2010/03/20 - 2010/03/20
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まみさん
3日連休は、和歌山から甥っ子姪っ子が遊びにくるので、花撮影はお休みです。
代わりに、甥っ子姪っ子三昧!
初日、甥っ子が上野公園の国立科学博物館に行きたがっているというので、おばさんはピーンときました。
動物生態紹介の「ダーウィン」というテレビ番組が大好きな小2の甥っ子。
きっと目当ては「大哺乳類展 陸のなかまたち」でしょう。
去年(2009年)も春休みに甥っ子が遊びに来たとき、国立科学博物館で「大恐竜展」をやっていて、初日はそこを見学しました。
博物館撮影にも萌える私。
幸い「大恐竜展」も撮影OKでしたので、撮った写真の何枚かをあとでプリントして甥っ子に送ってあげました。
甥っ子はとても喜んでくれたようで、「大哺乳類展」も写真を期待されてしまいました。
豚もおだてりゃ木に登る!(死語?)
国立科学博物館秘蔵の剥製や骨格標本がずらりと並ぶ「大哺乳類展」。
おばさんはハリ切って撮影しちゃいましたよ。
哺乳類に詳しくない私は、甥っ子が熱心に解説まで読んでいる展示もあくまで被写体。
見栄えのするもの、気に入ったものをテキトー選んで撮った写真を甥っ子に見せたら、なんの写真かほとんど当ててしまいました。
対する私は説明プレートがなければほとんど分からなかったのにネ。
関連の旅行記
「2009年度のお花見は?(3)満開の上野の花見は恐竜と共に」(2009年4月3日)
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10323628/
国立科学博物館公式サイト
http://www.kahaku.go.jp/
「大哺乳類展 陸のなかまたち」公式サイト
http://www.kahaku.go.jp/exhibitions/ueno/special/2010/mammal/riku/index.html
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国立科学博物館の「大哺乳類展」の看板
会場はプロローグに続いて5部門に分かれていました。
・プロローグ
ヒョウとライオンを交配した「レオポン」の剥製がありました。子孫を残せない一代っきりの生命でしたので、新しい種とは認められなかったそうです。
実験のために無理矢理交配させたのでしょうか。
倫理上の問題から、こういうことはもうやっていないそうです。
プロローグでは他に、哺乳類の基礎知識の解説パネルもあり、甥っ子とその母親である我が妹は興味深そうに読んでいました。
ところが私の興味は写真の被写体にあったものですから、ほとんどスルー(苦笑)。
(1)哺乳類の来た道
哺乳類の進化と発掘された原始哺乳類の骨格やその複製標本を展示。
(2)からだ
剥製から見る哺乳類と骨格の多様性の解説。タッチできるコーナーもありました。
(3)くらし
はじめにシートン動物記とシートンによって紹介された動物たちのくらしのパネルがあり、クマの仲間、シカやウシの仲間、ネコの仲間、イタチの仲間、リスやネズミの仲間、ウサギの仲間と分けられてそれぞれ珍しい剥製が展示されていました。
(4)自然を記録した人たち
シートンと、W.T. ヨシモト、星野道夫さんという3人の方の記録と愛蔵の剥製コレクションなどが展示されていました。また、自然を脅かすものや、絶滅してしまった動物についての解説もありました。
ここは撮影禁止だったのに気付かずにカメラを構えて、係員にしかられてしまいました@
(5)共に生きる
人と動物が共に生きる道を探るといったテーマでパネル解説がいろいろあったのですが、甥っ子姪っ子たちとはぐれてしまった私は、きっと先に行ったのだろうと思い込み、スルーしてしまいました。 -
第一部「哺乳類の来た道」より
原始哺乳類「ティニクチス」の骨格。
すでに絶滅している種です。
骨はきれいすぎるので複製かな。 -
原始の馬「ヒラコテリウム」の骨格標本(複製)
ウィキペディアフリー百科事典には「ヒラコテリウム(Hyracotherium)は始新世に北アメリカ大陸およびヨーロッパ大陸に生息していた哺乳類。現生するウマ科動物の最古の祖先と考えられており、エオヒップス(Eohippus)という別名(シノニム)でも知られている。和名は「あけぼのウマ」」とありました。 -
第二部「からだ」より、まずは「剥製から見る哺乳類」
オランウータンとエリマキキツネザル
骨よりも剥製の方が分かりやすくて、撮影にも熱が入ります。
エリマキキツネザルが可愛くてターゲットにしようと思ったのですが、ファインダーの中のスペースが余るので、オランウータンと一緒に。
ちなみに、衝撃の事実にいまさっき気付きました。
私はオランウータンのことをずっとオラウータンと覚えていました(苦笑)。 -
ホフマンナマケモノと長い舌が面白いオオアリクイ
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お茶目な笑い顔に見える横向きのキツネを中心に
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鼻息が荒らそうに見えるオグロヌーを中心に
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くるくるの角が見事なシタツンガと、正面から見れば三日月の目が笑って見えるオグロヌー
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勢揃い
一番目立つ動物は、螺旋の角を持つアルガリです。 -
ヒョウやシマウマやトラなど、毛皮の見事なみなさん
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ジャイアントパンダとコビトカバ
貴重なパンダ、もっと愛らしいポーズで展示していてくれるともっと良かったのにな。
上野動物園にはいまパンダはいませんが、和歌山の動物園にはいます。
甥っ子も姪っ子も生きているパンダををちゃんと見ているんですよね。
ちなみに、ジャイアントパンダとコビトカバは、オカピーとあわせて世界3大珍獣だったんですね。
オカピー、撮りませんでした。残念! -
ヒョウやトラやバクたち
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針毛をスカートのようにまとめたヤマアラシと獣のみなさん
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美しい革バッグに見えてしまうアルマジロと獣のみなさん
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シカの仲間たち、威嚇するトナカイ(?)がちょっと怖い
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角自慢コンテスト
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すっきりとスタイルが良くて、俊足そうなみなさん
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第二部「からだ」より、「骨格の多様性」の解説部門
中央の白っぽい骨格はカバのようです。
あとは、うーん。 -
ゾウやラクダやもろもろ
巨大な骨格はゾウです。
その手前はクロサイ。
右端の首が長いのはラクダでしょう。
説明パネルを見て判断。
でも、ただでさえ動物に詳しいわけではないのに、骨になってしまうとますます見分けがつきません。 -
インドオオコウモリの骨格
コウモリの姿からこの骨格の予想はつきますが、なかなか面白いので記念に撮影。
ガラスに光が反射してしまいましたが、フラッシュはたいていませんので、あしからずぅ。
フラッシュ禁止ですから。守ってますヨ。 -
小さくて可愛くて、まるで動く模型@
ヨーロッパモグラです。
ネズミかと思ったくらい、小さかったです。 -
コモンツパイ
骨ももちろん、肉のついた実物も見たことがなければ、名前も初めて聞きます。えっ、知らなすぎですか?
リスのように樹上生活をする食虫動物とのこと。
別名に、リスモドキというのもあるようです。
かつては原始的な霊長類とされていたそうです。 -
キャラバン親子のジャコウネズミ
子供が親の尾のつけねにかみついて、親子でまとまってキャラバン行動をするので、それを再現した骨格標本だそうです。 -
ヨーロッパハリネズミの骨格
針がないとさっぱり見当がつきません。 -
今度は珍しい有袋類の仲間の剥製から、可愛いヒメウォンバット
生きて動いている姿がぜひ見たいですねぇ。 -
オオカンガルーと……?
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威嚇のポーズがナイスなフクロシマリス
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フクロシマリスとフクロモグラ
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ギョロ目が愛嬌あるフクロネコ
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第三部「くらし」より、シートンが記録した主人公たち
子供の頃にシートン動物記を読みました。
オオカミロボとブランカの話だけはよく覚えています。
あとは、うーん。 -
現生のイヌ科で最大だという、シンリンオオカミ
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吊り目の赤い目が可愛いコヨーテ
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3大グマが勢ぞろい
左手前はナマケグマ、奥の白いクマがホッキョクグマ、そして右の茶色いクマはヒグマ。
みんな迫力!
名前に似合わず、ナマケグマが一番おっかなそう@
木にぶら下がる姿から、ナマケモノを連想してナマケグマと呼ばれるみたいです。 -
三つ指ついたマレーグマ!?
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巻き角が見事なビッグホーン
装飾用に狙われたというのも納得できてしまう、美しい角です。 -
ちょっとおとぼけ顔のミュールジカ
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クリスマスに欠かせない動物といえば@
シカの仲間で、雄も雌も角を持つのはトナカイだけだそうです。へぇ。 -
ネコ科の獣たちが勢揃い
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ずんぐりで可愛いマヌルネコ
長い毛は寒さを防ぐためです。
頬にも長い毛があります。
そんなに寒いところに生息しているの? と思ったら、中央アジアでしたか。
ウィキペディアフリー百科事典によると、マヌルネコは他のネコ科の動物と異なり、瞳孔が縦長にならず、明るいところでも丸いままの形で収縮するそうです。 -
とがって見える耳がお洒落なカラカル
体毛は短く、耳の先端に房毛があります。 -
ネコ亜科では最大のピューマ
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ネコ科の剥製たちの中でもとりわけ可愛いカナダオオヤマネコとマヌルネコを
カナダオオヤナネコは、尾が短く、耳先の毛が長いのが特徴です。
密な毛におおわれた長い足は深い雪の中を歩き回るのに適しているそうです。
もっとも、尾も足もこの写真では分からないですけどネ。 -
親子ラッコ
ラッコはほぼ一生を海上で暮らし、おなかの上で子供を育てるそうです。
水中にもぐるとき、縮毛の間にふくまれた空気が断熱層となり、防寒の役割を果たします。
二枚貝をおなかの上にのせて割って食べる姿は私でもテレビなどで見たことがあります。
貝を割る石はいつも持ち歩いているわけではないですが、おなかの脇にあるポケットのようなところに入れておくこともあるそうです。 -
赤ちゃんの顔を覗き込むアングル
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トビウサギ
耳が長いのでウサギのように見えることが名前の由来だそうです。
ということは、ウサギではないということ?
単独もしくはペアで生活し、夜に活動し、昼は地面に掘った巣穴で休むとのこと。
アフリカ南部に分布し、植物の根や茎、果実、節足動物などを食べます。
前に甥っ子と一緒にみた「ダーウィン」で紹介されていた動物かも。 -
赤ちゃんみたいに小さなカナダヤマアラシ
ヤマアラシの針毛があまり鋭くないです。
それに、このあいだ東武動物園でヤマアラシを見たときにはとても大きくて驚いたものですが、こちらは抱っこできそうなくらい小さいです。
東武動物園のヤマアラシの写真
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/17916595/
ヤマアラシの親子の写真
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/17916596/
ヤマアラシの赤ちゃんの写真
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/17916597/
お母さんのおなかの中に潜り込んでいる赤ちゃんの写真
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/17916600/
関連の旅行記
「きっかけはイルミネーション!───はじめての東武動物公園(2)2番目当てはレッサーパンダだけど@」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10412697/ -
手つきがなまめかしい、セイブハイイロリス
トウブハイイロリスもいるそうです。
生息地で分けて命名しただけかな。 -
ウサギだというのに小さな小さなアルタイナキウサギ
文字の大きさと比べてみてください。 -
第四部「自然を記録した人たち」より、シートンを紹介したパネル
シートンさんはなかなかのハンサムガイです。
このあとは撮影禁止の場所が続いたので、「大哺乳類展」の写真はここでおわり。 -
本日ゲットしたものとチラシと半券
入場料は大人1600円、小中高生は500円。幼稚園児の姪っ子は無料。
「大哺乳類展」特設ギフトショップでゲッとしたのは、実用品なのでつい手が伸びるクリアファイルを2種類(各350円)と、可愛い缶が欲しくて買ったクランチチョコレート(900円)。
缶のそばの卵に入った恐竜の赤ちゃんキーホルダー(399円)は、常設展の本館のギフトショップで買ったものです。
姪っ子と色違いのおそろい@
ちなみに夏には「大哺乳類展」の海のなかまたちシリーズが予定されているようです。
チラシを見て、甥っ子が目を輝かせていました。
それにつられて、その頃にまた遊びに来るかしら。
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この旅行記へのコメント (4)
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- 一歩人さん 2010/03/29 11:04:15
- おやああ、在庫わずかのフィギュアは!?
- まみさんへ
ふ、ふ、私も昨日行きました。
友の会会員なのでパスするーです。
おやああ、ゲットのなかにない?
フィギュアは私もひおつふたつみっつと切がなくなるので
素通りしました。正解ですよね。
失礼しま〜す。
- まみさん からの返信 2010/03/29 20:12:41
- RE: おやああ、在庫わずかのフィギュアは!?
- 一歩人さん、こんにちは!
コメントありがとうございます。
春休みですから、混雑していましたー?
友の会の会員さんですか。
私もちょっと考えているところですが。
一年に何回、国立科学博物館に行くかなぁと予測をつけて。
フィギュアは、1つ買うとキリがないですね。選べないというか。
ノアの箱舟みたいにそろえたくなっちゃいそうで、やめました。
一歩人さんは何かゲットされましたか?
- 一歩人さん からの返信 2010/03/30 13:17:55
- RE: RE: おやああ、在庫わずかのフィギュアは!?
- > 一歩人さん、こんにちは!
> コメントありがとうございます。
>
> 春休みですから、混雑していましたー?
> 友の会の会員さんですか。
> 私もちょっと考えているところですが。
> 一年に何回、国立科学博物館に行くかなぁと予測をつけて。
>
> フィギュアは、1つ買うとキリがないですね。選べないというか。
> ノアの箱舟みたいにそろえたくなっちゃいそうで、やめました。
>
> 一歩人さんは何かゲットされましたか?
まみさんへ
私もひとつも手出ししていません。が、
次回陸の次に海へ行きましたら、買い占めちゃうかもしれません。
恐〜い!?
失礼しま〜す。
- まみさん からの返信 2010/03/31 08:31:54
- RE: RE: RE: おやああ、在庫わずかのフィギュアは!?
- 一歩人さん、こんにちは!
一度あきらめると、次は簡単に手が出ることがありますね。
私も海のシリーズへ行ったら、買い占めるまでもいかないまでも、フィギュアに手を出すかも。
ただ、お気に入りの魚がいないとなぁ。
続けて出かけたサンシャイン水族館で、クマノミちゃんが思った以上に気に入ったので、ぬいぐるみではなく、適度な大きさのクマノミのフィギュアがあったら。。。。って、そもそもクマノミをフィギュアなんかにするかな(笑)。
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