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茅ヶ崎は、湘南の海ということで有名ですが、JR東海道本線とほぼ平行に、国道1号線(旧東海道)が通っており、かつての藤沢宿と平塚宿の間にあります。<br /><br />茅ヶ崎で所要の合間、三時間弱の空き時間があるので、その旧東海道を昔の旅人気分で、徒歩での散策です。<br /><br />今は、交通量の多い国道1号線ですが、ところどころに昔の雰囲気を残しています。<br /><br />本来なら、富士山がよく見える地域なのですが、小雨ということで見ることができませんでした。<br /><br />【写真は、旧東海道の日本橋から57Km地点】

茅ヶ崎、旧東海道の散策

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2010/05/07 - 2010/05/07

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のーとくん

のーとくんさん

茅ヶ崎は、湘南の海ということで有名ですが、JR東海道本線とほぼ平行に、国道1号線(旧東海道)が通っており、かつての藤沢宿と平塚宿の間にあります。

茅ヶ崎で所要の合間、三時間弱の空き時間があるので、その旧東海道を昔の旅人気分で、徒歩での散策です。

今は、交通量の多い国道1号線ですが、ところどころに昔の雰囲気を残しています。

本来なら、富士山がよく見える地域なのですが、小雨ということで見ることができませんでした。

【写真は、旧東海道の日本橋から57Km地点】

交通手段
新幹線 JRローカル 徒歩

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  • 藤沢駅のホームにあるKIOSKは、かつての湘南電車の形です。<br />止まっているのは、今の車両で、新宿ライナーです。<br />KIOSKのような湘南電車が、走っていたときには、新宿とはつながっていなかったですよね。

    藤沢駅のホームにあるKIOSKは、かつての湘南電車の形です。
    止まっているのは、今の車両で、新宿ライナーです。
    KIOSKのような湘南電車が、走っていたときには、新宿とはつながっていなかったですよね。

  • 旧東海道の松並木です。<br />日本橋から57Km付近です。<br />これらの松は、昔の旅人の往来を見守っていたんでしょうね。

    旧東海道の松並木です。
    日本橋から57Km付近です。
    これらの松は、昔の旅人の往来を見守っていたんでしょうね。

  • 旧東海道の一里塚があります。<br />慶長九年(1604)徳川幕府は東海道などの一里ごとに塚を築きました。<br />ここは、日本橋から十四番目です。

    旧東海道の一里塚があります。
    慶長九年(1604)徳川幕府は東海道などの一里ごとに塚を築きました。
    ここは、日本橋から十四番目です。

  • 南湖の左富士の碑です。<br />東海道のうち日本橋を背にして左側に富士山が見えるのは、ここ南湖と静岡県の吉原が有名だそうです。<br />安藤廣重は、東海道五十三次の風景版画の中で、‘南湖の松原左富士’を残しています。

    南湖の左富士の碑です。
    東海道のうち日本橋を背にして左側に富士山が見えるのは、ここ南湖と静岡県の吉原が有名だそうです。
    安藤廣重は、東海道五十三次の風景版画の中で、‘南湖の松原左富士’を残しています。

  • 旧相模川橋脚です。<br />関東大震災のとき水田の中から現れました。<br />建久九年(1198)、源頼朝の重臣、稲毛三郎重成が亡妻供養のため架けたものといわれおり、かつては現在の相模川とは違った場所、方向に流れていたことがわかります。<br />源頼朝は、妻北条政子の妹の供養であった為その落成式に出席し渡り初めをしたが、その帰路義経の亡霊に驚いて落馬したという。<br />頼朝は、しばらくして、その怪我が原因で亡くなったと‘吾妻鏡’の記されているそうです。

    旧相模川橋脚です。
    関東大震災のとき水田の中から現れました。
    建久九年(1198)、源頼朝の重臣、稲毛三郎重成が亡妻供養のため架けたものといわれおり、かつては現在の相模川とは違った場所、方向に流れていたことがわかります。
    源頼朝は、妻北条政子の妹の供養であった為その落成式に出席し渡り初めをしたが、その帰路義経の亡霊に驚いて落馬したという。
    頼朝は、しばらくして、その怪我が原因で亡くなったと‘吾妻鏡’の記されているそうです。

  • 旧東海道を少し戻って、鶴嶺八幡宮の一の鳥居のところに着きます。<br />源氏が関東へ進出する際、源氏が創建した最初の氏神社といわれています。

    旧東海道を少し戻って、鶴嶺八幡宮の一の鳥居のところに着きます。
    源氏が関東へ進出する際、源氏が創建した最初の氏神社といわれています。

  • 一の鳥居をちょっと入ったところに、弁慶塚があります。<br />頼朝は、この鶴嶺八幡宮付近にさしかかったとき義経・行家ら一族の亡霊に驚き、落馬したといわれており、後年里人たちにより一族の霊を慰めるため、造ったそうです。

    一の鳥居をちょっと入ったところに、弁慶塚があります。
    頼朝は、この鶴嶺八幡宮付近にさしかかったとき義経・行家ら一族の亡霊に驚き、落馬したといわれており、後年里人たちにより一族の霊を慰めるため、造ったそうです。

  • 鶴嶺八幡宮の参道です。<br />一の鳥居から、800mくらい続く、長い参道です。<br />参道の松(天然記念物)は、慶長二年(1649)から鶴嶺八幡宮を再興した朝恵上人より植えられたといわれています。

    鶴嶺八幡宮の参道です。
    一の鳥居から、800mくらい続く、長い参道です。
    参道の松(天然記念物)は、慶長二年(1649)から鶴嶺八幡宮を再興した朝恵上人より植えられたといわれています。

  • 鶴嶺八幡宮、やっと二の鳥居が見えてきました。

    鶴嶺八幡宮、やっと二の鳥居が見えてきました。

  • 鶴嶺八幡宮、二の鳥居の手前にある太鼓橋です。

    鶴嶺八幡宮、二の鳥居の手前にある太鼓橋です。

  • 鶴嶺八幡宮のちょっと強面の狛犬です。

    鶴嶺八幡宮のちょっと強面の狛犬です。

  • 鶴嶺八幡宮、やっと拝殿が見えてきます。

    鶴嶺八幡宮、やっと拝殿が見えてきます。

  • 朝恵上人の碑です。<br />右の歌碑には‘ながながと参道に列並む松のみど里 朝恵上人を永久に語り次ぐべし 三郎   今もなお朝恵の松の若みどり 十八世鴨立庵 芳女’と刻まれています。<br />左は‘女護が石’で、願い事を念じながら石をさすり、自分の体をなでると病は平癒するといわれています。 

    朝恵上人の碑です。
    右の歌碑には‘ながながと参道に列並む松のみど里 朝恵上人を永久に語り次ぐべし 三郎   今もなお朝恵の松の若みどり 十八世鴨立庵 芳女’と刻まれています。
    左は‘女護が石’で、願い事を念じながら石をさすり、自分の体をなでると病は平癒するといわれています。 

  • 鶴嶺八幡宮の拝殿です。

    鶴嶺八幡宮の拝殿です。

  • 鶴嶺八幡宮、根回り8.5m、高さ29mの大銀杏です。<br />源義家が植えたものと伝えられています。<br />勢いの良い木が4〜5本くっついて成長し、今の幹を形づくっていると思われる、きわめて珍しい大木です。

    鶴嶺八幡宮、根回り8.5m、高さ29mの大銀杏です。
    源義家が植えたものと伝えられています。
    勢いの良い木が4〜5本くっついて成長し、今の幹を形づくっていると思われる、きわめて珍しい大木です。

  • 鶴嶺八幡宮の本殿です。<br />応神天皇、仁徳天皇、佐塚大神、菅原道真公が祀られています。

    鶴嶺八幡宮の本殿です。
    応神天皇、仁徳天皇、佐塚大神、菅原道真公が祀られています。

  • 鶴嶺八幡宮のご神木です。<br />源頼義が前九年の役の戦勝祈願のため植えたといわれている槙の木です。

    鶴嶺八幡宮のご神木です。
    源頼義が前九年の役の戦勝祈願のため植えたといわれている槙の木です。

  • 鶴嶺八幡宮、大銀杏の根本には、厄割石(やくわりいし)があります。

    鶴嶺八幡宮、大銀杏の根本には、厄割石(やくわりいし)があります。

  • 懐嶋山 龍前院の参道の入り口が、鶴嶺八幡宮のとなりにあります。

    懐嶋山 龍前院の参道の入り口が、鶴嶺八幡宮のとなりにあります。

  • 龍前院の本堂です。

    龍前院の本堂です。

  • 龍前院にある五輪塔十基です。<br />五輪塔は、下から宇宙の五要素である地・水・火・風・空の五輪からなっています。<br />これら十基は、その形態から鎌倉後期から南北朝初期にかけて順次つくらたと考られていますが、源頼朝の落馬の責任をとって自害した警護の者10名の碑ともいわれているようです。

    龍前院にある五輪塔十基です。
    五輪塔は、下から宇宙の五要素である地・水・火・風・空の五輪からなっています。
    これら十基は、その形態から鎌倉後期から南北朝初期にかけて順次つくらたと考られていますが、源頼朝の落馬の責任をとって自害した警護の者10名の碑ともいわれているようです。

  • 茅ヶ崎中央公園に、戻ってきました。

    茅ヶ崎中央公園に、戻ってきました。

  • 茅ヶ崎駅北口のペデストリアンデッキにある、茅ヶ崎にゆかりのある人の手形です。。<br />左上:加山雄三さん(俳優)<br />右上:土井 隆雄さん(宇宙飛行士)<br />左下:12代目市川團十郎さん(歌舞伎俳優)<br />右下:野口聡一さん(宇宙飛行士)<br /><br />(おしまい)

    茅ヶ崎駅北口のペデストリアンデッキにある、茅ヶ崎にゆかりのある人の手形です。。
    左上:加山雄三さん(俳優)
    右上:土井 隆雄さん(宇宙飛行士)
    左下:12代目市川團十郎さん(歌舞伎俳優)
    右下:野口聡一さん(宇宙飛行士)

    (おしまい)

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