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5月、最初は久遠寺に行ってきました。<br />この日の予定は、久遠寺から武田神社、甲斐善光寺を巡って最後に恵林寺という行程を予定していましたが、やはりというか時間が足りませんでした。<br /><br />奇しくもなのかグダグダなのが悪いのか、新潟・山形での上杉縁巡りと同様の結果になってしまいました(笑)<br /><br />ちょっと日にちがあいてしまいましたが、ようやくアップです。<br />とはいっても内容は相変わらずの超初心者向け、端折りまくりです(爆)<br /><br /><br />久遠寺は日蓮上人が開いたお寺です。<br />山号は当然、「身延山」。日蓮宗総本山になります。<br /><br />起源は、佐渡へ流罪の刑によって送られていた日蓮は鎌倉へ戻されたのちにこの地へ招かれます。<br />文永十一年(1274)、西谷の地に草庵を建てたことから始まります。<br /><br />弘安四年(1281)には、10間4面の大坊を造営、日蓮自ら『身延山妙法華院久遠寺』と名付けたと伝えられます。<br />日蓮は翌年、療養のために身延山を下山します(親への墓参もかねてとも)。<br />道中、武蔵国(東京都大田区、現在の本行寺)の池上宗仲邸にて「六老僧」と呼ばれる弟子を決めました。<br />弘安五年、10月13日に日蓮はこの地で死去します。遺骨は日蓮の遺言に沿って身延山に祀られました。<br /><br /><br /><br /><br /><br /><br />

久遠寺へ。

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2010/05/01 - 2010/05/01

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フロッガー

フロッガーさん

5月、最初は久遠寺に行ってきました。
この日の予定は、久遠寺から武田神社、甲斐善光寺を巡って最後に恵林寺という行程を予定していましたが、やはりというか時間が足りませんでした。

奇しくもなのかグダグダなのが悪いのか、新潟・山形での上杉縁巡りと同様の結果になってしまいました(笑)

ちょっと日にちがあいてしまいましたが、ようやくアップです。
とはいっても内容は相変わらずの超初心者向け、端折りまくりです(爆)


久遠寺は日蓮上人が開いたお寺です。
山号は当然、「身延山」。日蓮宗総本山になります。

起源は、佐渡へ流罪の刑によって送られていた日蓮は鎌倉へ戻されたのちにこの地へ招かれます。
文永十一年(1274)、西谷の地に草庵を建てたことから始まります。

弘安四年(1281)には、10間4面の大坊を造営、日蓮自ら『身延山妙法華院久遠寺』と名付けたと伝えられます。
日蓮は翌年、療養のために身延山を下山します(親への墓参もかねてとも)。
道中、武蔵国(東京都大田区、現在の本行寺)の池上宗仲邸にて「六老僧」と呼ばれる弟子を決めました。
弘安五年、10月13日に日蓮はこの地で死去します。遺骨は日蓮の遺言に沿って身延山に祀られました。






同行者
友人
交通手段
自家用車

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  • 総門をくぐってすぐの駐車場から。

    総門をくぐってすぐの駐車場から。

  • 総門。<br /><br />この総門は、寛文五年(1665)二十八世・日奠(にちでん)上人の代に建立されました。<br />

    総門。

    この総門は、寛文五年(1665)二十八世・日奠(にちでん)上人の代に建立されました。

  • 門中にも刻まれる「丸に三」の字は、この門を建立するにあたって注力した三河国刈谷城主・三浦家の家紋だそうです。<br />

    門中にも刻まれる「丸に三」の字は、この門を建立するにあたって注力した三河国刈谷城主・三浦家の家紋だそうです。

  • そしてTOP写真の三門となるのですが、手違いで甘露門に行きつきました(汗)<br /><br /><br />総門をくぐってまっすぐ行くと門前町に入ります。<br />そしてY字路を道沿いに左へまっすぐ行けば三門に出るのですが・・・、その方向に路駐していた車がいたり、どう見ても狭くて行けそうになかったので右に曲がってしまいました(爆)<br /><br />いわゆる東谷の道に入ってしまいまして、つづら折りに登っていくと駐車場があります。足腰に自信のない方はこちらの方がいいですね(笑)<br /><br />ということで、こちらから入りました。<br />甘露門の名の由来は法華経からなるそうです。法華経の中に「濡甘露法雨 滅除煩悩焔」とありこの門をくぐることによって法益を得るとのことだそうです。

    そしてTOP写真の三門となるのですが、手違いで甘露門に行きつきました(汗)


    総門をくぐってまっすぐ行くと門前町に入ります。
    そしてY字路を道沿いに左へまっすぐ行けば三門に出るのですが・・・、その方向に路駐していた車がいたり、どう見ても狭くて行けそうになかったので右に曲がってしまいました(爆)

    いわゆる東谷の道に入ってしまいまして、つづら折りに登っていくと駐車場があります。足腰に自信のない方はこちらの方がいいですね(笑)

    ということで、こちらから入りました。
    甘露門の名の由来は法華経からなるそうです。法華経の中に「濡甘露法雨 滅除煩悩焔」とありこの門をくぐることによって法益を得るとのことだそうです。

  • 時鐘。<br />

    時鐘。

  • 法喜堂。<br />

    法喜堂。

  • 仏殿・納牌堂。<br /><br />昭和6年に竣工されたものです。<br /><br />朝・昼・夕と定時法要と特別法要が行われます。

    仏殿・納牌堂。

    昭和6年に竣工されたものです。

    朝・昼・夕と定時法要と特別法要が行われます。

  • 枝垂れ桜。<br /><br />境内には石段を上った所と、この場所に桜があります。<br />有名ですねぇ。

    枝垂れ桜。

    境内には石段を上った所と、この場所に桜があります。
    有名ですねぇ。

  • 釈迦殿新納稗堂。<br /><br />昭和56年に建立。地上6階建てです。<br />最上階が釈迦殿で、1〜5階は信徒からの分骨・位牌が納められます。

    釈迦殿新納稗堂。

    昭和56年に建立。地上6階建てです。
    最上階が釈迦殿で、1〜5階は信徒からの分骨・位牌が納められます。

  • 御真骨堂拝殿。

    御真骨堂拝殿。

  • 開基堂。

    開基堂。

  • 祖師堂。<br />日蓮聖人像を安置しています。<br /><br /><br />明治十四年に建立されました。一部用材は江戸にあった鼠山感応寺のものを移築しています。

    祖師堂。
    日蓮聖人像を安置しています。


    明治十四年に建立されました。一部用材は江戸にあった鼠山感応寺のものを移築しています。

  • 大鐘楼と五重塔です。

    大鐘楼と五重塔です。

  • 現在再建された五重塔は三代目にあたります。<br /><br /><br />2代目にあたる五重塔は明治八年の大火によって焼失しました。<br />134年ぶり、2009年5月に再建されたものが現在の五重塔です。<br /><br />木材は全て国産を使用し、設計から工法の全てにおいて400年前に建てられた初代、元和の塔を復元したものです。<br />

    現在再建された五重塔は三代目にあたります。


    2代目にあたる五重塔は明治八年の大火によって焼失しました。
    134年ぶり、2009年5月に再建されたものが現在の五重塔です。

    木材は全て国産を使用し、設計から工法の全てにおいて400年前に建てられた初代、元和の塔を復元したものです。

  • 本堂です。<br /><br />1985年に再建されたものです。<br /><br />振り返れば。。。

    本堂です。

    1985年に再建されたものです。

    振り返れば。。。

  • あの石段です(笑)<br /><br />

    あの石段です(笑)

  • 説明書き。

    説明書き。

  • 本堂を左手に行けばロープウェー乗り場に行きます。<br />私たちは本堂から内部を拝観に向かいました。

    本堂を左手に行けばロープウェー乗り場に行きます。
    私たちは本堂から内部を拝観に向かいました。

  • こちらが法喜堂内部です。<br /><br />ということで、ちょこっとですが建物内でした。<br /><br />そして、肝心の三門へ向かいます。

    こちらが法喜堂内部です。

    ということで、ちょこっとですが建物内でした。

    そして、肝心の三門へ向かいます。

  • 三門。<br /><br />三門の三は、「空」「無相」「無願」の三解脱をあらわすそうです。<br />頭上には第79世・日慈上人による「身延山」の扁額が掲げられています。

    三門。

    三門の三は、「空」「無相」「無願」の三解脱をあらわすそうです。
    頭上には第79世・日慈上人による「身延山」の扁額が掲げられています。

  • さすが、日本三大門の一つといわれるだけあって大きいです。周りがせまいのでものすごく大きく感じました。

    さすが、日本三大門の一つといわれるだけあって大きいです。周りがせまいのでものすごく大きく感じました。

  • そしてあの菩提梯へ続く参道です。<br />この杉並木は日蓮上人お手植えと云われます。<br /><br />遠くに見える石段、あれが先ほどの287段の石段です。「菩提」は覚りで「梯」はかけはしという意味です。<br /><br />南無妙法蓮華経になぞって7区画に分けられています。<br /><br /><br /><br />いくつか回れませんでしたが、今回はこれで次の目的地武田神社へ向かいます。次回は登れるかな(爆)

    そしてあの菩提梯へ続く参道です。
    この杉並木は日蓮上人お手植えと云われます。

    遠くに見える石段、あれが先ほどの287段の石段です。「菩提」は覚りで「梯」はかけはしという意味です。

    南無妙法蓮華経になぞって7区画に分けられています。



    いくつか回れませんでしたが、今回はこれで次の目的地武田神社へ向かいます。次回は登れるかな(爆)

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