 -
景色がいい高台の洞窟レストランでランチです。
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内部です。石の円卓はいくつもあり、広々していました。
円卓は回りません。 -
また“エフェソスビール”をいただきます。
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たくさんお豆の入ったスープです。
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きれいな鱒だったのに、台無しです。
目の前に美味しそうものが出てくると写真を忘れます。
素人はだめですね。 -
トルコでは珍しく川が流れています。
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トルコの家の屋根瓦は、その殆どが赤みがかった薄茶色です。
生産地の土の色です。下に見えるのはかなり大きな瓦工場です。 -
トルコ石のお店に行きました。
もともとこの石は貴石とは言わず、半貴石の部類にはいりますので、そんなに
高価ではないというイメージでしたが、さにあらずここの製品に安いと感じる
ものはありませんでした。 -
産地、成分などによって、同じトルコ石でもこんなに異なります。
旧約聖書で「ノアの箱舟」が漂着したトルコ東端のアララト山(標高5137mでトルコの最高峰)の地下深くから産出するトルコ石がもっとも価値があるそうです。 -
お隣の陶器のお店。
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デヴレントにあるこれも有名なラクダ岩です。大きいので驚きました。
裏にはかすかに削られた階段がありますので、登る人もいるのでしょうか。
危険この上ないと感じました。 -
登りはいいけど降りるのが怖い、危ないという経験をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。ジジが安全な降り方を伝授しました。
ここも滑りやすいところですから、お気を付けください。 -
全体を見たくなり石灰岩の小山に登りました。一面キノコだらけでした。ルートを誤りちょっと危険な目に会いましたが、なんとか無事でした。
ババは下で待っています。
記念写真はMさんに撮ってもらいました。 -
キノコと黄葉。
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パシャバーのカフェとお土産物のお店。
閑散としていました。 -
コンヤに向かう途中のトイレ休憩です。奥の部屋にもビーズのネックレスなどがあり、見ていると、きれいな店員さんが話しかけてきました。
ババが同じネックレスをしていたからです。(ギョレメのオバサンのところで買ったものです。)トルコリラで一ついくらか訊ねられたのですが、日本円で買ったので母娘で来ていたIさん親子と「えーと、えーと」、計算できず時間切れ。お金の換算がすぐに出来ず、エジプトでもおかしなことに。
それにしてもこの店員さんは市場調査に熱心でした。 -
今夜のコンヤでのホテル、デデマンです。
燦然と輝くこの五つ星が目に入らぬか。
コンヤは人口約100万、トルコ最大の面積をもつコンヤ県の県都です。
宗教色の強い町で、一方では商都として繁栄しています。 -
ホテルの回転ドアー メプラーナ教の信者さんたちがグルグル回りお祈りするようにドアーもグルグル。
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とてもきれいなホテルです。事前に調べた限りではトルコ国内でも、最も評価の高いホテルです。乞うご期待。
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今日はいつもより早くホテルに着きましたし、明日はお昼の12時にホテル出発予定なので少しゆっくりできそうです。
NHKのBS国際放送が見られました。 -
洗面所も明るく清潔です。
拡大ミラーもあるのですがどうも我々の顔は見たくないらしい。
下を向いてしまいます。 -
シャワーカーテンの代わりのガラスドアー。
これ具合がいいので好きです。 -
写真を撮ることなど忘れひたすらいただきました。
はっと気づいてデザートでカシャ。 -
ホテルの前の道路を渡ったところにショッピングモールがあるので食後に行ってみました。
中に入るとこんなイモムシが子供を乗せてムニュムニュ動いています。ババは乗りたいといったのですが年齢制限のみならず体重制限もあるようでやめました。(ウソです。) -
一番奥がスーパーマーケットになっていました。
明日からイスラム教の犠牲祭というお祭りが始まり殆どの店が休みになるそうです。
ここもそうでしょうか。でもみなさんトイレットペーパーやお菓子などを大量に買っていらっしゃいます。 -
日本のスーパーとよく似ていますが広々として買い物しやすそうです。
閉店間近なのでこのあたりには殆どお客さんはいませんね。 -
日本の野菜と変わりありません。品物は豊富です。
コンヤはセルジュクトルコ時代(AD11世紀)にはすでに最も豊かな地域として注目されていました。
大麦、小麦、綿花、アンゴラ、羊毛、たばこ、硝石の産地として繁栄していました。
いまでも全食料の20%を賄っています。 -
魚の売り方はちょっと違いますね。ウナギは丸ごと売っています。
中央アナトリアはまさに内陸部です。魚介類は少ないです。 -
スーパーの外にあるクリーニング屋さん。
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2階には映画館がありました
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2階に上がるエスカレーターですがスロープになっています。
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閉店までいてホテルに帰ってきました。
明日も開店したらもう一度ゆっくり来ることにして、おやすみなさい!
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