今年の夏山は昨年豪雨で登れなかった鳥海山と蔵王連山に決まる。<br /><br />鳥海山は前日まで一週間天候が悪かったようだが幸い山頂付近では晴れて最高の登山となった。<br />特に期待をしていた、高山植物は名前がわかるもの３４種＋不明な種６種で４０種が楽しませてくれた。<br />この旅行記では行程の何処にどんな花が多かったかを分かっていただくために枚数が増えてしまうので４編に分けてアップ予定です。<br /><br />①入山～滝の小屋（泊）～河原宿小屋まで<br />②河原宿小屋～大・小雪渓～外輪山稜線まで<br />③鳥海山（新山）登頂<br />　　外輪山稜線を伏拝岳・行者岳を花を愛でながら御室へここからが岩稜で小学３年生の身長以上の岩も登らなくてはなりません同行者全員でサポート、鳥海山の山頂に１０時３０分登頂。<br /><br />④外輪山稜線～下山<br /><br />

鳥海山・・・③鳥海山（新山）登頂

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2010/07/26 - 2010/07/26

48位(同エリア100件中)

#ハイキング・登山

いっちゃんさん

今年の夏山は昨年豪雨で登れなかった鳥海山と蔵王連山に決まる。

鳥海山は前日まで一週間天候が悪かったようだが幸い山頂付近では晴れて最高の登山となった。
特に期待をしていた、高山植物は名前がわかるもの３４種＋不明な種６種で４０種が楽しませてくれた。
この旅行記では行程の何処にどんな花が多かったかを分かっていただくために枚数が増えてしまうので４編に分けてアップ予定です。

①入山～滝の小屋（泊）～河原宿小屋まで
②河原宿小屋～大・小雪渓～外輪山稜線まで
③鳥海山（新山）登頂
　　外輪山稜線を伏拝岳・行者岳を花を愛でながら御室へここからが岩稜で小学３年生の身長以上の岩も登らなくてはなりません同行者全員でサポート、鳥海山の山頂に１０時３０分登頂。

④外輪山稜線～下山

エリア

鳥海山（山形側）(山形)

同行者: 社員・団体旅行

一人あたり費用: 1万円 - 3万円

交通手段: 自家用車徒歩

外輪山の稜線に立った位置から・・
反対側を覗くと、今日の最終目的地、鳥海山の新山が飛び込んできた。
まだ、この時点から山頂までコースタイムで１時間２０分かかるので小休止して出発。
ヨツバシオガマが並んで・・
後ろを振り返ると鉾田登山口への長い稜線が続く。
雲がなければ日本海が見えるはず・・。

今日は残念でしたが山頂からも、何処からも日本海は見ることができませんでした。
山頂を望む友・・

登山道わきには花・花・花
今、友が前の写真で覗いていた景色。
小学生のＳ君・・
先に行くお父さんを呼び戻してお賽銭を・・
今度は何をお願いするの？
御室から鳥海湖に出て鉾田へのコースが確認できる。

素敵なお花畑と云う感じ・・。
外輪山を御室に向かう。
ヨツバシオガマとイブキゼリが柔らかな色合いで・・
素晴らしいお花畑を構成して・・。
鳥海山新山を正面に見て・・。
薄い雲が山麓にかかっていて妙な景色に。
イワギキョウの群落。
＜イワギキョウ＞
＜イワブクロ＞
イワブクロと鳥海山新山。
＜コケ＞
＜ミヤマキンバイ＞

イワギキョウとスギ苔が素敵な景色。
＜チョウカイアザミ＞

鳥海山が本家？？？
山道沿いにも花・花・花。
＜アオノツガザクラ＞

大好きな花の一つ。
＜ミヤマキンポウゲ＞
ミヤマキンポウゲを通して・・。
＜フデリンドウ＞
一面お花畑。
＜フデリンドウ＞
道端にも群落が・・。

ここから山頂に向けて一旦下ります。
正面には鳥海山新山が・・。
御室へ下る
一旦鎖場を下ります。

落石を起こさないように慎重に下ります。
浮石を踏まないように・・
落石を起こさないように・・。
$雪渓の末端の鞍部に着いた時・・<br />誰かが山頂からまたここに戻ってくるのだから思いザックはデポして行ったら・・の提案に。<br /><br />全員賛成\(^o^)／$

雪渓の末端の鞍部に着いた時・・
誰かが山頂からまたここに戻ってくるのだから思いザックはデポして行ったら・・の提案に。

全員賛成\(^o^)／
山頂を見上げる。
イネ科の植物でしょうか？
雪渓から岩場に。
結構難ルートです。

小学生のＳ君には自分の身長を上回る岩も越えなくてはなりません。

後ろがしっかりサポートして・・。

なかなかルートを選ぶのも大変です。
この岩の裂け目は人が一人通れる程度で中間に祠があります。
入口には「胎内くぐり」安産の神様だそうです。

残念ながら我々は全員男性・・それでも全員くぐりました。
鳥海山新山山頂２２３６ｍです。

３メートル四方ぐらいの狭い頂上です。
山頂標示が低いのも高いとカメラに収まらないからか？

小学３年生のＳ君も頑張って登頂です。
多分一生の宝になるのでは・・。
Ｓ君おめでとう。
山頂から秋田県側の風景。
今度は下山です。
岩場は下山が難しい。

慎重に・・。
秋田側に落ち込む岩稜。
振り返り山頂を・・
やっと無事に雪渓近くまで下山。
鞍部から振り返り山頂を仰ぐ。

鞍部から鎖場を登り外輪山に・・。
そこから山頂を仰ぐ。
突然、セスナ機が飛んできて・・
鳥海山を一周するように・・。
山頂の向こうへ消えて行きました。
こんな所にもイワギキョウが・・。
＜イワギキョウ＞
なかなか見せてくれない顔を・・
みんな揃って見せてくれました。
外輪山の山道から湯の台コースの方向を望む。
外輪山の山道から鉾田コースの方向を望む。
フデリンドウが背の高い草むらから

＜イワカガミ＞
アオノツガザクラとイワカガミのボラボ
＜アオノツガザクラ＞
＜ハクサンシャクナゲ＞
岩の鞍部にハクサンシャクナゲが花を付けていた。
＜ヨツバシオガマ＞
＜チョウカイアザミ＞
Ｓ君が突然雪渓を指差し、雪渓の中に菩薩像があると・・

一斉に雪渓を見るとなるほど・・
雪渓の中央に溶けた部分が菩薩像に見えた
見つけられたのは子供の感性か！
＜ハクサンフウロ＞

ハクサンフウロの群落。
ハクサンフウロに虫が・・
蜜を御馳走になっているようです。
コメントがいらないくらい・・
いい感じ。
＜ナナカマドの実＞
湯の台コースへの風景。

分岐で小休止。
稜線からトウゲブキの峰を見ながら・・

湯の台コースへ下山開始。

　　　　　つづく

次回は④外輪山稜線～下山

下山にも天候の違いで高山植物が、また違った味を出していて・・。

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#ハイキング・登山

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この旅行記へのコメント（6）

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tsunetaさん 2010/08/17 09:49:36

登頂出来てよかったですね！

いっちゃんさん！　こんにちわ。　鳥海山のすばらしさが実感できそうです。
なかなかの登山風景描写に同行している感じになりました。
頂上付近の岩登りがすごいですね。

登りつつ、高山植物の写真撮影は充実されていたでしょうね。
イワギキョウ、イワブクロ、フデリンドウ、アオノツガザクラ、ハクサンシャクナゲ、ミヤマキンポウゲ等沢山の高山植物の紹介ありがとうございました。
イワギキョウはキキョウとリンドウの中間という感じですね。
フデリンドウがかなりの高山で見られたのにはびっくりしました。

tsuneta

いっちゃんさんからの返信 2010/08/17 14:55:44

RE: 登頂出来てよかったですね！

tsunetaさん　こんにちは
何時も書き込み、お気遣いありがとうございます。

> いっちゃんさん！　こんにちわ。　鳥海山のすばらしさが実感できそうです。
> なかなかの登山風景描写に同行している感じになりました。
> 頂上付近の岩登りがすごいですね。

鳥海山は山麓のお花畑や雪渓などメルヘンの世界から
山頂（新山）の岩稜の世界へ
山頂部分は１８０年前に爆発して出来た岩山になっていて
面白い山です。

> 登りつつ、高山植物の写真撮影は充実されていたでしょうね。
> イワギキョウ、イワブクロ、フデリンドウ、アオノツガザクラ、ハクサンシャクナゲ、ミヤマキンポウゲ等沢山の高山植物の紹介ありがとうございました。

昨年の月山もそうでしたが、日本海側の山に多い山野草を始め多くの高山植物が自生しています。
パーティーで歩きながらの撮影は倍疲れます、撮影してはみんなに追い付きの繰り返しでかなりきついのですが好きなので頑張っています。

　　　　　　　　　　　　　いっちゃん

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rokoさん 2010/08/10 21:51:31

登頂おめでとうございます！

いっちゃんさん　こんばんは

ついに山頂へ〜
険しいコースを頑張られましたね。
トップのイワブクロ咲く風景、素敵です。

同じコースを下山するなら大きな荷物はデポしていくのが楽ですよね、
山頂付近の岩場、かなりの難ルートのようで大変そう、
落石、浮石、命取りになりますね。
安産の神様の胎内くぐり、思わずｸｽﾝ(^^ゞ

高山植物咲き乱れるメルヘンの世界、いいですね♪

そして小学生のS君も登頂、やりましたね！
皆さんのサポートのお陰もあり、
それにしてもS君の感性は、
雪渓のとけた部分が菩薩に見えるとは、驚きました。

かなり大変なコースなのに、いっちゃんさんはきちんとカメラに収められて素晴らしい旅記になってますね。
ありがとうございます。

　　　　roko

いっちゃんさんからの返信 2010/08/14 17:13:22

RE: 登頂おめでとうございます！

rokoさん　こんにちは
手違いで返信遅くなって申し訳ありません、一回返信をしたつもりでしたが本日見たら返信の実績がありませんので再度返信させて頂きます。

> ついに山頂へ〜
> 険しいコースを頑張られましたね。
> トップのイワブクロ咲く風景、素敵です。

ありがとうございます、こう云うアングルが好きなのですが
今回は上手く撮れませんでした。
rokoさんや今中さんのように行きません(^_-)-☆
Ｓ君の体調と気力を心配しながらの登頂でした
天候とＳ君の頑張りが頂上まで登れたものと思います。

> 同じコースを下山するなら大きな荷物はデポしていくのが楽ですよね、
> 山頂付近の岩場、かなりの難ルートのようで大変そう、
> 落石、浮石、命取りになりますね。

確実に三点確保できれば大丈夫ですが、下りが難しいですね
今回は、Ｓ君の身の丈以上の岩の積み重ね状態ですので大変でした。

> 安産の神様の胎内くぐり、思わずｸｽﾝ(^^ゞ

登りはパスしたのですが、下りで興味しんしんでくぐることにしました
実はルートも胎内の方が安全で・・。

> 高山植物咲き乱れるメルヘンの世界、いいですね♪

メルヘンの世界そのものでした
山麓の草原が大自然のお花畑に、雪渓周辺では春に咲くような花が雪解けと同時に懸命に咲いている姿、沢づたいには水を好む花たちが、それぞれの表情を見せてくれました。

> そして小学生のS君も登頂、やりましたね！
> 皆さんのサポートのお陰もあり、
> それにしてもS君の感性は、
> 雪渓のとけた部分が菩薩に見えるとは、驚きました。

子供の感性には驚きです・・
この子は囲碁をやつていて大人もバタバタ負ける実力の持ち主です
今回の登山も、本人の強い意志で同行しました。

> かなり大変なコースなのに、いっちゃんさんはきちんとカメラに収められて素晴らしい旅記になってますね。
> ありがとうございます。

ありがとうございます
何時もパーティーの最後を歩き全員の体調を感じながら、花を見つけては写真を撮り歩いています。
枚数だけ多くてみなさんのようにはいきませんがお褒めをいただき嬉しいです、ありがとうございます。

これに懲りずに、またおいでくださいね
お待ちしております。

　　　　　　　　　　　いっちゃん

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ツーリスト今中さん 2010/07/31 05:35:55

○○スゲでは？

詳しくありませんが、、、
○○スゲって言う感じに見えます
（ワタスゲ、サギスゲ等）であればカヤツリグサ科と言うことに
自信はありません、、、がワタスゲの花には良く似ていると感じました

いっちゃんさんからの返信 2010/07/31 16:14:02

RE: ○○スゲでは？

> 詳しくありませんが、、、
> ○○スゲって言う感じに見えます
> （ワタスゲ、サギスゲ等）であればカヤツリグサ科と言うことに
> 自信はありません、、、がワタスゲの花には良く似ていると感じました

ありがとうございます
調査中です　ワタスゲでないことは確かです。

　　　　　　　　　　　いっちゃん

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