来年もよろぴくるぴ～（川崎ﾌﾛﾝﾀｰﾚ１－２ｾﾚｯｿ大阪）

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ACL出場をかけた上位対決ならではの緊張感。
8/21鹿島戦以来のしびれる試合でした。

しびれ具合を増幅させてくれたのは、久々に動いているのを見た我らが守護神“帰ってきたジンヒョン”。
復帰後２試合で５失点というリーグ１、２を争う鉄壁守備陣にそぐわない結果に本人も納得いっていない様子でしたが。

この日もスローを焦るばっかりに敵にナイスパスしてしまい、あやうくオウンゴールアシストを記録しかねない場面も。
それでも神憑り的スーパーセーブに助けられたのも事実なので…一歩も動けなかったヴィトールJr.弾以外は…勝ったので良しというところでしょうか。

なんだかんだ言ってジンヒョン選手不在の間、セレッソゴールを守り抜いた松井選手がかなり安定していただけに、この期に及んで何故ジンヒョン？とも思っていましたが、この試合では松井もベンチ入りしておらず、ある意味絶妙なタイミングで復帰が間に合ったのかも知れません。

とにかく今日の嬉しびっくりは塁でした、見直したよ、塁。
一部コアなファンの間では“塁・コスタ”と悲しい語感も混じりつつ愛されている我らが小松塁選手。

事あるごとにクルピ監督から評価される｢前への突破力｣だけでなく、セレッソの塁コスタはヘディングも出来ちゃうんだぞ、と本家もびっくりのナイスゴールを決めたばかりか、ジンヒョンからの驚異的なロングボールに競り勝ってそれをアドリアーノがドリブルで突っかけるという、新生セレッソともいうべき攻撃パターンが確立されるつつあるのは、今までとかくパス＆ドリブルに拘り過ぎて手詰まり感が続いていただけに嬉しい限りでした。

ソニー仙台戦でゴール前でのどフリーのヘディングシュートを外したのも、でもそんなの関係ねぇ（古っ）、先日の清水戦で決めたたったひとつのゴールがここまで彼を変えてしまったのかと見まがうほどの活躍でした。試合終了後、インタビューを受けて一人遅れてサポ挨拶に現れた塁選手、コールリーダーに促されて恥ずかしながらもメガホンを握り｢一試合一試合勝ちに行きますんで応援宜しくお願いします｣と叫んでいたその姿に、思わず涙コスタ、でした。

３シャドーは9/18のガンバ戦に続き、またもやザックを意識しすぎたのか、ミスも多く空回りしまくっていましたが、大海＆モニ輪のCBは抜群の安定感。川崎Fもそうですが、①代表のCBが軒並み負傷中、②他のJ1チームは天皇杯勝ち残り組が多い、③C大阪、川崎F共にCBは高さにも強い、という現状からするに、今日のザックのお目当ては両チームのCB視察だったような気がしました。少なくともモニ輪選手の代表復帰はあるかも知れません。

心配されていたクルピ監督の去就問題も無事残留が決定。
さぁ今週末（11/28）の湘南戦もきっちり勝って神奈川勢３タテ＆来年はアジアに挑戦だ、よろぴくるぴ～！