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2010年5月14日から25日までルフトハンザでフランクフルトに入り、ストラスブールへ。そこからレンタカーでブルゴーニュ、プロバンスへ下り、TGVでパリ、ストラスブールに戻る、という旅行をしました。今回はその入り口のフランクフルトについてです。<br />

入り口のフランクフルト

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2010/05/14 - 2010/05/15

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kskspiyo

kskspiyoさん

2010年5月14日から25日までルフトハンザでフランクフルトに入り、ストラスブールへ。そこからレンタカーでブルゴーニュ、プロバンスへ下り、TGVでパリ、ストラスブールに戻る、という旅行をしました。今回はその入り口のフランクフルトについてです。

同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
20万円 - 25万円
航空会社
ルフトハンザドイツ航空

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  • この写真は市内のトラムですが、フランクフルト空港から市内に行く場合、ターミナルの地下から近距離用の国鉄に乗ります。<br />このとき、地下一階に乗車券売り場(有人)がありますが、その反対側に自動販売機があります。この使い方が難しくて理解するのに1日かかりましたが、要するに、縦に2列になっているボタンの大きな人型が大人用、小さな人型が子供・老人・身障者などの割引のある人用です。<br />行き先を番号で選択(フランクフルト市内は50番)し、一番上のボタンが片道・大人用です。自動販売機はクレジットカードは使えませんが、お札は使えます。市内のどのトラムの駅にもあるのでとても便利です。<br />料金はゾーン式で、鉄道Sバーンも地下鉄Uバーン、バスもトラムも同料金です。<br />空港は市内とは違うゾーンになっているので、片道3・8ユーロ。<br />50番の市内のゾーン内では、2キロ以下が片道1・5ユーロ、それ以外は2・4ユーロ。<br />市内の1日券は6ユーロ。グループ券(大人子供かかわらず5人以内)だと9・5ユーロ。自動販売機では下のほうにある黄色いTagekarteというボタンを押します。<br />フランクフルトカード(市内と空港間の交通1日または2日間乗り放題と博物館割引)は、空港内だと1階、Hotel Reservationと看板の出た市内観光案内所で買えるようです。

    この写真は市内のトラムですが、フランクフルト空港から市内に行く場合、ターミナルの地下から近距離用の国鉄に乗ります。
    このとき、地下一階に乗車券売り場(有人)がありますが、その反対側に自動販売機があります。この使い方が難しくて理解するのに1日かかりましたが、要するに、縦に2列になっているボタンの大きな人型が大人用、小さな人型が子供・老人・身障者などの割引のある人用です。
    行き先を番号で選択(フランクフルト市内は50番)し、一番上のボタンが片道・大人用です。自動販売機はクレジットカードは使えませんが、お札は使えます。市内のどのトラムの駅にもあるのでとても便利です。
    料金はゾーン式で、鉄道Sバーンも地下鉄Uバーン、バスもトラムも同料金です。
    空港は市内とは違うゾーンになっているので、片道3・8ユーロ。
    50番の市内のゾーン内では、2キロ以下が片道1・5ユーロ、それ以外は2・4ユーロ。
    市内の1日券は6ユーロ。グループ券(大人子供かかわらず5人以内)だと9・5ユーロ。自動販売機では下のほうにある黄色いTagekarteというボタンを押します。
    フランクフルトカード(市内と空港間の交通1日または2日間乗り放題と博物館割引)は、空港内だと1階、Hotel Reservationと看板の出た市内観光案内所で買えるようです。

  • ついでにICEの写真も。<br />今回の旅行では、フランスのTGVにも乗ったのですが、ドイツのICEのほうが断然便利でした。<br />①席が広い。<br />②案内がわかりやすい。<br /><br />フランクフルト空港の長距離用のDBの駅は長い陸橋を渡ったところにあります。<br />

    ついでにICEの写真も。
    今回の旅行では、フランスのTGVにも乗ったのですが、ドイツのICEのほうが断然便利でした。
    ①席が広い。
    ②案内がわかりやすい。

    フランクフルト空港の長距離用のDBの駅は長い陸橋を渡ったところにあります。

  • スペースは広々としています。<br />うれしいのは、席の前のポケットにその列車専用の案内パンフレットがついていて、停車駅ごとに、乗り換え電車の出発時間、ホーム、駅の設備(ロッカー、レンタカー等の有無)までが、一目瞭然なことです。<br />

    スペースは広々としています。
    うれしいのは、席の前のポケットにその列車専用の案内パンフレットがついていて、停車駅ごとに、乗り換え電車の出発時間、ホーム、駅の設備(ロッカー、レンタカー等の有無)までが、一目瞭然なことです。

  • ICEの座席には窓の上に写真のような表示があって、その座席がどの区間に指定席として占有されるかが、一目でわかります。<br />わたしたちはフランクフルト・アム・マインから、カールスーエまで指定席が買えなかったので、この表示を見て人の来ない席を探して移動しました。<br />

    ICEの座席には窓の上に写真のような表示があって、その座席がどの区間に指定席として占有されるかが、一目でわかります。
    わたしたちはフランクフルト・アム・マインから、カールスーエまで指定席が買えなかったので、この表示を見て人の来ない席を探して移動しました。

  • 10分ほどで、フランクフルトに到着しました。ホテルに着いてから、町へ。これは市庁舎の前のローマー広場です。ここに観光案内所があり、博物館カード(ミュージアム・カルテ)を買いました。<br />ミュージアム・カードはフランクフルトの34の博物館に2日間入場できるカードで、大人用15ユーロ、グループ(夫婦と18歳以下の実子何人でも)用23ユーロです。<br />

    10分ほどで、フランクフルトに到着しました。ホテルに着いてから、町へ。これは市庁舎の前のローマー広場です。ここに観光案内所があり、博物館カード(ミュージアム・カルテ)を買いました。
    ミュージアム・カードはフランクフルトの34の博物館に2日間入場できるカードで、大人用15ユーロ、グループ(夫婦と18歳以下の実子何人でも)用23ユーロです。

  • 宿泊したホテル。Hotel Manhattan<br />65ユーロの安い部屋だったので、フロントの脇の天井の低い部屋でしたが、朝食はおいしかったし、駅に近いので、良かったです。<br />

    宿泊したホテル。Hotel Manhattan
    65ユーロの安い部屋だったので、フロントの脇の天井の低い部屋でしたが、朝食はおいしかったし、駅に近いので、良かったです。

  • ローマー広場に出ていた移動式のビール屋台。自分たちでペダルを漕いで移動するようです。楽しそうでした。

    ローマー広場に出ていた移動式のビール屋台。自分たちでペダルを漕いで移動するようです。楽しそうでした。

  • ゲーテハウス(Goethe Haus)。<br />他の人が書いていたように、手荷物を預けるかどうかのチェックが厳しい。ハンドバッグでも預けさせられました。<br />ゲーテは政治家・重要人物でもあったので、生前に収集した美術品や剥製などがあるのですが、それを展示した博物館(Goethe Museum)は改装中で閉鎖されていました。<br />残念。<br />

    ゲーテハウス(Goethe Haus)。
    他の人が書いていたように、手荷物を預けるかどうかのチェックが厳しい。ハンドバッグでも預けさせられました。
    ゲーテは政治家・重要人物でもあったので、生前に収集した美術品や剥製などがあるのですが、それを展示した博物館(Goethe Museum)は改装中で閉鎖されていました。
    残念。

  • 本棚です。<br />

    本棚です。

  • Archaologsches Museum Frankfurt<br />フランクフルト考古学博物館は、元修道院の中にある素晴らしい博物館です。説明がドイツ語だけなのが残念です。<br />展示はローマ以前の地元の遺物、ローマ時代、中世の遺物、さらにエーゲ海や中東の発掘物が展示されています。<br />館内は撮影禁止です。これは注意を受ける前の1枚。ごめんなさい。<br />

    Archaologsches Museum Frankfurt
    フランクフルト考古学博物館は、元修道院の中にある素晴らしい博物館です。説明がドイツ語だけなのが残念です。
    展示はローマ以前の地元の遺物、ローマ時代、中世の遺物、さらにエーゲ海や中東の発掘物が展示されています。
    館内は撮影禁止です。これは注意を受ける前の1枚。ごめんなさい。

  • 翌朝、トラムを使って市内中央南部へ移動し、川の南側を散歩。

    翌朝、トラムを使って市内中央南部へ移動し、川の南側を散歩。

  • 今回の旅行でもっとも驚愕したのが、この場面。<br />Schaumainkaiで日曜の朝に行われている蚤の市です。<br />ブリュッセルの蚤の市など、他のヨーロッパの都市の蚤の市で売られているのは、陶器や絵など工芸品なのですが、ここで売られているのはまさにガラクタ。非常に着古された服や靴、企業の景品につけられたボールペン、中古機械、古タイヤの類です。<br />まるでロシアや中央アジアの田舎町の風景のようですが、ここはフランクフルトの一等地、シュテーデル美術館のような18-19世紀の貴族の館が立ち並ぶ通りです。<br />ほとんどの商品が10ユーロを超えない値段がつけられているのに、みんな必死で値切っています。<br />売り手は移民が多いようですが、買い手はそうでもない。<br />historisches museum frankfurtフランクフルト歴史博物館で移民の特集の展示をしていましたが、現在のフランクフルト市民の2割は移民だそうです。ドイツは彼らの居住権を認め、ほぼ完全な人権を保障している。そこがドイツの懐の深さです。

    今回の旅行でもっとも驚愕したのが、この場面。
    Schaumainkaiで日曜の朝に行われている蚤の市です。
    ブリュッセルの蚤の市など、他のヨーロッパの都市の蚤の市で売られているのは、陶器や絵など工芸品なのですが、ここで売られているのはまさにガラクタ。非常に着古された服や靴、企業の景品につけられたボールペン、中古機械、古タイヤの類です。
    まるでロシアや中央アジアの田舎町の風景のようですが、ここはフランクフルトの一等地、シュテーデル美術館のような18-19世紀の貴族の館が立ち並ぶ通りです。
    ほとんどの商品が10ユーロを超えない値段がつけられているのに、みんな必死で値切っています。
    売り手は移民が多いようですが、買い手はそうでもない。
    historisches museum frankfurtフランクフルト歴史博物館で移民の特集の展示をしていましたが、現在のフランクフルト市民の2割は移民だそうです。ドイツは彼らの居住権を認め、ほぼ完全な人権を保障している。そこがドイツの懐の深さです。

  • Senckenberg Naturmuseum シェンケンベルク自然史博物館 <br />16番のトラムでBockenheimer Warteで降り、徒歩10分弱。帰りは博物館の前から32番のバスに乗りました。<br />素晴らしい展示です。これまで行った自然史博物館(ウィーン、サンクトペテルブルク動物博物館、ライデン)よりも、はるかに展示が行き届いていて、見学しやすい。<br />

    Senckenberg Naturmuseum シェンケンベルク自然史博物館 
    16番のトラムでBockenheimer Warteで降り、徒歩10分弱。帰りは博物館の前から32番のバスに乗りました。
    素晴らしい展示です。これまで行った自然史博物館(ウィーン、サンクトペテルブルク動物博物館、ライデン)よりも、はるかに展示が行き届いていて、見学しやすい。

  • 蝶など昆虫の展示もとってもきれい。

    蝶など昆虫の展示もとってもきれい。

  • 鳥類も素晴らしくて、日本の鶴もある。さらに剥製の作り方が写実的で、美術品のように美しく並べられています。

    鳥類も素晴らしくて、日本の鶴もある。さらに剥製の作り方が写実的で、美術品のように美しく並べられています。

  • Ikonen-Museum イコン博物館<br />ドイツはドイツ騎士団の昔から、ロシアに進出しているのですが、その浸透ぶりがよくわかる展示です。<br />古いものだけでなく、19世紀のものでも民衆の篤く素朴な信仰がわかるイコンが展示されています。<br />

    Ikonen-Museum イコン博物館
    ドイツはドイツ騎士団の昔から、ロシアに進出しているのですが、その浸透ぶりがよくわかる展示です。
    古いものだけでなく、19世紀のものでも民衆の篤く素朴な信仰がわかるイコンが展示されています。

  • ローマー広場のhistorishces museumの向かいのレストランで昼食。<br />

    ローマー広場のhistorishces museumの向かいのレストランで昼食。

  • ソーセージの5種盛り合わせで、たしか14ユーロくらいでした。カードは使えず、名物のようなおじさんがきびきびと給仕してくれました。<br />おいしかったです。<br />

    ソーセージの5種盛り合わせで、たしか14ユーロくらいでした。カードは使えず、名物のようなおじさんがきびきびと給仕してくれました。
    おいしかったです。

  • その後は、historisches museum(フランクフルト歴史博物館) Dommuseum (大聖堂付属博物館)は行ったのですが、Stadel Museum(シュテーデル美術館)は改装中で常設展は見られず、キルヒナーの回想特別展だけを見、さらにDeutsches Filmmuseum(ドイツ映画博物館)も改装中で、がっかり。<br />早々に、ICEでストラスブールに向かったのでした。<br />

    その後は、historisches museum(フランクフルト歴史博物館) Dommuseum (大聖堂付属博物館)は行ったのですが、Stadel Museum(シュテーデル美術館)は改装中で常設展は見られず、キルヒナーの回想特別展だけを見、さらにDeutsches Filmmuseum(ドイツ映画博物館)も改装中で、がっかり。
    早々に、ICEでストラスブールに向かったのでした。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • namiさん 2010/06/04 10:04:35
    こんにちわ
    kskspiyoさん、

    はじめまして。nami です。
    あしあとから訪ねてきましたが、
    怪しいものではありません。

    kskspiyoさんの旅行記、
    要点が的確に押さえられてて興味深い情報も豊富、
    読んでいて面白い!
    とても素晴らしいと思いました。

    ほかの旅行記もどんどん作成してください。
    楽しみにしております。

    nami

    kskspiyo

    kskspiyoさん からの返信 2010/06/04 16:47:25
    RE: こんにちわ
    namiさん、ありがとうございます。
    書き込みまでしてくださって感激です。
    今回の旅行については、一応完成しました。また、情報など捕捉したいと思います。
    実は、最初に書き込みをしたときに、空港から市内までの片道交通費にグループ料金がある、というまちがった情報を載せてしまいました。調べてみると、一日券にはグループ料金があるけど、片道にはないんです。その情報を信じたかたがいたら、ごめんなさい。

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