2010/07/19 - 2010/07/20
1281位(同エリア1707件中)
yuriさん
7月の下旬、友人と3人で御殿場駅から須走口へ向かい、山小屋1泊を経て頂上でご来光をめざして登ってきました。
はじめて3000mを越える山だったので自分の高所順応力が不安で向かいましたが、風景がきれいすぎてダルさなど感じる暇のない1泊2日でした。
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- JR特急
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梅雨の明けたて、富士山に登るため友人2人と一緒に御殿場駅へ向かいました。
今回、初富士山の私がなぜか隊長、友人2人は2度目のリベンジ富士山です。言い出しっぺだったので、ルートや持ち物、日程などネットサーフィンして情報を集めて決めました。 -
御殿場駅は、新宿から電車で1本です。駅前のレストランで腹ごしらえ。
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登山バスに乗り換えて登山口に向かいます。
富士山が見えてきました。 -
須走口5合目です。
富士山シーズンですが、休日出発の平日帰りの日程で入ったのでわりとすいています。 -
最初だけ整備された道
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森林のなかを歩きます
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岩に感動したりなど
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こもれ日を見上げたりなど
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のんびり1時間ほど歩くと、木が減って行き岩場が目立つようになります。
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さっきまでカラリと晴れていたのに霧っぽいものが。
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雲?
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見下ろせばさっき寄った山小屋が遠くに。
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恐竜みたいな雲を発見
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いつの間にか雲の上に来ていました。
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太陽は山の向こう側に沈むので、夕焼けは見れませんが直射日光が当たらず涼しいです。
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空の眺めがよいのでみんな上機嫌です。歩き始めて最初のほうで汗をかいてちょっと疲れていた友人M(♀)も、ここらへんで楽になってきたようす。
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あの雲のりたーい!と叫ぶ友人Z(♂)
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なるべく段差の小さい足場をみつけて、一歩一歩ゆっくりと歩いて行くのが疲れないコツだそうです。
特に、高所に体を慣らすにはゆっくりのほうがいいのです。
休まなくてもいいくらいのペースでたんたんと登ります。 -
7合目の大陽館に泊まろうかと考えていましたが、みんな元気だったのと、頂上からご来光を見たいという要望が出たのでもうひとつ上の山小屋まで歩くことに。
ちなみに、高度順応するのに安心なのは標高3000mの7合目あたりとのことです。または5合目(2000m)で1時間ほど休憩してからの出発も高山病対策にはよいそうです。 -
大陽館は富士山の山小屋で唯一カレーでないおかずが食べれるそうです(2010年夏インターネット調べ)。
トイレも洋式の簡易水洗できれいめなので、休憩や宿泊によさそうです -
空が夕暮れになるにつれて色彩豊かに。
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じぐざぐと、登って行きます。
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刻一刻と変化する空模様をみていると、ただぶらぶら散歩しているような気分になり、疲労は出ず。
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影富士も少しだけ濃くなりました。
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雲海が美しすぎるので、3人とも歩きながらシャッターきる手とまらず。
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月を確認。
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そして本7合目の山小屋、見晴館に到着。3200m
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ちょうど日も暮れたことだし、この風景を見下ろす見晴館に宿泊します。
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頂上の方向を見上げると、ほかの山小屋の明かりが見えます。
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電気ついてます。
建物はしっかりしています。
トイレは旧式ポットンですが、バイオの力かなにかの力で処理しているそうです。標高が高く涼しいため臭いはそこまで気にならず。
宿泊者がつかえる水道は見当たりませんでしたので、ウェットティッシュや歯磨き代わりのガムなど持参するといいのかも。 -
カレーうまー
カロリーメートの袋など、持ってきたお菓子の袋がパンパンになっていてみんなできゃっきゃ楽しみました。 -
見晴館の自慢はお布団だそうです!
ぎゅうぎゅうだったけれど、寝袋よりはぜんぜん休まります。
が、緊張かワクワクか高所のせいか、治りかけの風邪による咳を我慢していたせいか、ほぼ眠れず・・・。
出発前、胃が痛くなって焦りました。寒い地域を旅行中にたまになる胃痛の感じに近かったので、思ったより冷やしてしまっていたのかも。
ちなみに、休息後に起こりやすいともいわれている高山病の症状は、頭痛、ふらつき、食欲減退、睡眠障害、吐き気、嘔吐、めまい、むくみ、乾いた咳、胸の痛み、唇や手足の指先が青紫色になる、眠気、無気力など。
そのときは無理して高度を上げると悪化し危険。高度を下げれば症状が消え、順応するのを待てばまた上がれることもあります。
最大の原因は酸素不足。本人の体質や、そのときの体調、登るペースによって症状の出る高度は人それぞれです。
今回の同行メンバーは前回の挫折の原因が仲間たちの不調や、軽装備による寒さだったそうなので、高所の心配は自分に対してだけでした。 -
ご来光を見るために真っ暗なうちに出発しました。
私の胃痛以外は、みんな絶好調。
ここまで同じペースで登ってきていた女性2人グループのひとりが高山病を訴えて見晴館から帰ることに。
なので残った女性ひとりも私達のグループに入り4人で出発。
友達がくれたカロリーメイトがありがたかったです。
山小屋では朝食用におにぎりを出してくれますが、私は胃痛にそなえて食べやすい軽い食事を持参しようと心に決めた次第です。
1時間ほど歩いているうちに体があったまってきたのか胃痛解消! -
吉田口登山道と合流するあたりの山小屋。
このへんから急激に混み始めます。 -
山小屋で温かい飲み物(400円くらい)をいただき、ホカロン(150円)を購入。貼るカイロをお腹にはって、万全無敵状態に。
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私は山小屋に寄るのが楽しくて仕方ないのですが、友人達はそんなに気にしていないようす...
年期のはいったどんな法被 (はっぴ)を来て、どんな人がどんな雰囲気で運営している小屋なのか!
1件1件の違いが面白いです。 -
見上げれば頂上までヘッドライトの行列です。
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ダウンの上にゴアテックスジャケットや雨具を着ると、保温効果が高いです。7月なのに、手袋がないと手がかじかむこの寒さ。
行列になっているのであまり動けないため、冷えます。ぼうし、てぬぐいなどで頭や首を寒さから守ります。 -
だんだん明るくなってきました。頂上でのご来光は間に合うのか!
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詰まっていて、登れないジレンマ。
ときどき具合が悪くて道に座り込んでいる方も見かけました。 -
間もなく頂上です。
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登頂!
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見たかった噴火口!
直径700m、深さ250mでのすり鉢形のくぼみです。 -
間に合った、ご来光!
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登頂を達成したたくさんの人が頂上からご来光をみていました。
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おめでとー
もう1人の友人は頂上の山小屋でちょっと休憩中。 -
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イチオシ
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私はこの岩場でコケてカメラを持っていない左手を地面についてしまったので、左手を負傷しました。
手袋をしてなかったものだから、傷がいっぱいできていましたが、見ると痛くなりそうだったのとなす術がないので見ないことに・・・。
というわけでこれ以降の写真はすべてオートフォーカスです。今回のお伴がデジカメでよかったと思った瞬間。 -
負傷の原因だがかっこいいので気になる岩たち
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万年雪を通らなければならない場所もありました。踏み固められた足跡をたどって、真剣に歩きました。
滑り落ちたら、なかなか大変なことになりそうなので。 -
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さぁ、降りますか。
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完全武装した友人M
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下りの景色も壮大!
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雲がどーん!ってなってます
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山小屋の屋根の上で布団を干しているのが見えます。
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分岐するので下山口を見ております。
砂走り体験をしたかったので帰りも須走口方面へ。 -
無事に登頂した安堵でハイテンションの2人
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いつか泊まりたい大陽館を通り過ぎ
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ブルドーザーを見かけ衝撃をうけ
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永遠のように長い砂走りを駆け抜け
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身だしなみを整え
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無事に下山しました。
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3人でタクシーに乗って温泉へ。
お風呂では左手の傷が痛いのかいたくないのか分からないほど傷に対して緊張したけど、(手のひらに山頂の砂が埋まってしまっていました)
お風呂のあとの昼食が美味しかったこと! -
おつかれさまでした!
次からは軍手か手袋を忘れないようにします。
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