2010/01/27 - 2010/02/10
281位(同エリア748件中)
namiさん
2010年1−2月に世界遺産を中心にベトナムをビザなし限界の15日で縦断しました。5日目は、世界遺産フエの王宮群とミンマン帝廟、カイディン帝廟、トゥクドゥック帝廟等の歴代王の帝廟を巡る一日ツアーに参加します。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 自転車
- 航空会社
- アシアナ航空
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バルコニーに朝日が当たります。
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これまで、一泊1000ドル以上の部屋からユースホステルに至るまで、家族旅行や出張や一人旅、いろいろな街でいろいろなホテルに泊まりましたが、この部屋は気持ちが良くて過不足がなく、確実にベスト10に入ります。豪華すぎる続き部屋とかは一人で泊まると落着かない感じがありますし、必要で十分、過不足がないというのは居心地の良さにとって必須の条件です。
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天井のファンが、実用的なものだと初めて知りました。ゆっくりまわすと自然な風で、締め切ってクーラーを効かせるより気持ちが良いのです。すくなくとも、この朝はそうでした。
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昨日フロントで頼んでおいた一日ツアーに参加します。ベトナムは現地ツアーシステムが大変うまく機能していて、楽に格安ツアーに参加できます。それも英語ガイドのツアーなら格安です。
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たとえば、今日の一日ツアーはバス、船、昼食付きで8ドル。ロビーで待っているとツアー会社の係員が呼びに来てくれ、ホテル近くで参加者を小集合させそこにバスがやって来るのが一般的です。
こんなに旅行しやすい国は滅多にないという感じです。 -
先ずはバスで王宮に向かいます。これは王宮前の広場。
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王宮の入口で少し説明を聞きます。
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これは門の上部ですね。
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王宮内には象も歩いています。
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今日は日に焼けそうです。
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ベトナムは盆栽文化があるようです。
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この門はベトナムに特徴的な門です。一つ一つに、なかなか良い文字が掲げられています。
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なかなか壮大な建築群で、全部残っている訳ではありませんが、それでも見て廻ると一日かかりそうです。今日は一時間もないので、本当にさわりだけという感じです。
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これはゲームの道具です。後ろの説明図を見れば一目瞭然の、なかなか面白そうな遊びです。
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修復中の建物もあります。
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写真を撮っていたら、グループを見失いました。はぐれたら元のバス駐車場に行けば良いと言うことだったので、時間は気にしつつ、歩きまわります。
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王宮に行くとき、イギリスから来た金融業の男性が歩きながらリーマンショックの話とかしてくるのに気を取られ周囲を見ておらず、駐車場に戻るのに苦労しました。昨夜、ライトアップを期待して王宮前に来ていなかったら、おそらく戻れなかったと思います。
着いたら着いたで、自分のバスをはっきり覚えておらず焦りましたが、なんとか合流できました。
ここで教訓。自分のバスとガイドの顔は先ず写真に撮っておいて、見分けがつくようにしておく事。
これは重要で、この後、いろいろなところで随分役に立ちました。 -
車窓から撮った王宮の南西の端っこ。
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ティエンムー寺の手前の住居と庭園。名前は忘れました。
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この館の主が、ここで寝ながら本を読んでいたと思われます。風通しの良い部屋です。
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ティエンムー寺の塔。7層21mあるそうです。
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ティエンムー寺からみたフォーン川。
のんびりした景色です。 -
この門から入っていきます。なかなか奥の深い寺です。
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堂内は土足厳禁。
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最深部の一画。
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街にいったん戻って昼食です。
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おまけの昼食なので、豪華なものではありませんが、ビュッフェ式にいろいろ好きなものを取ってきて食べます。
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このSTOP&GOカフェはツアーと密接に結びついているようです。欧米人の旅行本であるロンリープラネットでも、好評だそうです。
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午後は近郊の帝廟めぐりです。
入場料はひとつひとつ別々で、一箇所5万5千ドン。
3百円弱ですが個人持ちなので、もともと8ドルのツアーだということもあり、中に入らない人もいます。
先ずはミンマン帝廟。中国風です。 -
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空から見るとこの池や霊廟が人の形を成しているそうです。どうりで池の縁が意味ありげな形です。
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子供が魚を取っていました。
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霊廟入口手前の売店。
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バスでいよいよカイディン帝廟に移動します。
昨日フエの街を歩いたときにカイディン帝の住んだことのある建物を見ているので、もう知っている人という感じがあり「いよいよ」の形容になります。あのカイディン帝さんのお墓ですから、要注目です。 -
入口からして期待が持てます。
門はベトナム風ですが、大きな階段がつくことで、妙に古代巨石文明風の印象が漂います。実際にはカイディン帝の死後に作られたのですから100年も立っていない物です。
上に伸びていく垂直構造の霊廟です。 -
ここも5万5千ドン。ここは人気が高く全員入ってました。
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龍の緑眼です。良い感じです。
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龍はもれなく階段の両側にいます。
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アンバー眼の龍もいます。
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カイディン帝の坐像です。
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壮大な建物ではありませんが、中身が詰まった稠密な印象があり、よい霊廟と思いました。好きです。
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これも良い。
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なかなかのものです。
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カイディン帝廟を出た所で、バスの配車の都合で20分ほど待ちます。
あたりの写真を撮ったりしていました。 -
お線香などを売っている店に寄ります。
ベトナムの線香は派手で絵になります。 -
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見ているそばで、粘土の塊のようなものから線香を作っていきます。
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なかなか味のある配置です。
この項続く -
次のツゥクドゥッック帝廟に向かいます。
バス移動はまことに楽チンです。 -
ツゥクドゥッック帝廟も5万5千ドン。驚いたことに欧米組の1/3位が入場しません。なかなかシビアな観光客です。ここは広いらしいので、もう疲れたということかもしれません。
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気のいい切符売り場の女性。
中国では考えられない愛想の良さです。 -
帝廟前のお店です。午後の日ざしがきれいです。
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結構大きな蓮池があり庭が広がります。
この帝廟も空から見ると人の形というもののようです。
良い池と涼しげな建物です。 -
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午後の日が傾いてきてとても良い光です。
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このフエ郊外の歴代王の帝廟群は一つ一つにそれぞれ特徴がありとても楽しめます。入場料に考え込むこと無しに当然すべて入るのが正解です。ベトナム物価で考えると高いように思えても、実は安いんです。
トゥクドゥック帝廟はカイディン帝廟のような派手さはないんですが、庭も、建物も見所満載。さすがに世界遺産です。 -
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すっかり夕暮れの光になってきました。
でも実はここから日没までが永いんです。 -
このツアーは帰りはバスではなくてフエまで舟で帰ります。なんと盛りだくさんでえらいツアーでしょう。このツアーが8ドルだと思い出すと、さらに嬉しさが増します。
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チャンティエン橋近くの観光船乗り場に5時過ぎに到着。ここでツアーは解散です。
バスでいろいろ巡るツアーは、自由がきかずよろしくないのではと思っていましたが、このフエのツアーは移動距離がそれほど無いため、それぞれのポイントでそこそこ見学時間が取られています。効率的でなかなか良いものでした。お奨めできます。
夕食は、もう常連客化してきたニナカフェで定番の焼き春巻きとかステーキを食べます。昨夜も会った若い人達とビールを飲みました。旅の話で盛り上がりました。
朝起きた瞬間から、ほぼ完璧な旅の一日でした。
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