2010/03/27 - 2010/03/27
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井上@打浦橋@上海さん
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3月27日に、上海で大人気の四川料理屋・辛香匯に行ってきました。
噂にたがわず旨くて安かったです。
2週間前でも予約が入らない人気店ですが、4時ごろに店に行って待ってれば、何とか席は取れると聞いていましたので、4時半に店に行きました。でも、もう、店の中は満杯ですし、待合室も人で一杯。
ああ、ダメだ、こんなところ、別のところへ行こう、近くの居酒屋の白木屋へ行こう、とカアちゃんに言いましたら、白木屋は何度も行ってるし、ココは絶対旨いはず・・・。それに娘も同調しましたので、じゃあ、君達はここで待ってろ、俺は近くをぶらついてくるから、となったのでした。
近辺をぶらつき、5時に戻ってきても、まだまだ番は回ってこない。再び外をぶらつき、5時40分に戻ってきましたら、あと1つ・・・で、結局席に着いたのが5時45分。
客層は圧倒的に若者ですね。そして、友達同士と思われる賑やかなおばちゃん連中、家族連れ・・・・。
席に着き、点菜となったんですが、それが面倒くさい。
液晶画面がついた端末がメニューでして、その画面を切り替え、指タッチで点菜するんです。コレがおじさんには面倒くさい。と言うことで娘に任せました。
たっぷり食って3人で150元でした。いまどき、上海で、3人で食って、この価格には滅多に出会えません。いや、サイゼリアでしたら、3人で100元前後でいけますが・・・(もしかすると、今、上海で一番安いのはサイゼリアかも、としょっちゅう思っています)、とにかく、安くて旨かったですね。
この辛香匯は上海に数店あるようですが、
この日行ったのは、そのうちの淮海中路×東湖路にある店。電話での予約は本部で一括引き受けてるわけでして、我々は1週間前に電話しましたが、もう席が取れなかったので、当日現地に早めに乗り込んだと言うことです。
■■■以下に、その日に我々が食い飲みしたものを列記します。
さて、うろついた、東湖路近辺は、やはり、なかなかのところでしたね。日本料理屋がいくつかあり、フランス人経営のパン屋あり、イタリア人で賑わうイタリア料理屋あり・・・とイイ雰囲気の街並みです。「桜」(・・だったかな?)と言う日本人経営の和菓子屋があったんですが、それはもうなくなっていましたね。オフ会を何度かやった保羅酒楼もこの辺りにあるのです。
襄陽北路と淮海中路の北東角にある襄陽公園も小さいですが格調高い公園です。そして、東湖路といいますと、なんといっても東湖賓館なんです。ココは、昔の青幇(チンパン)のボス、杜月笙・・・当時の上海の裏社会ばかりでなく、表社会にも顔を利かせていた大親分のお屋敷だったところですが、そこで、この日はは新発見をしたのです。ホテルの庭に入り込みましたら、なな・・なんと、立派な桜の木が1本。そして桜が殆ど満開の状況にあったのです。
何度か、この庭には入り込んでいますが、桜の木があったのは気がつきませんでした。
へえ・・・桜が、こんなところにあるとは・・・なんで桜なのか・・・いつ頃植えられたものなのか・・・どういういきさつで・・・イロイロ思いをめぐらしましたね。
ということで、席を待つ間に東湖路の再発見をしたということでした。
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毛巾、箸 2元×3人=6元
茶水 1元×3人=3元
百威ビール 10元×2本=20元
番茄青魚 48元
鉢鉢鶏 28元
三絲拌金針 10元
拌西葫瓜 6元
魚香茄子 12元
酸女乃芦荅鮮果 15元
米飯 1元×2椀=2元
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
以上合計150元でした。
納得の味と価格でした。
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これは辛香匯・淮海中路店がある東湖路の周辺図です。
辛香匯は淮海中路から東湖路をチョイ行った右に建つ嘉華坊の3階にあります。
嘉華坊は嘉華中心と言う大きなビルの付帯建物ということです。
ココへ行くには、地下鉄ですと1号線の陝西南路駅が近いです。
東湖路は上海の銀座通りといわれる淮海中路のわき道ですが、なかなかしゃれた店が集まる道なのです。その先の新楽路なども、そういう道ですね。
私が好く行く博多新記や、古くから外国人に人気のある葡萄園というレストランなどもあります。また、去年、日経新聞に連載されたいました「甘苦上海」で話題になった首席公館酒店というオールド上海っぽいホテルなんかもあります。
また富民路には、やはり欧米人に人気の保羅酒楼もあります。 -
我が家からは近いんですが、バスが不便ですので、タクシーで来ました。
距離は2.4kmくらいでしたね、ですから料金は12元でした。
着いたのは4時半。
目の前に見えるのは東湖賓館です。
東湖賓館は、もう1つあるのです。 -
嘉華坊の3階に上がりました。
まだ4時半だというのに、店の中は満杯。
そして、待合室も満杯。
席の予約はディスプレー上でします。
席の種類は3つ。
大卓と中卓と小卓。
我が家は3人ですので小卓です。
イロイロ指タッチして、小卓をタッチしましたら24番の予約票が出てきました。
それ見て、ああ、まず1時間は待つな。
じゃあ、ということでカアちゃんと娘を残して。私は外をぶらつきに行ったのでした。 -
東湖路を北西方向に行き、振り返りました。
道の先、左に見える高層ビルが嘉華中心ですね。
右の樹木の内側は東湖賓館の敷地です。 -
コレはフランスパン屋です。
最近開店したのかもしれません。
中では無精髭をはやした(いや、あれはオシャレなんでしょう)フランス人らしき青年が、ああだ、こうだ店員に指示をしていました。 -
これは東湖路の奥のほうにある東湖賓館の門です。
ここが、青幇(チンパン)という集団のボスのお屋敷だったところです。
そのボスの名は杜月笙と言いまして、当時の上海の裏社会ばかりでなく表社会にも顔が利いた大親分なんです。
今はホテルとなっている首席公館も彼の自宅だったとか・・・。 -
さて、その東湖賓館の中に入り込み、ビックリしましたね。
ななな、なんと・・・・桜があったのです。
殆ど満開の状態でしたね。
何度か、ここには入り込んだことあるんですが、桜の木があったとは・・・・。
一番下の画像は4年前の4月に撮ったものです。
この画像の右奥の木が桜だったんですね。
しかし、なんで、ココに桜が・・・・
いつごろ植えたものなのか、どういういきさつで植えられたものなのか・・・
木の大きさからしますと、20年位前なのか、もっと古いのか・・・・。 -
東湖路から新楽路に入りました。
右には東湖賓館の裏口が見えます。
その対面にはフランス料理屋があります。
フレンチビストロ・Des Lysと言うらしいです。
でもって、ココの客は99%欧米人だとか・・・
そんなことが下記に載っていました。
http://ameblo.jp/smileaway/entry-10419039755.html
ココも
http://ameblo.jp/gucciman-ikkob/entry-10402467143.html
詳しいです。
以前、この辺りにはさくら堂という和菓子屋があったんですが、どうやらなくなってしまったようです。
去年の今頃、そこでイチゴ大福を買ったのに・・・・
一番下の画像が、4年前のさくら堂です。 -
新楽路からまた東湖路に戻ってきました。
そこにあるのがイタリア・レストラン。
ココも席を占領してるのは欧米人。 -
そのイタリア・レストランのある辺りから、東湖路を振り返りました。
左の竜宮城みたいな建物は何でしょうか・・・。
右の建物は、何か・・・・
近づいてみましたら、モンテッソーリ幼稚園のようです。
ああ、ここにあったんだ・・・ -
竜宮城のような建物は茶茶という日本料理屋でした。
『見て、食べて楽しむ ワンランク上の大人のダイニング』
となっています。 -
5時に辛香匯に戻り様子を見に行きましたが、順番が回ってくるのは、まだまだのようです。
ということで、また外をぶらつきました。
今度は淮海中路をチョイ東まで。
襄陽北路まで来まして、襄陽公園を覗いてみようとなりました。 -
襄陽公園に入り込みました。
この広い道は淮海中路と襄陽北路の角から公園の中心部へ向かう道でして、斜めに延びる道です。
正面には六角亭という中国風の東屋がありますが、中国的なものはそれだけで、全体的には欧風な公園となっています。
下の画像は4年前の4月17日のものです。
もう、両脇の街路樹の枝には青々とした葉がビッシリ。
今年は春の訪れが遅いのか、まだまだ寒々としています。
あと20日で、青々とするのでしょうか・・・・なりそうもないような・・・いや、チョッと暖かくなると一気に芽が出だし、青々とした葉が生い茂るのかもしれません。 -
手前のベンチには欧米人の男性と中国人女性のカップルが。
向こうでは、おばさんと、おじさんが太極拳をしています。
別の方向からも撮ってみました。
おばさんの赤いセーターは目立ちます。 -
斜めの道を逆方向から撮りました。
上が寒々で、下が青々です。
下の画像ではおばさん2人が社交ダンスを踊っています。 -
まだまだ冬の公園という感じですね。
-
淮海中路に出て、東へ行きますと、左にミスタードーナツがあります。
辛香匯での食事の後、ココでドーナツを5個買いました。
下の画像は4年前のもの。
外装が、相当変化していますね。 -
ミスタードーナツがある辺りから南方向を見渡しました。
遠くに見える高層ビルはプルマン上海スカイウェイと言う5星ホテルです。
我が家は、その右下あたりです。
右手前の2つのビルは茂名大楼です。
下は4年前のもの・・・・
相当様子が、今とは違いますね。
そうだ、あそこに吉野家があったんだ・・・・そして、その奥の敷地にはニセモノ市場として有名だった襄陽服飾礼品市場があった。
とにかく上海は変化が激しい、いろんな店が消えてなくなり、新たに出来ていく。
とにかく消長が激しいなぁ、と思うわけです。
3ヶ月で消えていく店もあります、1年続いていれば、長いほうです。
新楽路にあった和菓子屋は、「石の上にも3年」の日本精神で5年ほど、頑張ったわけですが、それでも、イロイロ難しい局面にぶつかり、とうとう・・・そういうことなのかもしれません。
フランス人経営のフランスパン屋が、来年も生き残っているかどうか・・・。 -
陝西南路手前まで来ました。
右には巴黎春天という百貨店が見えます。
この風景は10年前と変わりないような・・・。 -
もうそろそろ、と言うことで店に戻りましたら、あと1つということでした。
そして、席に座ったのが17時48分。
他のテーブルは勿論満杯。
バースデイケーキを持ち込み、誕生会をやってる若い女性グループもいました。 -
さて、これはその日に食ったり飲んだりしたものです。ココにご飯2碗だけは入っていませんが、これらの合計が150元でした。これは今時、上海では、非常に安い価格です。我が家3人で、通常で300元で、場合によっては400元になりますからね。ココ3・4年でグッと外食価格アップしてきています。
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【毛巾、箸】 2元×3人=6元
箸が一緒なんで、要らないというわけには行きません。
いつもは、1元でも、要りません、と言って、引き取らせるんですが・・・。
【茶水】 1元×3人=3元
【百威ビール】 10元×2本=20元
百威はバドワイざーのこと。ビールが10元というのは良心的です。
【鉢鉢鶏】 28元
バンバンジー(棒棒鶏)がないか、と聞きましたら、ボウボウジーならある、と言うので頼みました。でもコレは大満足。しかし、上海の四川料理屋では、今までバンバンジーに出会っていないのです。
【三絲拌金針】 10元
えのきの和え物。ニンジンと青物野菜の細切りも。
【拌西葫瓜】 6元
西葫瓜はゆうがおのことらしいです。つまり、日本でいいますとコンニャクの原材料ですね。それの糸きりのサラダ・・・コレは結構いけました。
【番茄青魚】 48元
この日の一番高い料理。白身の魚の薄切り片を一旦油で揚げて、それをトマトスープに入れ込んだもの。洗面器のような大きさのどでかいお碗に入っていまして、勿論全部は食いきれませんでした。
【酸女乃芦荅鮮果】 15元
アロエや果物のヨーグルト和え。娘が頼んだんですが、 量が多くて3人で食いました。正確な字面は画像をどうぞ。
【魚香茄子】 12元
コレ最後に出てきたので余ってしまい、打包して持ち帰りました。
【米飯】 1元×2椀=2元
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以上合計150元でした。納得の味と価格でした。
なお、食い終わって、店を出ましたら、待合室は、まだ人で一杯でした。19時でも、まだまだ山は超えないようです。21時(夜9時)頃にならないと、待たずに入る、というわけには行かないのかもしれません。あるいは、夜9時でも、難しいのか・・・ -
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この旅行記へのコメント (2)
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- Rockyさん 2010/04/01 12:19:16
- 17時48分。
- 井上@打浦橋@上海さん
>そして、席に座ったのが17時48分。
イャ驚きです!随分待ったんですね。
それでも、充分勝ち有り食。
次回、この店に挑戦です。Rocky
- 井上@打浦橋@上海さん からの返信 2010/04/02 06:49:05
- 辛香匯、1時間待ちは当たり前・・
- Rockyさん、どうも。
辛香匯は上海市内に5・6店あるらしいんですが、
どこも2週間前でも予約が満杯になるとか・・。
なんで、そんなに人気があるのか・・・
それは行ってみて、分かりましたね。
とにかく安い、そして旨い。
コレですね。
予約がダメなら、早めに行くしかない・・・
でも、最低1時間は待つことを覚悟ですね。
次回、Rockyさんが上海に来た時には一緒に行きましょう。
しかし、それまでに、この店が今の状況を保っているかどうか、
あるいは存在してるかどうか・・・とにかく上海は消長が激しいのです。
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