鎌倉安国論寺－2010年正月

2010/01/01 - 2010/01/01

　鎌倉市大町にある安国論寺は日蓮宗の寺で妙法華経山安国論寺という。建長6年(1254年)、安房から鎌倉に入った日蓮上人が松葉ヶ谷に来て、初めて草庵を結んだ所の一つとされる。文応元年(1260年)日蓮上人39歳の時、ここの岩窟で「立正安国論」を著して前執権・北条時頼に建白した。日蓮上人は、20年この地で過ごしたが、その聖跡に弟子の日朗上人が安国論窟寺を建てたのがこの寺の始まりである。寺の名はそれにちなんでいる。
　2010年正月元旦に初詣に行った。正月元旦とは言っても普段よりは参拝者が少なかった。今回は、本堂の屋根に上がる唐獅子の飾り瓦と手水舎の屋根に上がる浪の飾り瓦があることと、境内に四方竹があることを確認できた。
（表紙写真は「日蓮上人草庵阯」石碑（昭和14年3月、鎌倉町青年団））

エリア 鎌倉(神奈川)

石燈籠。

石燈籠。

四方竹。

四方竹。

四方竹。

やぐら。

手水舎。

手水鉢。お地蔵さまの手水だ。

手水舎屋根に上がる浪の飾り瓦。

手水舎屋根に上がる浪の飾り瓦。

釈迦足跡。

石仏。

擬宝珠。

御小庵。奥に安国論を執筆したという御法窟（日蓮岩屋）がある。「

御小庵。天保五年(1834年)に再建。

御小庵の彫刻。

御小庵の彫刻。

御小庵の木鼻。唐獅子と象。

御小庵の木鼻。唐獅子。

御小庵の木鼻。唐獅子と象。

御小庵の木鼻。横向き唐獅子。

御小庵の木鼻。横向き唐獅子。

松葉谷日蓮上人遺跡。

神木。

安国論寺本堂。

安国論寺本堂屋根に上がる唐獅子の飾り瓦。

安国論寺本堂屋根に上がる唐獅子の飾り瓦。

安国論寺境内。山門は延享3年（1745年）の建築。