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打ちっぱなしのコンクリートに囲まれた、飾り気の無い礼拝堂。<br /><br />音は空間を駆け巡り、祈りの場に降り注ぐ。<br /><br />そして、このモノクロの部屋に色を添えるのは、<br />訪れる参拝者と、刻刻と変わる光の十字架。<br /><br /><br />◎茨木春日丘教会 HP<br />http://www.asahi-net.or.jp/~nv3n-krkm/<br />

光の教会

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2010/01/17 - 2010/01/17

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ぼすとんばっぐ

ぼすとんばっぐさん

打ちっぱなしのコンクリートに囲まれた、飾り気の無い礼拝堂。

音は空間を駆け巡り、祈りの場に降り注ぐ。

そして、このモノクロの部屋に色を添えるのは、
訪れる参拝者と、刻刻と変わる光の十字架。


◎茨木春日丘教会 HP
http://www.asahi-net.or.jp/~nv3n-krkm/

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  • 万博公園からも徒歩圏内、<br />モノレール阪大病院前駅から歩いて約15分のところにある茨木春日丘教会。<br /><br />この教会は、通称‘光の教会’と呼ばれる。

    万博公園からも徒歩圏内、
    モノレール阪大病院前駅から歩いて約15分のところにある茨木春日丘教会。

    この教会は、通称‘光の教会’と呼ばれる。

  • 設計者は安藤忠雄。<br /><br />打ちっぱなしコンクリートの壁に大胆に入った十字のスリット。<br /><br />外から見ると地味な光景だが、教会堂の中へ入ると・・・<br />このスリットが、この教会堂唯一の光の十字架を創り出す。

    設計者は安藤忠雄。

    打ちっぱなしコンクリートの壁に大胆に入った十字のスリット。

    外から見ると地味な光景だが、教会堂の中へ入ると・・・
    このスリットが、この教会堂唯一の光の十字架を創り出す。

  • 十字のスリットだけではなく、自然光がコンクリート内に入るよう、様々な工夫が見られた。

    十字のスリットだけではなく、自然光がコンクリート内に入るよう、様々な工夫が見られた。

  • 中庭の団欒の場。<br /><br />二本のスリットが壁のアクセント。

    中庭の団欒の場。

    二本のスリットが壁のアクセント。

  • 謎めきを感じた石の階段。

    謎めきを感じた石の階段。

  • 奥行きを感じさせる三角形マジック。

    奥行きを感じさせる三角形マジック。

  • 入り口前の待合所。<br /><br />ほんわりと射し込む光の縁。

    入り口前の待合所。

    ほんわりと射し込む光の縁。

  • この場所に柔らか味と安定感を与える、丸い大きな柱。

    この場所に柔らか味と安定感を与える、丸い大きな柱。

  • 丸いカーブが効いた屋根。<br /><br />ここまで見ても、華美なものは一切なし。<br />シンプルなコンクリート素材を活かし、フォルムを際立たせている。<br /><br />この教会はプロテスタントに属するらしい。<br />

    丸いカーブが効いた屋根。

    ここまで見ても、華美なものは一切なし。
    シンプルなコンクリート素材を活かし、フォルムを際立たせている。

    この教会はプロテスタントに属するらしい。

  • 小さな十字架が入ったガラス扉を開け、受付へ。

    小さな十字架が入ったガラス扉を開け、受付へ。

  • まず、最初は教会堂で礼拝することを勧められる。<br /><br />が、旅行記の順番として、後で行く教会ホールから載せることに。<br /><br />こちらも同じく安藤忠雄設計(1999年に完成)。<br />ここでは、主に教会学校が開かれるらしい。<br />教会堂がモノクロの空間に対し、こちらはナチュラルな木の色が広がる明るい空間。解説書によると、教会堂と教会ホールは双方補うように造られたとのこと。<br /><br />この教会ホールもシンプル。

    まず、最初は教会堂で礼拝することを勧められる。

    が、旅行記の順番として、後で行く教会ホールから載せることに。

    こちらも同じく安藤忠雄設計(1999年に完成)。
    ここでは、主に教会学校が開かれるらしい。
    教会堂がモノクロの空間に対し、こちらはナチュラルな木の色が広がる明るい空間。解説書によると、教会堂と教会ホールは双方補うように造られたとのこと。

    この教会ホールもシンプル。

  • 隙間から射し込む自然ライト。

    隙間から射し込む自然ライト。

  • 二階へ続く階段。丸い木の手摺が優しい。

    二階へ続く階段。丸い木の手摺が優しい。

  • 木のパテーションで仕切られた小さな通路。<br /><br />それでも明るい。<br />電気を使っているわけではなく、大きな窓から差し込む光と・・・

    木のパテーションで仕切られた小さな通路。

    それでも明るい。
    電気を使っているわけではなく、大きな窓から差し込む光と・・・

  • 天窓からの光。<br /><br />頭上に現れた空が何だか神々しい。

    天窓からの光。

    頭上に現れた空が何だか神々しい。

  • 教会ホールの10年前に建てられた、教会堂へ(1989年に完成)。<br /><br />最初にこの教会の通称が‘光の教会’と書いたけれど、正確に言うと、この教会堂が‘光の教会’という名前を持つ。<br /><br />中へお入り下さいと案内をしてもらったが、目の前には大きなガラス窓があるだけで入口が見つからない、と思っていると・・・・・<br /><br />

    教会ホールの10年前に建てられた、教会堂へ(1989年に完成)。

    最初にこの教会の通称が‘光の教会’と書いたけれど、正確に言うと、この教会堂が‘光の教会’という名前を持つ。

    中へお入り下さいと案内をしてもらったが、目の前には大きなガラス窓があるだけで入口が見つからない、と思っていると・・・・・

  • ・・・この大きなガラスの窓が扉だった!!!<br /><br />開けてみるまでは、この窓が横にスライドするなんて思いもしなかった〜。<br /><br />と書きはしたものの、これから行こうと思っている方のサプライズ度が下がってしまったら、ごめんなさいっ。

    ・・・この大きなガラスの窓が扉だった!!!

    開けてみるまでは、この窓が横にスライドするなんて思いもしなかった〜。

    と書きはしたものの、これから行こうと思っている方のサプライズ度が下がってしまったら、ごめんなさいっ。

  • 頭上に続く、天井までのガラス窓。

    頭上に続く、天井までのガラス窓。

  • そして、コンクリートの境界を越えて聖なる祈りの場へ。<br /><br />この入口、入口というより、石のゲートをくぐるという感じだった。神秘的なゲート。

    そして、コンクリートの境界を越えて聖なる祈りの場へ。

    この入口、入口というより、石のゲートをくぐるという感じだった。神秘的なゲート。

  • コンクリートに囲まれた、シンプルな教会堂。<br /><br />先ほどの教会ホールと違い、ダークな木の色が広がるモノクロの空間。<br /><br />この教会堂は、低コストの中で、困難な局面を迎えながら、ようやく完成したらしい。その際の熱い思いがパンフレットに安藤忠雄の挨拶文として書かれていた。<br />

    コンクリートに囲まれた、シンプルな教会堂。

    先ほどの教会ホールと違い、ダークな木の色が広がるモノクロの空間。

    この教会堂は、低コストの中で、困難な局面を迎えながら、ようやく完成したらしい。その際の熱い思いがパンフレットに安藤忠雄の挨拶文として書かれていた。

  • 教会堂内にあったボッシュ社製パイプオルガン。<br /><br />このコンクリートの空間で、どのような響きを聴かせるのだろう。

    教会堂内にあったボッシュ社製パイプオルガン。

    このコンクリートの空間で、どのような響きを聴かせるのだろう。

  • 入口の壁いっぱいのガラス窓から入る自然光が隙間から漏れ出る。

    入口の壁いっぱいのガラス窓から入る自然光が隙間から漏れ出る。

  • サイドにも大きな窓が。<br />明りを入れすぎないようにコンクリートの壁で調整をしているのかな。

    サイドにも大きな窓が。
    明りを入れすぎないようにコンクリートの壁で調整をしているのかな。

  • 明りを取り入れすぎないように工夫をしているのは、際立たせたい光が他にあるから。<br /><br />それは、正面に堂々と現れた・・・<br /><br />

    明りを取り入れすぎないように工夫をしているのは、際立たせたい光が他にあるから。

    それは、正面に堂々と現れた・・・

  • ・・・光の十字架。<br /><br />ステンドグラスでは無く、光そのものの輝き。<br />装飾と呼ばれるものは無い、この教会堂唯一の十字架。<br /><br />教会の見学時間は決められているので、行かれる方は表紙のHPでご確認を!

    ・・・光の十字架。

    ステンドグラスでは無く、光そのものの輝き。
    装飾と呼ばれるものは無い、この教会堂唯一の十字架。

    教会の見学時間は決められているので、行かれる方は表紙のHPでご確認を!

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この旅行記へのコメント (2)

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  • くろねこさん 2012/11/08 18:38:25
    はじめまして
    こんばんは。
    来週に大阪に行こうかと思っていますw
    そこで、光の教会にも行きたいのですが見学をするにはどうしたらいいのでしょうか?
    ホームページをみたのですが書いてなかったので・・・。

    よかったらご返信お願いします。

    ぼすとんばっぐ

    ぼすとんばっぐさん からの返信 2012/11/13 18:53:09
    返信が遅くなり、すみません!
    はじめまして、くろねこさん。

    メールのチェックが出来ておらず、返事が遅くなりました。もう、既に解決されていたら、申し訳ないです。

    光の教会の見学は(同行者4名以下の場合)、見学可能日の午後1時半から4時の間であれば、自由に見学が出来ます。今週は本日と(ごめんなさいっ)、土曜日17日の予定になっています。

    礼拝に参加する場合は、見学予約フォームで前日までに送信する必要があります。

    http://ibaraki-kasugaoka-church.jp/
    のページからJapaneseをクリックして(ここで迷われたのかな)、次のページ一番下の‘見学について’を開けると詳細が書かれています。宜しければ一度ご覧下さい。他に何かあれば、またご連絡下さい(次は気をつけますね)

    ぼすとんばっぐ

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