三多気の桜。。（みたけのさくら）　日本の桜名所１００選　/三重県津市

2010/04/17 - 2010/04/17

三重県といってもそこは奈良県との境。そんな山間部に美杉村はありました。
２００６年、市町村合併により津市を含む１０の市町村が合併し、津市美杉町となりました。
美杉町三多気地区。
行政区分が変わっても昔と変わらぬ姿がそこにあります。
その三多気地区は国の名勝にも指定された桜の名所です。
もちろん、日本の桜名所百選にも選定されています。

ここに真福院という古刹があり、その参道に沿って１．５ｋｍのヤマザクラの桜並木。
高低差がある為、低いところから高いところへと徐々に開花が進むので、
比較的長い間花見を楽しむことが出来ます。

目当ては茅葺き住居付近の桜。
天気が良いと棚田に桜がその姿を映します。
又、山を背に雨、霧に霞む桜も風情があり、
毎年多くのフォトグラファーがファインダー越しに酔いしれるのです。

付近の桜が満開となり、早朝から多くのカメラマン。
百人はいるでしょうか。
ズラリと並んだ三脚が圧巻でした。

エリア 白山・榊原温泉(三重)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車

駐車場から桜並木の参道を登ります。

ヤマザクラは花と同時に若葉も芽吹きます。

茶畑に桜。

棚田に沿った桜並木。

下から登るとカメラマンの多さに驚くことでしょう。
この日は約１００人。。
ずらっと並んだ三脚が迫力です。

この日は晴れの予想であるも、雲が多く、
時折晴れ間がのぞく程度。。

限られたチャンスにカメラマンはピリピリした雰囲気。

そんなこととは知らず、ゆっくり上がってくる人。。
そんな時に光が射しこもうものなら、
「！」
「お〜い！！はやくあがって〜！！！」
と、人の写り込みを嫌うカメラマン。

「な、なに？」とばかりに上を見上げ、
一瞬で状況を察し、笑いながら小走りのご婦人。

まぁ、お互いに嫌な気持ちにならなければ
いいのですけどね。

諸先輩方の作品には及びませんが、
ちょっと映り込んでいました。

この景色、通う人が多いのもうなずけます。
私もその仲間入りかな。。