京都大覚寺

2008/11/14 - 2008/11/14

　京都市右京区嵯峨大沢町にある大覚寺は真言宗大覚寺派大本山のお寺で嵯峨山大覚寺という。創建は貞観18年（876年）、開基は嵯峨天皇である。嵯峨天皇の離宮を寺に改めた。旧嵯峨御所と呼ばれる所以である。本尊は不動明王を中心とする五大明王である。また、後宇多法皇がここで院政を行うなど、日本の政治史に深い関わりをもつ寺院でもある。皇室ゆかりの寺院であり、代々法親王が住職となった門跡寺院である。さらに、嵯峨天皇に始まるという華道嵯峨御流を今に伝える寺でもある。
　大沢池の畔に勅使門、宸殿（重文）、五大堂、勅封心経殿（心経殿）、正寝殿（重文）、霊明殿、御影堂、秩父御殿（貴賓館）、庭湖館、護摩堂、大日堂、聖天堂、五社明神、心経宝塔（多宝塔）などが建っている。
　勅封心経殿（心経殿）と心経宝塔（多宝塔）の2棟は鉄筋コンクリート製である。それでも大正時代に建てられた心経殿は国の有形文化財に指定されている。やはり、由緒ある門跡寺院に鉄筋コンクリート製の伽藍は不似合いである。
（表紙写真は大覚寺正寝殿の玉座の玉座）

エリア 嵐山・嵯峨野・太秦・桂(京都)

大覚寺入り口。

大覚寺境内。

大覚寺表門。江戸時代初期の建物。

明智陣屋。江戸時代の建物。

明智陣屋。

明智門と宸殿。

式台玄関。江戸時代の建物。

式台玄関。金碧画「松に山鳥図」の前に華道嵯峨御流の生け花が飾られている。

式台玄関。奉納された菊の花が飾られている。

勅使門と庭。菊が彩りを添えている。

菊の向こうには勅使門。

勅使門。

御影堂（心経前殿）。大正14年に建造。

御霊殿。

五大堂。天明年間（1781-1789年）に建立。本尊の五大明王像（昭和50年（1975年）造）を安置。

御影堂（心経前殿）。

正寝殿（重文）。桃山時代の建物。

正寝殿。

正寝殿・野兎図。

霊明殿。

霊明殿。

御影堂（心経前殿）。

庭園。

庭園。

霊明殿。昭和3年（1928年）、東京の沼袋（現・中野区沼袋）に建てた日仏寺の本堂を昭和33年（1958年）に移築した。本尊は阿弥陀如来。

庭湖館。

霊明殿横の庭。

霊明殿横の庭。

勅封心経殿（心経殿）。

勅封心経殿（心経殿）。

庭湖館。

庭園。

庭湖館。

秩父御殿（迎賓館）。秩父宮の御殿として大正12年（1923年）に建立されたもの。昭和46年（1971年）に大覚寺に下賜された。

御影堂（心経前殿）。

正寝殿。

厠裏の紅葉。

勅使門。

正寝殿。

御影堂（心経前殿）。

五大堂（本堂）。江戸時代中期（天明年間）に創建。

宸殿。正寝殿、御影堂（心経前殿）。

勅使門。

菊の向こうには大沢池。

大沢池。

大沢池。

大沢池。

五大堂。ここでも菊が彩りを添えている。

五大堂。

大沢池。

大沢池湖畔。

霊明殿。

庭園。

勅封心経殿（心経殿）。登録文化財。大正14年（1925年）に建立。鉄筋コンクリート造の小規模な八角堂。

霊明殿。

宸殿（重文）。江戸時代、後水尾天皇より下賜された。

五大堂横の門。大沢池湖畔に出入りできる。

鐘楼。

大沢池。

望雲亭。茶屋。

望雲亭。

大沢池と心経宝塔（多宝塔）。

大沢池と心経宝塔（多宝塔）。

大沢池と心経宝塔（多宝塔）。

大沢池。

五大堂。

五大堂。

御影堂。

五社明神鳥居。

五社明神舞殿と本殿。

心経宝塔（多宝塔）。

心経宝塔（多宝塔）。

心経宝塔（多宝塔）。昭和42年（1967年）に建立。鉄筋コンクリート造。

心経宝塔（多宝塔）。

護摩堂。

護摩堂。

大沢池湖畔のお堂を巡りお経を上げるお坊さん。

大沢池。

大沢池。

大沢池。

大沢池。

大沢池と心経宝塔（多宝塔）。

大沢池。

大沢池。

大覚寺のお堀に架かる石橋。

大覚寺前。