姫路競馬場

2010/06/23 - 2010/06/23

姫路競馬場に行ってきました。

主催者の兵庫県競馬組合は、この姫路競馬場のほか園田競馬場でも開催していて、集客力のある園田での開催を増やしているため、姫路開催は５月中旬〜６月下旬の火・水・木曜日の年間18日間にとどまり、地方競馬場の中では一番開催日が少なくなっています。

姫路駅からバス・タクシーで15分ほどの距離にあり、途中には姫路城もあってロケーションはなかなか良いところです。

非開催日には、平日が園田競馬の場外発売、土日はJRAの場外発売が行われるほか、内馬場にある野球場も開放されます。

【所在地】兵庫県姫路市広峰2-7-80
【最寄駅】JR姫路駅より無料送迎バスで15分
【開設日】1949年9月28日
【主催者】兵庫県競馬組合（兵庫県・姫路市・尼崎市）
【駐車場】有料駐車場1660台
【コース】１周1200ｍ、直線230ｍ
【グルメ】タコ天

エリア 姫路(兵庫)

姫路競馬場の入場門です。正式には「姫路公園競馬場」といいます。

スタンドです。最上部の５階は有料の特別観覧席になっています。４階は馬主席、３階は業務エリア、２階・１階は一般スタンドです。

パドック側から見たスタンドです。年期を感じさせます。

スタンド内部。モニタや椅子が多く設置されていて、居心地はかなり良い方です。

５階にある特別観覧席（2000円）に陣取りました。ソファに座ってレース予想をしつつ、発走直前になったらスタンドに出てレースを見るスタイルです。ソフトドリンクは無料で飲み放題です。

５階のスタンド。机や椅子の幅が狭くて作りも古いですが、傾斜がキツいためコースは非常に見やすい構造になっています。

姫路競馬場で売られている競馬新聞は、園田ニュースと競馬キンキの２紙です（いずれも450円）。紙面構成は２紙とも横書きの馬柱で、内容的にもほとんど差はありませんが、競馬キンキが圧倒的に売れているようです。

コースのラチ沿いに出てみました。
この姫路競馬場は日本一レースが見やすい競馬場で、コースに向かって傾斜が作られている上、ラチ沿いは一段低くなっていて、更にコースが低い構造になっているため、どこにいてもレースが非常に見やすくなっています。

ラチ沿いからはこんな感じでレースが見えます。迫力あるレース観戦ができるのはもちろんのこと、写真撮影も容易です。

姫路競馬場のパドックの全景です。のどかな雰囲気が魅力的。

パドックの出走馬名表はチョークによる手書きです。

園田のアイドル誘導馬マコーリー号が、姫路にも出張して各馬を誘導しています。

スタンドの５階から４コーナー方向を眺めたところ。内馬場が公園になっていて、非開催日に解放されています。

スタンドから向正面方向を眺めたところ。着順掲示板がかなり奥に設置されています。手前の大型モニタは2004年に設置されました。

スタンドからゴール板・２コーナー方向を眺めたところ。内馬場が駐車場になっています。場外発売時に使われます。

スタンドから１コーナー方向を眺めたところ。左手奥に検量所が見えます。

入場門付近に食堂街があります。この建物の中は全て食道になっています。

中はこんな感じです。扉を開けた瞬間から客引きされますが、どの店も同じようなメニューばかりなので、客引きされるがままに座っていいと思います。姫路名物の「タコ天」は左奥の店で売っています。

とりあえず、とんかつ定食（1000円）を注文してみました。作り置きのとんかつをレンジでチンする方式で、まぁこんなものでしょう。

ダートの1400ｍ戦が始まるので見てみます。姫路競馬は1400ｍ戦と1500ｍ戦がほとんどで、上級条件戦を中心に1800ｍ戦も稀に組まれています。

スタートしました。まずは各馬の先行争いです。１周1200ｍの小回りコースなので、やはり先行が有利です。

徐々に隊列が決まってきましたが、先頭からシンガリまでほぼ一団のままでほとんど差がありません。

各馬１コーナーを回っていきます。内外の砂厚にはほとんど差がないようで、ラチ沿いを回っても特に不利はなさそうです。

２コーナーを回っていきます。まだ馬群が４馬身くらいの間に固まっています。

向正面に出て、残り800ｍのハロン棒を通過しようとしています。差し・追い込み馬はそろそろ仕掛けどころです。

向正面の掲示板付近を通過していきます。姫路競馬は基本的に逃げ・先行有利ですが、向正面から仕掛けるタイプの差し・追い込みもソコソコ決まる傾向にあります。

３コーナーを回っていきます。各馬ともジョッキーの手が激しく動き始めます。

３〜４コーナーの中間地点です。

４コーナーを回って直線に向きます。相変わらず馬群が固まったままですが、最内の逃げ馬は一杯になった感じです。

直線の攻防です。３番手に控えていたオレンジの帽子の８号馬が抜け出し、２着争いは熾烈です。

１番人気の８号馬が先頭でゴールしました。２着には後方からマクり気味に進出して外から差した６号馬が入っています。

レースを終えた馬がスタンド奥にある検量所に引き上げていきます。

姫路競馬場を後にします。姫路城の改修工事が完了したら、城を見学がてらまた来たいと思います。