2010/07/10 - 2010/07/12
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jilllucaさん
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アンカラ滞在も残すところあと3日、次の月曜日には次の出張地・デリーに向けて移動します。
アンカラ滞在の最後の週末となる土日が全くフリーになったので、思う存分海外での街歩きを楽しみました。
まずは、土曜日はここまで行けていなかったアンカラが世界に誇る博物館”アナトリア文明博物館”に訪問。
翌日曜日はトルコの高速鉄道YHTに乗り、アンカラから200km西のエスキシェヒルを訪問しました。
特にエスキシェヒルは”地球の歩き方”でも紹介されていない街だったので、どんな所か少々不安だったのですが、とても過ごしやすいいい街でした。
それでは、トルコ滞在最後の週末を一緒にお楽しみください。
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アンカラ滞在最後の土曜日は、今まで行けず仕舞だったアナトリア文明博物館に行ってみようと思います。最初は市バスに乗るつもりだったのですが、市内方向のバスはとにかく混んでいるようでしたので、徒歩で行くことにしました・・・1時間くらい掛かりそうです。
せっかくなので道すがら遭遇した像を全て記録したいと思います。
まずは1つ目、これはアタテュルク?? -
2つ目、こちらは労働者の像のようですね。
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3つ目、なんだか楽しそうな男女の像。
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4つ目、これは以前にもご紹介しました”ヒッタイトの鹿の像”です。
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5つ目、力強い両手の像です。
像の前では何やら集会?が行われていました。 -
6つ目、こちらはどなたでしょうか?アンカラ大学の構内で撮影しました。
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なんだかんだと1時間近く歩き、そろそろアナトリア文明博物館の近くです。
さて、上手くたどり着けるか・・・。 -
あれっ?アンカラ城の城門に着いてしまいました、どうやら途中で一筋道を間違えた様です。
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無事、アナトリア文明博物館に到着です。
入館料は15TL・・・約900円でした。 -
博物館の建屋は15世紀に建てられた商館と貴金属市場を改装したものだそうです。
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こちらが館内の様子です。
この博物館にはアナトリアで発掘された旧石器時代から紀元前9世紀頃までの文化財が展示されているそうです。
展示物の全てがとても興味深い物ばかりなのですが、今回は”動物モノ”に的を絞ってご紹介したいと思います。
古今東西に係わらずやはり人間は動物に神聖を感じていたようで、たくさんの動物をモチーフとした発掘品が展示されていました。
なお、以下、時代とか、考古学的な分類とかは順不同ですので悪しからず。 -
まずは、博物館に入ってすぐに鎮座まします鷲(んっ?鷹か?)の像。
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こちらは牛一家。
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これは・・・ライオンですよね?
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これもライオンでしょう・・・かわいい。
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これは・・・なんでしょうね?
しいて言えばうさぎ?? -
そして日本でもそうですが、神聖な動物の代表格と言えばやはりこの方・・・鹿です。
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先ほどご紹介しました”ヒッタイトの鹿の像”のオリジナル。
こうやって発掘された文化財を交差点の銅像に使うなんて、なんか素敵ですよね。 -
一通り見学し、お土産屋を物色してアナトリア文明博物館を後にしました。
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さて、どうやって帰ろうかな?
とりあえず活気のある通りをウルス駅に向けて歩きます。 -
本日7つ目の像、こちらは以前にもご紹介しました、アタテュルクの像です。
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途中で暑さに負けて市バスに飛び乗りました。
市バスとメトロの共通回数券を使うと、1.5TL・・・約90円で乗ることが出来、あとは規定時間内にバスを乗り継ぐとそのバスは0.5TL・・・約30円で乗ることが出来ます。
お得です。 -
途中クズライでバスを乗り換え、近くの公園に今日8つ目の像がありました。
何がモチーフなのかは不明。 -
そして翌日曜日はトルコの誇る高速列車YHTに乗って、アンカラから約200Km西のエスキシェヒルに行くことにしました。
何故、エスキシェヒルかって??
特に意味はありません、YHTが開通しているのがアンカラ〜エスキシェヒル間のみなだけで・・・。
エスキシェヒルは地図で見るとそこそこ大きな街のようですが、”地球の歩き方”には載っていない街です・・・ひょとしたら何もない殺伐とした街なのかも・・・。
ともあれ近くの駅から近郊電車でアンカラ駅に向かいます。 -
近郊電車の車内の様子、日曜の朝なので空いています。
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こちらアンカラ駅。
首都の中心駅にしては小さいイメージ、プラットホームも4本だけの駅です。 -
待合室。
この待合室はなんだかムシムシして居にくかったです、ホームの方が風が通って気持ちよかった。 -
YHTのチケット。
アンカラ〜エスキシェヒル間は1時間半、運賃はビジネスクラスで片道30TL・・約1800円です。
ちなみにこのチケットは往復割引で片道24TLです。
日本で言う新幹線に往復3時間分乗って約3000円・・・とってもお得です。 -
高速列車YHTは既に1番線に入線していました。
この1番線はYHTと観光客に大人気の寝台急行”アンカラ・エクスプレス”のみが使用しているようです。 -
アップで。
Yは何か忘れましたが、Hがトルコ語のスピードの頭文字、TはトレインのTだそうです。 -
ビジネスクラスの車内です。
6両編成で内1両がビジネスクラスでした。 -
定刻をなんとなく3分遅れてアンカラを出発です。
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最初で最後の停車駅はアンカラの近郊電車の終点・シンジャン駅。
ここまでは在来線を走ってきましたが、ここからYHTは専用の新線に入ります。 -
正直この列車をなめてました・・・「どうせ最高速度は160km/hくらいだろうと」。
新線区間に入ったYHTはぐんぐん加速し、一気に250km/hへ!!
大したもんです!!・・・おみそれしました。 -
新線はほぼ直線、在来線が時々絡むように近づきます。
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車内サービス。
ドリンクとパン、お菓子、飴、水の入ったボックスが配られました。
ビジネスクラスのみのサービスなのかは不明。 -
YHTは遅れを回復出来ずに、6分遅れでエスキシェヒルに到着しました。
将来的にはここからイスタンブールまで高速鉄道が延びるのでしょうが、現在は在来線に乗り換えが必要です。
ホームの右がYHT、左がイスタンブール行きの急行です。 -
こちらイスタンブール行きの急行。
こういう列車でゆっくり旅するのもいいですよね。 -
エスキヒシャル駅です、なかなか立派ですね。
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そして街歩き開始です、さてどうなることやら。
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街のレストランの看板、なんだかいい感じです。
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これまたいい感じの川と橋が出現、むむっ、この街期待できるかも。
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そしてかわいい猫ちゃんと遭遇、ここで確信、この街いい街です。
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どうやらこの街では川が一つの観光資源になっているようです。
遊覧船がこの川を頻繁に往来していました。 -
そして立派なトラムも走っています。
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ここからはなんともお洒落な街の風景をどうぞ。
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水路とトラム、なんだかいい風景です。
偶然ですけどこの街に足を運んでよかったです。 -
立派なジャーミィー。
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この建物、実は銀行。
今日は日曜なので窓口は閉まっていましたが、中にはATMがありました。 -
トルコに来てから初めて日本語を見ました!!
1週間前の7月4日にこの街で何が行われたのか?何が大集合したのか??気になります。 -
エスキシェヒルの街は確かにメインになるような観光施設は無いようでしたが、とてもお洒落でさわやかな街でした。
旅の途中にちょっと寄り道するにはとてもいい街、本当に来てよかったです。 -
時間はあっと言う間に過ぎ、もう帰る時間、ここはエスキシェヒル駅の待合室です。
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帰りもYHT。
とてもいいミニトリップでした。 -
さて、アンカラを旅立つ日が来ました。
まずはアンカラ・エセンボア国際空港の国内線ターミナルからイスタンブール行きに乗ります。 -
乗るのはこちらトルコ航空2131便。
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機体はボーイング737−800でした。
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おっ、初めて見ましたアゼルバイジャン航空・・・こういう飛行機を見るとつい乗ってみたくなります。
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相変わらず羽根上をアサインされる僕・・・今回の出張ではここまで4搭乗中4回羽根の上です。
不思議だぁ。 -
約1時間のフライトで無事イスタンブール・アタテュルク国際空港に到着です。
ボーディング・ブリッジのあるスポットなのに何故にバス連絡??・・・と思ったのですが、どうやら国際線ターミナルにスポットインしていたようです、バスは結構な時間を走って国内線アライバルへ。
今回の旅行記はここまでです、続きはドバイ編で。
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この旅行記へのコメント (6)
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- おにまつさん 2010/07/16 01:30:24
- はじめまして・・・
- はじめまして。
現在イスタンブール在住で今年の年末か来春からインドに仕事で行く事になておりますので、ついつい親近感を覚えメッセージを送らせていただきます。
イスタンブールに4年住んでいますが、エスキシェヒルには一度も行った事がありません。
YHTがイスタンブールまで開通すれば行きやすいのですが、今の急行列車ではちょっと時間がかかり過ぎて・・・。
写真を拝見すると待ちの雰囲気はちょっと良い感じですね。
機会があったら足を延ばしてみようかな・・・。
YHTは"Yuksek Hizli Tren"の頭文字ですね。
直訳すると”高い速さの電車”です。(笑)
- jilllucaさん からの返信 2010/07/17 21:00:25
- RE: はじめまして・・・
- おにまつさん
はじめまして。
> 現在イスタンブール在住で今年の年末か来春からインドに仕事で行く事になておりますので、ついつい親近感を覚えメッセージを送らせていただきます。
イスタンブールからインドへお仕事ですか・・・私も何か親近感を感じてしまいます。
今日はデリーに滞在していますが、こちらはじめっとした暑さがあり、トルコのあのからっとした暑さが早くも懐かしいです。
> イスタンブールに4年住んでいますが、エスキシェヒルには一度も行った事がありません。YHTがイスタンブールまで開通すれば行きやすいのですが、今の急行列車ではちょっと時間がかかり過ぎて・・・。
ほんとそうですね、現状ではイスタンブールからエスキシェヒルは時間が掛かるようですね。
でも、ほんとうに想像したよりもはるかにいい雰囲気の街で、アンカラよりも落ち着けました。
トルコと言えば、どうしてもイスタンブールとカッパドキアのイメージが強すぎるんですけど、素敵な街は他にもたくさんありそうですね。
是非、一度足を運んでみてください。
> YHTは"Yuksek Hizli Tren"の頭文字ですね。
> 直訳すると”高い速さの電車”です。(笑)
ありがとうございます!!
Yって何だったかずっと思い出せずに気になってたんです、すっきりしました!!
ジルルカ
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- kuritchiさん 2010/07/11 19:31:16
- かわいい動物たちに…
- jilllucaさん、こんばんは^^
lが3つなんですね…?(単純に思っただけですが…笑)
地獄の出張ご苦労様です…
アンカラ・アナトリア文明博物館もjilllucaさんの旅行記にかかれば、
かわいい動物たちのお部屋♪に変身!(笑)
ムッチャ!楽しめました^^
kuritchi
- jilllucaさん からの返信 2010/07/12 04:46:57
- RE: かわいい動物たちに…
- kuritchiさん
こんばんわ。
> jilllucaさん、こんばんは^^
> lが3つなんですね…?(単純に思っただけですが…笑)
そうなんです、”l”が3つです。
2年くらい前までこの名前使ってたんですけど、今回気まぐれに戻してみました。
> 地獄の出張ご苦労様です…
今のところは全然地獄ではないのですが、明日トルコを離れてインドに向かいます・・・地獄の始まりです。
しかも、ちょっと体調崩してまして・・・インド入りを前になかなか厳しい状況です。
> アンカラ・アナトリア文明博物館もjilllucaさんの旅行記にかかれば、
> かわいい動物たちのお部屋♪に変身!(笑)
> ムッチャ!楽しめました^^
ありがとうございます!!
旅行記作るにあたってはやはりなんかテーマを持った方がご紹介しやすいですし、それ以前にアナトリア文明博物館に所蔵されている発掘品は高尚すぎて僕にはよう説明出来ない物ばかりで・・・今回は動物でまとめてみました。
今日(日曜日)の分もアップしましたので、ご覧頂ければと思います。
jillluca
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- zzr-cさん 2010/07/11 11:35:47
- HN戻りましたね。
- jilllucaさま 日本時間でこんにちは!
出張大変ですね!
もうすぐインドのようです。
博物館にライオンがありましたが、トルコ付近にも
旧石器時代にはライオンが居たってことですかね?
鹿の像は木か何かで作られているんですか?
黒っぽいのが不思議な感じです。
町には人が多く感じますが観光客?ですか住民ですか?
いづれにしても活気があることは良いことです^_^
じぃ〜
- jilllucaさん からの返信 2010/07/11 14:39:37
- RE: HN戻りましたね。
- zzr-cさん
トルコ時間でおはようございます。
> もうすぐインドのようです。
はい、月曜移動開始でドバイ経由デリーに入る予定です。
> 博物館にライオンがありましたが、トルコ付近にも
> 旧石器時代にはライオンが居たってことですかね?
さあ、どうでしょう?
ライオンといえばサバンナって勝手にイメージしちゃうんですけど、インドには今でも亜種のインド・ライオンってのがいるそうですから、当時はトルコにもライオンがいたのかもしれませんね〜。
> 鹿の像は木か何かで作られているんですか?
> 黒っぽいのが不思議な感じです。
金属だそうです、当時からかなり発達した治金技術を持っていたそうで、主に、銅、銀、錫等でこのようなものを作っていたそうです。
すごい技術ですよね〜。
> 町には人が多く感じますが観光客?ですか住民ですか?
> いづれにしても活気があることは良いことです^_^
多分、ほとんど住民です。
アンカラは首都なのですが、観光資源には乏しくて、どうしても観光客はイスタンブールとカッパドキアに流れてしまうようです。
その証拠に、この所、どの町でも見かける韓国や中国の観光客の方の姿もアンカラでは見かけません。
アジア人がよほど珍しいのか、地下鉄などに乗ると皆さんの視線がこちらに集まります(笑)
では、トルコ最後の日曜日楽しんできます。
jillluca
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