北海道フリーパスでJR北海道乗りつぶし①＿江差線と夕張線の巻

2010/04/25 - 2010/05/01

今回は観光なし。ただただ鉄道に乗りまくります。
函館-札幌の通常のルートと札幌-旭川、学園都市線と富良野線と室蘭本線の岩見沢-苫小牧（日本で最後にSLが走ったところ）は前回渡道したときに乗ってますんで、今回はその他を乗ります。
北海道観光の情報をお探しでこの旅行記にたどり着いた皆さんごめんなさいm(_ _)m
ただしグルメは少しあるかも？？

エリア 北海道

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: レンタカー ANAグループ JR特急 JRローカル 徒歩

羽田から朝一番の飛行機で函館入り。
8時半に着いたのでまずは腹ごしらえです。
朝市の中（店名忘れた）でイカ刺しとハラスで朝食です。ビールみたいなものが映っていますが私のじゃあないはずですw

函館駅前の看板。
ロシア語表記も入ってます。

まずは江差線を攻めます。

JR北海道色のキハ40です。
これからいろんな場面で出くわします。

上ノ国から江差に向かう途中で見える日本海
今回、基本的に車内から撮った写真ばかりなので、「？」な写真もあるかと思いますが、ご了承ください。

函館発10時12分、江差着12時34分。
まずは江差線制覇です。
折り返しに30分くらいあったので、「江差で昼飯」と思いましたが、江差駅前で食堂を探すことができず、自販機くらいしか見つけることは出来ませんでした。
結局昼飯抜きです（泣）

私の好きな風景
旧上磯町の茂辺地あたりから見る、函館湾をはさんだ対岸から見える函館山。
函館まであと一息です。

函館からは森へ行き、鹿部周りの函館本線に乗ります。森駅では構内に宅配ピザ屋があり、駅がピザ臭かったです。

ほらまた会った。
北海道色のキハ40w
函館本線は戦争中に勾配緩和の目的で作られた迂回線が2か所あります。
七飯ー大沼の通称藤城線と、大沼-森の通称鹿部廻りの路線です。時刻表を見ると函館から「八」の字になっているところがあるでしょ。ここです。
理由は、函館→（山を登って）大沼→（峠を越えて）森と、この区間の高低差が大きいんです。
札幌方面行の優等列車は藤城線→赤井川廻りのルートをとおりますが、鹿部廻りのルートはローカル列車しか通りません。唯一の例外は大阪行きのトワイライトエクスプレスです。
だから鹿部廻りのルートはほとんどの人が通りません。ほんとうに「ローカル線」です。
この日は雲が多く、駒ケ岳は拝めませんでした。

ここで昼飯。
知らぬ人はいない「いかめし」。

じつは森駅って海のすぐそばに建ってるんですよ。
で、以外にもホームから海が見える。

みなさん車窓から景色を撮るときはデジカメのピントを「∞」にしましょう。そうしないと手前にあるガラスにピントが合ってしまって失敗しますぞ。

誰もいなくなった・・・

流山温泉駅に置いてあった東北新幹線200系。
塗装が剥げてさびしい雰囲気です。
せっかく置いてもメンテナンスしないんだったら持ってこなきゃいいのに。街の廃車置き場といっしょじゃん（毒）

ホテルに帰ってかるく晩酌。
つまみがクレイジーとか言わないことw

函館駅
実は函館には7年ほど住んでたことがありまして、やきとり弁当とかシスコライスとか長寿庵のもりそばとか丸金のやきそばとか陣川温泉とかあいす118とかいろいろ食べたいものがあったのですが（温泉を食べる？）、今回は全てパスです。1晩しかいないし（涙）。

また「イカは朝飯」です。
え？朝からビールかって？
違います。「尿」です（尾籠な話で恐縮です）。

スーパー北斗1号で長万部に移動。
今朝は素晴らしく晴れています。

今日は駒ケ岳がよく見えますが、頂上に雲がかかっているのがイマイチですね。

森を過ぎると噴火湾沿いを走ります。

およそ1時間10分で長万部に到着。
倶知安廻りで札幌に向かいます。
かつて札幌に向かうメインストリート（国道5号線）は長万部駅前を通っていて、それなりに活気があったのですが、今は海沿いにバイパスができたためにここは車が通らなくなってしまいました。

長万部駅に到着する北斗星。
一部の悪質撮り鉄みたいに線路には入っていませんよ。
あ、そうそう、今回はいわゆる「山線」を通って札幌へ向かいます。札幌へのメインは室蘭本線経由なんですけどね。

長万部なのでかにめし購入。
駅構内で「かにめし」は売っていません（キヨスクでもお取り寄せです）。駅前の旧国道5号線を渡り、札幌方面（左手）に30秒くらい歩くとかにめし販売所があります。

鉄道にとっては結構な勾配ですぞこれは

比羅夫駅のホームにある民宿（列車が到着する横でジンギスカンをやっている、あの民宿です）。

倶知安駅の横にある体育館。周りの雪の量が・・。
屋根からの落雪で生き埋めになり、春の雪解けまで発見されない事故がたまにあります。屋根からの落雪には十分注意しましょう。

申し遅れました。わたくしJR北海道仕様のキハ40と申しますw

羊蹄山も頂上付近は雲がかかり・・。
照れ屋さん

長万部から小樽まで3時間半かかりました。素直に特急に乗っていれば札幌に到着している時間です。しかし今回の旅の目的は列車に乗ることですので（何が楽しいかって？旅の楽しみは移動そのものにあるw）。
小樽からは久々の電車。快速エアポートです。

小樽から快速エアポート新千歳空港行に乗って千歳で夕張行きに乗り換え。
夕張行きはおなじみキハ40です。

夕張駅。
後方はマウントレースイスキー場

北海道のローカル線には高倉健と倍賞千恵子がよく似合う。

夕張線完乗ののち、折り返しの列車にて。
駅前にあるので駅前食堂。

札幌に戻る途中、新夕張（旧紅葉山駅）で特急に乗り換え。でも1時間もあり、マジへこむ。その理由は時間を潰せるものが何もないから。

駅から見た紅葉山集落全景。石勝樹海ロード（国道274号線）が通っていて、札幌から帯広、釧路方面に車で行くときは必ずここを通ります。また、高速道路の夕張ICもあるのですが、単なる通過地点になってしまっています。
ただ、交通取り締まりの要注意ポイントはまさしくこの集落内です。ご注意を。

営林署の建物。
窓にかかる階段は、積雪時にはここから入るという意味でしょうか？

夕張市がカレーそばに力を入れているのは知りませんでした。
そういえば以前夕張でおいしいカレーそばを食べた記憶があるのですが、場所をよく覚えていませんでした（後で聞いたらその店のご主人が体調を崩してしまい、商売をやめてしまったそうです）。
隠れた名物、夕張のカレーそばですぞ。

1時間の放置プレイのあと、スーパー十勝札幌行き入線です。都会に帰れるw