秋田（～青森）　五能線のおいしい乗り方は

1998/08 - 1998/08

はじめに。この旅行記は一部の人には「きりたんぽ」１本分くらいは役に立つかもしれません。

五能線。知っている人は知っている（そりゃそうだ）。
ずいぶん前には、日本屈指の海辺の風景を楽しめるローカル線としてＪＲも宣伝に力を入れていた。踊る大走査線の番宣に負けず劣らずといってもいいくらいであった。
どうでもいいが、夏場の踊る大捜査線を見てみたいものだ。青島くんはカメラマンコートを脱ぎ捨て、半袖シャツ姿でレインボーブリッジを封鎖するのだろうか。

実際、距離や時間を勘案すると、五能線以上に海辺の車窓を楽しめる路線は知らない。日本一でも不思議ではないと思う。
しかし、その五能線なのだが、

「リゾートしらかみ」に乗っていいのか？
もちろん時間的に余裕がないなら正解だ。しかし気ままで時間たっぷりの旅であったら？
まず全席指定である。ということは必ずしも海側の席を取れるとは限らない。それじゃあ焼肉食べ放題に行って野菜をメインに食うようなもんじゃないか。
さらに指定席料金がかかる。乗ってないし調べてもないから不明だが、特急料金みたいなのもかかるかも。

それに、お金だけではない。
各駅停車に乗れば、当然まず海側に席を取るわけだが、区間によっては山側の車窓の方が見ごたえがある。
もし車内が空いていたら、いい歳こいた大人でも車内で騒ぐ迷惑な子どもの如く、あっちの席、こっちの席に移ることも可能である。ただし、無人ということはないだろうから、その行動が取れる根性があるかはその人しだいであろう。

それくらい誰だってわかるって。そりゃそうだ。あせるでない明智君、まだ続きがある。

秋田名物といえば…私は全国展開のスーパーの広告をやっていて、新店オープンプロジェクトの担当だった。
北海道から大阪まで14都道府県を担当したが、秋田には驚いた。あんなの秋田だけだった。

スーパーだから女性が多いわけだが、秋田だけは女性のお客様の２人に１人が“美人”！
そう、秋田の誇る名物の一つが“秋田美人”なのである。

それが何かって？
リゾートしらかみに地元の秋田美人が何割乗っている？
五能線の各駅停車に地元の秋田美人が何割乗っている？
賢明な読者ならもうおわかりであろう。

実際、五能線の秋田県内区間の女子高生のレベルの高さに驚愕したのであった。３人に１人はＡＫＢ４８やハロプロのメンバーみたいなもんだ。森三中ではないぞ。

五能線、乗るなら絶対各駅停車がおすすめ。ハンバーガーにポテトを添えるよりおすすめ。もったいなくて「リゾートしらかみ」なんか乗れやしませんぜ。ねえ、明智君。

エリア 能代(秋田)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: JR特急 JRローカル

こちらが各駅停車と思われます。
思われます、っていうのはまたまた自分で撮影したわけではなく、フォト蔵さんからダウンロードさせていただいたからでございます。