2010/10/16 - 2010/10/17
45位(同エリア76件中)
りすえもんさん
- りすえもんさんTOP
- 旅行記66冊
- クチコミ4件
- Q&A回答4件
- 152,814アクセス
- フォロワー0人
今年の初め、会社帰りの本屋で立ち読みした本がきっかけで、夜汽車の旅に出たくなりタイミングをうかがっていたら、こんな時期に行く事になりました。利用する列車は上野から青森まで走っている「寝台特急あけぼの」です。
今回は完全に鉄の旅になってしまいますが、延々と列車ばかり乗っているのも勿体無いからなぁ〜とあれこれルートを迷ってしまいました。
結局、今回のコースは青森まで行って、そのあとは青函トンネルをくぐって函館まで行って、飛行機で東京まで戻ってくるというコースを組み、途中朝はすっきりしたいと言うことで、青森の手前の大鰐温泉まで乗車することにしました。
そんなこんなで、コース組みに迷ってしまったので、切符を購入したのは、出発の5時間前!!みどりの窓口で対応してくれた駅員さんが「これから行くんですか??」と少々驚いてました。(ちょっと恥ずかしい・・・)
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス ANAグループ JR特急
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
今回、購入したきっぷ。自宅の最寄り駅から函館まで。寝台特急あけぼのの経路が複雑で、きっぷに書かれた経由路線の多いこと。
駅員さんも発券するのに時間がかかっていました。 -
自宅を出発し、秋葉原まで総武線、秋葉原から山手線に乗り換えて、出発の25分前には上野駅に到着。売店で、駅弁やビール、お酒、おつまみ等を買い込んで、いざ13番ホームへ。
余裕を持って到着したつもりでしたが・・・。 -
宇都宮線・高崎線ともにダイヤ乱れというアナウンスが流れていて、きっと出発も遅れるんだろうなぁ〜と思っていたら・・・。
なんと、本日乗車する寝台特急あけぼのがホームに入線して来ました。
そんなに早く入線してくるとは予想外!下調べが不足していました。 -
やたらとホームの人だかりが凄かったのは、入線シーンを撮影する方々でした。
この列車に乗る人、乗らない人・・・。色んな方が撮影してました。
やはり、最後尾にイラスト入りの標識が付いていたら、写真を撮ってしまいますよね。最後尾は女性専用車だったので、女性の皆さんも男性をかき分けて写真を撮っていました。 -
最後尾を撮ってまだ時間に余裕があったので、最前部まで行って来ました。
やはり、皆さん考える事は同じで、最後尾にいた人達が最前部に大移動していました・・・。 -
これが今回の寝台券です。
B寝台個室にするか、豪華にA寝台個室にするか、駅に切符を買いに行くまで迷ったのですが、なんとB寝台個室は満席。結果的にA寝台個室を予約。駅員さん曰く、A寝台個室もラスト1席だったそうです。
土曜日の夜なんてガラガラなんだろうなぁ〜なんて思ってましたが、結構人気があるんですね。驚きました。 -
写真も撮り終えたので、そろそろ乗り込みます。
-
A寝台のプレートが・・・。ここが、りすえもんご予約のA寝台の車両。
実は、A寝台に乗るのは生まれて初めてなんです。中年おやじの初体験。 -
B寝台とは廊下の照明も違う・・・。
-
個室の1番だったので、入口から車両の先端まで歩いて、やっと到着。
-
ここが、今日のりすえもんの寝ぐらです。
-
ドアを開けると、既にベットがセットされていていました。
-
おぉ〜、洗面所まで付いている・・・。
お湯も出るぞ・・・。(当たり前か)
ちょっと興奮気味。今まで乗った事のあるB寝台じゃ有り得ないっす。 -
興奮ついでに、ベットを片付けてソファーにしてみました。
ちょっと、はしゃぎすぎですかね? -
室内のコントロールパネル。
なんと、テレビまで付いてます。この日はそれぞれのチャンネルで「忠犬ハチ公」と「釣りバカ日誌」が放映されていました。
忠犬ハチ公は随分昔に見て大泣きしちゃった事を思い出し、少々冷静になれました。 -
今度は、上段のベットを組み立ててみました。
「サイドにあるフックをはずして・・・」と説明書には書かれているのですが、そのフックが見つからず・・・。上段のベットを引き出すのに5分くらいかかりました。 -
上段のベットをセットして、下のソファーに座ったところ。
頭の上に圧迫感を感じないわけではないけど、不愉快でもなく・・・。
よく言えば、秘密基地風な趣。 -
上段ベットから個室全体を眺めたところ。
あとで横になってみましたが、割と快適に寝られそう。
難点は窓の風景が見えないところ。
その後、車内探検に。 -
昔ながらのB寝台。寝台列車と言えば、昔はこれしか無かったのに。
窓側の引き出し椅子に座って外を眺めるのが結構好きかも。 -
お次はB寝台個室。両側に個室の入口が整然と並んでいました。
-
2階個室の入口。
-
車両と車両の間に、あけぼののテールマーク。
近くで見ると意外と大きかった。 -
一通り見て回って、部屋にご帰還。
上野駅で買ったシュウマイをつまみにビール。
お次はするめを食べながらハイボール。
一人でソファーに座り、夜景を眺めながら晩酌してました。 -
ちょうど日付が変わったところで、水上に到着です。
水上駅では時間調整のためか、ドアは開かず。当然、時刻表にも停車駅としては載っていません。 -
午前1時20分、長岡駅に到着。
ここも水上駅と同じでドアは開かず。
路線は上越線から信越本線に。 -
午前2時26分、新津駅に到着。ここもドアは開かず。
到着後すぐに寝台列車がホームに入ってきました。
行き先表示を見たら、大阪行きの寝台特急日本海でした。
新津から先は、信越本線とお別れして羽越本線に。
この後、寝てしまいましたが・・・。 -
午前4時7分、ゴトンと言う音で目が覚めたら、あつみ温泉駅に到着していました。
この駅ではお客さんが一人降りていきました。
この後、また睡眠モードに突入。 -
今度は明るくて目が覚めました。午前6時6分、羽後本荘駅に定刻で到着。
この駅ではご家族連れのお客さんが2〜3組、降りていきました。
浴衣の裾がはだけているところを見られたかな? -
お天気はいまいち。今日の天気予報は曇り時々雨。
-
服に着替えて、廊下側(進行方向左側)の車窓を眺めていると海が見えてきました。
雲が取れて青空がかすかに見えてます。あと20分で秋田駅です。 -
午前6時45分、定刻で秋田駅に到着。
秋田駅では4分停車するので、朝ご飯として駅弁を調達しました。(車内放送で弁当販売の案内あり)
4号車と5号車の間あたりに駅弁の立ち売りの人がいました。言うまでも無く、弁当を調達する人が殺到していました。
あと、意外だったのが、降りていく人がたくさんいるのは当然なのですが、乗ってくる人も大勢いたのはびっくりでした。 -
自分の部屋を外から撮ってみました。
失敗写真だけど、出発時刻が迫っていたので、撮り直しせず。 -
調達したお弁当は「比内地鶏こだわり鶏めし」です。お値段は\950なり。
-
中身はこんな感じ。鶏肉が柔らかくて美味。鶏団子もけっこういけました。
-
食後の1枚。窓が大きいので、室内は結構明るいです。
しばらく、ソファーに座って新聞を読んだり外を眺めたりしてました。 -
午前7時48分、定刻で東能代駅に到着。
-
この風景を眺めていたら、遠くに来た事を実感。
ちょっと寒いくらいの空気とこの晴天が気持ち良かったですよ。 -
定刻になっても発車する気配が無いなぁと思っていたら、場内アナウンスで上り列車が8分ほど遅れているので、発車を待っているとの事。
時間潰しに先頭まで行ったら、上野駅で見たのとは違う機関車になっていました。 -
約8分遅れで東能代駅を出発。大鰐温泉駅まで、あと1時間ほどになってきました。お名残惜しくなってきたので、また車内見物。
B寝台の個室に入らせてもらいました。 -
A寝台と比較して狭いのですが、ベットが線路に平行なので横になっても景色が見やすい所はとても良いかも。寝転がると湾曲した窓のおかげで空も良く見えます。
-
この写真はA寝台の車両の廊下。
-
A寝台の隣は「ゴロンとシート」の車両。寝台券無しで乗る事が出来るそうです。おじさんと熊の中間のようなイラストが微笑ましいっす。
-
秋田駅を出発してから、途中で大雨が降ったりしていましたが、この通りの晴天となりました。あともう少しで大鰐温泉です。
-
大鰐温泉駅に到着。約12時間の長旅だったけど、振り返ればあっという間。
青森に向かうあけぼの号とお別れ。夜汽車の旅を満喫させてくれてありがとう!という思いでお見送り。 -
お見送りをしていたら、ホームには誰もいなくなっていました。
ちょっと浸りすぎ・・・。 -
大鰐温泉駅の改札口。
-
大鰐温泉駅の駅舎です。
-
文字通り、大きなワニがお出迎えしてくれました。
-
この駅で降りた目的は温泉。ひとつ手前の碇ヶ関と迷ったのですが、以前にも行ったことがあるし、駅から温泉施設までの距離が大鰐温泉の方が近かったので、今回は大鰐温泉に決定。
大鰐温泉駅から徒歩3分くらいで日帰り温泉施設「鰐come」に到着。
ちなみに、碇ヶ関温泉に行った時の旅行記はこちら
http://4travel.jp/traveler/risuemon/album/10156296/
(この時は車で行きました) -
温泉館内の様子。とてもきれいな施設です。
入浴料金\500をお支払い。露天風呂やサウナもあり。
地元の方が大勢来て、楽しく話をしながら入浴。
(残念ながら、方言が凄くてお話の半分くらいしか理解できませんでした) -
温泉成分表。なんて余裕をこいていたら・・・次の電車の発車まで15分しか残っていなくて、おおあせり。気持ち良過ぎて、ついつい時間を忘れてしまいましたが、乗り遅れると軽く1時間以上は電車が来ないので、大慌てで着替え。
-
そして大鰐温泉駅にダッシュ。無事に特急かもしか1号に乗り、次の目的地である青森に向かいました。
【続きはこちら】
http://4travel.jp/traveler/risuemon/album/10514747/
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (4)
-
- ぶうちゃんさん 2011/01/23 10:02:30
- はじめまして
- はじめまして。
寝台車の旅、風情が有りいいですね。
B寝台しか乗ったことが無かったので、乗られた部屋の充実ぶりにはビックリでした。
快適な睡眠が出来るのでしょうが私が乗ったら興奮して寝られないだろうなあと思いました。
今では本当に貴重になった寝台車の旅ですね。
これからもよろしくお願いします。
- りすえもんさん からの返信 2011/01/30 20:22:08
- RE: はじめまして
- ぶうちゃんさん、こんにちわ。旅行記をご覧いただきありがとうございました。また、お返事が遅くなってスミマセン・・・。
シングルデラックス、確かに充実の装備でしたよ。実はA寝台に乗るのはこの旅が初めてで、かなり興奮状態。旅行記の通り殆どの寝ていない状態。広い個室の旅を寝ないで満喫させてもらいました。ちょっと病みつきになりそうですが、こんな事ばかりやっていたら、お金が持ちませんね(笑)
次回は雪の降る、今頃の季節を狙いたいですね。
ぶうちゃんさんも機会が有ったらぜひどうぞ!たまの贅沢だと思って。
という事で、これからもよろしくお願いします。
-
- JASさん 2010/10/26 11:03:08
- シングルデラックスステキです
- りすえもんさん、こんにちは。
今では貴重となった、シングルデラックスの旅ステキです。
私は北斗星のBソロしか乗ったことありませんが、閉所恐怖症なのかどうも落ち着きませんでした。
ブルートレインが廃止されまくりの昨今、一度はA個で旅したいものです…。
あと、個人的には「特急かもしか」に食いついてしまいました。
関東人には、なかなか縁遠い代物ですしね。
つづき、楽しみにしております!
- りすえもんさん からの返信 2010/10/26 23:42:07
- RE: シングルデラックスステキです
- JASさん、こんばんわ。
旅行記を読んでいただき、ありがとうございます。
この旅に出る1週間前に、会社の鉄ちゃんの先輩が「東北新幹線が青森まで延伸するとあけぼのもヤバイかも?」と言っているのが聞こえて、ついつい乗ってしまいました。
JASさんのおっしゃる通り、ブルートレインが続々と廃止されて寂しいかぎり。夜汽車の旅はこんなご時世では非常に贅沢な旅だと思うんですが・・・。個人的には大阪⇔東京の寝台急行「銀河」が無くなったのが寂しかったですねぇ。日帰り予定の大阪出張でついつい飲み過ぎて最終の新幹線に乗り遅れても、最悪は銀河で良いか?と思い何度か乗った事が懐かしいです。
かもしかの件、ご期待に添えるか分かりませんが、頑張って近日中に公開しますね。それでは、また。
> りすえもんさん、こんにちは。
>
> 今では貴重となった、シングルデラックスの旅ステキです。
>
> 私は北斗星のBソロしか乗ったことありませんが、閉所恐怖症なのかどうも落ち着きませんでした。
> ブルートレインが廃止されまくりの昨今、一度はA個で旅したいものです…。
>
> あと、個人的には「特急かもしか」に食いついてしまいました。
> 関東人には、なかなか縁遠い代物ですしね。
>
> つづき、楽しみにしております!
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
4
52