コペンハーゲン　海の泡となってしまった人魚姫？（街歩き/ホテル編）

2010/04/27 - 2010/04/29

5月の連休に仏ノルマンディー行きを決めたのですが、格安航空券のパリ直行便は完売。

トランジット便を探す際、
行った事のないコペンハーゲンでトランジットをして
のんびり人魚姫に会ってからパリにいくのもいいのでは？
ということになり、

世界３大がっ○○で有名な人魚姫に期待をよせ、
人魚姫まで歩いていける距離のホテルを2泊で予約しました！

そのほかは夕食のレストランだけ予約して、あまり観光の計画もたてないままコペンハーゲンに入り・・・


レストランの旅行記は
↓
コペンハーゲン　世界の一押し！レストラン　「NOMA」
http://4travel.jp/traveler/yquem1201/album/10489294/

エリア コペンハーゲン(デンマーク)

• 同行者: カップル・夫婦
• 旅行の手配内容: 個別手配

出発: 11:40 Tokyo, 日本 - Narita, ターミナル 1
到着: 16:05 Copenhagen, デンマーク - Kastrup, ターミナル 3
航空会社(便名): Scandinavian Airlines SK984 e
機材: Airbus Industrie A340-300

ＳＡＳの機内にて

デンマークといえば、やはりカールスバーグ(Carlsberg)ビール！

カールスバーグ社は
1847年にデンマークで創立された世界第4位のビールメーカー。

気分はすっかりデンマーク！

北欧上空

流氷、流氷、流氷・・・
偉大なる地球。

“世界で一番美しい空港”と呼ばれる
コペンハーゲン・カストラップ国際空港に到着

まずは
ガラス張りの通路に
デザイン性の高い木のフローリング

美しい床に感動し、
同乗客であったデンマーク人に
「素敵な空港ですね！」とお話すると

「いや〜成田のほうがすばらしい、なんといっても喫煙所があるじゃないか！」
と言われ驚き！
お話したデンマーク人は超愛煙家だったご様子。

エコと健康を大切にするコペンハーゲンの空港には
どうやら喫煙所がないらしい・・・

同乗口待合にある椅子は
デザイナーのもの

ダークレッドとオレンジのロビーもありました。

デザイナーは
ﾔｺﾌﾞｾﾝ
ｲｴﾝｽ・ｱﾐｭﾝﾄﾞｾﾝ(Jens Ammundsen)
それとも・・・？
本当のところはどなたのデザインなのでしょう・・・

かなり気になっています。

市内にある「工芸博物館」も時間があれは、ぜひ訪ねて見たい場所。

コペンハーゲン・カストラップ空港
ターミナル３

コペンハーゲン国際空港のターミナルビルを設計したのは
デンマークの建築家
ヴィルヘルム・ローリッツェン　Vilhelm Lauritzen（VLA)

ターミナル３の到着ロビーから
エスカレーターで降りて左手にあるインフォメーションカウンター

こちらで、地下鉄も無料になる
コペンハーゲンカード（24時間有効）を購入しました。

「デンマークの首都コペンハーゲンの公共の交通機関
（地下鉄、近郊電車：通用エストー、バス）や博物館、美術館の入場料が無料もしくは割引が受けられる観光旅行者向けのカード」

コペンハーゲンカードの料金
２４時間有効　１９９ＤＫＫ
７２時間有効　４２９ＤＫＫ

ホテル近くの駅
コンゲス・ニュートーゥまで
地下鉄に乗るために、到着ロビーからひたすらまっすぐに歩きます。

途中にあった存在感ある地球儀

奥に見える時計は
ヤコブセンの「シティホールクロック」でしょうか？
ちょっと違う気がしますが、
こちらもデザイナーものなのでしょう・・・

地下鉄社内

自転車と共に乗り込む乗客もいるため
広い社内
コペンハーゲンの中心部へは地下鉄で２０分程度

早速、乗車料金は
先ほど購入したコペンハーゲンカードを利用しました。

ニュ-ハウン
カラフルな木造家屋が建ち並ぶ観光地。
ニュ-ハウンとは「新港」という意味で、国王クリスチャン5世によって1670年代に建設された。

カールスバーグが気軽に飲めるお店も建ち並び
あぁデンマーク！！という実感。

ニューハウンは
コンゲス・ニュートーゥ広場の東
アマリエンボー宮殿の300mほど南にある。

ニューハウン

運河の両サイドともにカラフルな建物で一杯です。

2泊したホテルがこちら
「Copenhagen Admiral（コペンハーゲン アドミラル）」
200年前の穀物倉庫を利用した石造りのホテル
http://www.admiralhotel.dk/Beliggenhed.aspx

アマリエンボー宮殿や
ニューハウンの観光地もすく側！

コペンハーゲン アドミラル ホテルのロビー

パイン材の太い梁と石組みアーチ
洗練されたチェア-がならぶ

ロビーの奥には素敵なバーがありました。

お部屋は朝食付で
一番経済的なタイプをＨＰから予約していたのですが、
景色はいまいち。

やはり景色のいい運河サイドのお部屋にしたくて、
追加料金を払い変更したのが
写真のお部屋

物価とTAXが高いデンマークだけあって
4星ホテルともなるとお値段も気になりましたが
運河側の景色はすばらしく満足・満足！

羽毛の掛け物と毛布の心地よさも抜群でした。

インターネットホテル全域にて
接続可能な無線インターネット回線あり： 125.00DKK/24時間

ホテルアドミラル
部屋からの景色　夜

運河と空のダークブルーの中で輝く
オペラハウスの明かりが美しい！

ホテルアドミラル
部屋からの景色　夜

「コペンハーゲン　満月の夜」

右端の黒い建物は
デンマーク王立劇場

ホテルアドミラル

各フロア-の部屋に向かう廊下部分
石作りのアーチがそのままに残っています。

1階のレストラン

水色の椅子が並べられたテーブルには
真っ赤なバラが！

こちらで朝食をいただきます。

クリスプ・ブレッド
平たく乾いた北欧のクラッカー状のパン

デンマーク語ではクネックブレッド

全粒穀物で作られているため、カロリーが低く
食物繊維が豊富で栄養価が高い

奥には黒パン！！

ライ麦パンの種類も豊富

デニッシュの種類も豊富

クリスプ、ライ麦、デニッシュの中にも
様々な種類があって、どれも自然な味で美味しい！！
いろんな種類をいただいてみたかったのですが
２日の滞在では全制覇ならず。

デンマークのパンは最高ですね！

デンマークで
パッションプルーツが食べれるなんて！

のんびりと
美味しい朝食をいただいて

このあとは人魚姫のところまで
運河沿いをお散歩です。

アマリエンボー宮殿のとなりにある
庭園　Amalienhaven

コペンハーゲンに咲く桜

庭園（Amalienhaven）にて

カステレット要塞近くの広場にある桜

この桜は2005年にアンデルセン生誕200周年の記念として、
日本のアンデルセン・ベーカリー・グループの関係者が、
コペンハーゲン市に寄贈したものなんだそうです。

今年は日本でお花見ができなかったのですが
コペンハーゲンにきてお花見ができるなんて
うれしいですね。

お土産屋さんの前には
なんともかわいい車

ホテルを出て、人魚姫までの運河沿いにあったデザイン性高い建物

この遊歩道は夜もたくさんの方が散歩されていました。

救世主教会

高さ90ｍの螺旋塔

オペラハウス

デンマークの巨匠、ヘニング・ラーセン設計により2005年に完成
次回、訪れることがあれば
ここでオペラを楽しみたいですね〜。

素敵な街灯

鳥のような生き物は神話にでてくる生き物なのでしょうか？

ゲフィオンの泉 (Gefion springvandet)

ゲフィオンは北欧の神話にでてくる女神｡
雄牛に変身させた4人の息子にスウェーデンから大地を引かせて、いまのシェラン島を造ったという

この大噴水の作者はAnders Bundgaard、1908年作
躍動感あふれる力強い銅像と噴水の水しぶきが見事に調和した傑作

聖アルバニ教会 St. Alban's Church

聖アルバニ教会 St. Alban's Church

Kastellet

カスレットと呼ばれる星のかたちをした要塞から見た風景
昔ながらの風車が一つ

ホテルからのんびり２０分ほど歩いたでしょうか
公園に美しく咲く水仙

だんだんアンデルセンの人魚姫の世界に近づいてきました。

楽しみ・楽しみ。

この先で人魚姫（リトル・マーメイド）がお待ちかね。

人魚姫に続く遊歩道が美しい

あれ？たしか人魚姫はこのあたりのはず・・・

世界３大がっ○○というだけあり
ものすごく小さい？？

人魚姫の看板、み〜つけた！

でも・・・あれ？あれ？あれ？

The Little Mermaid　has gone to ･･･。

『愛する王子を殺す事の出来なかった人魚姫は
　海の泡に消えてしまったとさ。』

いえいえ
看板をよく見ると

The Little Mermaid　has gone to Shanghai．
小美人魚・・・・・・・・上海．
上海万博〜〜〜〜〜×××


せっかくはるばるここまで来て、
お会いできないなんて〜〜〜っ。

衝撃すぎる！！

さすが、世界三大がっ○○の姫がされることは
違いますね〜〜。ねえ、白鳥さん！

（どうやら、中国語で人魚姫のことを小美人魚というみたいですね。なるほど。）

会えなかった人魚姫、
これもまた、”すばらしき旅”かな？

人魚姫がいるはすのところでなにやら工事が始まっています。

「残念だね〜。来週にはこの大きなスクリーンで人魚姫の映像が映し出されるっていうのに。」ですって！
あ〜っ、ますます残念な気分に。。。


でもでも、
沖に見えるのは飛行機着陸の際にも見えた
コペンハーゲンの洋上風力発電所

写真で見えるのは
堤防上の風力発電所

そのまたさらに沖合い2〜3kmのところには
ミドルグリン海上風力発電所があるらしく
水深4〜8mの浅瀬に合計２０機の風車
（支柱の高さは64m、回転翼直径76m、全体高さは102m）
世界最大規模らしい・・・

今回は風力発電所を遠くから見たということで・・・

まだ、朝の１０時過ぎ、
気を取り直して、コペンハーゲンの保育園児たちと一緒に水上バスで
遊覧です。

こちらのちびっこ達は
サングラスを格好よく愛用しているようですね。
女の子達もおしゃまな感じ。

水上バスが到着しました。

私達は２４時間有効のコペンハーゲンカードがあるので
搭乗券は不要です！

ちびっこ達は遠足だったのか
水上バス内でとても喜んでいました。

ストロイエに行くために
ニューハウンで水上バスを降りました。

黄色の看板が水上バスのしるしです。

ニューハウン（Nyhavn）

ニューハウン（Nyhavn）

ニューハウン（Nyhavn）にある
ソフトクリーム屋さん
「Vaffelbageren」Danish ice cream

とても美味しいらしいのですが
寒かったのでおためししないまま･･･

ニューハウン（Nyhavn）

埠頭となる水路があり、ヨットや観光船が行き来している。
ハンス・クリスチャン・アンデルセンが、18年間すんでいた場所。

何度、通っても飽きない街並み

ニューハウン（Nyhavn）のレストラン

ニューハウン（Nyhavn）の看板たち

コンゲス・ニュートーゥ（王様の新広場）

コンゲス・ニュートーゥ
先ほどの建物の一角にあるのが

バング&オルフセン（Bang & Olufsen 、B&O）
1925年にデンマーク北西部のストルーアで創業した
オーディオ・ビジュアル製品のブランド

店内に入ってみました。
表示価格はＴＡＸのせいか、日本とあまり変わらないような･･･
購入したら日本にも送ってくれるそうです。

アマリエンボー宮殿

アマリエンボー宮殿の衛兵さん
格好いい！

衛兵小屋の空気穴は

ハート（は・あ・と）です！

アマリエンボー宮殿広場の中央にある
宮殿の造営者：フレデリク5世の騎馬像

フレデリクス教会（Frederiks Kirke）

アメリエンボー宮殿のすぐ近くにあるスカンジナビア最大のドーム型教会

フレデリクス教会（Frederiks Kirke）

1740年にデザインされるが、
高価なノルウェー産の大理石を使用したため費用の関係で
150年ほど工事がストップ。完成したのは1894年。

デンマークでは「Marmokirken（大理石の教会）」と呼ばれているとか。

フレデリクス教会（Frederiks Kirke）」

天井にはキリストの12人の弟子達が描かれています。
お昼前にはパイプオルガンが演奏され
厳粛な雰囲気に。

教会の周りにも12体の銅像が建ってました。

Ida Davidsen（イダ・ダヴィッドセン）

1888年創業、スモ-ブローのレストラン
ランチは満席の様子でした。

Ida Davidsen（イダ・ダヴィッドセン）

写真に写りきっていない中央縦長のメニューが
ギネスに世界一長いメニューとして認定されてたもの。

メニューは200種類以上あるそうです。
選ぶのが大変そう・・・

Ida Davidsen（イダ・ダヴィッドセン）

デンマークの国民的サンドイッチ「スモーブロー」の写真

ストロイエ

デパート、イルムスの中をぶらぶらと・・・
インテリアコーナーは素敵ですが
今ではどれも日本で手に入るものばかりでした。

ストロイエにある
ロイヤル・コペンハーゲン
創業1775年

1階〜３階まであり
コレクションされているかたには
たまらないお店かも･･･

紅茶もこちらで購入できます。
缶が素敵なのでお土産に購入しました。
どのフロア-の店員さんも
あまり接客がうまいとはいえなかったな〜〜。

ロイヤル・コペンハーゲンのティールーム

外観だけみて、終了！

チボリ公園の入り口

ストロイエ近くからコペンハーゲンカード利用でバスにのり
チボリ公園へ

こちらの入場料もコペンハーゲンカードで無料
但し、乗り物代は別となります。

チボリ公園の桜

時間があれば乗り物にも乗りたかったのですが
そろそろ予約のレストランに行く時間。
ざっと中を歩いて、公園を後にしました。

白バイに続くロイヤルのお車には

マルグレーテ2世女王陛下？？？
偶然にも、車内にお座りになられている
ものすごく気品あるれる後ろ姿を
拝見することができました。

後ろの建物は
コペンハーゲン市庁舎
中世デンマーク様式と北イタリアのルネッサンス様式を取り入れた建物。
市内で最も高い105.6mの尖塔で、塔上からの眺めは絶景らしい。

夕食を楽しんだレストラン「NOMA」

人魚姫に会えなかったので
この旅行のメインテーマはレストランになってしまいましたが
ぶらぶらと歩いたコペンハーゲンの街もなかなか楽しかったです。

すばらしいレストランの様子は
こちらでどうぞ！
　↓
http://4travel.jp/traveler/yquem1201/album/10489294/