2009/08/28 - 2009/09/05
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2009年8月28日から9月5日にかけての9日間でニュージーランドへ行ってきました。
8月28日の晩に成田を出発した僕等は旅行6日目の9月2日目までの間、南島のクライストチャーチ、アーサーズ・パス国立公園、テカポ湖、マウントクック国立公園、クイーンズタウンを観光。旅行7日目の9月3日には、クイーンズタウンからクライストチャーチ経由で北島のロトルアまで移動して、ロトルアの市内を観光。夜にはマオリの伝統料理「ハンギ」を食べながら、マオリのショーを観たのでした。
ニュージーランドの旅行記は今回が最終回。旅行8日目の9/4にロトルアを出発した僕等は、バスでハミルトンに向かった後、ハミルトンで現地の係員と合流し、ハミルトンの近くにあるワイトモを観光。そして、その日の夕方にオークランドに着いた僕等は、ニュージーランドでの最後の夜を過ごしたのでありました。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 観光バス
- 航空会社
- ニュージーランド航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- 近畿日本ツーリスト
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-
旅行8日目の2009年9月4日(金)、8:04。
僕等はロトルアの中心街、フェイトン通り沿いの観光案内所へとやって来た。
この日、僕等はここから出発するオークランド行きの長距離バスに乗って、途中のハミルトンという街まで行き、ハミルトンで日本人の現地ガイドさんと合流する予定になっているのだ。 -
観光案内所の中にあったマオリの彫刻。
8:30には、僕等を乗せた長距離バスはロトルアを出発。 -
僕等を乗せたバスはロトルアから国道5号線を北西の方へ向かって走る。南島で僕等が乗ったクライストチャーチ発、マウントクック国立公園経由、クイーンズタウン行きのバスとは違い、このバスでは日本人向けのガイドはなく、ドライバー自身による英語の案内だけが行われていた。
バスに揺られること45分で、僕等はティラウという街にさしかかった。ティラウはもともとはブリキ細工が盛んな街だった。だが、ティラウは国道1号線沿いの街でロトルアや、ハミルトン、タウランガ、タウポといった北島の主要な街からのアクセスが良いため、今ではブリキ細工に限らず手工芸の店が多く建ち並び、観光客を集めているのだそう。
写真のバスの窓から見える巨大な羊の建物ではニュージーランドの土産品を売っているのだとか。 -
こちらの巨大な牧羊犬も、ティラウにある観光案内所などが入った建物。
ティラウからは途中、ケンブリッジという街を通過して国道1号線を西へと進む。 -
10:00、ハミルトンに到着。
僕等はここで長距離バスを下車。現地在住の日本人ガイドさんの案内でハミルトンから南へ向かった所にあるワイトモへと向かいます。 -
11:15、ガイドさんの運転する車に揺られること約1時間で、ワイトモにある「the Shearing Shed」という店。
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この「the Shearing Shed」という店、アンゴラウサギの毛を使った編み物をメインに扱っています。
で、この写真に写っているのがアンゴラウサギ。かわいい〜〜っ! -
早速、毛が伸び放題になったアンゴラウサギの毛を電動バリカンで刈り取ります。前足と後ろ足を引っ張られるように紐でくくられたアンゴラウサギ君。見た目にはちょっとかわいそうな絵に見えなくもないが、当のアンゴラウサギはどこか気持ちよさそうにも見えます。
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体の毛を刈られたアンゴラウサギ君。奥さん、面白そうにアンゴラウサギの体をすりすりさすってますw
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この写真は、糸巻き機に紡いだ糸を巻き取らせる作業・・・だったかな?
右下に既に巻き取られていた糸はどんな状態の糸だったか・・・ちょっと忘れてしまいました。 -
で、こちらの写真がアンゴラウサギの毛を紡いだ糸を着色して編んだ編み物の完成品。
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「the Shearing Shed」を出た僕等は近くのバーベキューのレストランへ向かった。
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11:45、バーベキューレストラン「Roselands」に到着。
メインはレストランですが、お土産品も売っています。 -
レストランの建物からの景色。丘の斜面に建つレストランから望む景色が牧歌的でいいですね。
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シェフがステーキを焼いている間、僕等は店内をいろいろ見て回ることに。
写真は「Roselands」の庭。庭も綺麗に手入れされています。なんでもガーデニングのコンテストで賞を受賞したこともあるのだそうです。 -
シェフが肉を焼いています。左はガイドさん。
写真でお気づきのように(?)、シェフは日本からここワイトモの地に移住してきた方なのだそうです。 -
ステーキが焼けました。
肉が柔らかくて美味しかった〜! -
レストランの庭にて。鉢に植えられた花が素敵ですね。
[RoselandsのHP]
http://www.roselands-restaurant.co.nz/ -
レストランを出る。レストランのすぐ外には羊の親子がいました。
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13:14、ワイトモのグロウワーム鍾乳洞(Glowworm Cave)に到着。
ここの鍾乳洞は、ワイトモ観光のメインとなるツチボタルで有名な洞窟。 -
ツチボタルは正式にはヒカリキノコバエと呼ばれる昆虫で、蛍とは異なる仲間に属する。
幼虫は洞窟の天井に生息し、補食のために粘液を垂らし、粘液で虫を捕らえてその養分を吸い取り成長するのだとか。その時、粘液に含まれる発光体を青白く光らせて虫をおびき寄せるのだそう。
そんなわけで、写真にあるように、地下の洞窟には天井が無数の青白い光で満たされた神秘的な世界が広がっているのだ。
なんでも、宮崎アニメの「天空の城ラピュタ」で、パズーとシータが地下の鉱山のトンネルの中で無数の青白く光る飛行石の原石を見るシーンは、ツチボタルの鍾乳洞からインスピレーションを受けたのだとか・・・。実際のところはよく分かりませんが。 -
それで、これはグロウワーム鍾乳洞の出口・・・って、もう出ちゃったのかよ!!
すみませんねぇ、洞窟内部は写真撮影が禁止されているのだよ。
グロウワーム鍾乳洞は、入場口を過ぎて林の中の遊歩道を歩いてゆくと、鍾乳洞内部へ入るためのエレベーターに出るんですね。エレベーターで降りたところから鍾乳洞に入り、最初は徒歩で鍾乳洞内部を進みます。徒歩で進む場所は、思っていたよりも高さがあって広かったけど、歩くのに危険にならないよう照明が付いているからか、土ボタルの光はあまり見られない。それでも、遊歩道の脇の場所とかに少しツチボタルが見える場所もあります。
でも圧巻は後半のボートで鍾乳洞内部を進むエリア。ここでは洞窟内部の照明がないため、上からたくさんのツチボタルの青白い光を見ることができ、よ〜く見ると粘液の糸を見ることができました。まさに「天空の城ラピュタ」の洞窟のようで幻想的。
僕等が鍾乳洞に入った日は中の水かさが増していたようで、ガイドさんは普段よりも洞窟の天井が近くツチボタルが見やすかったと言っていました。 -
僕等がワイトモを訪れた2009年9月時点では、グロウワーム鍾乳洞の入口施設は仮設の建物が建っていた。なんでも2005年12月の火災で入口の施設が焼失してしまったのだそうです。
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で、グロウワーム鍾乳洞の施設は、いずれはこのイラストのように新しくなるのだそうです。
ちなみに、施設出口の土産物店では、グロウワーム鍾乳洞で船に乗っている間に撮影された写真を購入することができるそうで、たしか購入した場合に、写真データをインターネットでダウンロードすることもできたような気がします。詳しいことは忘れてしまったけど。
[Glowworm CavesのHP]
http://www.waitomo.com/waitomo-glowworm-caves.aspx -
14:20頃、ワイトモを出発。
後は今回の旅の最後の宿泊地、オークランドへ向かうのみ。ガイドさんはハミルトンから来た道を戻るように車を走らせる。 -
15:30、途中から国道1号線を北上していた車は、ハントリー(Huntly)というところのi-SITE(観光案内所)に到着。ここで、僕等は途中休憩。
i-SITEはニュージーランドの全国90カ所に設けられ、各地方観光局が運営する情報案内所で宿泊情報や交通情報、観光情報の案内を受けられるほか、無料で地図を提供して貰えたりするらしいです。
個人旅行、とりわけドライブで旅をする人は重宝しそうです。
[i-SITEの日本語の紹介HP]
http://www.newzealand.com/travel/ja/i-sites/i-sites_home.cfm -
ハントリーのi-SITEの背後には国道1号線と併走するようにワイカト川が流れ、向こう岸には火力発電所が見える。
ニュージーランドでは電力供給の約7割を水力で賄い、残りを風力発電や地熱発電、火力発電で補っているのだそう。原子力発電所は1基もないそうです。 -
奥さんがi-SITEに併設された売店で購入したL&P。ニュージーランドの象徴的な炭酸飲料なのだそうです。奥さんが言うにはレモン味のソーダだと言っていました。
L&Pは「レモン&パエロア」(Lemon & Paeroa)のことで、パエロアはハミルトンの北東に位置する小さな町の名前。L&Pはパエロアに湧き出すミネラルウォーターにレモンを搾って飲んだのが始まりなんだとか。パエロアの町では巨大なL&Pのオブジェが見られるそうです。 -
17:00、ハントリーから車を走らせること約1時間、車窓からはオークランドのスカイタワーが見えてきた。いよいよオークランドに到着です。
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オークランドで僕等は宿泊するホテルは、コプソーン・ハーバーシティ(Copthorne Harbourcity Auckland)。クライストチャーチ、クイーンズタウンで宿泊したのと同じコプソーン。ニュージーランドで今まで泊まったホテルに比べると部屋が狭く施設も古かったのだが、港の真正面に位置し、スカイタワーからも徒歩10分弱と立地条件はとても良かった。
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ホテルの部屋からの眺め。夕方にチェックインしたため、だいぶ外も暗くなってきている。
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18:07、ホテルから外に出る。
18:30に近くの日本料理店で夕食の予定なので、それまでの間ホテルの近くを少し散策。写真の趣のある建物は、コプソーンのすぐ近くに位置するフェリービルディング。 -
コプソーンの前はキーストリート(Quay Street)を挟んですぐに港。フェリーが港に戻ってきた。
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キーストリートからアルバートストリート(Albert Street)を望む。アルバートストリートは先で結構急な坂になっている。
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この日の夕食は、キーストリートとアルバートストリートの三叉路の角にある日本料理店「有明」で摂ったが、ニュージーランドで日本料理を写真に撮っても仕方ないかなと思い、写真は撮らなかった。
夕食後はひとまずスカイタワーへと行ってみることに。写真はセントパトリック教会。 -
21:15、スカイタワーまでやって来た。スカイタワーは高さ328m、南半球で最も高いタワーなんだそうです。
タワー自体の周りには入口がなく、とりあえずタワーの隣のビルに入ってみる。
[SKY CITYのHP]
http://www.skycityauckland.co.nz/ -
このビルの中で、本当にどこにタワーへの入口があるのか迷ってしまった。
地下のフロアへと降りるこのエスカレーターでスカイタワーの入口へと向かいます! -
タワーの上へと上ってきました。メイン展望デッキの高さは186m。
パンフレットによると、視界がよい時には82km離れた場所まで見ることができるのだとか。
もちろん夜景ではそんなに離れた所まで見ることができないけれど、夜景はとても綺麗でした。
でも、写真はことごとく手ぶれで失敗していました(泣) -
展望デッキからエレベーターで再び地下に降りてきました。僕等がスタイタワーにやって来た時間には営業が終了してしまっていたけど、日中には写真にあるような服を着て、192mの高さからバンジーのようにジャンプする「スカイジャンプ」も営業しているようです。
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タワーからジャンプするのはちょっと・・・という方には、こんなのもあります、「スカイウォーク」。
こちらは写真のような服を着て命綱を付けて、展望台の屋根の上の縁を1周するんだそうです。こちらも僕等が着た時には営業が終了していました。
かくして、7泊9日のニュージーランド旅行もこれにて終了。
僕等は翌朝5時過ぎという早い時間にホテルを出発し、8:30オークランド発のNZ99便で帰国の途についたのであった。。。
<ニュージーランド紀行 〜完〜>
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