肥薩線の旅3　日奈久の100年　金波楼で歴史を感じる

2010/10/15 - 2010/10/16

今回のメインは肥薩線＆SL人吉ですが、もうひとつサブのメインはここ、日奈久温泉の金波楼。
100年の歴史を誇る風格のある温泉宿に泊まりたくて、行ったり来たりの日程の旅行をプランニング。
でもその価値は十分、また行きたい、と思う宿に出会えました。

旅館づくしの旅行記ですが、たっぷりと雰囲気を味わってくださいね。

エリア 熊本

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス ANAグループ JR特急
• 旅行の手配内容: 個別手配

八代駅からバスで20分、390円で日奈久温泉前というバス停に到着。
バス停がいまいち不安だったので、グーグルのストリートビューで調べておきましたが、その見たままのバス停でした。便利な世の中だなあ。

日奈久では楽しみにしていた名産「竹輪」をゲット。あとで美味しく頂きました。

日奈久では見知らぬ私たちにも、子供たちが挨拶をしてくれました。そういう習慣を身につけているんですね。なんだか嬉しい。いい習慣だし、これからも守って欲しいと思いました。

金波楼の玄関です。
とても開放的。玄関のところの　「歓迎　○○様」と手書きで札が掛かっていて、懐かしさ、気恥ずかしさを感じました。笑。

スタッフの方（このときはご主人）がすぐ気づいて声を掛けてくれます。

突き当たりの庭園が見えるところも、100%の開放感。
床のぴかぴか度もすばらしいですね。

お部屋は2階だそうです。

味わいのある階段を使って2階へ上がると、これまたぴかぴかの廊下。
夏だったら、はだしで歩きたい。

お部屋は2階の突き当たり、23号室。
これが廊下と部屋を隔てるドア・・・　ですが。

ドアを開けると、このような空間があって、さらに襖が。
これが重くてうんせ、うんせ、と開けたら、お部屋かな？

え・・・？　これがお部屋ですか？
（と、真剣に、私も夫も一瞬そう思った）

あのぅ　四畳半しかないんですけども？

なわけはなくて、ここがメインのお部屋です。
透かし彫りがいいですねえ。
窓のところが廊下になっていて、床の間の裏あたりがおトイレです。ちゃんとウォシュレットになっています。

部屋におフロはないけど、立派な温泉があるので要りませんね。

お茶を頂いた後、館内をちょっとウロウロしました。
これは金波楼のドールハウス？　らしい。
かわいく、ちゃんと再現されてます。

大好きな一枚。

開放的だなあ。夜はどうしてるんだろう？

話は変わりますが、ドイツのオクトーバーフェスト開幕直前のこのころ、ニッポンではアサヒビールがドイツの企画モノビールを売り出しました。
でもどこ行ってもない・・・。

やっと見つけました。八代の駅前コンビニで！
（それ以降も東京では見られず）

お風呂を堪能した後はごはんです。

日奈久のお湯は、去年楽しんだ玉名と同じように柔らかいお湯です。ここは温度もそう高くないです。

ごはんも素晴らしい！　「どこかから買ってきて加工」とか「冷凍保存」などからは程遠い、きちんと料理されたことが分かる味。

ごはんは個室でゆったりと掘りごたつ式で頂きます。
日奈久は海のそばだから、海の幸が新鮮で美味しい。

土瓶蒸も美味しいなあ。シアワセ。

よく寝た翌朝。
また人吉に向かって、今日は「いさぶろう号」、「はやとの風」にのって、鹿児島中央駅に向かう予定です。

宿にリクエストして、すこし早めに朝食を用意していただきました。
ちゃぶ台で朝食もステキ。

のどかですねぇ・・・

この日は八代の花火大会で、それで満室なんだそうです・・・　なるほど。
また来ます、絶対。

さあ、また肥薩線だぞぅ！