2010/01 - 2010/01
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ドクターキムルさん
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鎌倉市腰越にある浄泉寺は古義真言宗大覚寺派の寺で小動山松岩院浄泉寺という。開山は弘法大師(空海)と伝える。中興開山は弘治4年(1557年)寂した元秀(げんしゅう)である。本尊は木造左剣不動明王である。大正6年(1917年)7月、小動神社の別当であった中興後22世栗林龍照の時に神仏分離した。明治維新の神仏分離以降も大正時代になるまで神仏分離が行われなかった例は稀有である。
江戸時代には、このお寺にも寺小屋が開かれていた。その頃は、このお寺に限らず方々の寺で筆子(生徒)を集めたが、この付近ではこの寺が一番盛んであった。明治5年(1872年)に学制がしかれた後、散在していた寺小屋をここに集めて発蒙学舎となった。これが腰越小学校の始まりである。
山門も本堂も、元は江ノ電の線路のほうを向いて建っていたが、(昭和30年(1955年))国道134号線が造られた際に、現在の位置に移された。
朱塗りの山門屋根には浪の飾り瓦が上がっているが、所々修理の痕が見える。境内で子供とキャッチボールをしていた住職に尋ねると、痛みが出るとその都度直しているそうだ。境内には「関東大震災挟死者供養塔」が建っていた。鎌倉には多くありそうで、中々見つけられないでいた。本堂が銅葺きなのも関東大震災後に瓦ではなく、軽いトタン屋根が流行ったのだそうだが、お寺なので銅葺きになったと話してくれた。
(表紙写真は浄泉寺山門)
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腰越海岸。
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腰越海岸。
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腰越海岸。
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鎌倉方面。
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鎌倉方面。
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小動神社(こゆるぎじんじゃ)鳥居。
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浄泉寺山門。朱塗りだ。
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浄泉寺山門の屋根に上がる浪の飾り瓦。
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浄泉寺山門の屋根に上がる浪の飾り瓦。
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浄泉寺山門の屋根に上がる浪の飾り瓦。
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浄泉寺山門の屋根に上がる浪の飾り瓦。
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浄泉寺山門の木鼻。禅宗様だ。
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浄泉寺山門の木鼻。
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石塔。
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石塔や石仏。
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石仏。新しいものだ。
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浄泉寺永代供養堂。
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お堂の像。
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お堂の像。
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「関東大震災挟死者供養塔」。
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浄泉寺本堂。
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浄泉寺本堂。
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浄泉寺本堂の扁額。
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入母屋に唐破風。
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唐破風には鶴の懸魚。
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龍の彫刻。
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木鼻。
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木鼻。
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「弘法大師」石碑。浄泉寺はかつてはこちらが入り口だったのだ。
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浄泉寺本堂遠望。ICE CREAMの看板がおかしい。
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小動岬に沈みゆく夕陽。
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