2010春、三分咲の三好池の桜(1/4)：ソメイヨシノ、三好公園、三好池、三好池神社

2010/03/27 - 2010/03/27

三分咲の三好池のソメイヨシノです。三好池は、名古屋市の東部、愛知用水の調整池です。
愛知用水は1957年に着工され、1961年に竣工しました。愛知県の尾張丘陵部から知多半島にかけての一帯に農業用、工業用、上水道用の水を供給する用水です。岐阜県八百津町から知多半島南端の南知多町に至る112キロの幹線水路と、幹線水路から分岐する千キロを超えるの農業用の支線水路から構成されます。三好池の周囲には約2000本のソメイヨシノがあります。

エリア 愛知

• 交通手段: 自家用車

三好公園から三好池に至る並木道です。家から車で20分ほどの距離です。樹の全体が赤っぽくなってきました。

一輪だけ咲いたソメイヨシノの枝の先です。

数輪が開き始めた枝の先です。開花宣言は、これ鞍の状態で行うものでしょうか。新聞情報では、標準樹が数輪纏めて咲き始めた時に開花宣言を行うと紹介されていました。気象庁のHPでは、『桜の開花日とは、標本木で5〜6輪以上の花が開いた状態となった最初の日』と定義されていました。

かなり開いた枝の先です。この枝だけで見ますと七分咲きくらいでwしょうか。花に隠れたところに蕾が残っています。

これだけ咲気揃えば、立派に七分咲き以上です。ただし、気の中の一番開花が進んだ枝先です。

同じ樹の撮影です。全体としてはこれくらいです。一分咲きは越えたようですが、三分には少し満たない感じです。

満開を過ぎて少し散り始めた桜です。ソメイヨシノではありません。街路樹ではなく、その近くにあった樹です。

同じ桜のアップでうs。ソメイヨシノとは違って、赤みがある花です。まだ大きくない樹でした。

三好公園から三好池に向かって歩く途中で、もっと開花が進んだソメイヨシノがありました。この咲き方ですと、三分は超えて五分程と言ったところでしょうか。

見た目には満開と変わらないくらいの咲き方です。七分咲を少し超えた咲き方でしょうか。

幹から芽を出した若い枝です。こちらもほころび始めていました。

道の脇で咲いていたタンポポです。菜の花と並んで、早春を感じさせてくれる黄色の花です。そう言えば、同じ早春の花、レンゲは本当に少なくなりました。

三好池の土手に登る途中での撮影です。グラウンドや各種の公共施設がこの一帯に集合しているようです。

土手に上る途中でも、桜の花のアップです。

三好池の土手に到着しました。ロックフィル工法の人工池です。愛知用水の関連では、近くに愛知池もあります。三好池が貯水池、愛知池が調整池の役割です。桜の時期を迎えて、露店の準備がされていました。

同じく露店の光景です。右が綿菓子、左がフランクフルトのお店です。桜の時期は、結構冷えますが、今晩も冷え込みそうです。

まだお客の姿はありませんでしたが、もう一枚露店の光景です。桜のライトアップはされるのでしょうか。

三好町土地改良区の名前の大きな石碑です。三好池の完成記念でしょうか。立派な石が使われています。ウィキペディアには、1986年完成の『夢水潤悠久の碑』と記されていました。

満開の桜までは、もう暫く時間がかかりそうですが、花の下では宴会が始まっていました。

三好池神社です。今回ウィキペディアで調べて知ったことですが、愛知用水の工事では、50名の殉職者があったと記されていました。

三好池神社の全景です。推測ですが、三好池が出来た時に、どちらかの神社から分祀されたものでしょう。

献の文字が刻まれた台座の上の狛犬です。神社に向かって右手だったようです。

奉の文字が刻まれた台座の上の狛犬です。神社に向かって左手だったようです。

三好池の光景です。漕艇場としても使えわれているようです。ゥ黄は、その関連施設でしょうか。

同じく三好池の光景です。この地には、『曲り池』『新池』『中池』や『下池』等がありましたが、三好池は『曲り池』を核として造られました。

三好池の水面に延びた浮きの列です。緩いカーブを描いていました。先端は固定されているようです。排水口への接近禁止の表示でしょうか。

ネット情報を見ても分かりませんでしたが、三好池の排水口、排水バルブがある建物のようです。池の西北に位置しています。

三好池の西側に造られたロックフィルの堰堤です。貯水量は220万立方メータとされます。

三好池の堰堤から見下ろしたソメイヨシノの樹です。1週間もすれば、全く違った景色になりそうです。

三好池の堰てい近くの花壇に植えられていたパンジーです。池はカヌーの練習や競技場として使われ、周回道路はマラソン大会が開かれています。