腰越小動神社（こゆるぎじんじゃ）

2010/01 - 2010/01

　鎌倉市腰越の小動岬にあるにある小動神社（こゆるぎじんじゃ）は文治年間（1185～1189年）の源平合戦の際に、佐々木盛綱が父祖の領国近江の八王子宮を勧請したのが始まりといわれ、新田義貞が鎌倉攻めをした時、神社に戦勝を祈願し、成就の後に太刀と黄金を寄進し、社殿を再興したと伝えられている。
　江戸時代までは八王子社と称していたが、明治元年（1868年）、神仏分離に伴い、地名をとって小動神社と改称した。大正6年（1917年）7月、小動神社の別当であった中興後浄泉寺22世栗林龍照の時に神仏分離した。それにしても、大正時代まで神仏分離が行われなかったのは稀有である。
　7月第1日曜から第2日曜にかけて行われる天王祭は、江の島にある夫婦社の八坂神社との共同の祭で、最終日には八坂神社の御輿が当社に渡御する海上神輿渡御が見られる。また、天王祭では下町町内、中原町内、土橋町内、神戸町内の山車が出て祭りを盛り上げる。このあたりは、江ノ電が路面電車のように道路を走行しているが、山車神輿巡行の祭の際にも江ノ電だけは運行しているためにこれらの2ショットが楽しめる。
（表紙写真は小動神社鳥居）

エリア 鎌倉(神奈川)

小動神社鳥居。明治40年建立とある。関東大震災でも大丈夫だったのであろうか？

参道入り口のお社。

山車庫。下から、（お仮屋）、下町、神戸、濱上、土橋、中原の順。

小動神社縁起。

手水舎。

鳥居。

拝殿前の狛犬。頬被りしている。

拝殿前の狛犬。頬被りしている。

小動神社拝殿。

小動神社拝殿の龍の彫刻。

小動神社拝殿の木鼻。

小動神社拝殿の木鼻。

小動神社拝殿の扁額。

小動神社拝殿の懸魚。

小動神社本殿。

小動神社本殿。

小動神社本殿の彫刻。

龍王海神。

海神社の海亀。

海神社の鳥居。

海神社の彫刻。

海神社の龍の木鼻。

海神社の龍の木鼻。

水神社。

清瀧不動。

奉納者（名簿）。

国常立尊、八海山神社、御岳山神社、三笠山神社。

神武天皇、白川神社。

紀念楠。

登山三十三度　篠崎浅五郎。

日露戦勝記念碑。

稲荷社。

稲荷社。

金刀比羅宮。

金刀比羅宮。

天皇陛下御在位六十年　社殿修復竣工記念碑。

神輿庫。

鳥居と神輿庫。

六天王社の鳥居。六天王社とは第六天社のこと。

六天王社。

2基の庚申塔と猿田彦大神、堅牢大地神。

庚申塔。

小動神社展望台から見る江ノ島。

小動神社展望台から見る腰越漁港。

拝殿と鳥居。

腰越小動会会館。

小動神社直会殿。