「パリ」は芸術の都と言われるだけあって、美術館に収まりきれずあふれた出たものが街なかにゴロゴロしています。ここではVelibのペダルを踏みながら目に入ったビルの壁画を紹介します。ユーモラスなものから、しっかりした芸術としての力作などバラエティに富んだ作品の数々をお楽しみください。<br />順番は行政区の順に1区から右回りにつけました。<br />住所を記載しているので興味ある方は、Google Street Viewでチェックされると良いでしょう<br /><br />歩く方への参考書　「ガイドブックにない　フランスぶらぶら案内」稲葉宏爾著（阪急コミュニケーションズ刊）　この本は本当に面白いです。「階段を上がる人」「大木」「アルミ板装飾の人面」「巨大地図」は本書をヒントに訪れました。この他にもたくさん紹介されています。同じ著者による「ガイドブックにないパリ案内」も大変すばらしい本です。<br />、

「芸術は爆発だ！」　パリ、街なかの壁面アート　一挙公開

48いいね！

2010/05/20 - 2010/05/31

963位(同エリア16384件中)

#街歩き

エリア

パリ(フランス)

旅行の満足度: 4.5

観光: 4.0

ホテル: 2.0

交通: 4.0

一人あたり費用: 20万円 - 25万円

交通手段: 鉄道自転車

航空会社: エミレーツ航空

旅行の手配内容: 個別手配

フランス銀行の前の小さなビル
22 Rue du Colonel Driant
パレ･ロワイヤル周辺で見つけました。
「Aki　Kuroda」オッ　日本人ががんばっていると興味持ちました。黒田アキさんは、パリ在住の日本人画家、芸術家でした。この道は銀行の職員の出入り口くらいしかないので日中はほとんど人が通りません。
宝飾店「モーブッサン」のシャンゼリゼ店のデザインを担当したことから銀座店も彼のものらしい。
http://ginza.keizai.biz/headline/861/
日本で作品展の時のインタビューはこちらに
http://www.youtube.com/watch?v=RgFz7MRue64　　
中央の女性の表現は彼の作品に良く見かける
全体はこんな感じ。
反対側から。
建物が大分傷んでいる。大きな壁を支える控え壁（ノートルダム寺院の側面が代表例）が建物の中に入り込んでいる。暖炉の煙突と一体になっているようで内部は狭そう。一度なかに入ってみたいもの。
チューリップ(1)　　112 Rue Montmartre
色使いがおとなしい壁画　このように隣のビルが取り壊されて露出した側面に壁画が描かれることが多い。これは絵とオブジェのコラボレーション。
チューリップ(2)　奥にもう一つ　　　
Rue Montmartre/Rue Meaumurの交差点
142 Rue Montmartre　

前のと同じ系列の作品、色が薄いのは張り付いていたのが脱落したのか脱色か
　この50m先にも壁画あり。楽譜のようだ。楽譜の下にVeribのステーションがあり、ここで自転車を乗り継いだ。
レ・アレの円筒壁画（1）　
円筒局面に漫画　　大人のいたずら書き　文字は意味があるのだろうか　
レ・アレの円筒壁画(2)

周辺を含めるとこんな感じ
この写真なら皆さん見たことがあるでしょう
階段を上る人　17 RueEtienne Marcel

地下鉄Etienne Marcel駅から地上に出ると目の前に飛び込んでくる大階段。
重いかばんを持った中年男、階段の上で両手を上げている人はお迎えの人？
TVに出た花屋が住むパサージュに行くのに何度も利用した駅です。
大木 44 Rue Descartes
パンテオンの裏、　ムフタール通りのコントルスカルプ広場から2分少々。白地に青で巨大な陶板のような印象を受けた。隣に文字があるが当然分かりません。
カッサンドル 103 Rue du Sevres
「Dubo. Dubon. Dubonnet」　を表現したのだろうがすっかり塗料がはがれてしまい、わずかにDuboだけが読み取れる。紹介記事はこちら
http://homepage3.nifty.com/pointdevue/essay/artcassandre.html
北駅近く　頭にセーヌ 168 Rue La Fayatte

駅から2,3分の場所、愛嬌がある。頭の中にはセーヌを挟んでパリ観光名所が描かれている。数えてみよう。　そしてギターとカメラが目玉で三日月の眉毛。顔が口。
東駅近く　アルミ板装飾　
108 Rue du Faubourg Saint Denis
名のあるデザイナーが作者名は忘れてしまった。分かる方教えてください。アルミ板を微妙に変形させて陰を作り出している。
近づいてみるとこんな具合です。
リヨン駅構内レストランの壁画
　
リヨン駅の開業は1901年。当時の富裕層はここから南仏、地中海方面に太陽をもとめて旅立っていった。この壁画は陽光がふりそそぐローマ時代の遺跡、円形劇場での豪華な彼らの様子を描いている。レストランとしての料金は一流らしいが、ノーネクタイ、スニーカーの客もいる。
巨大人形　
Rue de la Tombe Issoire/Rue d’Alesia　の交差点

絵ではないけれどこんなの有り？という作品です。
一瞬、いっこく堂の人形かとおもった。
いじけているところが良い。
こんなに大きい。人通りがほとんど無い交差点にあり。もったいない。
小さな地図　78 Rue Clisson
集合住宅の入口付近にあり。通りすぎてから何か気になると戻って、見れば見るほど面白かった。こんなのが人知れず飾られているからタウンウォッチングは止められない。この付近は最近建てられた住宅団地。棒の先端が現在の場所
この人が棒で位置を指し示している。名前はエティエンヌ・ド・ヴィニョル　ジャンヌダルクの友人、右側の一番下がジャンヌダルク。
他の４人は残念だけれど、名前が判読できず。
大きな地図 29 Rue Jean Colly
ジャンヌダルクから50mのところに本格的な壁面地図、これにも驚いたな。この付近の地図だ。左中央やや上がイタリー広場。
近づいてみるとこんな具合。モザイクタイルの目地が分かる。窓が分かる。茶色い線が交差しているところが現在地。ここから左に300m、上に200mに緑の小さな広場があるが、ここにジャンヌダルクの地図がある。
パリ最高の大壁画　　Place Frehel
これは4travelでも紹介されているほどの有名作品。スキピオさんに教えていただきました。

スキピオさんありがとう。スキピオさんの旅行記はこちらです。
http://4travel.jp/traveler/scipion/album/10101740/
壁画の拡大事件を追う刑事　
パリの刑事はダンディな
看板取り付け作業　これはリアル。　立ち止まって眺めていると、「もしもし、あれは人形ですよ」と教えてくれる人が出てくることを期待して、ぼんやり眺めていたんだけれど誰も私のことなど相手にしてくれなかった。
看板屋のオヤジが宙ぶらりんで、助手は上から見ているだけ。立場は逆か。
上を眺める角度が良い。
助手は気楽なものだ
真下に行ったらば、助手と目が合ってしまった。
ベルビル　60 Rue Denoyoz
　　　ベルビル通りから10m入った所。やたらににぎやかでうるさいだけの絵だった。隣とその奥のビルの壁面も何かありそうだが隠れて一部しか見えない。
写真が悪いのでStreet View画像を送ります。

このほかにも見落としたもの多数あり。
情報をご提供ください。

いつの日かまた探しに参ります。
番外１　Street View より。
サンマルタン運河沿い、北ホテルから南に50mの壁。
立樹の幹にへばりついてい管路が邪魔。
番外2　これもStreet View　より
16区オートイルの商店街の側面
まじめに広告やっている。

76 Rue de Auteuil　Paris

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#街歩き

この旅行記へのコメント（3）

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Mikaさん 2011/09/09 05:32:54

壁アート

街中の壁面アート、こうやってみると　あちこちにあるんだなぁ、と　改めて　感心しました。

今度から　もっと上を見上げて歩いてみようと思います♪

真@tokyoさんからの返信 2011/09/09 09:32:55

RE: 壁アート

Mikaさん

一票有難うございます。

ユーモラスや怖いや、各地にありますね。
パリのヴェルビルで見かけた看板取り付けの人形オブジェは日本にも類似なものがありました。
こんなのを集めて「建築に見るユーモア」としてあるところで話したら好評でした。

リヨンは壁画に街全体で取り組んでおり、市民に親しまれています。
旅行好きのMikaさん、行ったことはありますか？

上を向いて♪　歩ーいて♪
そして
見ー上げてごらん♪

で、新発見があったらご連絡ください。
すっ飛んでゆきます。

> 街中の壁面アート、こうやってみると　あちこちにあるんだなぁ、と　改めて　感心しました。
>
> 今度から　もっと上を見上げて歩いてみようと思います♪

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Tedさん 2011/06/05 22:34:42

お誕生日おめでとうございます

真さん、お久しぶりです。

少し遅れてしまいましたが、お誕生日おめでとうございます。

先週プラハに行ってきました。
建物が素晴らしくて感激してきました。

今年も健康で素敵なたびをしてくださいね

これから仕事でNYです(^-^)

Ted

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