横須賀の戦争遺跡を巡る旅(4)－第三海堡

2006/11 - 2006/11

　横須賀新港から船を貸し切って東京湾内横須賀本港近海の戦争遺跡を見学しに出かけた。「60年前のものが遺跡だなんて。」と思ったが、幕末から明治時代にかけて東京湾の要塞化がなされた。明治時代の富国強兵では軍港や造船所も造られたのだ。
　戦争で飛行機が主戦力となることを示したのは、太平洋戦争の端緒を開いた真珠湾攻撃であり、それ以前は、黒舟来航以来戦艦が戦いの趨勢を決めた。江戸や帝都東京を敵の攻撃から護る要塞は東京湾に侵入する船に対するものであった。しかも明治時代はレンガ造りで要塞が造られた。湾内浦賀水道にある第一海堡では波打ち際に壊れたレンガ造りの施設が見え、第三海堡では大型クレーンが立ち並び撤去工事が行われていた。
　大型コンテナ船が行き交い、休日で沢山の釣り船が漂うのどかな東京湾であったが、戦争遺跡ははるか遠い明治の面影を色濃く残していた。猿島要塞などは確かな遺跡でもあった。
　第三海堡は今や邪魔者であり、船舶の航行に支障をきたし、しばしば事故を引き起こしている。このため海深13mを確保するまでに掘削するその工事中であった。
　戦争遺跡もこのようにして影も形もなくなっていく。時代が流れたということだろう。
（表紙写真は第三海堡の撤去作業）

エリア 横須賀(神奈川)

猿島。

走水遠望。

横須賀遠望。

観音崎。

横須賀遠望。

走水沖。

姿を現す第三海堡。

第三海堡。

観音崎沖。

沖の釣り船。

第三海堡。

走水沖。

猿島方面。

さっそうと過ぎる黄色い釣り船。

観音崎沖のヨット。

走水。

走水。

猿島。

第三海堡。

第三海堡。

第三海堡。

第三海堡。

第三海堡。

第三海堡。

第三海堡。

第三海堡。

第三海堡。

第三海堡。

沖のヨット。

ヨットには二人乗っている。

第三海堡。

観音崎。

観音崎。

観音崎。房総半島は霞んでいる。

大津の辺り。

沿岸近くでも工事が。

大津辺り。

沿岸近くでも工事が。

観音崎と観音崎灯台。

観音崎と観音崎灯台。

観音崎との先っぽ。

観音崎との先っぽ。

観音崎との先っぽ。

観音崎。

観音崎灯台。

観音崎の向こうには久里浜の東電火力発電所の煙突が見える。

観音崎。

大津辺りの森。

猿島方面。

走水の防衛大。

走水下の沿岸。

観音崎のレーダー施設。

コンテナ船。

コンテナ船。

海の工事現場。

大津辺り。

二人で釣り。

二人で釣り。

大型船舶。

船腹に書かれたL.N.G.とは液化天然ガスのことか。

海の工事現場。

海の工事現場。

大津辺りの森。

船体には「すばる」とある。釣り船ではない。警備艇か。Webで調べると、「拳銃等の船舶を使った密輸を阻止する為に導入された監視取締艇　密輸船側に察知されないよう、市販されているボートに監視取締艇としての艤装を施している。　原型はヤンマーディーゼルの小型クルーザーFZ-27B」とある。密輸を取り締まる監視取締艇のようだ。

浜の大きな３つの屋根はお寺か神社の屋根だろう。

大津辺り。

大津辺り。

大津辺り。

走水の台地の上。

猿島。

風を受けてヨットが進む。

風を受けてヨットが進む。

海の工事現場。

海の工事現場。

海の工事現場。

船を追い越していくボート。

海の工事現場。

海の工事現場。

海の工事現場。

海の工事現場。

海の工事現場。

猿島。

横須賀の街。

堀ノ内方面。

安浦辺り。

横須賀中央辺り。

横須賀中央辺り。

横須賀中央辺り。

横須賀中央辺り。

横須賀本港辺り。

猿島。

横須賀米軍基地辺り。

猿島。