弾丸リトアニア1004　「カトリック教徒巡礼の地」　　～十字架の丘＆シャウレイ～

2010/04/30 - 2010/04/30

2010年のＧＷ休暇を利用してバルト3国（エストニア・ラトビア・リトアニア）を訪れました。リトアニア編の第1回目です。リトアニアの後には、途中で手配をしたウクライナにも立ち寄りました。その後25年ぶりにフィンランド・デンマークも訪れた超々「弾丸の旅」。夜行バスで2泊という、いつにも増してハードな行程でしたが、かなり変化にも富んだ充実した旅となりました。

各国の歴史・宗教・世界観について、深く語ってはおりません。
いつものお気楽な「なんちゃって旅行記」をご紹介します。

≪全行程≫

１日目：昼、成田→コペンハーゲン　　　[スカンジナビア航空]
　　　　夜、コペンハーゲン→タリン　　　[エストニア航空]
２日目：深夜、夜行バスでラトビアの首都・リーガへ。
　　　　早朝より、リーガ市内散策。
　　　　アエロスヴィート航空にて、キエフ行き航空券購入。
http://4travel.jp/traveler/satorumo/album/10456042/
　　　　午後、バスでリトアニアのシャウレイへ。十字架の丘散策。
≪★今回のお話はココです≫
https://4travel.jp/travelogue/10456051
夜、列車でリトアニアの首都・ヴィリニュスへ。
３日目：終日、ヴィリニュス滞在。
　　　　　※ストリートミュージシャン・フェスティバル見学。
http://4travel.jp/traveler/satorumo/album/10456055/
http://4travel.jp/traveler/satorumo/album/10457084/

４日目：午前、ビリニュス散策。　　　　　　　
　　　　午後、ビリニュス→キエフ　　［アエロスヴィート航空］
５日目：終日、キエフ滞在。
http://4travel.jp/traveler/satorumo/album/10458053/
http://4travel.jp/traveler/satorumo/album/10458408/

　　　　夜、キエフ→リーガ　　　［アエロスヴィート航空］
６日目：深夜、夜行バスでエストニアの首都・タリンへ。
　　　　早朝より、タリン市内散策。
http://4travel.jp/traveler/satorumo/album/10458847/

　　　　午前、高速フェリーでヘルシンキへ。
　　　　午後、ヘルシンキ市内散策。
http://4travel.jp/traveler/satorumo/album/10459111/　

　　　　夜、高速フェリーでタリンへ。
７日目：早朝、タリン→コペンハーゲン　　　[エストニア航空]
　　　　午前、コペンハーゲン市内散策。　
http://4travel.jp/traveler/satorumo/album/10459522/
　
　　　　午後、コペンハーゲン→成田　　　　[スカンジナビア航空]
８日目：午前、成田着。
　　　　そのまま仕事へ。

　　

≪旅の経緯≫

かねてより興味のあったバルト3国。
何度か手配しながら、仕事の都合でキャンセルとなったりで、
今回ようやく念願がかないました。

1月初旬にWEBで航空券を手配。
なぜかスカンジナビア航空のWEBサイトは、
オープンジョー（行き帰りの地点が異なること）の手配ができず、
とりあえずタリン往復で予約をし、後は現地で考えるというパターン。

本来はタリンかヘルシンキINで、
エストニア・ラトビア・リトアニア・ベラルーシ・ウクライナと
陸路で移動し、キエフOUTというのが理想だったのですが、
（もしくはこの逆ルート）
ベラルーシの査証を取得することが難しく、
今回の行程のようになりました。

前の週末にサイパンにマイレージ旅行をした関係もあり、
http://4travel.jp/traveler/satorumo/album/10452489/
http://4travel.jp/traveler/satorumo/album/10452752/
ほとんど夜を徹して仕事をすませ、4/29を迎えました。

往復のAIRとタリン→リーガのバスのみ、事前に予約済みでした。

エリア その他の観光地(リトアニア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 航空会社: スカンジナビア航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ラトビアの首都・リーガの散策を終えた後、
http://4travel.jp/traveler/satorumo/album/10456042/
バスでリトアニア北部の中心都市・シャウレイにやってきました。リーガより約2時間の道のりです。

シャウレイ自体は古い建物はほとんど残っておらず、見どころはさほどありません。

まずは両替です。リトアニアの通貨は「リタス」。1リタス＝約36円でした。

1日8本の路線バスで20分、ドマンタイという停留所で下車します。

国道から脇道に入りますが、分岐点に十字架が立っています。

十勝平野のような道を約1.5km歩いていきます。

何やらごちゃっとしたものが見えてきました。

ここが「十字架の丘」。カトリック教徒の巡礼地として名高い場所です。

19世紀よりこの場所に十字架が置かれ始めたそうです。

特にリトアニアがソ連に統治されていた1944〜1990年、もともとは独立国であったリトアニアの人々の心のより所となっていました。

ソ連軍は幾度となく十字架を焼き払いましたが、そのたびにリトアニアの人々は新しい十字架を建て続けました。

現在は世界中のカトリック教徒の巡礼地となっています。

正確な数はわからないそうですが、現在50,000以上の十字架があるそうです。

丘を横から見たところです。

この丘はどこかの教会に属している訳ではないので、誰もが自由に十字架を建てることができます。

売店には設置用の十字架が販売されていました。

街に戻ってシャウレイ駅にやってきました。

リトアニアの首都・ビリニュスへは、鉄道を利用します。運賃は、34.8ラッツ＝約1,250円。やはり物価は安いです。

1分の遅れもなく列車がやってきました。ビリニュスまでは3時間半の道のりです。

落ち着いた車両で、睡眠不足を補うことができそうです。

さあ、明日はリトアニアの首都・ビリニュスを散策します。
http://4travel.jp/traveler/satorumo/album/10456055/

この旅行記へのコメント （2）

• ちゅんちゅんさん 2010/08/27 19:48:32

  信仰深さ

  たぬき２号さん、こんにちはぁ〜♪
  
  最近『バルト3国』に興味があるちゅんちゅんです。
  
  ヨーロッパを旅行すると、宗教がいかに、人々の心の支えになっているか…日本とは宗教に対する考えというかとらえ方と言うか…その違いを感じますよね。
  
  みんなどんな思いで、ここに来て十字架を立てていくんでしょうね。
  ちょっぴり考えさせられ、そして興味深い場所です。
  
  
  

  たぬき２号さん からの返信 2010/09/01 22:58:31

  ご訪問ありがとうございます。

  ちゅんちゅんさん、こんにちは!
  ご返事遅くなって、すみません。。。
  
  十字架の丘ですが、実際に行ってみると
  天気が良かったせいもあるのですが、
  キリスト教が迫害されていた時代があったなんて
  想像できない程、明るい場所ではありました。
  
  ちゅんちゅんさんがおっしゃるように、
  宗教が特別な感覚として捉えない国(日本ですね)
  にいると、実感としてよくわからないというのが
  本音ですね。
  不謹慎ですけれど。。。
  
  ちゅんちゅんさんも、ヨーロッパあちこち
  訪問されているのですね。
  また、ちょくちょく訪問させていただきます。
  
  それでは、また^^
  
  たぬき２号